「正鵠を射ている」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 正鵠を射ているとは

2024-06-17

やはり匿名インターネットは見る価値がない…

高卒のおじさんがTwitterで得意げに経済を語って二百もリプライがきてるのを見ると目眩がする

正鵠を射ているならまだしも、それなりの大学経済学部を出た自分からすると、大学1年の前期生より更に酷い

床屋談義、とはよく言ったものあんなのは床屋パチ屋場末飲み屋でひっそり幕を閉じるべきレベル議論しかない

ひろゆきの方がまだマシなレベル

しかしこの世界の大半は愚民なのでみんな上手く反論できないしあまつさえ賛成している人間も多い

文系学問不要だとよく言われるけど、もし経済学を学ぶ人間エリートだけになったらこういうおっさんが支持を集めて愚民社会形成されるんだろうなと思う

自分愚民の一人だけど、この分野に関しては体系的に学んだから得意だしこの分野に関しては素人と一応は弁えている

しかし世の中の少なくない数のアホなおっさん幼児的万能感の中で生きているので全ての分野において自分偏差値60くらいあると勘違いして生きている

2024-05-18

anond:20240518101223

このブコメ群みたいなの言ってるんだろうけど、

自分はむしろこういうのが好きではてなに来てる。

とても痛快に思う。

フェミニスト大嫌いな人こそ、特権階級の女様が主人公ドラマ、虎と翼を見るといい

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240517223047

ww6 同じような境遇でも男様などとは言われることはない。それだけ

2024/05/18 リンク yellow140yellow

Tamemaru フェミニストが大嫌いな人は、規制活動家としてのフェミニストが嫌いなのであって、学問としてのフェミニズムが嫌いなわけではないと思う。(最も最近フェミニズムの方にも検証という名のメスが入り始めているが)

2024/05/18 リンク yellow48yellow

segawashin 性別が「たかが」女というだけのことでこれだけくだくだ強い文章を書き連ねられてしまう、そのことがまさにフェミニズム必要であることの本質なのだなあというメタ感想を持ちました。トプコメ正鵠を射ている 本文は読んでない

2024/05/18 リンク yellow141yellow


性別が「たかが」女というだけのことでこれだけくだくだ強い文章を書き連ねられてしまう、そのことがまさにフェミニズム必要であることの本質なのだなあというメタ感想を持ちました。トプコメ正鵠を射ている

本文は読んでない

segawashinsegawashin 2024/05/18 11:34

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2024-02-20

狂犬みたいなトラックバッカ

行く先々で胸糞悪いトラバ書き捨てていくやつなんなん(たぶん一人)

皮肉が効いているわけでもなく、正鵠を射ているわけでもなく、勝ち誇ったように間違ったことを書いて去っていく

トラバの内容はまったく笑えないが行為のものはむしろ滑稽だ

人類マイナスの影響しか及ぼさないこういう人物にも何かの存在意義があるなら教えてくれ

2023-12-13

これって叩かれてるけど貴重な時間労働なんかに費やしたくないという点だけは賛同するんだよな

問題は「母になれる貴重な時間」という言い回し気持ち悪さであって。

時間が貴重なのも、労働なんかに使いたくないのも、それだけ言えば十分じゃん

なんでわざわざ母になれるとか言うんだろう…お陰でフェミニストには長時間労働肯定派が妙に多くなる始末。

マジでからないんだけど、若い女性に十分な余暇給与、近くに安心して付き合える男性がいる環境を用意すれば

別に産め産め言わなくとも自然恋愛結婚して子供を産むんだよ(その証拠公務員大手ホワイト企業正社員婚姻率も出産率も高い)

なのに何故かその逆で、環境は用意しないくせに個人意識プレッシャーを掛ければどうにかなると思っている。

北風と太陽って童話知ってる?って尋ねたい


https://twitter.com/Water_fromdam_/status/1732972467587797168

だむ水ばしゃー_

@Water_fromdam_

「少母化」

かなりセンセーショナルワードだと感じた。そして正鵠を射ている

5%の母になり得る皆さんが、今日から3人産もうと活動したとしても、人口が増加に転じるのは数十年先。

母になれる貴重な時間労働に費やさせてはいけない。国は誰よりも母になる皆さんを支援しなければ。

引用

🔱とりはち🔱

@TripletsMom008

·

12月7日

まず

少母化なんですよ。

産める人の数自体が、5%程度しかいない。

2023-05-12

姿の見えないブクマカさん

一月の半ばごろから姿(はそもそも見えないのだが)を見かけないブクマカさんがいる

頭が良さそうでもの言いがきつくて、自分の長いこと陥り続けているあまりぱっとしない状況の真ん中からその人がブクマ欄に放る言葉たちを見るとそれはあまりにも強くて、最初は怖くて好きではないと思っていた

しかしどのブクマコメントもよくよく読んでみるとまあそれはそうだよな、それは間違ってない、むしろ正鵠を射ているということしか書いておらず、別に嫌味とか高圧的ってわけではなくただ言葉や感じたことに対して素直な人なのかなと思えるようになった

その人は、凪のような生活の中でも稀に何事かあり書かずにはいられずに増田に放流した私の文章に素直に「良い文章だね」といったコメントをつけてくれることがあって、あの辛辣な人が私の心の内の吐露を読んでくれること、それに素朴な言葉をくれること、ただそれが妙に嬉しいのであった

私にとって勝手にそういう距離感ブクマカさん、いまお元気だろうか

何分はてなというサービス高齢化して久しい社会であるのでここから疎遠になる理由事情などいいことでも悪いことでも幸福なことでも不幸なことでも大きなことでも小さなことでもいくらでもあるのであり、

その都度○○さんどうしているかな、心配しています、などとごちてみたり事情を尋ねてみるなどということをわざわざすることもない、と当たり前に考える程度にそれぞれの生活があるということを十分に皆わかっているから私も言わないのだけれど、

それでもその人が何かいいことで、もしくはなんでもない生活の中の当たり前のことではてブに来ることをたださらっと忘れてるのであってほしいと思う

元気でいてほしい人、勝手に何人もいるはてブ

2022-08-01

anond:20220801183004

安倍さんの対ロ外交がなぜ負の遺産なのか

この記事だけだと分からいか

2014年3月クリミア侵攻でロシア孤立

2016年5月安倍総理訪ロ。8項目の経済協力プラン提案して、プーチン氏に助け舟を出す

2016年12月プーチン訪日安倍さん必死ウラジーミル連呼するも、シンゾーとは呼んでもらえず

2018年11月シンガポール日ロ首脳会談二島先行返還方針転換を表明

2019年9月東方経済フォーラム伝説の「ウラジーミル君と僕は同じ未来を見ている」ポエム披露

この安倍さんトップダウンで行った北方領土返還平和条約締結交渉に、ロシアによる北方領土実効支配強化・軍備増強の推移を重ねると、安倍さんウラジーミル(笑)意図を読み違えて、一方的に前のめりに譲歩を繰り返したことが見えてくる

2014年11月地対艦ミサイル部隊海軍)の配備発表

2015年12月、ショイグ国防相が、択捉島国後島に合計392の軍事施設建設予定に言及

2016年3月北方領土千島列島地対艦ミサイルバスチオン」、「バル」などの配備を発表

2016年11月択捉島で「バスチオン」沿岸ミサイル大隊国後島で「バル沿岸ミサイル大隊戦闘当直を行っている旨公表

2018年1月択捉島軍用飛行場である天寧飛行場2014年開港した新民間空港軍民共用となる

2018年8月戦闘部隊空軍配備発表。Su-35戦闘機3機配備

2018年12月東部軍管区司令官択捉島及び国後島の宿舎を視察

2019年択捉島に2棟、国後島に1棟新たな宿舎整備予定

以上を踏まえると、元外務次官竹内行夫氏の次の論評が正鵠を射ていることが理解できる

プーチン氏は四島の帰属問題解決して平和条約を締結するとした1993年東京宣言を骨抜きにすることを目論んでいた

安倍さん事実上二島先行返還にかじを切ったことは、日本政府国民に残された「負の遺産」になりうる

安倍さんは「国家主権を自ら放棄した歴史上初めての宰相」になる可能性がある、と

2022-05-31

気まぐれな雑感

エビデンスとは単一概念ではなく、ピラミッド状の階層構造をしている。

これを理解している者と理解していない者が対話をしても(ご覧になった通り)無益である

また、ビル(四角形)ではなくピラミッド三角形であることにも重要意味がある。

仮に、頂点から底面に下ろした垂線上に”真実”があると仮定すると、上位の階層ほど垂線からの幅は小さく、下位の階層ほど大きい。

そして”とあるエビデンス”は、その幅のどこかに存在する。

まり、上位のエビデンスレベル研究結果ほど”真実”に近い可能性が高く、下位であればあるほど低いと言える。

ここで気をつけたいのは、下位のエビデンスだとしても、正鵠を射ている場合もあるという点である

例えば「専門家意見」はエビデンスレベルこそ低いものの、侮り難いものがある。

実際、COVID-19パンデミック初期には専門家意見を参考に対策を進めるしかなかったが、外れていたもののほうがずっと少なかったのは、みなさんご承知の通りである

そして、この専門家という生き物は、自分意見検証する生き物として知られている。

この生き物に観察される営みを研究といい、研究によって自説のエビデンスレベルを上げようとしてもがき苦しみ最後死ぬ

この生き物の幾多の屍を土台にし、エビデンスは構築されるのである

マジ泣けるよねー。

(ただし、専門家ごとに専門領域が異なるため、ピラミッドの下から上まで全部自分で行うわけではない)

ではなぜ専門家エビデンスレベルを上げるための研究を行うのか。それは過去の忌まわしい人類歴史への反省からである

cf.ヘルシンキ宣言

「自説を開陳するだけの者はオ○ニストであり、過去歴史を知らぬ愚か者である(オマエ・ダレヤネン BC.260-198)」

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バイザウェイ、私は、歯科は(日本だけではなく世界的にも)産業構造的にエビデンスの構築の価値相対的に低い業界だと思っている。

誰かが「これは価値あるものだ!」と着想しても、一部のアカデミアを除き、エビデンスを構築する行動に対するインセンティブが乏しく、携わる人は少ない(ブーメラン)。

それよりも横展開して、商業誌投稿したり(ブーメラン)、本を書いたり、セミナーをしたり(ブーメラン)、スタディグループを作ってマネタイズしたほうがメリットがある(←これは、これらの内容や活動が間違っているとか価値が低いということを意味しない)。

しかしこれらの活動根本的な問題内包している(ブーメラン)。

それは「これは価値あるものだ!」という『ご意見』はエビデンスレベルが低く、”真実である可能性が低いことに対する自覚が乏しいことである

そしてその自覚がないまま、自説の普及に勤しむからやっかいなのだ

このような【専門家とは言えない彼ら】を、私は4種類+αに分類した。

A: 普及に勤しんでいたらアカデミアの誰かに検証され、概ね正しいことが明らかにされる(たまたま正鵠を射ていた幸運な例:私の乏しい理解ではインプラント

B: 普及に勤しんでいたらアカデミアの誰かに検証され、価値がないとされて廃れる

C: 普及に勤しんでいたらアカデミアの誰かに検証されるも中途半端に終わる(最も多いパターン

D: 普及に勤しんでいるが誰から相手にされない(例:脳歯科)。

いずれのタイプも決められたプロセスを経ずに患者適応する、あるいは適応させるように普及させるという点においては同類であり、過去の事例は仕方がないが、特に現代では慎むべき行動であるというのが私の認識である

A~Dのサブタイプとして以下のZがある。

Z: 普及に勤しんでいたら批判的な声に晒され、自説にこだわるばかりにカルト化し、他者攻撃する。彼らは批判されればされるほど、仲間どうしで傷を舐め合い、結束を固め、ますますカルト化するという特徴を持つ(例:近藤内海長尾)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

では、歯科界において、エビデンスの構築の価値を高めるにはどうしたら良いだろうか。

エビデンスの構築に携わる人をすぐに増やすのは現実的ではないが、エビデンスの構築の価値を重視する人を増やすことは今日からでもできるはずだ。

こうした問題に近道はない。一つ一つ丁寧に取り組んでいく他ないだろう。

メディアtwitterのような患者を含む不特定多数に向けた発信はエビデンスレベルが高いもの根拠にする。

・発信には根拠を明示する、その限界も明示する。

・自説を発信したいなら質の高い論文査読あり)を書く。

不適切医療は根気良く丁寧に、しかし迅速に対応して潰していく。

ひとまずこれらが現時点での最適解だと思う。

賢明な皆様ならすでにお分かりであろう。これらはすでに彼が行っていることだ。

しかし、そんな彼に今、「カルトへの対応」という新しい難問が出現した。

今後彼がどう対応していくのか、気になって夜しか寝られない。

2021-12-19

anond:20211218105606

項番3が正鵠を射ている

自分が「おっちゃん」だから他所で色々言われて肩身狭い、みたいな思考があるのは確か。原因は「おっちゃん」ではないんだけれども。

会社の中高年が「ITからない」理由を「中高年」にしているのと似ている。

問題解決できないんだが、逃げ場を作ろうとするのはうまい

2021-12-05

anond:20211205185221

安定すると人間は腐敗する

誰が言ったかからないが正鵠を射ている

正確には、

安定を求めようとすると人間は腐敗する

かもしれないな

2021-10-17

過ぎたる名声は首輪と変わらん

昔はそこそこ業界で有名になってチヤホヤされてーなーなんて思ってたし、そうなるようそこそこ頑張ったりもしたけど

そこそこ程度の頑張りじゃ環境の違いや運のなさはカバーしきれなくて、俺もまたそこいらの凡人と同じように、社会に埋没した立派な一般人として社会に組み込まれました。

なので「過ぎたる名声は首輪と変わらん」って言葉にはやっぱり、ちょっとだけ、酸っぱい葡萄が混ざってるしルサンチマンの発露が全く含まれてるのかもしれ無いし、それを否定はでき無い。

否定はしないけど、割と自分自身でも正直に思ってるし、納得いく感じがしているし、正鵠を射ているのでは。

借金玉とかいう人が誰かの言葉をパクって「フォーローの数は自分に向けられた銃口の数」とか言ってたみたいですけど、それに近いかも。てか私も無意識にパクってこの言葉を思いつた感じもします。

他人への影響力が大きくなればなるほど自由から遠ざかるとなると、結果論だけど俺は一般人として社会に埋没できたのは割と幸運だったなと思う。

2021-06-01

anond:20210531174419

極めて正鵠を射ている指摘だが弱者男性がそれを認めることはないだろう。

弱者男性の苦しみは、女を手に入れはべらせることのできる彼らの理想とする立派な男性になれなかった苦しみであり、

それこそがマチズモのものであり男女同権を是とするフェミニズムのまさに対極にあるものからだ。

彼らの苦しみはどっぷりマチズモに身を浸らせながらそれを達成できなかった自らのふがいなさゆえの苦しみなのだ

  

もちろんマチズモに身をおいている弱者男性自身も、女を得られなかった自分はただ滅んでいくだけのティッシュ精子みたいな存在であることは自覚しているだろう。

あるいは女王バチと交尾できなかったオスバチみたいな儚い存在である理解しているだろう。

マチズモによればメスを手に入れられなかったオスが滅ぶこと、残念だかこれは生命歴史設計された必要な苦しみなのだ

  

その価値無き生が心安らかに終わることを願ってやまない。童貞煽りなどをして面白半分に苦しめることは虐待に等しい。

2021-04-01

anond:20210401180143

皮肉のつもりなんだけど、正鵠を射ているな。

 

自民党の敵」ポジションを占めているから最大野党なんだ。立民は

全ての候補者から善き政治を選ぼうとしているやつらは支持層じゃない。

 

自民党与党なんだから、そういう層がいるのは当然だな。

2021-01-25

高校は超進学校大学受験失敗のタイプの人のプライドが高いと言われ

昨今ツイートでこれは禁止カードだろと言われているとあるツイート話題になっていたので思ったことを書き連ねてみようと思う。

まず、そのツイートの内容は以下の通りである

高校中途半端偏差値高いけど、大学第一志望には行けず大したことない大学行ってるやつのプライドの高さは異常。自分は周りとは違うって本気で思ってる。』

いかがだろうか。

かにある一面正鵠を射ているなと感心させられると同時に思わず反駁してしまいたくなった。

自分は周りとは違う』とあなた評価するかも知れない。しか当人主観では残念ながら自分は周りとは違うというある種特権階級じみた病的な選民意識とは少し性質が違うものであると。

正直言葉の綾でどうにでもなるだとかそもそも反論になりえないと言われるだろうが、きっと私がこのように言われたらこう言い返し(繰り返し、反論になっているかどうかは私は知らない。)ているだろうということ思い浮かんだのである

どういうことかといえば、高校中途半端偏差値高いけど、大学第一志望には行けず大したことない大学行ってるやつのプライドが高く見えるという現象は、その渦中にいる本人からすれば、あくまで『高校時代にどうやっても努力では勝てっこないような何をやってもできるレベチに頭のいい人種を見ているからこそ、確かに自分はそこまですごくはないことは十分承知だ。しかし、少なくとも私はそのようなレベチの人間と曲がりなりにも同じ学び舎にいることを許されていた人間で、そこに到達することができなかった君らよりはまだマシな人間である』という確信に基づくものである。そして、こうやって『高校中途半端偏差値高いけど、大学第一志望には行けず大したことない大学行ってるやつのプライドの高さは異常。自分は周りとは違うって本気で思ってる。』とのたまう人間は、たまたまそのように後指を刺されている人に勝てそうな属性に属していると錯覚精神勝利に酔いしれている何も成し遂げることのできなかった人間の僻みだったのではないかと(まあこういう反駁こそ僻みだっていうのは私も十分承知しておりますが)。

多分『高校中途半端偏差値高いけど、大学第一志望には行けず大したことない大学行ってるやつのプライドの高さは異常。自分は周りとは違うって本気で思ってる。』と後ろ指を刺されている人のマインドはこれなんだろうなと、一当事者として考えてみた。

2020-12-24

anond:20201224045511

???

まぁ、釣り文章だと思うんだが

4℃議論もこれと同じだ。よく知りもしないやつから、安っぽいブランドのものが送られてきてもゴミと同じに過ぎない。4℃を贈られるくらいなら、そのぶんの金をくれって感じだ。

単純に「貰うな」で済む話だろ

プレゼントを受け取らなければならない「義務」など存在してない

これで問題なのは4℃ゴミな事じゃないだろ

「知らない(または嫌いな)人間に物をもらったこと」だ


≪貰うな≫


それとも、欲しいブランドならうれしいってか?

なら炎上した理由はまさに正鵠を射ている

なにも外していない

2020-11-02

努力矛盾である

 努力をする、という行為そもそも矛盾であって、人間努力をしないようにできている。更に言えば、人間努力をしてはいけないという命令を脳から受けつつ生きる。

 というのは、努力をする、という行為必要な時点で、それは努力するべき価値のない物事からである。夢中は努力に勝る、という言葉があるように、本来成功する努力とは無意識的なものである。つまり、「努力しなきゃ」という客観的観点と、有意義効果的な努力は不協和なのであって、「努力しなきゃ」とか意識してる時点で、貴方はその物事に向いていないし、もっと言うと、その物事に関して努力をしたところで極めて期待値が低く、恐らくコスト努力)に比してあまりにも小さなリターンしか手に入らないか、あるいは全くリターンが手に入らないか、最悪、リターンどころか自身マイナスしかならないということなである

 脳はそのことを知っているので、そもそも客観的に見て「努力必要」と感じた時点で自分の体にブレーキを掛ける。「努力必要期待値が低くあんまりやらない方がいいこと」なのである(それが我々人類におけるこれまでの生存戦略だったのだ)。本当に向いていることは「努力しなきゃ」とか考えるまでもなく体が動くし、特に意識なく精進していけるものであって、要は才能がない人間努力無駄どころかその人間の心身を蝕むことになるという厳然たる事実を脳は知っているのである。だからこそ脳は人の体にブレーキを掛ける。「やめとけ」と。だから、人は努力ができないのが普通なのだ。

 例えば、もし原始時代において、あんまり期待値が高いわけでもない試行を繰り返す個体努力をする個体)がいたら、周りの人は彼にこう告げるであろう。「お前そんなことしてないでもっと向いてることやれよ、コミュニティを存続させるために重要なこともっとあるだろ、あるいはそういうのはもっと向いてる奴に任せとけよ。コミュニティが存続しねえとお前も生きていけないんだから、お前がやるべきことは他にもあるってことくらい分かるじゃねえか」と。はい。明らかにこのような忠告は正しいし、正鵠を射ている。そういうわけで、「努力をしない」あるいは「努力と感じられるような努力はしない」が人間生存戦略となっているのである。これは極めて合理的なことで、人間は要するに努力できないように作られているのであるし、努力という行為人間生存戦略上の矛盾なのである


 とは言え、原始時代はともかくとしても現代においては、一人の人間期待値の低い努力をしていたところでコミュニティの存続には特に関係がないので、そういう「努力」が許容されるようになっている。しかしながら、「努力」と認識し「努力しなきゃ」と思っている時点で人間生存戦略矛盾していることには代わりない。脳は、そのような努力をしている人間に対して、絶えず命令を送り続ける。「やめとけ」「向いてねえぞそれ」「多分ほかのことやった方がいいと思うぞ」などなど。

 繰り返すが、そのため人間は脳の影響によって「努力」というものができない(やりにくい)のである

 才能のあるやつにはそういうことがない。あるいは、あったとしてもごく少ない。脳は才能あるやつにこう告げる。「その調子だぞ」「向いてるぞ、それ」「その研鑽期待値高えからそのまま続けろ」などなど。というわけでこの文章は才能のあるやつには向けられていない。才能のあるやつにおいて努力努力じゃねえので生存戦略において矛盾はない。彼はそれを殆ど無意識に行い続ける。多分ドーパミンとかそういうのも結構出るので、むしろ努力をやめることができなくなる。

 とにかく「努力しなきゃ」と考える時点で貴方は凡人である。脳としては「やめとけって……」の無限打診を続けるしかない。とは言え、そういう負のスパイラルに没入しても、原始時代においてはそういう期待値の低い試行をし続ける人間は下手するとぶっ殺されちゃうんだけれど、現代においてはぶっ殺されずにそのまま負のスパイラルを続けることができる。この文章は、そんな負のスパイラルを続ける人間に向けて書かれている。


 俺は凡人である。つまり努力をしている人間である期待値の低い試行を繰り返している人間である

 というわけで基本的には努力とかせずほかの事柄リソースを割いた方が明らかにマシなんだけれど、そういう合理的判断能力はとっくの昔に欠落している。

 さて、そのような凡人にとって、基本的努力というもの期待値が低く、努力なんてことはせず別の行動をした方が絶対いいんだけれど――アンチテーゼを敢えて唱えるならば、「凡人にも最高効率努力がある」というテーゼがそれに当たる。

 凡人――最も努力費用対効果コストパフォーマンス)が低い人間にも、その人間にとって費用対効果の高い努力というもの存在する。それは事実である。「努力矛盾である」という原初的命題テーゼ)を止揚アウフヘーベン)するために、このアンチテーゼを用いる。これによってジンテーゼを生じさせる。

制限された状態から効率の最大化を求める行為矛盾ではない」。

 これがジンテーゼだ。

 努力をしなければいけない人間は、能力制限限界リミット)のある人間である。よって、そのような人間の行う努力基本的効率が良くなく、あまり価値がない。これまでその事実を俺は言い続けてきた。とは言え、全く制限のない人間というもの存在しているかと言えば、それは誤りである。例えばチェス世界における現人類最強の人間ノルウェー出身のマグヌス・カールセンであるが、彼に比べれば、全ての人間相対的チェス能力制限を受けていると言ってもいい。もっと言えば、チェスコンピューターには流石に敗北を喫するであろうカールセンにしたところで、能力には制限が設けられている。つまり人間には万民において制限が、限界が、リミット存在している。

 となれば、基本的に我々の取るべき生存戦略は次のことになる。「制限のある上でいか効率よく振る舞うかを追求する」ということである。ここにおいては、次のテーゼも成り立つ。「制限の多い状況においてある行為可能ならば、制限の少ない状況においては尚更その行為可能であるし、制限の多い状態に比べればよりコストパフォーマンスも高くなる」というテーゼである。これは、ドラゴンボールにおける悟空重力トレーニング想像してもらいたい。重力が高い状態である程度のパフォーマンスが発揮できるならば、適正な重力下においては更に多くのパフォーマンスが発揮できるであろうということだ。

 そう、この場合の「重力」という比喩は、我々における一種制限、つまり「才能の無さ」と対応している。我々は、悟空重力において制限を受けるように、常に「才能の無さ」という重力に晒されている。そこにおいて我々は、常に脳から「やめた方が良いぜ」という圧力、その行動に対する一種重力を受け続けているのである。これは、寧ろ努力する人間に限らず、ほぼ全ての人間が常に晒されている恒常圧でさえあると言えるかもしれない。

 そう、人間は、基本的に、何らかの重力に晒されている。だからこそ、その強い圧力下において、強い重力下において行動することに慣れなければならないのである。そう、つまり、我々は努力をするべきなのだ。そうすることによって、重力の低い事柄、例えば自身における「向いている」事柄において、更にパフォーマンスを発揮できる可能性が高まるである

 ここから得られる結論としては、必ずしもある努力は、その努力している対象(例えばスポーツとかチェスとかその他の競技とか)そのものに対する努力ではないということだ。それは、重力それ自体に対して慣れるという努力なのである重力をある程度克服するという努力なのである。そう、努力対象を、自身の受けている恒常圧であるところの重力へと転換させること、そのことによって我々は初めて努力意味を見出すことができるのである。あるいは、重力のものを、つまりは才能のなさそのものを克服することによって、本来才能のない向いていない出来事に対しても、これまで以上のパフォーマンス発揮することも、決して夢ではないのである


 テキストとしては以上なのだが、些か抽象的な記述になってしまったので、具体的なアドバイスを一つだけ書いて終わりにしたい。

 人は脳によって恒常圧、重力を受けている。なので上手く受け流して重力を克服するしか、我々才なき者には道はない。


簡単にできることをする

 誰もが言っていることだが、難しいトレーニングをすることは脳の負担を増大させる。脳から重力を増大させる。なので、簡単なことからしなければならない。

 例えば、「あいうえお」と記述することは誰にだってできる。文章練習をしたいのであれば、毎日必ず「あいうえお」と書くことだ。そういうことから始めよう。

 毎日あいうえお、と書いていると、殆ど人間は次のように思う。「『あいうえお簡単すぎるわ」と。「何かもっと難しそうなことできるわ」と。ここにおいて、脳の恒常圧はやや薄れることになる。

 そうなったならば、相対的に難しいけれど比較簡単なことをすればよい。例えば、「あいうえお」だけでなく、「かきくけこ」から後を書くとか。あるいは、俺が実際に行ったトレーニングは、まずここに書いてある通り五十音を書き写すといったものであった。その後、脳の恒常圧がやや薄れたのを確認して、次のステップに移ったのだけれど、それは、昔暗記したとある小説のページをひたすら書き写すというものであった。自分の好きな小説のページを、同じページを書き写すのである。とにかく、物事簡単なことから始めるのが大切だ。誰にでもできることから始めるのが、一番脳の恒常圧、重力を騙すにはうってつけなのである

 簡単なことから始めよう。しかもそれを毎日続けよう。

 そうすることでしか我々は重力を騙せない。後は、毎日最低限栄養のある飯を食べて、ちゃんと寝て、人と会話をしよう。そんくらいである。

 才なき人々は、脳を騙して、重力を克服しよう。

 すると矛盾は消える。

2020-03-02

英検準1級に合格するような小学生には飛び級を / 義務教育費用1・5

"大人でも難しいのに小6で「TOEIC 980点」" を YouTube で見る

あと、小学校英検準1級合格の人もいるので、飛び級は認めた方がいいと思うんですよね

大学英文科で英検二級〜準1級が多いとか

私は高校時代英検準1級に合格しました

小学生英検準1級に合格するような優秀な人には、公立中学校1年で「This is a pen.」とか習わせるのは時間の空費で苦痛だろうね

小学校6年間で足踏みさせられる学童が多い現実を考えると、飛び級必要だろうね

義務教育費用1・5兆円 教育制度6・3・3制の改正必要性(飛び級も含め 提案)→義務教育は12歳まで

編集

 知り合いで英国大学に16歳で入学した人がいたので、日本飛び級制度について考えてみました。

 ちなみに麻生太郎大臣は「義務教育12歳まで」を提唱したことがあります

(2002年11月17日).

教員働き方改革推進=義務教育費1.5兆円-文科省時事ドットコム

文部科学省は、公立中学校教員人件費に充てる義務教育国庫負担金として1兆5200億円を2019年度予算案に盛り込む方向で調整に入った。教員働き方改革を推進するため、小学校英語正式教科に位置付ける新学習指導要領対応、専科指導教員の確保などに重点を置く。児童生徒の減少に伴う自然減や教員の若返りによる給与減などを背景に、同負担金は前年度比27億円減となる。

 19年度予算案では、教員働き方改革の一環として、外部人材活用も強化する。部活動指導員を4500人増の9000人、教員の授業準備を手伝うスクールサポートスタッフを600人増の3600人それぞれ配置するため、135億円を盛り込む。

 新規施策では、高校地方創生の核とするモデル事業と、学校教育先端技術を取り入れる実証研究にそれぞれ3億円を計上する。

 一方、学校施設耐震化や老朽化対策などをめぐり柴山昌彦文科相は17日、麻生太郎財務相と折衝する。19年度予算概算要求では、公立学校危険ブロック対策をはじめとする施設整備費2432億円を要求。今年度補正予算を含め、概算要求を上回る額を確保できるかが焦点だ。

 

 現行の6・3・3制は、進駐軍GHQ)のうち教育制度担当した兵士出身州が6・3・3制だったということに起因しま

 米国ではK12と呼び、高校卒業までが12年間教育であることは固定しているのですが、中学高校などの修学期間が異なります

 日本公立小学校6年で習得している内容は、優秀な生徒であれば4年間で習得できる内容です

 日本公立中学校3年間で習得している内容は、一般的中高一貫校であれば2年間で習得できる内容です

 また高校3年間の学習内容を2年間で習得できる生徒もいると思います

 小学校4年生の終わり(または小学5年生の終わり)に「学力テスト」を行い、小学6年生までの内容(小学6年間の学習内容)を理解できているか否かの試験を行い、合格した生徒は、飛び級する学生けがあつまる新設公立中学校に進学できるようにするべきと考えます

 学年と年齢の違いに関しては、

 (1)小学年末合格した学生(10歳)が進学する公立中学校

 (2)小学年末合格した学生(11歳)が進学する公立中学校

 (3)小学校に6年間在籍した学生(12歳)が進学する公立中学校

の3通りに分ければいいと思います

 現行の制度だと(3)の公立中学校しかないのが現実です

 

 また、小学校6年修了時に、卒業試験小学校6年までの国語算数学力試験)を課し、小学校卒業学力に満たない小学6年生は再び小学校留年するという制度採用すれば、読み書きもできないのに公立中学校に進学してくるような事態回避できます

 現在の「公立中学校」で正常な授業が行われていないのは自明であり、公立中学校の荒廃を回避するためにも、読み書きもできないのに公立中学校に進学してくるような生徒を卒業試験ブロックすることは非常に有益です。

 ちなみに大阪府などでは高校の学区制はなくされています

 中学受験で進学した12歳は電車通学で異なる都道府県学校に進学するということが日常的に行われています

 (もちろん私立小学校に通学する小学生も7歳から電車通学をしています

 

 学力テストによる「飛び級」を採用した結果

 10歳で入学できる公立中学小学年末合格した場合

 11歳で入学できる公立中学小学年末合格した場合

 12歳で入学できる公立中学小学年末合格した場合

公立高校入学年齢4種類>

① 12歳で入学できる公立高校小学校を4年間で修了し中学も2年間で修了した場合:要は小中で6年間かかった場合

② 13歳で入学できる公立高校小学校を5年間で修了し中学も2年間で修了した場合、および小学校を4年間で修了し中学は3年間で修了した場合:要は小中で7年間かかった場合

③ 14歳で入学できる公立高校小学校を6年間で修了し中学も2年間で修了した場合、および小学校を5年間で修了し中学は3年間で修了した場合:要は小中で8年間かかった場合

④ 15歳で入学できる公立高校小学校を6年間で修了し中学も3年間で修了した場合:要は小中で9年間かかった場合

 

 もちろん中学3年時には学力テストを課し、合格できない場合留年中学3年をやり直す制度)も必要です。

上記公立高校形態から考えると、高校(や中学)を2年で修了できる場合もあると考えて

大学1年に進学できる年齢は

14歳(4・2・2と小中高を8年で修了することに成功した場合

15歳(4・2・3)または(4・3・2)と小中高を9年間で終了することに成功した場合

16歳(4・3・3)または(5・2・3)または(5・3・2)または(6・2・2)と小中高を10年間で修了することに成功した場合

17歳(5・3・3)または(6・2・3)または(6・3・2)と小中高を11年間で修了することに成功した場合

18歳(6・3・3)と小中高に12年間を費やした場合

となります

ちなみに現在大学受験制度では、千葉大学京都大学医学部のみ)など6大学飛び級受験生を受け入れています

参考:

先進科学プログラム | 飛び入学 | 国立大学法人 千葉大学 先進科学センター

先進科学プログラム ― 高2から大学へ ―「先進科学プログラム」は、高校2年修了後、通常より1年早く大学入学できる制度です。入学後は、所属する各学部学科の授業科目と並行して、本プログラム生専用カリキュラムに基づいた少人数教育を受けることができます

5. 海外語学研修海外留学

1年次または2年次の夏休みに、英語学習目的とした約1ヶ月の海外研修実施。3年次以上の学生には研究目的海外短期留学支援するなど、大学費用負担による研修制度を設けています

8. 経済面サポート

入学料は免除されます。また、授業料選考のうえ全額または半額が免除される制度があります海外研修の際も個人的に使う経費以外の負担必要ないため、経済的心配をすることなチャレンジできます

参考:

京大飛び入学制 16年春から医学部に高2生 :日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG26054_W4A320C1CR8000/

京都大は26日、2016年入学試験から医学部医学科に高校2年からの「飛び入学」制を設けると発表した。高校3年次を履修せずに大学1年になれる。国際科学オリンピック数学物理化学生物)の日本代表として世界大会に出場した生徒が出願の対象英語力や小論文面接の成績を総合判定する。募集人員は最大5人。医学部飛び入学制は全国で初めてという。

しかし、上記の現行制度だと高卒資格が得られないことになっており、また京都大学医学部)では飛び級合格者がでていません

しかも上限5名しか合格できないのであれば、米国英国における飛び級と同一視することが出来ません

国民生命に関わる福祉予算は3兆円、国防費4兆円という重要な出費がありながら

義務教育費になんと1・5兆円が浪費されており、警察官給与より公立学校教員給与が高いという逆転現象放置されています

麻生太郎氏が提言したように12歳から賃金労働できるようにして、義務教育を12歳までにすれば、いわゆる単純労働分野での外国人受け入れをする必要がありません。

教育への支出を増やしたところで教育の質は改善しませんしむしろ劣化しま

しかし、飛び級を導入することで、教育の質は改善されます

公立高校教員公立中学校教員学力が低く、むしろ学力が低いゆえにその職業を選んでいるという現実もあるわけですが、毎年学力テストを課して基準に満たない教員は会食する制度は最低限必要だと思います

私は私立中学校高校一環だったのでわかりませんが、公立中学校教員内申書高校受験に必要書類)に際して保護者金銭要求する行為が横行しているとよく伺います

そもそも田中角栄時代に設定された(公立学校教員給与が1クラス50人を前提とした給与水準なので、1クラス30人となった現在では、給与は6割に言及するのが正鵠を射ていると思われます

しがたい、飛び級制度の導入により短期間で高校卒業できる制度の導入が必要だと考えます

2020-02-16

某所でのハッピーシュガーライフ感想まとめ、および個人的感想

きっとちがうよ

だって私は わたしが生きるために あの人に生きて欲しかったんだから

それはきっとちがうんだよ ちがったんだよ

それはきっと あいなんかじゃないよォ…

――鍵空とみやき「ハッピーシュガーライフ 第7巻」

某所より気になった感想抽出し、思いついたことを書いていく試み

171 ななしのよっしん

2018/09/30(日) 13:48:11 ID: f8xlQvMm3b

あさひもしょうこも(てかこの作品のほぼ全員)私が生きるためにあの人に生きてほしいを地でいくキャラだったからあの結末は残念でもないし当然

あさひはこれからのこと考えると可哀想だがしょうこは裏切ったうえに盗撮までして友達の私を信頼してはほんと無理だったから死んでよかったよ

生かしてると絶対警察にチクってたしな

173 ななしのよっしん

2018/09/30(日) 15:30:33 ID: 6m5ZAUyP0F

友人思いのあつかましさや正義感が仇になってさとうを裏切り殺されたしょうこ

大人の女性からセクハラを受けまくって気が狂いしおからも見捨てられて廃人化した太陽

から変態性に加えさとうを詮索してやり込めようとして失敗し逮捕された先生

さとうに何だかんだ振り回されているバイト

太陽暴力をふるいしおを誘拐しようとして目潰しされた男たち

DVを受けていたとはいえしおを拒絶して全ての元凶になった母親

まだ幼い子を強姦DVをやった末、毒殺された父親

絵のモデルとしてさとうを招きしおに対するさとうの気持ちを察するや自分の望むさとうでなくなることに怒り、手を挙げて殺された部屋の主

さとうと愛の形で対立しつつも結局最後までさとう達に協力して逮捕された叔母さん

必死に妹を思い自分自分母親の元で幸せに生きさせようとしたが、最後にはしおの心を完全に奪われたあさひ

愛の形を証明心中を受け入れるも、結局しおを生きながらえさせて、しおを自分の愛の結晶としてこの世に残すことに成功したさとう

幼児退行や記憶障害は治ったが、さとうの愛に完全に共鳴して強い意志を持って傾倒する狂人となったしお

登場人物で本当の幸せを掴んだのは実はさとうだけかもしれない、しおは客観的に見ると環境が災いして人格を塗り替えられた不幸な子だと思った

182 ななしのよっしん

2018/10/01(月) 05:10:48 ID: CEiFINjjYU

一見人魚姫みたいで綺麗な終わり方だけど冷静に見ると、さとうがおばさんにされて嫌だった「愛ってこういうものだよ、とても素晴らしいよ」の押し付けを結局しおにも繰り返してるだけっていうのがなんか考えさせられる

表面は綺麗だけど、しおもかつてのさとうみたいに歪んだ愛の価値観に縛り付けられて生きると思うと…

185 ななしのよっしん

2018/10/01(月) 11:23:57 ID: VrrOXonf2W

>>182

しおはさとうの愛で満たされてるけど

さとうはおばさんの愛を真似ても全然満たされてないし(しおに会う前のさとう描写より)

「同じ価値観押し付け」という言葉で括るのはちょっと違う気がする

190 3543

2018/10/02(火) 09:27:55 ID: PTz4syDQ1u

こういう話は因果応報とは無縁の話だと思ったら、しお以外は因果応報の形になったのが意外。だが単純に法とか、一般的善悪道徳を元にした勧善懲悪因果応報じゃないのがミソだな。

から普通なら報いを受けそうにない立場のしょうこも、勝手な「ごく真っ当な価値観」のままさとうに迫り、信じると言いながら結局目を逸らしてしまたことが、致命的な罪となって、その裏切りの報いとして死んだ。

単に犯罪たからだけじゃなく、自分価値観を押しつけ続けて相手を碌に見なかったり、何より愛に真摯じゃないキャラは報いを受けた訳だ。

しおに関しては、さとうと限りなく噛み合っていたが、共犯者の面もあるし、最後に庇ったさとうの愛が本当の愛なのかしおへの裏切りなのか、あの結末が救いなのか呪いなのかわからんはいい感じだと思う。

206 ななしのよっしん

2018/10/15(月) 17:02:35 ID: MYkV3cCihu

さとうはあらん限りの意志の力によって、

しおにある意味死ぬまで一緒にいて愛し合うことを実現した

ある意味、恋の夢である愛する人ひとつになる」を実現してしまった

人間精神が分割できないindividual(個人)という見方社会的事務上のフィクションで、

内面には複数の「分人」がいるわけで、その一つとしてミニさとうがしおの人格インストールされた

だが本当に恋の夢が実現されたとしてそれは本当にいいものなのか?と思わされる

意志の強烈な輝きと同時に、それがもたらす災厄も描かれてる

強い意志というのは、結局高確率目的を果たす魔力はあるけど、被害も生むことを示してる

個人的にも、意志によって目的は果たせたけど、意識してなかったものを失った経験はいくつかしてるので、

キャラ怪物ばかりだが内容は真実だと思う

214   

2018/11/14(水) 00:15:54 ID: DvW+BJx4zX

この作品、ほぼ同時期に映像化(向こうは実写化だけど)された監禁モノ作品と決定的に違う所がある

社会的言い訳を一切してない。

これこれこういう可哀想な目にあったか容認すべき・同情すべき、という風な作品トーンにしてない。あの純真そうなしおちゃんも含め、出てくるキャラが(一部以外)殆ど全員自分エゴの為だけに動いてる。

そういう意味ではアウトレイジ等のバイオレンスモノに近い作品なのかも


さて、感想

わたしが生きるために あの人に生きて欲しかったんだから」という叫びで自らと登場人物すべての罪を糾弾たこ言葉

では、いったい何が愛だったのか、どうすれば愛だったのか、愛は何故減るのだろうか(ニヒリズム)


「お互いの事を思いあい助け合い、真に理解しあう」が、「プロレスは本気で戦っている」と同様のお約束であることは肯ずるところだろう

富めるときも貧しきも、病める時も健やかなる時も、死がふたりを分かつまで、愛し慈しみ貞節を守ることをここに誓います

本作でも繰り返し述べられる誓いの言葉だが、やはり難しい

貧すれば鈍する、衣食足りて礼節を知る

満たされない人間愛について理想を掲げ、存在しないものを追い求める様は悲喜劇である

「お前が掲げる愛、そんなものはない」のである

残念ながら、愛というのは幻想入りしている


では何が存在するのか、現実日常に耐えられるだけの実在性を担保できるのか

逆説的だが、まさにそれこそが愛、つまり個々人の中にしか存在しない幻想だと思われる

相手は分かってくれくれるかも知れない」「自分を救ってくれる誰かがいるかもしれない、そんな時が来るかもしれない」「これこそが愛の本質なのかもしれない」という期待、幻想思い込み

それに従って相手志向し、期待し、求め、望み――そして、拒絶され、断罪され、絶望する

その果てに関係性を何度でも再構築し、自分自身の幻想・信念ですら変えていく

自分に合わせて現実を変えるのではなく、圧倒的な実在性(=他者性)のある「現実世界」に打ちのめされ、変わらされていく

他者論という観点から見れば、「誰にも否定されない絶対的な真理」を作り出すことは不可能である。一方で「他者」は、単に真理への到達を妨害する忌むべき存在というわけではなく、「私」を自己完結孤独から救い出す、「無限可能性」でもある。いかなる哲学科学数学を作り出しても、必ずその外部から「違う」と叫び叩き潰してくる、理解不能で残酷な「他者」が現れる。「他者」が現れるからこそ、自己自己完結して停滞することなく、無限に問いかけ続けることができる。

――エマニュエル・レヴィナス(Wikipedia)

 然し、真理といふもの実在しない。即ち真理は、常にたゞ探されるものです。人は永遠に真理を探すが、真理は永遠に実在しない。探されることによつて実在するけれども、実在することによつて実在することのない代物です。真理が地上に実在し、真理が地上に行はれる時には、人間はすでに人間ではないですよ。人間人間の形をした豚ですよ。真理が人間にエサをやり、人間はそれを食べる単なる豚です。

(中略)

 もとより、私は、こはれる。私は、たゞ、探してゐるだけ。汝、なぜ、探すか。探さずにゐられるほど、偉くないからだよ。面倒くさいと云つて飯も食はずに永眠するほど偉くないです。

 私は探す。そして、ともかく、つくるのだ。自分の精いつぱいの物を。然し、必ず、こはれるものを。然し、私だけは、私の力ではこはし得ないギリ/\の物を。それより外に仕方がない。

――坂口安吾「余は弁明ス」



人間精神が分割できないindividual(個人)という見方社会的事務上のフィクションで」

という言葉正鵠を射ているように、人間はそれ単体で存在し得ない

人のすむところ。世の中。世間。人が生きている人と人の関係世界。またそうした人間社会の中で脆くはかないさまを概念的に表すことば。

――人間(Wikipedia)

 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。

――夏目漱石草枕


人が期待を以って作り上げる物、それが幻想である

永遠に求めるが手にし得ないものを、その霊台方寸のカメラにおいて捉える故に、他者必要とし、そしてそれに打ち倒される

揺るがない物理存在としての肉体がその繰り返しを支え、人を生き長らえさせている

それ故に何度でも人間は変わり、裏切られ、それでも生きていく

今日、愛の不在を叫んだ神戸しおも、その10年後には同じ気持ちいるかは分からない

「十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人」は、決して絶望言葉ではないのだ

BPDの症状が年齢経過で落ち着いてくるということと似ており、時はすべてを均してくれる

凡人に身をやつすことは、救いでもあるのだ

2019-05-15

はてブで絶賛されていることは、まず疑う

逆に拒絶反応がある場合は、正鵠を射ている可能性がある。

2019-04-15

anond:20190415140441

煽ってるつもりだろうが、コレは割りと正鵠を射ているな。

普通」を普通じゃなくしたフェミ、ひいては女性全般KKO(a.k.aインセル)が憎むのは当然だろ。

だって利害関係が真っ向から対立してる上に、その理由はやっぱりお気持ち(「キモイ」)でしかないもの


その状況下で「女性差別されている!」「女性権利を!」って言ってんだから、神経逆撫でどころの話じゃあるまい。

「俺らが普通に生きる権利は?」「俺らを排斥する権利以上に何が必要なんだ?」ってなるだろ。

はっきり言って、これは女性サイドの戦略ミス

一時的には同じ「弱者」として連帯できるはずの、最後に敵に回すべき弱者男性をかなり早い段階で敵に回してしまってる。

メリットを与えてやればよかったんだよ。KKOにさ。

2018-09-18

anond:20180918160825

意外と反論を言う人たちが多いのな。

私はまさに正鵠を射ていると思うが。

整理整頓ができない人たちが、金銭管理をきちんとできるとはとても思えない。

その整理整頓ができない理由が、生まれつきの性格問題であれ、心の病であれ、別に間違ったことは言っていない。

貧乏から抜け出したいなら、整理整頓ができるように訓練するしかいね

(まあ、別に貧乏であることを気にしていない可能性もあるし、それならそれで構わないと思うが)

2017-12-09

anond:20171209165934

マクロパラメータが痛んでるときに、最後ブラックボックスであるイノベーションにかけて一発大逆転を狙うと必ず無理がたたってインパール作戦になるので、現実直視し、エビデンスに基づいてコツコツ修正するように、と言ったのに…。 経産省にも責任があると私は思う。

https://twitter.com/noricoco/status/937902064104980480

この分析は非常に正鵠を射ていると思う。今や、この国のあらゆる人々が一発逆転を期してユメを語る人間にカネを託すようになった。言い換えれば、経済が停滞を続ける状況下において、ブラックボックスは最もカネになる存在となったのだ。

 

しかしながら、社会システムが硬直化して閉塞している場合、不確定要素を入れて、例外的状況を生み出すしか活路はないと思うんだが。

(もちろん、規制緩和というやり方等もあるが、それはそれでやれば良いと思うし、使える手段は全て使うべきでは?)

 

単にやり方が良くないだけにも見える。

STAP事件場合は、公的機関である独立行政法人に金が集まりすぎたのが多分問題だったし、スパコン詐欺事件場合は、助成金詐欺だが、大体、民間資金だけでは回せないか助成金を入れるという話が筋なのであって、「公的資金を入れている場合は、それに対する民間資金の上限を設ける」等の措置を取ればいいようにも見える(もちろん、簡単に考えすぎな部分もあると思うが、基本路線としては)。

 

もちろん、「民間資金だけで回せる」というならば、それに越したことはないし、金になりそうならば、公的機関でも民間営利企業になった方が良いと思うしね。

民間だけで回すならば、基本的に「自己責任」で済む訳だから業務内容が反社会的行為かという側面はまた別問題だろうし)。

イノベーション利権」の勃興

今にして思えばSTAP細胞事件典型的だったと思う。妄想(ゆめ)を語る研究者に対する人々の期待がバブルのように膨らみ、マスコミ業界紙はそれをさらに煽るべくショーアップする。結果として、彼らの下には多額のカネが集まってくる。

結局、そのバブルは弾けて水泡に帰した。しかし、本来科学研究などというのは失敗してナンのものであり、提案された成果の追試が成功せずに認められないことは珍しくない。STAP細胞も、そのような失敗した研究の一つとして粛々と科学史の闇の中へと消えていく程度の話であったはずだ。

しかし、現実には有名研究者であった副センター長の自殺という衝撃的な結末を迎えた。何が、彼をそこまで追い込んだのか?

翻って今回の場合齊藤氏とその技術者チームが開発したスパコンはGreen500で四位という立派な成果を出したのであり、その技術力は虚像ではない。だが、その発言が非常に危ういものであったことはすでに指摘されている。

齊藤委員

(中略)

次世代スーパーコンピュータ必要性は、もう釈迦に説法であるかもしれないが、さまざまな手法による省エネルギー、そして新エネルギーであり、最終的にはエネルギーフリーに持っていく。小型熱核融合といったところには核変換の機能付与されるため、資源問題が大きく改善解決されていく可能性がある。

食糧問題というものも、植物工場のあり方次第で大きく変わってくるということや、衣食住がその次のフリーになるというようなところも議論としてあり、続いては安全保障軍事議論もここに含まれてくる。やがて保有するスーパーコンピュータ能力が国力という時代が非常に近づいてきているのではないかと思う。

http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/2030tf/summary_281003.pdf

夢を語るのは良い。だが現実には何が起きたか。おそらくは、彼の描く楽観的なビジョンに対して次々と舞い込んだ多額の助成金が、後ろ暗い勢力を引き寄せる結果となり、最後は食い物にされた。それが、今回の件の実態なのではないか

(追記:四億円だけの話をしているわけではないよ。)

同じく委員会に参加していた「東ロボくん」などのプロジェクトで知られる新井紀子氏は、今回の件についてこうコメントしている。

マクロパラメータが痛んでるときに、最後ブラックボックスであるイノベーションにかけて一発大逆転を狙うと必ず無理がたたってインパール作戦になるので、現実直視し、エビデンスに基づいてコツコツ修正するように、と言ったのに…。 経産省にも責任があると私は思う。

https://twitter.com/noricoco/status/937902064104980480

この指摘は非常に正鵠を射ていると思う。今や、この国のあらゆる人々が一発逆転を期してユメを語る人間にカネを託すようになった。言い換えれば、経済が停滞を続ける状況下において、ブラックボックスは最もカネになる存在となったのだ。

このことは、昨今の政治スキャンダル様相が変わったことと大きく関係していると思う。前世紀と比べて、我が国ではハコモノ利権は相当に厳しくなった。これは、有権者の目が嚴しくなったこともあるが、マクロ経済環境が停滞した結果、そもそもバラ撒くためのカネがないということもあるだろう。

一方で、昨今に取り沙汰されている政治スキャンダルを振り返ってみると、全て「教育」構造改革」「イノベーション」に関するものだ。繰り返そう、ブラックボックスはカネになる。子供の中にも先端技術の中にも無限可能性があり、そこに対する投資は無条件に正当化される。

既存利権の伸びしろが無くなった今、ブラックボックスに対する期待をカネに変えて配る、すなわち「イノベーション利権」の構造こそが、この国の政治最先端の姿なのではないか

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