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はてなキーワード: 小説投稿サイトとは

2025-11-07

anond:20251107074244

王道コンテンツ逆張り逆張り逆張りしてやったわ俺カッケーみたいなしょうもない文章なんて素人小説投稿サイトで思う存分やってくれればいいんだけどそれをアニメ化しようとする勢力あるからたちが悪い

2025-09-06

簡単なつくりのほうが良いという個人的他愛のない話

最近小説投稿サイトにおける文章入力欄の利便性の向上は目を見張るものがある。

カクヨムノベルアップ+には色々な項目があるし、小説家になろうにも最低限の機能はある。

小説を書く人には大変喜ばしいことだろう。

しかし、私は少し寂しい気持ちでいるのである


私がインターネット上に創作物をはじめて投稿したところは電子掲示板だった。

やる夫スレの全盛期がやや過ぎたあたりだったと思う。

そのとき私が投下したのもアスキーアートを使った短い物語だった。

投下、懐かしい響きだ。


私は単純な見た目の電子掲示板が好きだった。

入力項目は最小限、一度に書き込める情報量も決まっている。

私はインターネットという電子空間のなかで、その山小屋のような簡素なつくりにくつろいでいたのだ。


しばらくして、私も遅ればせながら小説投稿に手を出すようになった。

最初に述べたような小説投稿サイトを利用した。

しかし、何かが違った。

気持ちが晴れないのである

しばらく利用したのち、私はインターネット作品投稿することをやめた。


時が経ち、Twitterに飽きはじめたころ、私は今まで利用してこなかったはてなブックマーク登録することにした。

そこではてな匿名ダイアリー出会った。

はじめて入力ページを見たとき、私は感動で打ち震えた。

なんと美しい簡潔さだろう。

一個の芸術作品のようではないか

私のこころは解き放たれ、緑の美しい草原おろしたてのワンピースで走りまわるような爽快さであった。

(私は男であるが、この脳内映像に男は出演できなかったのである


私はもうインターネット上の創作には参加していない。

愛機(パソコン)を操作するとき古の戦場が蘇るが、もう過ぎたことだ。

多くの人はこれから自分情熱を広大なインターネット空間表現していくことだろう。

そうやって己の世界をおし拡げていくだろう。

一方で私は何か書きたいことがあればここに来る。

そして今日のように他愛のない話をして、居心地のよさに安堵するのである

2025-09-04

アルガスタ戦記 ~ジーナ第一話 プロトタイプ感想レビュー

これは何ですか?

 6/23日に小説投稿サイト「ツギクル」にて投稿された

 アルガスタ戦記 ~ジーナ編~ の 第一話 プロトタイプ についての感想などを書いたものです。

アルガスタ戦記 ~ジーナ編~ とは何ですか?

 ここにあります

アルガスタ戦記 ~ジーナ編~ | 小説 | 無料小説小説投稿登録サイト | ツギクル https://www.tugikuru.jp/novel/content?id=66620

 幾度かの活動休止と復活を繰り返し、現在チャンネル存在するyoutuberであるsyamu氏が作者である小説作品です。

 これは氏の過去である『ゾット帝国騎士団カイトがゆく!~人を守る剣の受け継がれる思い』及び『ゾット帝国親衛隊ジンがゆく!~苦悩の剣の運命真実の扉~』をリブートした作品だとされています

 物語のものに直接的な繋がりは無く、あくま世界観キャラクターの一部を再利用し、新たな作品として再構築したもの……とされています

 元々この作品はsyamu氏が自費出版すること目指して執筆されていたものでしたが、諸般の事情により企画のものが中止となり、2023/6/27から『三日間限定で』第一話のみを公開することになりました。

なんでこの作品の話をするの?

 作品のものよりも、syamu氏への関心が強いです.

 ここで話すにはとても紙幅が足りないので適当に調べていてください。

Twitter:https://twitter.com/syamu3132

youtube:https://www.youtube.com/@user-syamu_YouTube/featured

 あとは、ニコニコ大百科とかが詳しいかもしれません。

Syamu_Game - ニコ百 https://dic.nicovideo.jp/id/5263954 #nicopedia

ゾット帝国 - ニコ百 https://dic.nicovideo.jp/id/5502394 #nicopedia

どんなお話なの?

 ジャンルとしては異世界ファンタジーになります

 ただしよくある剣と魔法世界ではなく、近代的な文明レベル魔法とか不思議な力も存在する世界お話のように見えます

 だから厳密にはSFファンタジーとかロボットSFっぽくも見えるかもしれません。

 以下あらすじ

 夜空を飛び、『プロトタイプ』なる兵器を運ぶ輸送機が、嵐を前にして進路を変更するところから物語が始まります

 機内では『プロトタイプ』の最終調整が行われている最中でしたが、この段階になって深刻な不具合が見つかります。このままでは明日に行われるはずの軍事演習プロトタイプ暴走してしま可能性があると。

 研究員たちはプロトタイプ不具合修正しようとしますが、上手くいきません。それどころか、今度は嵐の影響が予想以上に大きく、輸送機は嵐に巻き込まれしまますさら落雷を受け、輸送機電子機器は破損。エンジンが一機停止した上に、ついにはプロトタイプが起動。機内で暴走を始めてしまます

 騒然となる輸送機内。プロトタイプは暴れに暴れ、ついにはキャノン砲で輸送機に穴を空けてしまます

 最終手段として、大佐プロトタイプに仕掛けられた自爆装置作動

 大佐キャノン砲が空けた穴から機外へ放り出され、プロトタイプは大破状態ハッチに引っかかり、脱出路を塞いでしまます

 輸送機の高度は下がり続け、眼下に『キリカ』の街が迫ります

 しかパイロットは機体の操縦桿を握り続け、何とか飛行機を街の向こうの森まで飛ばすよう奮闘します。

 そして副パイロットには後部ハッチを開け、脱出路を確保するよう指示します。機内後部でプロトタイプ燃え続けてしまえば、墜落を待つことなく燃料に引火し、空中爆発してしまうと。

 激しい風に耐えながらも、なんとか後部ハッチを手動で開くことに成功する副パイロット

 しかしここでパイロットから通信が入りますパイロット輸送機が街を抜けたこと、自身が『レギオン』に所属していたこと(過去形?)、そして副パイロットがこの輸送作戦破壊するために送り込まれスパイであることも知っていて、その情報大佐に売ったのだとも。

 言いたいことを言った後、パイロットは副パイロットを銃撃してからパラシュート輸送機から脱出してしまます

 副パイロットも、腕を撃たれていては機内にしがみついていることはできず、外へ投げ出されます

 絶体絶命。

 しかしそこに飛翔して現れた少女が、副パイロット不思議な力で落下から救います

 少女の名はミサ。そして副パイロットのことを少女レオンと呼びます

 そしてレオンは何処かにいる上司無線通信で報告をします。プロトタイプ消滅したと。

 

 という感じです。

感想は?

 第一話のみなので、なんとも言えないところもあるのですが、個人的には『web小説全体では』それほど酷いと言われるようなモノではないという印象です。

 例えば再序盤の

 大型軍用機が曇り夜空を縫う。

 の『夜空を縫う』という表現はなかなか情緒的とも言えるし、部分部分ではちょっぴりイケてる部分もあります

 ただ。

 機内には両耳が立ち紅い眼と鋭い牙で顔がアーマーに覆われ、四本脚で肩と脹脛がアーマーに覆われ鋭い足爪、お腹もアーマーに覆われ背中に大きな二本の砲身、肩にさな二本の砲身、お尻に二つのブースター、長い尾もアーマーに覆われ尾の上下が尖っている金属の大型の獣が肩と両脇腹に太いケーブルで大型装置に繋がれて異彩を放っている。

 とか

 遠くから淡い栗色のミディアムヘアでメカゴーグル付けリボン付きブラウスとチェック柄のジャケット着て背中ブースタースーツ装着して蝙蝠の翼が伸び、ジャケットと同じチェック膝丈パンツ穿いて黒白の縞靴下穿き、手足にパワースーツ装備した女の子が虹球に包まれブースター吹かし飛んで来て副パイロットの頭上で両手を広げた。

 とか、書きたい情報を一気にワッと描いちゃうのはちょっと良くないクセだと思いました。

 こういう場合はまず『なんとなくのイメージ』をパッと書くほうが小説らしくなるのですが……

 他には

 機体に大きな雷が落ち、振動で機体が大きく揺れて大佐研究員達が体勢崩した。

 雷の電気が機体から機内の大型装置へと太いケーブル伝いに青白い電気が走り、機獣の身体が青白い電気に包まれ放電された。

 の直後に

 また機体に大きな雷が落ち、機体が大きく揺れて太いケーブルを持った研究員達が体勢崩す。

 また雷の電気が機体から機内の大型装置へと太いケーブル伝いに青白い電気が走り、太いケーブル持った研究員感電して焼き焦げ皮膚が焼ける臭いがする。

 と、天丼ギャグでもないのにほぼ同じ描写が繰り返されるとか

『元同志よ! 私もレギオンだったよ! 街を抜けて森に入った! お別れの時だ!』

不思議そうな顔してるな! フライト前お前の情報大佐に売った! 高く売れたよ! 元同志としてお前を泳がせた! 爆破装置を起動した! 私は脱出する!」

 とか、一方的に言いたいことだけを言い放題する裏切り者とか(機内放送で言ってるはずなのに、わざわざ顔を確認してたの?)

 他にもいろいろツッコミ所はあります

 とはいえ、きっちり良い所もあって。

 映画的に派手な演出で緊迫感を出せているとか、キャラクターセリフ回しもそれなり雰囲気はでているとか、この調子で頑張れば面白くなりそうなところも無くはありません。

 総評としては『web小説アマチュアとしてはそこそこ』くらいです。ランキングは無理かもしれないけど、好きな人はいるかもね。くらいに。

最後

 この記事を書いてる途中でsyamu氏がツイートしていました。

https://twitter.com/syamu3132/status/1673619504361000960?s=20

ゾット帝国リブート酷評している方は自分ネット作品投稿してから言おう。あと自分も家バレで嫌がらせされて同じ土俵に立ってからだと同じ事言えるだろうか?

https://twitter.com/syamu3132/status/1673623958745399297?s=20

ゾット帝国リブート第一話糞つまらないと言われ安心した。こんな怪文書書籍化中止で良かった。二話公開しなくていいので安心だ。ポテチさん本当にお疲れ様でした。短い間でしたがありがとうございました。

 まあ。もう多くは語りませんが。こういう人の作品ってことです。

2025-08-18

anond:20250818101521

Amazonレビュー投稿でも小説投稿サイトコメントでも別にいいのにXで書いたら「俺はこの意見を広めたいです」って見えちゃう気がする

レビュー投稿だったら買ったか文句言ってもいいだろ感あるし、投稿サイトのコメントだったらわざわざ作者以外に読む奴はいいからいいけど

2025-07-16

YOASOBIが「小説を曲にするプロジェクトであるという認識聞き手から抜けてきてるようだな

元々YOASOBIは小説投稿サイト企画で、原作となる短編小説歌詞状に組み替えて曲を付けるというコンセプトでやってるプロジェクトなわけだ。

今はそのサイト以外から原作を採っているが、コンセプト自体は変わらない。

有名な夜に駆けるも、群青も、三原色も、BiriBiriも、全部もととなる短編小説があって、その内容そのままに歌詞が作られていることは、有名な話のはずだが意外とその辺の聞き手には伝わっていない。

じゃあガンダムやらフリーレンやら推しの子やらのアニソンはどうなっているかと言うと、その原作者に短編を書かせて、それを歌詞状に組み直したものとなっている。

ベースとなる小説がない時は、アーティスト名にはAyase×幾田りらが採用され、YOASOBIの名は使われない徹底ぶりだ。

まりYOASOBIというのは、単なるAyaseとikuraのユニットではなく、物語を曲にするプロジェクトについた名前であるというのが正しいし、元の物語ほとんど加工なくそのまま歌詞になっているのも作風とかじゃなくて、それがYOASOBIの定義のものなのである

YOASOBIが法人なら定款に書かれるだろうし、ソフトウェアなら要件定義にそれが書かれることだろう。

なので、YOASOBIがアニソン担当したら歌詞ストーリーのもの面白くない、という批判は、YOASOBIやAyaseが受けるべきクレームではない。

ストーリーそのままで面白くないのはそれはそうなのだが、そういう定義であるプロジェクトに依頼して曲を作らせている以上、当然そうなることは確定事項なのだし、この場合文句を言うべき相手はYOASOBIを採択した制作委員会だろう。

ただ、原作者に外伝を書かせてそれがオープニングにもなり特典ブックレットにもなるという商売製作委員会方式にハマりすぎているので、当分重宝されると思われる。

2025-06-26

楽しみにしてた投稿エロ小説が消えた

今まで素人の書くエロ小説イマイチだなと思っていたが

さいきん小説投稿サイトで見つけたエロ小説は出来が良くて連載を楽しみにしていた

女性目線で徐々に調教されていくようなテイスト

男性作家にはないリアリティのようなものを感じられるのも良かった

なんだが今日続きを読もうとしたらアカウントごと消えていた

エロすぎてアカBANされたのかもしれないが

全て実話で、知り合いに「これお前だろ」って言われて消した可能性もある

そう考えると興奮するし魚拓を取っておかなかったのが悔やまれ

2025-06-22

anond:20250622163642

小説投稿サイトってコメント読んでるの作者だけじゃないの?

なろうとか結構読んでたけど一度も見た記憶がないんだが。

2025-06-08

AIが高性能でなくても、増田を終わらせるには十分

■1. 「これはAIでは?」という疑念が一度でも挟まれた時点で、語りは成立しない

AIの性能が高くなくても、**それっぽい文章をそれっぽく出力するだけ**で、人々の読み方が変わってしまう。

これらの違和感は、たとえ内容が人間の書いた真実でも、それを\*\*「物語として疑う」視線\*\*に変えてしまう。

増田必要なのは、「これは“誰か”が生きた言葉である」という信頼

→ たとえAIがショボくても、その信頼を崩すには十分

---

■2. AIが“それっぽい”悲しみや孤独コピーして大量に投稿できる

増田価値を持つのは、「これは一度きりの語りであり、この人だけのものだ」という希少性に基づいています

しかし、AIが「孤独ポエム」「育児限界」「底辺労働者の怒り」などのテンプレを浅く模倣して投稿しはじめると、

これによって、「読む」行為が**共感ではなく選別になる**。

この空気蔓延するだけで、書き手は「書いてもどうせAIっぽいって言われる」と思い始める。

---

■3. 増田は「品質」で競う場所ではない=AIが下手でも脅威になる

小説投稿サイトビジネス文書と違い、増田には「上手に書く必要」はない。

からこそ、「ちょっと下手だけど、それっぽい」AI文章は、**人間の声を正面から模倣せずに脅かす**。

まり

人間の“生っぽさ”は、上手さではなく**未熟さ・歪み・癖**に宿る

AIがそこそこ下手であるほど、**逆に人間のように見える**

このパラドックスにより、「上手いAI」よりも「下手なAI」のほうが、増田文体と競合してしまう。

---

■4. 「書かれなかったこと」の価値を失わせる

増田には、「言葉にできなかったもの」「誰にも言えなかった思い」を書く文化があります

でも、AIは何でも「それっぽく書いてしまう」ツールです。

こうした「語られなさ」の美学尊厳が、**AIの強引な出力によって踏みにじられる**。

まり、「語れない」状態が無価値になる。

そのとき、**“書かない自由”の裏側にあった深い文化が消えていく**。

---

■5. 書き手の“動機”そのものを冷やす

最後に最も致命的なのは、こういう感情の芽生えです:

「どうせ似たようなこと、AIでも書けるんだろ?」

自分の語りに価値なんてあるのか?」

AIが直接文章を潰さなくても、**書き手の心を冷ます**だけで十分に「文化」は終わります

増田という場が続くには、「誰かが、誰かに知られずに書こうとする衝動」が必要なのです。

AIがその動機を一つでも削ぐなら、それは**高性能かどうかは関係なく、有害**であり、終わりの始まりです。

2025-05-29

小説投稿サイト黎明期を知ってるだけにな

作家でごはんとか

トータルクリエイターズとか

Arcadiaとかさ

 

読者もみんなほぼほぼワナビーなんだよ

小説投稿サイトには小説投稿する奴が集まるわけじゃん

ワナビー作品ワナビーが読んで感想を書くんだよ

今思い返すと地獄だったね

飲食店経営しか来ない飲食店みたいなもんだよ

うまいもまずいもないよ

みんな目線がそこじゃねーんだよなーなんだよ

読む専なんかほとんどいないし、いたとしても感想なんか書いてくれないんだよ

あーすればよくなる(気がする)、こーすればよくなる(気がする)

うるせーな

 

から今の、クソもミソもあるんだろうけど、

小説投稿サイト一般小説読むのが好きな人が集まって感想を書いてくれる環境ってめちゃくちゃ羨ましいんだよ

からそこにいた人にはわからんと思うけどさ

いい環境だよ

今の小説投稿サイト界隈

知らんけど

2025-05-01

小説家先生すごい

https://tales.note.com/rankings?sortBy=totalRanking

できたばっかの小説投稿サイト「Tales」で、他所で増やしたフォロワーの数を利用することで一時的総合1位を獲得しました。獲得したとて、という内容です。

ダ・ダ・恐山

@d_d_osorezan

2025-03-29

anond:20250329091152

最近web小説投稿サイトではルビ(ふりがな)をつける機能があると思うのでそれを使うとか?

2025-03-24

anond:20250324221149

小説投稿サイト魔法のiらんどサービス終了が2025年3月31日の21時に決定。「カクヨム」への合併に伴う作品移管をお願いします。

https://www.kadokawa.co.jp/topics/13583/

カドカワにおまえがやれって言いたいんだけどそういうのできないの?

2025-02-19

anond:20250219155032

文章を気軽に読み流せるサイトをお探しですね。以下に、手軽に新しいコンテンツを楽しめるサイトをご紹介します。

青空文庫

著作権が切れた文学作品無料で公開しているサイトです。日本文学を中心に、1万3千冊以上の作品が揃っています短編小説エッセイも多く、気軽に読めます

ハーメルン

有名な漫画アニメ二次創作作品を多く取り扱っていますスピンオフやサイドストリーなど、ファンが楽しめるコンテンツ豊富です。

アルファポリス

ファンタジーや恋愛など、多様なジャンル小説投稿されていますランキング機能もあり、人気の作品簡単に見つけられます

note

個人執筆したエッセイコラム小説など、多彩なコンテンツ投稿されています。有料記事もありますが、無料で読めるものも多く、気になるタイトルを見つけやすいです。

カクヨム

ライトノベルを中心とした小説投稿サイトで、多くの作品無料で公開されていますジャンル評価順で作品を絞り込めるので、好みに合ったものを見つけやすいです。

これらのサイト活用して、新しい文章コンテンツを気軽に楽しんでみてください。

なるほど。勉強になった☺

2025-02-16

日本ファンタジー小説における異世界転移物語の源流と文化的受容

高千穂遙の『異世界勇士』(1979年)は、日本ファンタジー文学史において「異世界転移ジャンル嚆矢位置付けられる作品である

本論では、この作品の先駆性を検証するとともに、日本ファンタジーの発展過程現代の隆盛を支える文化的基盤を分析する。

高千穂遙異世界勇士』の歴史的意義

日本初の本格的異世界転移物語

主人公・竜二が受験生として現実世界から異世界ガンギロドドアに召喚される物語構造は、当時の日本文学において画期的な試みであった。

横田順彌による解説が指摘するように「日本作家が手をつけていなかったジャンル開拓した」点が特筆される。

従来のファンタジー神話的・民話的要素を基調としていたのに対し、コンピュータ文明武器現代価値観を持ち込む設定は、後の「異世界チート」の原型とも言える。

マーク・トウェインアーサー王宮廷コネチカットヤンキー』(1889年)やC・S・ルイスナルニア国物語』(1950-1956年)といった西洋文学の影響を受けつつ、独自ヒロイック・ファンタジー確立した。

安彦良和による表紙絵が示すように、当時のアニメ漫画表現との親和性が、後のメディアミックス展開の基盤を作った。

日本ファンタジーの発展軌跡

源流から主流への変遷

1990年代の『十二国記』(小野不由美)が累計1000万部を突破するなど、異世界物は継続的な人気を獲得。

2004年の『ゼロの使い魔』を契機に、小説投稿サイト小説家になろう」を中心とした創作活動活性化し、2015年時点でネット小説大賞受賞作の90%が異世界転生・転移物語となった。

この現象は、従来の出版界が「事実上異世界専門レーベル」を相次いで創設するまでに至った。

物語構造進化

初期作品が「現実世界異世界」の単方向転移を基本としていたのに対し、『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』(2010-)のような双方向往来や、『異世界おじさん』(2018-)のような逆転移物語派生

転生(記憶保持型再生)と転移物理的移動)の概念分化が、「小説家になろう公式ガイドラインで明文化されるまでに体系化された。

日本人の異世界観受容の文化的基盤

宗教民俗的土壌

仏教輪廻転生思想神道の「八百万の神」が醸成した多世界観が、異世界転生の受容を容易にした。

古事記』における黄泉の国や浦島太郎伝説に見られる「異界との境界曖昧さ」は、現代異世界物語にも通底する。

民俗学者・柳田國男が指摘する「常世」と「現世」の往還概念が、無意識下の文化的受容基盤を形成している。

社会構造的要因

戦後日本高度経済成長期に形成された「受験戦争」や「社畜」的労働環境が、現実逃避的需要を醸成。

主人公異世界で「特別存在」となる物語構造は、自己肯定感補償メカニズムとして機能する。

特に無職転生』(2012-)に見られる「現実での挫折異世界での再挑戦」構図は、現代日本社会病理を反映している。

メディア環境の適合性

装丁低価格ライトノベル形式が、若年層への浸透を促進。

スマートフォン普及率98.7%が支えるウェブ小説プラットフォームでは、1話完結型の「ておくれファンタジー」(読者が次の展開を催促する形式)が発達した。

このメディア特性が、異世界転移物語の量産的創作サイクルを可能にしている。

結論

異世界勇士』が播いた種は、日本固有の宗教観・民俗基盤と現代社会精神要請合致することで、他文化に類を見ない開花を遂げた。

異世界転生が「馴染みやす観念」として受容される背景には、単なる物語形式流行を超え、日本人の世界認識の深層に根ざす文化的連続性が存在する。

今後の課題は、このジャンルが持つ「現実逃避性」を超え、現代社会への批評性を内包した新たな表現形式開拓にある。

2024-12-22

anond:20241221204955

この妄想系、他から追い出されたのか最近増田に多くなったな

チャットでも相手にされず小説投稿サイトに投げれるほど文章もかけず

世間には不満で妄想をして空腹を満たすだけではあきたらず

人前で垂れ流すようになった人間がそう多くあるとは思いたくないが

2024-12-21

バズった投稿の作者増田作家気取りで「○○を書いた増田です」とか言い出すと激萎え

ここはなろう小説投稿サイトじゃないんだぞ

2024-12-16

anond:20241202174212

まあ、増田も言ってるけど、小説投稿サイトとかブログレベルにすら達してない人が多いんだよね。無料でも誰にも読まれない人が集まってるのが文学フリマ

2024-11-15

底辺絵師に贈る、底辺なろう作家提言

現代底辺であり未来の神絵師へ贈る提言

 今、絵師界隈は激動の時代にあるように見える。

 Xの規約変更だとか、ウォーターマークとか、いろいろ目に入ってくるが結局の発端は「生成AI」だろう。

 最初記述するが、私は「生成AI」の善悪を語る気はない。

 なのでここから先、どれだけ読んでもらっても「生成AIを滅ぼす方法」を求めている方のご期待には添えない。

 これはあくまでも、絵師界隈で生計を立てていきたいが、生成AI存在するこれから先の未来不安を抱いている絵師に向けたものであり。

 小説家界隈に住む私が、実際にイラスト勉強する過程で感じた二つの界隈の違いを言語化し、それを元に考察した一つの提言を届けたい。そういう趣旨のものだ。


絵師よ、オリジナルキャラクターを創れ

 では、先に結論から

 これから先、イラストで食べていくことに不安があるのなら「オリジナルキャラクターを作れ」。

 ただ単にオリジナルイラストを量産せよ、という意味ではない。

 あなたの頭の中にある「キャラクター」を絵という形で出力し、世間認知させ、あなたではない第三者がそのキャラクターイラストを描くようになることを目指す。という意味だ。

 乱暴な言い方をするなら「絵を描かされる側から、絵を描かせる側にシフトすることを意識しろ」といった感じだろうか。

 Vtuberママキャラクターデザイン)を想像してみてほしい。

 だいたいあんな感じの立ち位置が、私の想像力の範囲で今後も生き残っていける絵師の一つの形だと思っている。


現代日本では絵師の「作品」は求められていない

 なぜ、絵師オリジナルキャラを作るべきなのか。その理屈を語る前に確認したい。

 絵師界隈の方々は「同じクリエイターなのに、どうして小説家界隈はあんなにも生成AIに対する反応が薄いんだ?」と思ったことはないだろうか?

 もちろん、文章世界にも生成AIはある。

 むしろ小説生成AIの方が、イラスト生成AIより先に世に出ているはずだ。

 だが、実態として小説生成AIに対し、敵意や危機感を抱いている小説家は少数派だろう。


 ではなぜ、小説家界隈が生成AIに対して他人事のようなスタンスになりがちなのか。

 それは小説家絵師、それぞれのマネタイズの仕組みの違い。

 言い方を変えると『社会』との関係性の違いにある。

(以後、市場や、顧客マネタイズシステム全てを包含した『社会』という主語を用いて記述する。)

 そして、私が見るに絵師小説家も、大多数がこの両界隈の違いに気づいていない。


 その違いは

 『社会』は小説家には「作品」を求め、絵師に対して「技術」を求めている。

 この一点に尽きる。


 誤解を恐れずに言えば、『社会』は絵師に対してほとんどの場合作品」を求めていない。

 絵師界隈のトップレベルの方々は、おそらくこの違いを認識しているように見受けられるが、逆にトップクラス以外の領域では認識していない人の方が多数派。というのが私の所感だ。

 (一方で小説家界隈はトップクラス層もこの違いを認識していない人の方が多数派だと思っている。というか、クリエイターは全業界で「作品」重視で活動していると認識してそうな気がする。)


 この違いがどういうことか、わかりやすい事例をあげよう。

 新人賞コンクールといった賞レース代表的だ。

 これらは絵師界隈にも小説家界隈にもある。

 例えば、ある無名絵師イラストコンクールで最優秀に輝いたとしよう。

 その絵師は名声と得て、イラストの依頼が殺到するかもしれないし、あるいは協賛企業から何かしらの商業イラストを描く契約を結ぶかもしれない。

 だが、肝心の『最優秀賞に輝いた絵』そのものマネタイズの中心にはならないと思う。

 あってせいぜい、短期的な限定グッズデザインになる程度のはず。

 おそらく絵師側も最初から「その絵」で稼ごうとは思っていないはずだ。


 だが、小説界隈は違う。

 企業も、小説家本人も、基本的には「その小説」で稼ごうとする。

 2003年スニーカー大賞に選ばれた『涼宮ハルヒの憂鬱』は、2024年現在市場流通し続けているのが代表的な事例だ。

 受賞した作品を脇に置いて、その出版社編集提案した全く別の小説を書かせる。というのは無いとは言わないが、そういう流れになると小説家からはあまりいい印象は持たれないだろう。

 つまり、同じ賞レースでも絵師界隈は「技術を持った人」を探し、小説界隈では「作品」を探している。というのがなんとなく伝わったはずだ。


 もっとざっくり言ってしまうと

 「金を出すから自分の代わりに理想の絵を描いてくれ」が絵師と『社会』の関係の主流で

 「印刷流通を代わりにするから、その売り上げの一部をわけてくれ」が小説家と『社会』の関係の主流なのだ。)

 重要なのは『代わりに絵を描いてほしい』という部分だ。

 つまり、『社会』が絵師に求めているのは代筆能力という「技術」であり、「作品」は依頼者の頭の中にある物を指すのだ。


著作権法は「代筆家」を守らない

 さて、ここまでで絵は「技術」が求められ、小説は「作品」が求められている、というのは理解してもらえたと思う。

 ここで一旦、生成AIの話に戻そう。

 小説界隈が生成AIに対して反応が薄い理由は単純だ。

 『現行の(少なくとも日本国の)著作権法は「作品」を保護してくれているから』に他ならない。

 また一つ具体的な事例を挙げよう。

 かつて、「ハリーポッターシリーズ学習したAIオリジナルの「ハリーポッターシリーズの新作を書かせる。という試みが海外で行われたことがある。悪意ある第三者がこれと同じことをしたとしよう。

 もしその第三者が「ハリーポッターシリーズの新作」と銘打ってソレを売り出せば、著作権法容赦なくこの第三者断罪する。

 では、それを避けるためにキャラクター名前オリジナルに変え、タイトルオリジナルのものに変えて販売したならどうか。

 ソレは「よく似た別の作品」の一つになり下がるだけだ。

 書いたのがAIであろうと、人間であろうと重要視されるのは「作品」だから、そこの模倣がされない限りは脅威になりえない。というのが小説界隈の人が意識的にしろ無意識的にしろ生成AIに対して抱いている感情だろう。


 だが逆に著作権法は「技術」を保護はしていない。

 むしろ、広く開かれて文化の発展に寄与するべき。というのが基本スタンスだ。

 「技術」をお金にしている絵師界隈からすればたまったものではないだろうが、これが実情だ。

 「技術」の保護に舵を切るなら、それは著作権法ではなく特許法領分になるが、特許理念は「知財ビジネス支援すること」なので、おそらく企業と繋がりのないアマチュア絵師は生成AIユーザー以上に苦しむことになると思う。


 これまでの話を統括すると

現代絵師は「技術」を求められ、肝心の「作品」は依頼者の頭の中にある。

・現行の著作権法はその「技術」を保護していないし、「技術」の保護アマチュアに優しくない。

 この二点が現代の、そして未来絵師を苦しめる要因の根幹だ。


これから絵師も「作品」をビジネスにしなければならない

 そして、最初の私の提言に繋がる。

 これから先、代筆家として誰かのために絵を描くという「技術」を売る領域は生成AIに食い荒らされるだろう。

 そんな未来でも絵師として生き残りたいのなら、依頼者の頭の中にある「作品」ではなく、あなたの頭の中にある「作品」を生み出すことを考えるのが良いのではないか

 という話だ。

 「オリジナルキャラクターを作れ」というのは、その一例だ。

 企業依頼でPRキャラを描くという現行の関係から企業が「自社製品あなたオリキャラに使わせてください」みたいな関係になるのが、そこそこいい感じの未来予想図だと思わないだろうか?

 仮に企業お金ケチって生成AIでそのオリキャラ勝手に使えば、容赦なく著作権法断罪できる関係性になる。

(他に思いつくのは、大昔のゴッホだ、フェルメールだの時代のように一枚一枚の絵そのものを「作品」として『社会』に売りつけて生計を立てる道。あるいは自分自身を「作品」にしてパトロンから庇護を受けて好きに絵を描く道、あたりか。現代で言えば、前者は同人誌即売会イラスト集を売っている人たちで、後者お絵描き配信者としてファン投げ銭生計を立てつつ、絵を描いている人達だろうか。)


 逆に、このことに気づかず、「技術」を守ることに執心し続けると、どこかでとんでもないことになるのではないか。私はそう思っている。

 これがもう一つ、裏の提言……というか懇願だ。


小説家から見た絵師界隈の「技術」の体系化と共有文化の素晴らしさ

 絵師界隈で育った人達は気づいていないかもしれないが、小説家界隈で育った私から見て、あなた達が確立している「技術の体系化と共有」の文化は素晴らしいものなのだ

 YouTubeでは多くの絵師プロアマわず、自らの技法を公開しているし、有償の場になれば更に本格的かつ専門的な技術を共有しあっている。

 おそらく『社会』が絵師に「技術」を求めていたからこそ、惜しげもなく場と資産提供していたことで出来あがった土壌だろう。

 無数の技術が公開されているから、その中で自分好みのものを取捨選択し、組み合わせることで理想個性形成できる。

 私のような「最初から絵のプロになる気が無い人間」にも成長の手順が提示されているのは、非情にありがたかった。


底辺なろう作家愚痴妄言

 ここからは、若干小説界隈のネガティブな内容に触れるのだが、ご了承いただきたい。

しか生産性がない話なので、絵師界隈の方はここから先を無理に読む必要はない。

 ただ、この先の話を読んでくれた絵師から、こういう界隈の中で私はどうやっていくと良いか、そういう意見を貰えたら嬉しい。)

 小説界隈は何度も言っているように「作品」重視の世界だ。

 故に、小説家は「表現技法」をほとんど語らない。

 例えば炎の熱さを表現するにあたり、絵ならば「暖色の与える印象の理論」だとか「ぼかしによる蜃気楼技術」といったものがあり、ある程度体系化、共有された技術があるはずだ。

 だが、小説家界隈ではそういった表現技術を「作家個性」として、共有せずに個人のものへと抱え込む道に発展してきた。発展してしまった。

 我々は百の作家がいれば、百人が別々の言葉で炎を描写し、実際にどれが最も読者に熱さを感じさせられる表現だったのかを検証しなかったのだ。


 我々小説家今日も、読者が本当に熱を感じてくれるのかわからずに炎を描いているし、可愛さがちゃんと伝わっているかからずに美少女を描いている。

 「技術」を体系化しなかった、というのはつまりこういうことだ。


小説家は「腕を磨かない」

 では「技術」を語らない小説家界隈が新人達に何を語っているのか。

 それは「作品の作り方」だ。

 手順、理論作法形式

 現在小説家界隈で新人達に向けて語られているのはおおよそ上記の要素であり、それらをまとめると「作品の作り方」となると思う。

 これもまた絵に例えるなら

 「ラフ、下書き、清書の順番で書くと良い」とか、「線画と塗りは別レイヤーに分けたほうが良い」とか、そういうレベルの内容だと思ってくれていい。

 それを十数年以上、場所を変え人を変えこんこんと語り続けている。

 それが小説家界隈なのだ

 SNSで無数の新人作家たちに向けて情報発信をしている高名な小説家達も

 「自分達が教えられるのはいわば『就活履歴書の正しい書き方』だけだ。その内容は個々人で書くしかない」

 みたいなことを常々言っている。

(で、まあ「特定効果を与える技術」ではなく「作品作品たらしめる作法」という名目なもんだから「not for me」の概念適応されにくく、「正しい」「間違い」で定期的に燃えている。)


 つまり小説家界隈は「作品を完成させる」ことを教えることが主流であり、その質を技術によって高めることには非常に無頓着なのだ


 私の推測だが、これは絵とは逆方向の『社会から圧力と発展によるものだろう。

 絵師には「技術」を求める以上、まぐれではダメだ。再現性がなければお金にはならない。

 だからちゃんと「技術」が身に着くような環境を作る。

 だが何度も言っているように小説家に求めるのは「作品」だ。

 極論だが、出来が良ければまぐれでもお金にできる。そのまぐれの一つを拾い上げて市場に売り出せばいい。

 だから社会』はできるだけ多くの「作品」が出来上がる環境作りを自然と行ったのだろう。


 「作家を作る」ことは頑張るが、「作家を育てる」ことはしない。

 プロアマわず、それが現代小説家界隈なのだ

 「プロになるつもりはないが、もっと上手くなりたい」という人間に対しても、絵師界隈の先達は「技術」を提供し、成長の道筋を照らしてくれる。

 だが、小説家界隈では「プロになる気がないのなら、あなたの好きに書けばいい」の一言で終わる。

 私のような無才な人間からすると、暗闇を手探りで歩くような感覚だった。


出版業界の陰り

 まあ、小説家界隈が無才に厳しいだけなら良いのだが、最近この界隈の「作品重視」の傾向が業界全体の問題として表面化してきているように思う。

 その問題とは、端的に言うと「作品が増えすぎた」ということだ。


 「小説家になろう」では毎年開かれているネット小説大賞という賞レースがある。

 2013年に開かれた第一回では応募作は「1,135作品」だった。

 これが五年後の第六回では応募作はほぼ10倍の「10,156作品」になった。

 そして、今年の第十二回に応募された作品は「20,826作品」と、その数は恐るべきペースで増えている。

 一応、この数字についてはちょっと恣意的表現をしている。

 一般新人賞公募と違って、小説投稿サイト主催の賞レース過去落選した作品も全て再応募する作者は少なくないからだ。なのでおそらく「作家」の増加数はこれほど極端ではないと思う。

 だが、この仕組みと過去作を再応募し続ける風潮こそ、小説家界隈が「技術」を軽視していることの証左であり、問題の根源だ。

 この世には「玉石混交」という言葉がある。

 賞レース選考員は一万以上の無数の石の中に隠れた玉を探すわけだが、さっきも言ったように、ネット小説の賞レース過去落選した作品継続して応募されている。

 つまり、玉と石の比率一定ではない。拾い上げられた玉は減るが、石はそのまま翌年、また翌年と残り続ける。


 そうなると、単純に選考員の負担が年々増えていくのは想像できるだろう。

 ただでさえ、小説は受けての時間を奪う媒体だ。短編でも一作につき五分から十分。長編なら余裕で一作一時間を超える。

 選考員を増やせば個人単位負担は軽減されるだろう。だが、人を増やせば今度は運営出資が増える。

 必ずどこかしらが負担を負うことになる。

 そして『社会』が持っているリソース無限ではない。


 そして多分だが、小説家界隈……というかネット小説業界は、このリソース限界をとうの昔に迎えてしまっている。

 出版社は玉探しを継続的にしなければならない。

 だが、玉探しに必要な労力は年々増え続けている。

 ならば、別の所で手を抜いて調整するしかない。

 宣伝作家に任せよう。

 連載継続するかどうか早めに決めよう。

 といったふうに。

 ざっくり言うと「プロ作家サポートにかかる労力を削る道」も考えられる一つだ。



 私の未来予測では、今後も出版社側の玉探しの労力は増加し続け、それと負の相関に基づいて出版社からプロ作家へのサポートの質は低下し続けるだろう。

 そうなると、作家から出版社への信頼が揺らぎ始める。

 作家出版社を信頼しなくなれば、出版社は心置きなく作家使い捨てられるようになる。

 これを 『才能の狩猟社会』みたいなことを誰かが言っていた。希望の無い話だ。


 「技術」を『個々人の個性』として体系化せず、共有しなかった小説家界隈。

 「作品」を完成させることだけを重視し、質より量を推し進めた小説家界隈。

 これはその一部で実現しつつある最悪の未来予想だ。

 この私の未来予想が一理あるか、見当はずれかの判断は委ねる。

 (とはいっても、プロ経験皆無の底辺作家妄言なんて外れてくれた方がいい。部外者がそれっぽいこと言って、それ

2024-10-19

小説投稿サイトに来るユーザーや、出版社編集者って小説が好きなんだよね

苦も無く長文や洒落文章を読めちゃうし、読みごたえがあった方が嬉しいタイプっての?

でも大衆に広く読んでもらえる文章ってそうじゃないと思うんよ

2024-10-13

Kindle出版やってよかったこ

まず前提として小説Kindle出版は売れない。

自分小説家になろうやカクヨムでの小説の公開に読者数の限界を感じてKindleでも出してみようと思ったのがきっかけだ。

まり儲けたいわけではなかった。

 

Kindle出版のやり方

Kindle出版簡単方法だとwordファイルアップロードするだけで完了する。

自分場合は有料のEPUB変換サービスを使っている。

あと表紙は自分で描いている。最近流行は生成AIの絵を使うらしい。

ここにハードルはあまりないので省略する。

Kindleセレクトを選ぶべきか?

後述するけど、自分は選ぶべきではないと思っている。なぜならKindleセレクトにしても全然まれいからだ。似非ビジネス本とか官能小説とかで儲けたいなら選べばいい。

繰り返すけどただの小説Kindle出版は売れない。Kindleセレクトにしても売れない。だから意味が無い。

それよりも他社での電子書籍販売禁止される方がデメリットが大きい。この理由を次に書く。

Kindle出版で読まれたかったらどうすればいいか

0円にするのである

Kindle出版では100円でも売れない。Kindle出版で読まれたかったら0円にするしかない。

Kindleで0円にするには2つの方法がある。

 

Kindleセレクトキャンペーンを打つ

Kindleセレクトではない場合キャンペーンを打つことはできない。Kindleの最低販売価格は100円である

そのため0円のキャンペーンを打つためにはKindleセレクトに入らないとならないが、このキャンペーンは5日間しかできない。これでは0円にしても効果が少ない。

本当に0円にしたい場合には他の方法を使う。

 

Amazonプライスマッチを使う

これはAmazonが他のサイトでの販売価格と同等かそれ以下で販売するというルール?らしい。

他のサイトでの販売価格提示して申請するとその価格に合わせてくれるというのがプライスマッチである

他のサイトで0円になっているならAmazonも0円にしてくれるわけだ。

これが他の電子書籍販売重要になってくる理由である

ブックウォーカー楽天koboなどの0円に設定できる他の電子書籍販売サイトにも登録してプライスマッチ申請することで、Kindleでも0円で販売できるようになる。

 

Kindleでも0円にすれば無名小説家の作品でもダウンロードしてくれる人が現れる。といっても1日あたり数件だけど。

でもほんと繰り返すけどKindle出版は売れない。Kindleセレクトでもずっと0だった。それが数件になるのだから0円はすごい効果だ。カクヨムだってPV0が普通なのに。

 

Kindle出版小説家になろうやカクヨムとはまた違った読者層にリーチできている実感が得られる。

小説投稿サイトでの読者獲得に限界を感じているならば、Kindle出版おすすめする。

2024-08-18

不動産会社小説投稿サイト知覧特攻平和会館話題になるとかわざとらしいカネの暴力だなー

金融不動産関係人殺し強制性交が捕まったの見たことないなー

暗殺はあったけどな)

2024-08-08

編集者は飛ぶのが当たり前なんだろうな

書いた話を小説投稿サイト投稿している。

今年の頭に小説投稿サイト経由で編集者から書籍化しませんか?」と連絡があった。

小説投稿サイト経由のアドレスだったので偽物や詐欺っぽくはないと判断してから返信して、オンラインで顔合わせをした。

その後、原稿を送ってくださいと言われてから返信がなく、一度、メールを送ったら「検討してるので待ってて下さい」との返事がきて、現在4ヶ月目になるが返信はない。

それで今日、突然、書籍化どうでもいいなとなったのでここに書いておく。

カクヨム、お前のことだよ。

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