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はてなキーワード: 駅前とは

2025-11-10

葛飾区から引っ越そうかな

葛飾区といえば、かつて立花某が区議やって政治家としての足がかりをつくった地として一部で有名だが、今回の区議選では参政党の若手がトップ当選した。

さらに、全国的にはまだ無名だが「日本国民党代表」を名乗る男も上位当選

こいつは民族派右翼出身野村秋介にくっついてて維新政党・新風から出馬してたような伝統右翼で、かつては駅前で“竹島奪還!”みたいな演説してたらしいが、ここ数年はすっかり時流にのって“移民を追い出せ”みたいな演説ばかりしてる。

移民のせいで治安が〜とかいってるが、移民来る前から葛飾治安がよかったわけでもなかろう。

先日も明らかに日本人おっさんが、酔っ払って駅前通りで立ちションしてた土地だぞ?昭和か。

新しいタワマン住んでる中国人はそんなことせんやろ。

寅さん両さんも好きだけど、なんかもうやだ。

2025-11-09

anond:20251109140032

駅前スーパー徒歩圏内だったこともあるけど、電車賃まで払って別のスーパー電車旅する感覚はないなあ。

都心郊外クルマあり、QOL高いのでは?

23区内から郊外都心まで1時間くらい)に引っ越しマイカーを持った。

このあたりでもクルマはなくても暮らしていけるが、クルマがあると俄然便利になるね。

何が便利かって、スーパーを選べる/ハシゴができるところ。

スーパーにはそれぞれに特色がある。生鮮に強いところ、惣菜に強いところ、頭のおかしい特売をするところ、全体的にお安いが品揃えが今イチなところ、日用品の物量や値段がイケてるディスカウントストアなど。

クルマがあると、「今週はコレが買いたいからあそこに行こう」と選べるし、「あっちへ行った後にこっちも寄ろう」とかもできる。「この銘柄お酒はあそこしか取り扱いがない」なんてこともある。

もちろんメインのスーパークルマを使わずに済む駅前マルエツだが、それしか選択肢がないのとクルマに乗ればほかにも行けるのとでは月スッの違いがある。

区部住まいだった頃は駅前サミットけが頼みの綱で、サミットで買えるものしか食卓には並べられなかった。そもそも都心スーパーにはまともな駐車場がないから、無理してクルマを持ったとてスーパー選択肢が増えるわけではないのだ。そういう意味では「クルマを持たない都心住まい」には確かに合理性があると思うけれど。

私は郊外に越すことをどこか「都落ち」のようにネガティブに捉えていたけれど、むしろ我が家食卓は彩りが増した。もっと早くこうすればよかった。

都会=豊か、郊外=貧しい、という表層的な認識いたことを今は少し悔やんでいる。

2025-11-08

お前らってそんなに生活保護者を守ってほしいの?

自分がいつか同じ立場になるかも知れないから~~~」みたいなのは論理として破綻してる。

俺は同じような立場になったとしてもニュースになるレベルで頑張ってまで生活保護受けようとしないよ。

簡単バイト必死に探して、死んだ目で1日数時間だけ働いて、臭くて狭い部屋で汚い服を着て安っぽい飯を食いながらコンビニや駅のwifiハシゴしてインターネットを見るのだけを楽しみながら暮らすだけだ。

ニュースになるような変な方向に根性があるタイプ生活保護者の情熱が全く理解できない。

役所で何度弾かれても諦めず養分にされるの分かりきってるのに反社の手まで借りようって考え方がまるで理解できない。

これが障害者年金の話とかなら分かる。

障害者になったのに年金受給されないなら、もう年金機構なんて単なるねずみ講詐欺集団しかない。

からもしも厚生労働省地方役人が「障害者年金?なんで?君にはまだ歩くための両足があるじゃないか(だから自力で稼げよ)」って言われたら俺だって国と戦う。

それこそ反社だろうが赤旗だろうが暇空だろうが石丸だろうが味方として使えるなら利用するだろうな。

でもそれは障害者年金だったらの話だ。

マジで何でお前らがそこまで予算がないから出せないと言われてる生活保護必死になって出せ出せと喚き散らす人間を守りたがるのかがわからない。

明日は我が身って話にはならないと思うんだよな生き方があまりに違いすぎて。

なんつうかさ、貰える権利は全部貰おうみたいなさもしい根性がお前らの中にあってそこで共感してるとかなんじゃないの?

駅前試食品配ってたら「あーこれ絶対俺の口に合わねーなー」と思いながらも貰って、それで一口飲んで「うわーマジー!」って叫んでゴミ箱に中身ごとポイって捨てたりするようなタイプなんじゃないの?

自分行使できそうな権利限界まで行使してこの世界にある「お好きなだけどうぞ」は自分が少しでも独り占めするのが正義だと思ってるようなタイプ

多分だけど基本原理が「損したくない」なんだろうなこういう奴らって。

たとえ欲しくないものであっても貰えるものは貰わないと機会損失って考えるタイプ

この世界が数十億人の人間共生によって成り立っているコミュニティであることを忘れて、皆で「得したポイント」をどれだけ稼げたか競争する勝ち組負け組ゲームだと思い込んでるようなタイプ

そんなだから生活保護が貰えるはずなのに貰えない!それは絶対許せない!貰えるものは全部もらいたいだろ!相手は国!じゃあ俺達の敵だな!」みたいなノリなんだろうね。

国を敵に回していれば何もかもが正義のはずであるみたいなしょーもない思い込みもありそう。

2025-11-07

anond:20251106163336

そういや駅前楽天モバイルピンクの車が来てたけど

国立市スマホ購入補助金はなぜか楽天だけ対象外なんだよな

まあ電波の入らないキャリア税金は投入しないという公平さはあるな

2025-11-03

珍しい。駅前に行ったらハトが一羽もいなかった。こんなこともあるんや、と思って北口の方も確認したけどいなかった。

今日ほとんどドバトさんの姿を眺めて癒されるつもりで出かけたからちょっぴり寂しい気持ちになった。マリビスケットも持ってきてたのに。

諦めきれないので駅前のベンチに座っている。ざっと15分くらいハトさんの姿を探したけどやはり見つからない。

空は雲ひとつない爽やかな秋晴れ。とはいえ風がすこぶる強くて普通に寒いハトにしてみたら強風の日に飛ぶのは結構しんどいだろうし、活動を控えめにしているのかもと思った。

anond:20251103082957

何かとすぐにパチンコがどうこう言い出すけど、今パチ屋ってめっちゃ減ってることを知らんのかね

京都だともう繁華街と大きめの駅前しかないよ

2025-11-02

猫じゃらしをおみやげにしている

旅行趣味だ。

社会人になってからというもの休みがあればふらりと国内を歩き回っている。

北は稚内から南は石垣島まで、風景食べ物もそうだが何より”その土地空気”を感じるのが好きだ。

ただ、どんなに楽しい旅でも帰りになると少しだけ寂しくなる。

そんな時には家で待っているうちの猫のことを思い出す。

ある日、秋田田んぼ道を歩いていたときだった。

風に揺れる猫じゃらしが目に入った。

穂の先が金色に光り、ふわふわと柔らかそうで、まるで猫のしっぽみたいだった。

これをおみやげにするのはどうだろう?と、その時ふと思いついたのが事の始まりだった。

以来、私の旅には“猫じゃらし採取”という儀式が加わった。

行く先々で土手や空き地を覗き込み、よさげな猫じゃらしを摘んでは新聞紙に包んで持ち帰る。

家に帰れば、うちの猫が目を輝かせて待っている。

それらを差し出せば、彼女はまるで批評家のように品定めを始めるのだ。

そこで今回は、うちの猫が選ぶ「全国猫じゃらしトップ10」(母数1)を発表しようと思う!

10位:大阪淀川河川敷

ややゴワついていて穂が太め。最初好奇心で噛むが、すぐに飽きた顔を見せたためこの評価

評価:★★☆☆☆


第9位:秋田・田園地帯のあぜ道

柔らかいけど、乾燥して粉っぽい。匂いは好みのようで鼻をスンスンさせている時間が長かった。

評価:★★★☆☆


第8位:東京多摩川沿い

都会っ子の猫じゃらし。スマートな形だが個性が薄い。

評価:★★★☆☆


第7位:福岡大濠公園の草むら

少し短めで跳ねがいい。うちの猫10分だけ本気モード

評価:★★★☆☆


第6位:青森弘前りんご畑近く

ほんのり甘い香りうちの猫、くんくん→スリスリ寝落ち

評価:★★★★☆


第5位:愛知矢作川の土手

穂が長くて風の抵抗絶妙うちの猫も喜んでおり食いつきが良かった。

評価:★★★★☆


第4位:京都鴨川ほと

穂の形が繊細で優雅うちの猫がしなやかにステップを踏む。

評価:★★★★☆

第3位:広島尾道付近

潮風で少し硬くなっているが、跳ね返りが楽しいらしい。うちの猫お気に入り

評価:★★★★☆


第2位:長野諏訪湖の湖畔

弾力香り・見た目、三拍子揃った名作。寝てもくわえたまま。

評価:★★★★★


第1位:熊本阿蘇草原

圧倒的No.1

太陽たっぷり浴びた穂は黄金色で、ふわっとした触感

うちの猫20ノンストップで跳び続け、最終的に咥えたまま寝た。

評価:★★★★★+



おわりに

猫じゃらしをおみやげにしていると、旅が少し違って見えてくる。

駅前の土手や駐車場の隅にも、思い出の種があるような気がしてくる。

私にとっての旅の思い出は、風景でもグルメでもなく、家に帰って猫と共有するその一瞬だ。

猫じゃらしを揺らすたびに、旅の匂いが部屋を満たす。

旅の思い出は、あの一跳びの中に詰まっているのかもしれない。

2025-10-31

anond:20251019215416

なんかガチ食口ぽい人が阿部令子持ち上げnote書いてたよ

「何か困っていることはない?」「きれいな目をしているわね。」勉強の面倒や悩みの相談にのってくれる優しい先輩たちに、ビデオセンターと呼ばれる統一教会建物に連れて行かれると、グラス音楽流れる暖かい雰囲気ホームに迎え入れられ、あたたか食事でもてなされます。「アンケートに答えてくれない?」「姓名/手相 見ましょうか?」アンケート貯金資産を調べられ、家系図を書かせられ、隔離された空間教義ビデオを見て、3日間の修練会と7日間の合宿に参加し、文鮮明夫妻を「お父さま、お母さま」と呼ぶ統一教会信者である食口(シック)になると、「氏族メシア」になるため、「地上天国」の実現のため、「経済献金)か生命献身)か愛」を捧げるよう迫られます銀行借り入れまで財産を捧げ尽くすと、「ホーム」の共同生活睡眠食事プライバシーに至る全生活監督されながら、駅前若者たちを伝導したり、1日3万円のノルマで物売りや募金集めに個人宅や会社訪問してまわります

https://note.com/happywomen_jp/n/n98dace446e1a

2025-10-29

今朝は薄曇り。駅前コーヒーショップで偶然、昔の友人に出会った。

お互いに変わったこと、変わらないことを笑いながら話すうちに、時間が溶けていった。

帰り道、通りの植え込みで見つけた小さな白い花に足を止める。

誰にも気づかれない場所で静かに咲く姿が、今日は何よりも愛おしかった。

家に戻ると窓の外で夕暮れが広がり、明日の予定を手帳に書き留めてからゆっくりお茶を淹れた。

心が少し満たされた一日だった。

2025-10-27

人生経験が浅くて趣味が薄いのをなんとかしたい

人生経験の浅さ、乏しさがコンプレックスとなることが少なくない。

おおよそほとんどの人が、生きていれば当たり前に経験していることを全然しておらず、それゆえの教養の欠如や、雑談の苦手意識に繋がっている。

とはいえ齢も33を超え、子供は3歳にまで育ち、来年には新築マンションの購入が控えており、今まで以上に社会へと溶け込む必要性迫られている。

また、社会による半強制的理由だけでなく、純粋人生を豊かにするための趣味や生きがいの選択の幅を広げるためにも、今後は意識的に新しいことにチャレンジしていきたいと思うようにもなり、この文章を打ち込んでいる。

前説が長くなったが、ここからは、誰しも(少なくとも友人・知人・会社の同僚を見る限り)が当たり前に経験しているのに、私は経験していない事柄を並べていこう。

多くの人にとっては、こんなに何もしてない人もいるんだと思うかもしれないが、同じような境遇の人がいれば、シンパシーを感じてもらえれば幸いだ。

自動車運転

正確には、運転免許(それもマニュアル車)を持っているため、未経験ではない。とはいえ教習所以外で運転したのは大学卒業後に数える程度で、10年近いペーパードライバーをしている。免許も3回ぐらいは更新している。

都市部に済んでおりリモートワーカーであることから必要性がないと言えばそうだが、どちらかと言えば運転をしたくなく、車が無くても構わないような生活スタイルを選びに行っている節がある。

来年引っ越す新築マンションにしても、首都圏へのアクセスが容易であり、徒歩圏内駅前で概ねすべて事足りる立地であるため、敷地面積が犬小屋揶揄されそうなほど小さいのに、地方なら豪邸が建てられるであろう住宅ローンを組んでしまっている。

このまま運転をせずに逃げ切れそうでもあるが、やはり子ども幼稚園小学校と成長していくと、車を使った自由度の高いお出かけができないことで不便を強いてしまうだろう。自分けが不便ならまだしも、子どもが車を通じて様々な興味を持ったり経験したりする機会を失うリスクは避けたい。

車を運転したくない理由の筆頭は運転が怖いことで、ペーパードライバー10年経て今更普通ドライバーになれるものなのかなという漠然とした不安がある。VR空間上で自由安全ドライブできるような環境があれば良いのだが。

海外旅行

行ったことはないし、これは興味もなければ行かないことのリスクほとんどない。

が、行ったことがないので当然パスポートも取得したことがないし、なんなら飛行機すら数える程度しか乗ったことがなく、おそらく一人では乗り方がわからないレベルだ。

人生経験の欠如や、雑談の中で海外旅行の話になったときの疎外感からコンプレックスもあるところだが、そういう目的で行ってもおそらくは楽しめないだろう。

とりあえず子どもがもう少し大きくなったら、北海道沖縄のような、国内ながら長距離の移動を要する旅行はしようと思う。

音楽ライブ

音楽は人並みには好きだ。学生時代に好んでいたバンドや、当時のアニソンから最近流行りの曲までそれなりに聞く。カラオケも大好きで、大きな趣味の一つとも言える。

その割には音楽ライブには参加(参戦?) したことがない。生歌から受けられる衝撃や、同士集まる空間での一体感はさぞ良いものだろうという想像は出来るが、安くない金額と、競争を勝ち抜いてチケットを手に入れるような労力が無いのだろう。

これに関しては最初から人気アーティストライブを目指すのではなく、気軽にふらっと立ち寄れるような場所からはじめるのが良いのかもしれない。

楽器

音楽つながりで言うなら、楽器演奏というのにも挑戦したことがない。もちろん、学生時代音楽の授業であるとか、授業の一環として触れてきてはいるが、それを趣味にしようと思うほど馴染んだこともない。

音楽自体は好きであることからも、興味こそはあるが、やはり楽器演奏というのは、序盤の楽しくなるまでの努力の量と、そこにたどり着くまでに挫折する可能性の高さからハードルを感じてしまうのだろう。

ジム通い

リモートワークしている人、ほとんどジム筋トレをしているイメージがある。リモートワークあるいはデスクワークだと筋肉が凝ることもあり定期的な運動、発散を求めるのだろう。

私は(自称)中肉中背であり、散歩趣味であることから必要最低限の運動は重ねているし、健康診断も概ね良好な結果が出ているので、必要に迫られているわけでは無いものの、筋肉を付けたり有酸素運動連続して行うことで心身ともにパフォーマンスを向上させられるという逸話もあるため興味はある。

サウナ

「整う」という謎の概念に憧れがないでもない。稀に銭湯に行っても、サウナは熱いからすぐ出ちゃうし、かといって水風呂は冷たくて入る気がしない。外気浴ぐらいがちょうどよいがあれが「整う」なのかはわからない。寒暖差で意識が飛びそうになる瞬間があって、あれが「整う」だとしたらすごい界隈だと思う。

料理

いわゆる男の料理自分用にする程度。包丁をまともに使えない。猫の手さえ出来ればなんとかなるだろうレベル。揚げ物としたり、魚を捌いたりを自宅で出来るようになるとカッコよさそうだし、料理を妻に任せっきりになっているのを一緒にできる実利もあるので、これはチャレンジしたい度が高い。もうすぐ引っ越しキッチンも広くなるし。

麻雀

ゲームとして面白いかはともかく、大人コミュニケーションのキッカケとして、もはや常識とも言えるような遊戯だ。また、麻雀漫画を筆頭に多くのコンテンツにおいて、麻雀理解していることで間接的により楽しめる娯楽が多く、これを知っているだけでも人生の豊かさが底上げされるような気もする。

キャンプ

やりたい感は強め。学生時代にしたきりだが、その時の楽しさが忘れられない。とはいえ車を運転できないのが大きな足かせに思える。子ども家族キャンプする経験は与えたい。

登山

キャンプとほぼ同じ。

釣り

キャンプとほぼ同じ。そうか、車がないとアウトドアがなかなか出来ないんだ。

推し

いわゆる「推し」が出来たことが一度もない。アイドルであるとか俳優芸能人であるとか、今なら YouTuber などの配信者がそうなのかもしれないが、特定個人推し経験が一度もない。

もちろん好きな YouTuber であるとか、アーティスト作家などはいる。が、いずれもクリエイターその人ではなく、その人が生み出すコンテンツのほうが好きなだけである。(コンテンツに対する「推し」もあるとは思うが)

よく「推しいるから生きてる」など、推し時代人生を豊かにする源泉である人がいるので、少し羨ましい。

パチンコパチスロ

やる必要はない。が、これが意外と雑談の中でひとウケになったりもするので気にならないこともない。

タバコ

やる必要はない。ニコチンがない類の某はちょっと興味があるかも。

水商売

やる必要はない。クラブないしキャバクラであるとか、あるいは性産業であるとか。意外と興味も全然ない。良いことだ。

2025-10-25

夢(No.1294 2025/10/24)

←前

帰宅しようと駅に立ち寄ると、聞いたこともない路線特急電車が停まっている。たった四駅しかない支線で、最終駅の名前「えだ」だという。こんな路線があるのかとぼんやりしていると、突然足元ががたんと揺れ、列車が出発した。いつの間にかぼくも乗り込んでいたのだ。これはまずいと思ったが後の祭りだ。諦めて次の駅で折り返すしかない。いや、どうせ時間も有り余っているところだ、せっかくだから見知らぬ街の観光も悪くないかもしれないなどと考え直す。

車内は案外混雑していた。ぎゅうぎゅう詰めというほどでもないが、かといって空いている座席もないという程度。これだけ人の往来があるということは、この先も思っていたより栄えた地方なのかもしれない。列車は海沿いの高架を走っているようだ。それにしても思っていた以上に走行距離がある。次第に退屈し、意識は細長く引き伸ばされてゆく。木々の枝の合間に瞬く夕日が眠気を誘う。

かれこれ数時間は走った頃だろうか、終点ひとつ手前の駅でふと我に返る。駅前には華やかなネオンが灯り始めた土産物店などが並び、浴衣姿の観光客たちで賑わっている。何があるところなのだろうかと不思議に思っていると、背後で列車の扉が閉まる音。振り返ると列車はぼくを置き去りにしたまま出発してしまった。どうやらこの列車乗客思念類推して勝手に乗せたり降ろしたりするらしい。そんなわけで、ぼくはなすすべもなくこの見知らぬ駅に置き去りにされてしまったのだった。

仕方なく、ひとまず帰りの時刻表を探す。壁一面に古びたホーロー看板が張り巡らされ、なかなか時刻表が見つからない。それどころか駅の名前も判然としない。少なくとも「えだ」駅ではないようだ。しばらくしてどうにか見つけた粗末な張り紙によれば、上下線とも一時間に一本ほどしかないようだ。この辺りで時間をつぶして待つしかない。

商店街ぼんやりと見て回る。アセチレンランプの灯る屋台食堂キッチンで、巨大な鉄板料理をかき混ぜる料理人がいる。少し空腹を覚え、食事をするのもいいかもしれないなどと考えながら通り過ぎる。だがさらに歩くとあっけなく街外れに出てしまった。寂寞とした葦原の向こうに激しく荒れた海が見える。何層にも厚く垂れ込めた空が落ち、誰かが遠くで荒れ狂う波に翻弄され断末魔叫びを上げているかのような底知れぬ不穏な気配。冷たい風の音だけに包まれ世界が妙に不釣り合いだ。再びあの疑念が沸き戻る。いったいこの街に何があるというのだろうか。

駅の方へ後戻りする途上にも、奇妙な違和感は頭の中で膨らみ続ける。一見華やかなネオンに彩られているものの、どことな張りぼてのような嘘くささ、取ってつけたような底の浅さが感じられるのはなぜだろう。何だかからない玩具を売る夜店の店先に退屈そうに座っている男。もう何年も品物が売れた形跡はなく、その収入生活できるはずもない。隣の古書店も品数は少ない。疎らな棚から試しに一冊手に取ってみると、子供クレヨンで描いた落書き帳だった。すべてが急ごしらえの街並みで、慌ただしくかき集められた役者たちが戸惑いながら呼び込みや観光客を演じている。そんな気がしてならない。おそらくあの時刻表も嘘だろう。帰りの列車など最初からないのだ。

←前

2025-10-22

地方から上京して気づいたけど別に東京に住みたいわけではなかった

結局、どんな場所でも自分がやりたい仕事に巡り合えてたら、生きたいように生きれていたら多分それでよかったんだと気づいた。

以降自分語り乙

メーカー地方工場薄給派遣で長いこと働いてたんだけど、デザイン職が諦められない&人との雑談が家車子供環境に耐えられなくてジリ貧上京した

地元にはそういう会社そもそも全然なかったし(ないわけじゃないけど、スキル積み上げた人たちがUターンしてきて身内だけでやってるような会社かも)

※一応大卒デザイン系の学科出身だけど有名なところでもないし、結局美大卒の美大卒というブランドの強さには勝てない

学歴環境自分自身全てにコンプを抱えつつの東京生活、結局何回も転職して履歴書を汚し、バイトでなんとか食い繋ぎ

デザイン職、環境ガチャさせるくせにやりがい搾取すぎんだろとか人間入れ替わりすぎだろとか

コンクリートジャングル暑すぎるとかコンビニ外人言葉通じなさすぎるとか物価の割に給料低すぎるとかアパートがボロすぎるとかきたらきたなりのイラつきを抱え

職安帰りに渋谷駅前喫煙所でどんな人間でも酸素を吸って二酸化炭素を吐くこと自体は誰の不都合にもならないことに安心したり

色々あって最終的にデザイン職は諦めた ていうか自分判断で辞めた 後悔はない

ちゃんと諦めて自分が何したいのか俯瞰するために必要経験だったと思う(そうするしかないというのもある)

今はなんだかんだ上京生活を続けながらSE仕事をやっている。上京したなりの仕事に落ち着いたらしい。(地元視点ではシンプルにそう)

リモートメインでたまに出社、上司独身中年の女、元声優の同僚、週末は電車乗ればなんでもあるとこ行けるの無視して家で映画見たりしてる

開発の仕事メチャクチャ楽しい 伴侶はいない。てかいらない これは逆張りでもなんでもなく、いらない

いやまシンプルオチとしてこの仕事生活できんなら地元帰りたいけど(物価家賃高いし)地元に同じ環境はないんだわというだけの話です。

ここに来るまで時間かかりすぎてワロタ

まあでも田舎出身人間としては世間知らずとやってもいない状態で抱えるコンプレックスを治すいいきっかけになった

年末は数年ぶりに帰省する。

2025-10-21

ファーストフード椅子でつくづくスマホ電話帳を眺めた。アパート撹乱ガスが発生しているあいだ、部屋に戻ることはできない。不可能ではないが避けたかった。

駅前の店はみな、もうじき閉店になる時刻だった。24時間営業の店があるほどの都会ではない郊外住宅地の駅だ。

攻撃された部屋を離れて3時間ファミレスの窓際の席で、僕は本を読んでいる振りをして平静を装った。鼻はまだ痺れていたが撹乱ガスの効果は薄れてきたようだった。

ただ、僕は今夜はどこで寝ればいいんだ? この時間彼女電話しても困惑させるだけだろう…部屋にいるかも分からない。いや考えて出る答えではない。全ては自分演技力にかかっていると言えよう。

2025-10-20

anond:20251020000527

かなり具体的な描写ですね。

この条件を整理して推定してみましょう。

🧭 条件整理

新宿から電車で約22分

 → 京王線京王新線沿線新宿から調布方面)。

 快速特急を使えば22分前後で「調布」到着。

 各駅停車だともう少しかかります

調布市内の「各駅停車しかまらない駅」

 → 候補は以下の6駅:

 - 西調布

 - 飛田給

 - 柴崎

 - 国領(→準特急停車なので除外)

 - つつじヶ丘準特急停車なので除外)

 - 布田

 つまり候補は「西調布」「飛田給」「布田」「柴崎」。

シャッター街」「古びた団地」「老人多い」「空き家あり」「子育て世帯もいる」

 → 再開発が進んでおらず、昔ながらの住宅街

 → しかし完全な高齢化限界集落ではない。

スーパーレジ1人」「テナント募集中」など生活感はあるが衰退気味。

🏙️ 駅ごとの特徴

駅 特徴 該当度

西調布 駅前商店街があるがシャッター多め。旧甲州街道沿いに古い団地・空き店舗が点在。スーパーも少なめ。 ★★★★★

飛田給 味の素スタジアム最寄りでイベント時は混むが、普段は閑散。住宅街が広がる。団地もあるが、商店街は小規模。 ★★★★☆

布田 再開発進行中で駅前がきれい。空き店舗は少なめ。 ★★☆☆☆

柴崎 駅前昔ながらの商店が並ぶが、空き店舗目立つ。高齢者多め。住宅街団地もあり。 ★★★★★

🧩 総合的に見ると…

新宿から電車で約22分(京王線各停

調布市内で各停しかまらない

古びた団地シャッター商店街高齢者多い・地味な住宅街

この条件に最もよく合うのは:

🎯 柴崎駅 または 西調布

🪧 補足

柴崎駅周辺(特に甲州街道北側)には昭和香りが残る小規模商店街や団地が多く、空き店舗シャッター通りが見られます

西調布駅も「旧甲州街道沿いのロードサイド空き店舗」「団地の1階店舗シャッター」「高齢者の多い落ち着いた雰囲気」といった描写にかなり一致します。

🔎 結論

新宿から電車で22分のシャッター街は、

西調布駅 もしくは 柴崎駅 の周辺を指している可能性が高いです。

2025-10-19

流行に乗って寄付したよ

駅前キャッチしてるUNHCRよりもずっと有意義な気がしたよ

というか、UNHCRの連中はなんでサブスク寄付させようとするんだ?アホなの?

新宿から電車で22分のシャッター街

調布市各駅停車しかまらない駅の大通りを歩けば古びた団地の1階一部店舗大通りロードサイド店舗シャッターは閉じたまま。しかテナント募集中空き家もある。平日日中は老人が多い。子育て世帯もまあまあ居る。スーパーコスト削減でレジ係は1人という店もある。新宿から20分台でこれよ?2025年でこれってもう未来は見えてるだろ。買い物客が来ないのか店の後継者が居ないのか。サラリーマンはみんな新宿で過ごすのか。調布市都内平均より高齢者率高い。でも保育園駅前複数あるし、極端な少子化した地域ではなさそう。高齢者しかいない町ではないが、どうなっているんだろう。

2025-10-18

駅前英語じゃない言語ですごいまくしたててる女性がいて、何の言語わからんかったけどやたら巻き舌やったかフランス語やと思う。

2025-10-15

信号無視の車に三度轢かれそうになったことがある

はてぶ見て思い出したので備忘録的に書いておこうと思う。

そのおかげで自動車はいつ飛び出してくるかわからないという意識で歩いています

1回目は小学生の頃、学校の前の交差点信号で。

普通の十字路で学童擁護の方が笛を吹いて旗振りをしているような場所

青に変わって学童擁護の方が旗を振って、なのに半分を過ぎたあたりで猛スピードの車が目の前を通過していったのだ。明らかな信号無視。

学童擁護の方がすごい勢いで笛を吹いて抗議したけれど当然止まるはずもなく、そのまま行ってしまった。

多分あと一歩前に出ていたら普通に轢かれていたと思う。

2回目は駅前交差点で二十歳くらいの頃。

十字路なんだけど、左折のみなどが入り交じってちょっと信号パターンが複雑な場所

で、本来は右折のみのタイミングなのに直進してきた車。すごい徐行はしてるもののじりじりとにじり寄ってくる感じだった。

足早に渡りきったけど、せめて歩行者信号手前で止まって。

3回目はつい最近旅行に行った際の時。

幹線道路幹線道路が交わる大きい交差点で、交通量がすごい場所

なんか危ないなあ、と青になってすぐに渡らないでおいたら、案の定初心者マークをつけた車が目の前を通っていった。

多分、前の車について行ってしまった感じだと思われる。なんとなくで渡ってたら轢かれていたと思う。

あと近所に信号機のない横断歩道がいくつかあるのだけど、渡ろうとした時に止まってくれるのは精々半分くらいという体感です。

止まってくれるかくれないかなんて歩行者側はわからないのだから、どちらであるかに命は賭けられません。

信号で渡ってても轢かれそうになったのだから、やむなし。

世の中、ちょっと普通と違ったことをすると倍の苦労をするもんである

ネット通販の無かった頃、マイナーマンガ単行本新刊を買うためにあちこち本屋を一日中探し回ったり、技術書を買いに駅前の大きな本屋まで行ったが売っていなくて結局近く本屋で取り寄せてもらったりしたものだった

最近は縫物をする人がめっきり減った、つまり縫物をすることが普通のことでなくなったので、縫物の糸やら生地やらが手に入りにくくなり、自分で凧を作る人もいないかタコ糸も手に入らない

世間様はホットケーキホットケーキミックスで作るからスーパーベーキングパウダーが売っていない

でもドライイーストはどこのスーパーでも売ってるんだよ

ホームベーカリーが世に出て相当経つとはいえ、それほど自宅でパンを作るのが普及してるとは信じがたい

みんな、果物ジュースを買ってきて「発酵実験」でもしてるんじゃなかろうか?

あと、PCをWindows11のやつに乗り換えたので、ホームディレクトリ名前を今まで使っていたものに変更するべく色々やってみたが、諦めた

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