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はてなキーワード: 「教育」とは

2025-11-06

被害者は悪だろ、追い打ちを受けて当たり前

まれるのが悪い、殴られるのが悪い、なぜなら弱いから!

なら社会は悪である被害者「教育」をする必要がある、追い打ちだ

2025-10-24

伊香保 寺田寅彦

 二三年前の夏、未だ見たことのない伊香保榛名を見物の目的で出掛けたことがある。ところが、上野驛の改札口を這入つてから、ふとチヨツキのかくしへ手をやると、旅費の全部を入れた革財布がなくなつてゐた。改札口の混雜に紛れて何處かの「街の紳士」の手すさみに拔取られたものらしい。もう二度と出直す勇氣がなくなつてそれつきりそのまゝになつてしまつた。財布を取つた方も内容が期待を裏切つて失望したであらうから、結局此の伊香保行の企ては二人の人間失望させるだけの結果に終つた譯である

 此頃少し身體の工合が惡いので二三日保養のために何處か温泉にでも出掛けようといふ、その目的地に此の因縁つきの伊香保が選ばれることになつた。十月十四日土曜午前十一時上野發に乘つたが、今度は掏摸すりの厄介にはならなくて濟んだし、汽車の中は思ひの外に空いて居たし、それに天氣も珍らしい好晴であつたが、慾を云へば武藏野の秋を十二分に觀賞する爲には未だ少し時候が早過ぎて、稻田と桑畑との市松模樣の單調を破るやうな樹林の色彩が乏しかつた。

 途中の淋しい小驛の何處にでも、同じやうな乘合自動車アルミニウムペイントが輝いて居た。昔はかういふ驛には附きものであつたあのヨボ/\の老車夫の後姿にまつはる淡い感傷はもう今では味はゝれないものになつてしまつたのである

 或る小驛で停り合はせた荷物列車の一臺には生きた豚が滿載されて居た。車内が上下二段に仕切られたその上下に、生きてゐる肥つた白い豚がぎつしり詰まつてゐる。中には可愛い眼で此方を覗いてゐるのもある。宅の白猫の顏に少し似てゐるが、あの喇叭のやうな恰好をして、さうして禿頭のやうな色彩を帶びた鼻面はセンシユアルでシユワイニツシである。此等の豚どもはみんな殺されに行く途中なのであらう。

 進行中の汽車から三町位はなれた工場の高い煙突の煙が大體東へ靡いて居るのに、すぐ近くの工場の低い煙突の煙が南へ流れて居るのに氣がついた。汽車が突進して居る爲に其の周圍に逆行氣流が起る、その影響かと思つて見たがそれにしても少し腑に落ちない。此れから行先にまだいくらも同じやうな煙突の一對があるだらうからもう少し詳しく觀察してやらうと思つて注意してゐたが、たうとう見付からずに澁川へ着いてしまつた。いくらでも代はりのありさうなものが實は此の世の中には存外ないのである。さうして、ありさうもないものが時々あるのも此の世の中である

 澁川驛前にはバス電車伊香保行の客を待つてゐる。大多數の客はバスを選ぶやうである電車の運轉手は、しきりにベルを踏み鳴らしながら、併しわり合にのんきさうな顏をしてバスに押し込む遊山客の群を眺めて居たのである。疾とうの昔から敗者の運命に超越してしまつたのであらう。自分も同行Sも結局矢張りバスもつ近代味の誘惑に牽き付けられてバスを選んだ。存外すいて居る車に乘込んだが、すぐあとから小團體がやつて來て完全に車内の空間を充填してしまつた。酒の香がたゞよつて居た。

 道傍の崖に輕石の層が見える。淺間山麓一面を埋めて居るとよく似た豌豆大の粒の集積したものである。淺間のが此邊迄も降つたとは思はれない。何萬年も昔に榛名火山自身の噴出したものかも知れない。それとも隣りの赤城山の噴出物のお裾分けかも知れない。

 前日に伊香保通のM君に聞いたところでは宿屋はKKの別館が靜かでいゝだらうといふことであつた。でも、うつかりいきなり行つたのでは斷られはしないかと聞いたら、そんなことはないといふ話であつた。それで、バスを降りてから二人で一つづゝカバンを提げて、すぐそこの別館の戸口迄歩いて行つた。館内は森閑として玄關には人氣がない。しばらくして内から年取つた番頭らしいのが出て來たが、別に這入れとも云はず突立つたまゝで不思議さうに吾々二人を見下ろしてゐる。此れはいけないと思つたが、何處か部屋はありませうかと聞かない譯にも行かなかつた。すると、多分番頭と思はれる五十恰好のその人は、恰度例へば何處かの役所の極めて親切な門衞のやうな態度で「前からの御申込でなければとてもとても……」と云つて、突然に乘込んで來ることの迂闊さを吾々に教へて呉れるのであつた。向うの階段の下では手拭を冠つて尻端折つて箒を持つた女中が三人、姦の字の形に寄合つて吾々二人の顏を穴のあく程見据えてゐた。

 カバンをぶら下げて、悄々しをしをともとのバスの待合所へ歸つて來たら、どういふものか急に東京へそのまゝ引き返したくなつた。此の坂だらけの町を、あるかないか當てにならない宿を求めて歩き※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はるのでは第一折角保養に來た本來の目的に合はない、それよりか寧ろ東京の宅の縁側で咲殘りのカンナでも眺めて欠伸をする方が遙かに有效であらうと思つたのである。併し、歸ることは歸るとしても兎も角も其處らを少し歩いてから歸つても遲くはないだらうとSがいふので、厄介な荷物を一時バスの待合所へ預けておいてぶら/\と坂道を上つて行つた。

 宿屋が滿員の場合には入口に「滿員」の札でも出しておいたら便利であらう。又兎も角も折角其家を目指して遙々遠方から尋ねて來た客を、どうしても收容し切れない場合なら、せめて電話温泉旅館組合の中の心當りを聞いてやる位の便宜をはかつてやつてはどうか。頼りにして來た客を、假令それがどんな人體であるにしても、尋ねてくるのが始めから間違つてゐるかのやうに取扱ふのは少し可哀相であらう。さうする位ならば「旅行案内」などの廣告にちやんと其旨を明記しておく方が親切であらう。

 こんな敗者の繰言を少し貧血を起しかけた頭の中で繰返しながら狹い坂町を歩いてゐるうちに、思ひの外感じのいゝ新らしいM旅館別館の三階に、思ひもかけなかつた程に見晴らしの好い一室があいてゐるのを搜しあてゝ、それで漸く、暗くなりかゝつた機嫌を取直すことが出來たと同時に馴れぬ旅行疲れた神經と肉體とをゆつくり休めることが出來たのは仕合せであつた。

 此室の窓から眼下に見える同じ宿の本館には團體客が續々入込んでゐるやうである。其の本館から下方の山腹にはもう人家が少く、色々の樹林に蔽はれた山腹の斜面が午後の日に照らされて中々美しい。遠く裾野には稻田の黄色い斑の縞模樣が擴がり、其の遙かな向うには名を知らぬ山脈が盛上がつて、其の山腹に刻まれた褶襞の影日向が深い色調で鮮かに畫き出されて居る。反對側の、山の方へ向いた廊下へ出て見ると、此の山腹一面に築き上げ築き重ねた温泉旅館ばかりの集落は世にも不思議な標本的の光景である。昔、ローマ近くのアルバ地方遊んだ時に、「即興詩人」で名を知られたゲンツアノ湖畔を通つたことがある。其の湖の一方から見た同じ名の市街の眺めと、此處の眺めとは何處か似た所がある。併し、古い伊太利の彼の田舍町は油繪になり易いが此處のは版畫に適しさうである。數年前に此地に大火があつたさうであるが、成程火災の傳播には可也都合よく出來てゐる。餘程特別防火設備必要であらうと思はれる。

 一と休みしてから湯元を見に出かけた。此の小市街横町は水平であるが、本通りは急坂で、それが極めて不規則階段のメロデイーの二重奏を奏してゐる。宿屋お土産を賣る店の外には實に何もない町である。山腹温泉街の一つの標本として人文地理學者の研究に値ひするであらう。

 階段の上ぼりつめに伊香保神社があつて、そこを右へ曲ると溪流に臨んだ崖道に出る。此の道路にも土産物を賣る店の連鎖が延長して溪流の眺めを杜絶してゐるのである。湯の流れに湯の花がつくやうに、かういふ處の人の流れの道筋にはきまつて此のやうな賣店の行列がきたなく付くのである。一寸珍らしいと思ふのは此道の兩側の色々の樹木に木札がぶら下げてあつて、それに樹の名前が書いてあることである。併し、流石にラテン語の學名は略してある。

 崖崩れを石垣で喰ひ止める爲に、金のかゝつた工事がしてある。此れ位の細工で防がれる程度の崩れ方もあるであらうが、此の十倍百倍の大工事でも綺麗に押し流すやうな崩壞が明日にも起らないといふ保證は易者にも學者にも誰にも出來ない。さういふ未來の可能性を考へない間が現世の極樂である自然可能性に盲目な點では人間も蟻も大してちがはない。

 此邊迄來ると紅葉がもうところ斑に色付いて居る。細い溪流の橋の兩側と云つたやうな處のが特に紅葉が早いらしい。夜中にかうした澤を吹下ろす寒風の影響であらうか。寫眞師がアルバムをひろげながらうるさく撮影をすゝめる。「心中ぢやないから」と云つて斷わる。

 湯元迄行つた頃にはもう日が峯の彼方にかくれて、夕空の殘光に照らし出されて雜木林の色彩が實にこまやかに美しい諧調を見せて居た。樹木の幹の色彩がかういふ時には實に美しく見えるものであるが、どういふもの特に樹幹の色を讚美する人は少ないやうである

 此處の湯元から湧き出す湯の量は中々豐富らしい。澤山の旅館の浴槽を充たしてなほ餘りがあると見えて、惜氣もなく道端の小溝に溢れ流れ下つて溪流に注いで居る。或る他の國の或る小温泉では、僅かにつの浴槽にやつと間に合ふ位の湯が生温るくて、それを熱くする爲に一生涯骨を折つて、やつと死ぬ一年前に成功した人がある。其人が此處を見たときにどんな氣がしたか。有る處にはあり餘つて無い處にはないといふのは、智慧黄金に限らず、勝景や温泉に限らぬ自然の大法則であるらしい。生きてゐ自然界には平等存在せず、平等は即ち宇宙の死を意味する。いくら革命を起して人間の首を切つても、金持と天才との種を絶やすことは六かしい。ましてや少しでも自己觸媒作用オートカタリテイツク・アクシヨンのある所には、ものの片寄るのが寧ろ普遍現象からである。さうして方則に順應するのは榮え、反逆するものは亡びるのも亦普遍現象である

 宿へ歸つて見ると自分等の泊つてゐる新館にも二三の團體客が到着して賑やかである。○○銀行○○課の一團は物靜かでモーニングを着た官吏風の人が多い。○○百貨店○○支店の一行は和服が多く、此方は藝者を揚げて三絃の音を響かせて居るが、肝心の本職の藝者の歌謠の節※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はしが大分危なつかしく、寧ろ御客の中に一人いゝ聲を出すのが居て、それがやゝもすると外れかゝる調子を引戻して居るのは面白い。ずつと下の方の座敷には足踏み轟かして東京音頭を踊つて居るらしい一團がある。人數は少いが此組が壓倒的優勢を占めて居るやうである

 今度は自分などのやうに、うるさく騷がしい都を離れて、しばらく疲れた頭を休める爲にかういふ山中自然を索たづねて來るものゝある一方では又、東京では斷ち切れない色々の窮屈を束縛をふりちぎつて、一日だけ、はめを外づして暴れ※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はる爲にわざ/\かういふ土地を選んで來る人もあるのである。此れも人間界の現象である。此の二種類の人間相撲になれば明白に前者の敗である後者の方は、宿の中でも出來るだけ濃厚なる存在を強調する爲か、廊下を歩くにも必要以上に足音を高く轟かし、三尺はなれた仲間に話をするのでも、宿屋中に響くやうに大きな聲を出すのであるが、前者の部類の客はあてがはれた室の圍ひの中に小さくなつて、其の騷ぎを聞きつゝ眠られぬ臥床ふしどの上に輾轉するより外に途がないのである。床の間を見ると贋物の不折の軸が懸かつて居る、その五言の漢詩の結句が「枕を拂つて長夜に憐む」といふのであつたのは偶然である。やつと團體の靜まる頃には隣室へ子供づれの客が着いた。單調な東京音頭は嵐か波の音と思つて聽き流すことが出來ると假定しても、可愛い子供の片言は身につまされてどうにも耳朶の外側に走らせることの出來ぬものである。電燈の光が弱いから讀書で紛らすことも出來ない。

 やつと宿の物音があらかた靜まつた後は、門前のカフエーから蓄音機の奏する流行小唄の甘酸つぱい旋律が流れ出して居た。併し、かうした山腹の湯の町の夜の雰圍氣を通して響いて來る此の民衆音樂の調べには、何處か昔の按摩の笛や、辻占賣の聲などのもつて居た情調を想ひ出させるやうな或るものが無いとは云はれない。

 蓄音機と云へば、宿へ着いた時につい隣りの見晴らしの縁側に旅行蓄音機を据ゑて、色々な一粒選りの洋樂のレコードをかけてゐ家族連の客があつた。此れも存在の鮮明な點に於て前述の東京音頭の連中と同種類に屬する人達であらう。

 夜中に驟雨があつた。朝はもう降り止んではゐたが、空は低く曇つてゐた。兎も角も榛名湖畔迄上ぼつて見ようといふので、ケーブルカー停車場のある谷底下りて行つた。此の谷底停車場風景は一寸面白い。見ると、改札口へ登つて行く階段だか斜面だかには夥しい人の群が押しかてゐる。それがなんだか若芽についたあぶら蟲か、腫物につけた蛭の群のやうに、ぎつしり詰まつて身動きも出來さうにない。それだのにあとから/\此處を目指して町の方から坂を下りて來る人の群は段々に増すばかりである。此の有樣を見て居たら急に胃の工合が變になつて來て待合室の腰掛に一時の避難所を求めなければならなかつた。「おぢいさんが人癲癇を起こした」と云つてSが笑出したが、兎も角も榛名行は中止、その代りつい近所だと云ふ七重の瀧へ行つて見ることにした。此の道筋の林間の小徑は往來の人通りも稀れで、安價なる人癲癇は忽ち解消した。前夜の雨に洗はれた道の上には黄褐紫色樣々の厚朴の落葉などが美しくちらばつてゐた。

 七重の瀧の茶店で「燒饅頭」と貼札したものを試みに注文したら、丸いパンのやうなもの味噌※(「滔」の「さんずい」に代えて「しょくへん」、第4水準2-92-68)を塗つたものであつた。東京下町若旦那らしい一團が銘々にカメラを持つてゐて、思ひ思ひに三脚を立てゝ御誂向の瀧を撮影する。ピントを覗く爲に皆申合せたやうに羽織の裾をまくつて頭に冠ると、銘々の羽織の裏の鹽瀬の美しい模樣が茶店に休んでゐる女學生達の面前にずらりと陳列される趣向になつてゐた。

 溪を下りて行くと別莊だか茶店だかゞあつて其前の養魚池の岸にかはせみが一羽止まつて居たが、下の方から青年團の服を着た男が長い杖をふりまはして上がつて來たので其のフアシズムの前に氣の弱い小鳥は驚いて茂みに飛び込んでしまつた。

 大杉公園といふのはどんな處かと思つたら、とある神社杉並木のことであつた。併し杉並木は美しい。太古の苔の匂ひがする。ボロ洋服を着た小學生が三人、一匹の眞白な野羊を荒繩の手綱で曳いて驅け※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)つてゐたが、どう思つたか自分が寫眞をとつて居る傍へ來て帽子を取つてお辭儀をした。學校の先生と間違へたのかどうだか分らない。昔郷里の田舍を歩いて居て、よく知らぬ小學生に禮をされた事を想ひ出して、時代が急に明治に逆戻りするやうな氣がした。此邊では未だイデオロギー階級鬪爭意識が普及して居ないのであらう。社前の茶店葡萄棚がある。一つの棚は普通のぶだうだが、もう一つのは山葡萄紅葉てゐる。店の婆さんに聞くと、山葡萄は棚にしたら一向に實がならぬさうである。山葡萄は矢張り人家にはそぐはないと見える。

 茶店の周圍に花畑がある。花を切つて高崎へでも賣りに出すのかと聞くと、唯々お客さんに自由に進呈するためだといふ。此の山懷の一隅には非常時の嵐が未だ屆いて居ないのか、妙にのんびりした閑寂の別天地である。薄雲を透した日光が暫く此の靜かな村里を照らして、ダリアコスモスが光り輝くやうに見えた。

 宿へ歸つて晝飯を食つてゐる頃から、宿が又昨日に増して賑やかになつた。日本橋邊の或る金融機關の團體客百二十人が到着したのである。其爲に階上階下の部屋といふ部屋は一杯で廊下の籐椅子に迄もはみ出してゐる。吾々は、此處へ來たときから約束暫時帳場の横へ移轉することになつた。

 部屋に籠つて寐轉んで居ると、すぐ近くの階段廊下を往來する人々の足音が間斷なく聞こえ、それが丁度御會式の太鼓のやうに響き渡り、音ばかりでなく家屋全體が其の色々な固有振動の週期で連續的に振動して居る。さういふ状態が一時間時間[#「二時間」は底本では「二間時」]三時間と經過しても一向に變りがない。

 一體どうして、かういふ風に連續的に足音や地響きが持續するかといふ理由を考へて見た。百數十人の人間が二人三人づつ交る/″\階下の浴室へ出掛けて行き、又歸つて來る。その際に一人が五つの階段の一段々々を踏み鳴らす。其外に平坦な縁側や廊下をあるく音も加はる。假に、一人宛て百囘の音を寄與コントリビユートするとして、百五十で一萬五千囘、此れを假に午後二時から五時迄の三時間、即ち一萬八百秒に割當てると毎一秒間に平均一囘よりは少し多くなる勘定である。此外に浴室通ひ以外の室と室との交通、又女中下男の忙はしい反復往來をも考慮に加へると、一秒間に三囘や四囘に達するのは雜作もないことである。即ち丁度太鼓を相當急速に連打するのと似た程度のテンポになり、それが三時間位持續するのは何でもないことになるのである。唯々面白いのは、此の何萬囘の足音が一度にかたまつて發しないで、實にうまく一樣に時間的に配分されて、勿論多少の自然的偏倚は示しながらも統計的に一樣な毎秒平均足音數を示してゐることである。容器の中の瓦斯體の分子が、その熱擾動サーマルアヂテーシヨンのために器壁に反覆衝突するのが、いくらか此れに似た状況であらうと思はれた。かうなると人間も矢張り一つの分子」になつてしまふのである

 室に寐ころんだ切り、ぼんやり此んなことを考へてゐる内に四時になつた。すると階下の大廣間の演藝場と思はれる見當で東京音頭の大會が始まつた。さうして此れが約三十分續いた。それが終つても、未だその陶醉的歡喜の惰性を階上迄持込[#「持込」は底本では「持迄」]んで客室前の廊下を踏鳴らしながら濁聲高く唄ひ踊る小集團もあつた。

バス切符を御忘れにならないやうに」と大聲で何遍となく繰返して居るのが聞こえた。それからしばらくすると、急に家中がしんとして、大風の後のやうな靜穩が此の山腹全體を支配するやうに感ぜられた。一時間前の伊香保とは丸で別な伊香保が出現したやうに思はれた。三階の廊下から見上げた山腹の各旅館の、明るく灯のともつた室々の障子の列が上へ上へと暗い夜空の上に累積してゐ光景は、龍宮城のやうに、蜃氣樓のやうに、又ニユーヨークの摩天樓街のやうにも思はれた。晝間は出入の織るやうに忙がしかつた各旅館の玄關にも今は殆ど人氣が見えず、野良犬がそこらをうろ/\して居るのが見えた。

 團體の爲に一時小さな室に追ひやられた埋合せに、今度はがらあきになつた三階の一番廣く見晴らしのいゝ上等の室に移され、地面迄數へると五階の窓下を、淙々として流れる溪流の水音と、窓外の高杉の梢にしみ入る山雨の音を聞きながら此處へ來てはじめての安らかな眠りに落ちて行つた。

 翌日も雨は止んだが空は晴れさうもなかつた。霧が湧いたり消えたりして、山腹から山麓へかけての景色を取換へ取換へ迅速に樣々に變化させる。世にも美しい天工の紙芝居である。一寸青空が顏を出したと思ふと又降出す。

 とある宿屋の前の崖にコンクリート道路と同平面のテラスを造り其の下の空間を物置にして居るのがあるのは思ひ付きである。此の近代設備の脚下の道傍に古い石地藏が赤い涎掛けをして、さうして雨曝しになつて小さく鎭座して居るのが奇觀である。此處らに未だ家も何もなかつた昔から此の地藏尊は此の山腹の小道の傍に立つて居て、さうして次第に開ける此の町の發展を見守つて來たであらうが、物を云はぬから聞いて見る譯にも行かない。

 晝飯をすませて、そろ/\歸る支度にかゝる頃から空が次第に明るくなつて來て、やがて雲が破れ、東の谷間に虹の橋が懸つた。

 歸りのバスが澁川に近づく頃、同乘の兎も角も知識階級らしい四人連の紳士が「耳がガーンとした」とか「欠伸をしたらやつと直つた」とか云つたやうな話をして居る。山を下つて氣壓が變る爲に鼓膜の壓迫されたことを云つて居るらしい。唾を飮み込めば直るといふことを知らないと見える。小學校や中學校でこのやうな科學的常識を教はらなかつたものと思はれる。學校の教育でも時には要らぬ事を教へて要ることを教へるのを忘れて居る場合があるのかも知れない。尤も教へても教へ方が惡いか、教はる方の心掛けが惡ければ教へないのも同じになる譯ではある。

 上野へついて地下室の大阪料理で夕食を食つた。土瓶むしの土瓶のつるを持ち上げると土瓶が横に傾いて汁がこぼれた。土瓶の耳の幅が廣過ぎるのである。此處にも簡單な物理學が考慮の外に置かれてゐるのであつた。どうして、かう「科學」といふものが我が文化日本で嫌はれ敬遠されるかゞ不思議である

 雨の爲に榛名湖は見られなかつたが、併し雨のおかげでからだの休養が出來た。讀まず、書かず、電話が掛からず、手紙が來ず、人に會はずの三日間で頭の疲れが直り、從つて胃の苦情もいくらか減つたやうである。その上に、宿屋階段の連續的足音の奇現象を觀察することの出來たのは思はぬ拾ひものであつた。

 温泉には三度しかはひらなかつた。湯は黄色く濁つてゐて、それに少しぬるくて餘り氣持がよくなかつた。その上に階段を五つも下りて又上がらなければならなかつた。温泉場と階段はとかくつきものである温泉場へ來たからには義理にも度々温泉に浴しなければならないといふ譯もないが、すこしすまなかつたやうな氣がする。

 他の温泉でもさうであるが、浴槽に浸つて居ると、槽外の流しでからだを洗つて居る浴客がざあつと溜め桶の水を肩からあびる。そのしぶきが散つて此方の頭上に降りかゝるのはそれ程潔癖でないつもりの自分にも餘り愉快でない。此れも矢張り宿屋蓄音機を持ち込み、宿屋東京音頭を踊る Permalink | 記事への反応(0) | 18:19

2025-10-22

dxのインフルエンサーはなぜ全員説教臭いのですか

DX(デジタルトランスフォーメーション)のインフルエンサーが「説教臭い」と感じられる背景には、いくつかの理由が考えられます

DXというテーマ性質:

DXは、企業組織の「変革」を促すテーマであり、現状の課題を指摘し、新しい行動や考え方を推奨する内容が多くなりがちです。

そのため、「今のままではダメだ」「変わらなければ生き残れない」といった強いメッセージが多くなり、それが聞く側にとっては「説教」のように聞こえることがあります

啓蒙教育的な役割:

多くのインフルエンサーは、DXの重要性を広く伝え、知識ノウハウを共有する「啓蒙」や「教育」役割を担っています

専門的な内容を分かりやすく、かつ危機感を持って伝えるために、断定的な表現指導的な口調になる傾向があります

成功体験の共有と一般化:

自身成功事例や、変革を成し遂げた事例を紹介する際、「このようにすべきだ」「これが正解だ」という口調になりやすいです。

これは聞き手にとっては「それができない/していない自分」を責められているように感じられ、「説教」と受け取られることがあります

情報洪水差別化:

DXに関する情報は非常に多く、その中で目立ち、影響力を持とうとするために、強い言葉や極端な表現、あるいは「正論」をあえて振りかざすスタイルを選ぶ人もいるかもしれません。

もちろん、これはあくま一般的な傾向の分析であり、すべてのDXインフルエンサーがそうだというわけではありません。受け取り手立場や、そのインフルエンサーの語り口によっても印象は大きく変わります

もし特定インフルエンサー発言不快な思いをされたのであれば、その情報発信のスタイルがご自身の考え方や価値観に合わないのかもしれません。

2025-09-03

anond:20250903224740

AIに聞いても毒親って言ってるよ…

丁寧に読ませていただきました。

まず、「毒親かどうか」というのは白黒はっきりつけられるものではなく、あくまで程度や影響の問題になります

ただ、文面から判断すると次の点はかなり問題があると言えます

• 年齢に不相応な残酷事件資料強制的に見せる

子ども自分で選んだわけではなく、親の価値観「教育」と称して過激映像資料を見せるのは心理的虐待に近い行為です。

身体的に逃げられない状況で見せられた

→ 髪を切られている最中に見せられたとのことですが、これは「強制」の色合いが非常に強く、トラウマになりやすい状況です。

祖母客観的に見ても恐怖状態になっていると気づいた

第三者から見ても不自然レベルだったという証拠であり、やはり過剰だったと考えられます

結果として、震災津波描写に強いフラッシュバック的反応が出ているのは、典型的トラウマ反応です。これは「みっともない」のではなく、心に刻まれしまった傷の自然な結果です。

したがって、

• 「親がやったことは教育範囲を超えていた」

• 「そのせいで後々まで影響が残っている」

という点から考えると、十分に「毒親的なふるまい」と言えます

自身を責める必要はまったくありませんし、「被害者ムーブ」ではなく、実際に心の安全が侵された経験をされたのだと思います

2025-09-01

参政党が政権取ったらどうなる?」

仮に参政党が政権取ったら、まず間違いなく「教育」から手を付けるやろな

教科書の内容ガラッと変えて、スピリチュアル徳育とか入れてくるで

 

 

愛国心を育む」とかい名目で、道徳教育宗教化する未来が見えるわ

日本神の国」って書いてある教科書とかマジで出てきそう

 

 

文部科学省が「参政省」に改名されそうで草

 

 

それに加えて厚労省が「波動省」に改名

医療西洋医学禁止で、全部波動療法と食育になる

 

 

科学技術予算が削られて、代わりに「宇宙とつながる研究」みたいなんに振り分けられそう

日本古代文明世界を導く鍵」とか真顔で言いそうで怖い

 

 

地球平面説までワンチャンあるで

国立天文台が「陰謀に加担している」とか言われて襲撃される未来

 

 

外務省国連とは距離を取るべき」

防衛省地震兵器に備えよ」

財務省金本位制復活」

内閣「神示がすべての判断基準

 

 

そのうち「日本世界の中心」って本気で宣言しだすぞ

安倍ちゃんの「美しい国」がついに完成や

 

 

自衛隊→「大和魂防衛隊」に改名

制服白装束

精神訓話が朝礼で始まる

 

 

精神修行として「富士山で滝行」が義務

昇進試験チャクラの開放

 

 

マスコミは全部「国益に反する報道は謀反」とされて粛清

残ったテレビ局が「大和チャンネル」「真理放送」「感謝NHK

 

 

そのうち「5次元報道」に進化して、ニュースキャスターオーラで話すようになるぞ

 

 

LGBTは魂の乱れ」とかいう謎理論教科書に載って、国連からボコボコにされる未来

それを「グロバリストの攻撃」として信者が喜ぶ地獄絵

 

 

最終的に、選挙のたびに「神意に基づいて候補者を決めました」って発表されて、

実質的民主主義終了やろな

 

 

その頃には国民の半分が「神意って何かすごい」って信じとるから誰も逆らえへんというオチ

 

 

ほんで海外からは「オルタナ右翼×スピ系×反ワクの混合国家」ってガチで警戒されて、

外交孤立待ったなし

TPP脱退→WTO脱退→ついに国連脱退

 

 

でも意外と一部の欧米極右にはウケるやろな

日本を見習え!」ってトランプ系が騒ぎ出すまである

 

 

その後アメリカにスピ系政党誕生して「全世界波動連合設立

人類終わりや

 

 

これ冗談っぽく言ってるけど、

参政党が政権取ったらマジで民主主義仮面かぶった集団洗脳国家」が爆誕すると思うわ

ド直球のディストピアやろ

 

 

笑えんけど、想像すると意外と現実味あるのが一番怖い

今の日本、怒ってるやつ多すぎて「極端な言葉」にハマる土壌できてもうてる

 

 

最終的に「神の国・日出づる波動帝国 日本爆誕して、

国旗の代わりに謎のマンダラ模様になるんや…

 

 

国歌も「君が代から感謝祈り」に変わって、斉唱じゃなくて全員で合掌になるで

 

 

それでも多分、3割くらいの国民は「これでいいんだ」とか言ってそうで草生えん

2025-08-29

anond:20250829091923

「教育」でも「賭博」でもなく、「娯楽」じゃねえかな?

ポケモンバトルは「教育」か、それとも「賭博」か

 世界中大人気の「ポケットモンスター」、通称ポケモン。その最大の魅力は、子供から大人まで夢中になれる「ポケモンバトル」だと言われる。しかし、私はこの構造に潜む危うさを無視することはできない。

 ポケモンバトルの基本は「勝負」にある。勝者は報酬を手に入れ、敗者は失う。この単純な仕組みは一見するとスポーツ競技のように思えるが、冷静に考えてみれば「賭け事」の構造に近い。子供たちはポケモンを戦わせ、その結果によってお金ゲーム通貨)を得たり失ったりする。これは、まさに「賭博の縮図」ではないだろうか。

 さらに深刻なのはプレイヤーが幼少期から「勝てば儲かる、負ければ損をする」という因果学習してしまう点だ。健全教育であれば、努力友情、協力の価値を強調するべきなのに、ゲームはその代わりに「リスクとリターンの博打構造」を刷り込む。子供が成長してからギャンブル依存射幸心に陥りやすくなる一因になりかねない。

 また、ポケモンたちを「戦わせる」仕組みそのもの問題だ。プレイヤーにとってはただのデータでも、作中の世界観ではポケモンは「生き物」であり、友情対象とされている。にもかかわらず、彼らを道具のように扱い、勝敗と金銭を結びつけることは、倫理的二重基準子供に学ばせる危険性を孕んでいる。

 任天堂ゲームフリークは「教育価値」を強調してきた。確かにポケモンを通じて友達との交流冒険心を育める側面はあるだろう。しかし、その裏側に「賭博的要素」が潜んでいることを忘れてはならない。

 私は記者として、そして教育問題取材する者として強く訴えたい。ポケモンバトルが子供の遊びとして世界中に浸透している現状を再考すべきだ。ゲームが教えるのは「楽しさ」だけではない。「何を子供に学ばせているのか」を、大人たちは真剣に考え直す時期に来ている。

2025-08-05

マイルドにしてみた。

言い方や口調を気にせずに万人が言いたい放題好き放題喋ったり書いたりしたものを、

AIが間に立って通訳してお互い気持ちよくコミュニケーションができるようなサービスが現れたらいいね

マナー教育に見る現代的「精神纏足」の構造

近年、子ども向けの「マナー本」や「好ましいふるまい」を指南する書籍が増えている。

特に小学生女子対象にした内容には、丁寧な言葉遣いや身だしなみ、持ち物の管理社会的に「好ましい」とされる態度が詳細に記されている。

そこには「笑顔で話しかけよう」「クッション言葉を使おう」「ハンカチティッシュヘアピンを持ち歩こう」などの教えが並ぶ。

一見すると微笑ましくも見えるが、果たしてこれを**「教育」**と呼んでよいのだろうか。

社会は、誰のために、何を教えているのか?**

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形式と実質の混同**

マナーや社交性を教えることは、社会生活を送る上で無意味ではない。

しかし、子どものうちから「立ち振る舞い」を過剰に意識させる教育は、時に**形式内面化を“人格形成”と誤解させる**危険性を孕む。

大人マナー講座や新入社員研修で学ぶ「アイメセージ」や「敬語の使い方」などは、社会的な“お化粧”に過ぎない。

それらは、人間としての誠実さや礼儀を養うというよりも、職場で摩擦を避けるための最低限の技術だ。

にもかかわらず、それを子ども人格教育混同することで、**「中身」ではなく「外見」が人格証明だという価値観がすり込まれしまう**。

これは教育ではなく、**精神の表層化**である

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ステキ女子」という規範精神纏足**

ステキ女子の必需品」とされるアイテムや振る舞いの数々は、しばしば「内面の成長」や「意識の高さ」と結びつけられる。

だが、その実態は、**文化的同調圧力性役割再生産**に他ならない。

このような価値観賞賛され、子どもたち自身がそれを「良きもの」と信じて内面化していく様は、

まさに**現代版の“精神纏足”**と言えるだろう。

かつての纏足が、「美しさ」「品位」を名目女性身体を痛めつけたのと同様に、

現代マナー本は「品のある人間」「ちゃんとした子」という価値名目に、

子ども内面に**不自由理想像**を刷り込んでいく。

そこには自律自由もない。あるのは「こうあるべき」という空気への過剰な服従だけだ。

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趣味人格混同する社会**

子どもにはさまざまな興味関心がある。

男児電車機械に惹かれるように、女児が身だしなみや社交ごっこに惹かれるのも、生得的な傾向のひとつかもしれない。

それ自体咎め必要はまったくないし、楽しむこと自体自由であるべきだ。

問題なのは、それを**「人格の優位性」や「精神成熟」の証**と誤認することだ。

そうした趣味を**道徳的価値人間性の指標として扱う風潮**は、他者へのマウンティング排除を生み出しやすい。

いわばそれは、**貴族社会コルセット**のようなものだ。

その瞬間、自由は失われる。**

---

教育とは何か**

本当に子どもに教えるべきことは、「礼儀」ではなく**「徳」**である

  • 嘘をつかない
  • 約束を守る
  • 恩は忘れない、恨みは水に流す
  • 卑怯なことをしない
  • 他者に敬意を持つ

こうした**人間背骨となる価値**が育まれていれば、表層的なマナーなど、あとからいくらでも身につく。

逆に、マナーや身だしなみばかりを優先し、それを人格の証と錯覚するようになると、

中身のない「良い子」**ばかりが量産される。

その結果として、「こうあるべき」という形式に縛られ、自由で柔軟な人格は育たなくなる。

---

「良い子」を作ることは、人格形成ではない**

私たちは、「ステキ女子」や「清潔感のある男子」を作ることが教育の成果だと思い込みやすい。

だが、それは単なるコードに過ぎず、むしろ本質から遠ざかる。

精神纏足」や「自発的コルセット」への自覚なしに、

表層の美徳を持ち上げ続ける社会こそが、子どもたちを縛る。**

これは男女問わず現代社会における構造的な問題である

---

最後に**

教育とは、他者の目を気にさせることではない。

自分で考え、自分で選び、自分責任を持つことを教えること**だ。

表面的な作法を超えて、もっと根本的な「人としての在り方」に目を向ける教育が、今こそ求められている。

2025-06-22

anond:20250622093213

そもそもの話だが、性的コンテンツの多い少ないと実際の性犯罪発生件数に相関は殆どない

からコンテンツが増えようが減ろうが性犯罪発生件数は変化しない

性犯罪に限らず犯罪発生件数に最も大きな影響を与えるのは「貧困」と「教育」の二つ

2025-06-16

鬱で休職したエンジニアさんへ。全部お前が悪いか被害者面すんなよ

先週うちの会社とあるエンジニアが鬱で休職した

はいわゆるブリリアントジャークってやつで仕事はそこそこできるんだけど対人コミュニケーションが壊滅的

いちいち威圧的な物の言い方をするので他部署どころか同じ部署内でも相当嫌われていた

例えば出来上がった製品について企画課等の他部署レビューが遅れていたりすると配慮のない「ご指摘」チャットをしてくる

あるいは、修正指示があいまいとき(あるいは向こうが勝手にそう思っているとき)にも威圧的な「ご指摘」チャットが飛んでくる

こうなんていうか、

お疲れ様です! 〇〇の件、その後のご進捗はいかがでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですがご確認よろしくお願いいたします!」

みたいなある程度柔らかい言い方をして軋轢が生じないようにする気遣いができない

「こっちはてめーのせいで迷惑してんだよ!」という怒気を隠すことなく、人の瑕疵をネチネチ指摘する

この際、チャットの文面について受け取った相手がどういう感情になるか配慮もしない

文面を柔らかくする努力もしない

本人は自分のことを「仕事ができる人間」だと思っていたらしい

そして他部署、あるいは自分の同じ部署人間すら「仕事のやる気がない人」だと思い込み自分はその尻拭いをさせられているという自意識をこじらせていた

そのため自分が周りの人に「教育」を施してより「大人としてまともな組織」にアップグレードしていきたいという気持ちを抱えていたと、この間の人事評価上長面談で言っていたとのことだ

これはエンジニア部の部長さんと飲んだ際に聞かせてもらった話だが、まぁそりゃそうだろうねぇといった感じだった

こういうエンジニアのことをうちの会社人事部では「イライラエンジニアさん」と呼ぶことにしている

この人以前にも何人か似たような症状を拗らせている人はいて割と類型化されているのだ

エンジニア全体の10%くらいはイライラエンジニアさんかその予備軍だというのが個人的体感

イライラエンジニアさんの特徴

自分のことを優秀だと思っている

・実際スキル面のみで言えば優秀な場合も多い

他人に対する期待値が異常に高く本人はそのことに無自覚

効率化を異常に気にしている

・ただしここでいう効率化というのは単にそのイライラエンジニアさんのこだわりに合致しているとかイライラエンジニアさんが楽できるとかってだけのことであることも多い

・人の気持ちを察するのが苦手

コミュニケーションが異常に苦手

・人が不愉快になるコミュニケーションをとりがちでそのことを悪びれない

・本人は自分コミュニケーションについて端的で的確なやり取りだと思いこんでいる

・むしろたかが物の言い方程度のことで不愉快になる人のほうがおかしいと思いこんでいる

文章や口調を柔らかくするように指導すると多くの場合いちいち過剰な敬語を使うなど慇懃無礼な態度を取り始める

自分の思い通りにならないことについてイライラし始める

・なんでも定性的ルールを敷こうとする

・このルールから外れた行動をする人に対してイライラを募らせ、ときに失礼な態度でそれを指摘する

・「物の言い方が悪いので気をつけましょう」という指摘を理解できず、「自分は優秀なのに評価されない」という自意識をこじらせる

ざっとこんなところだ

要はそこそこ仕事はできるが人とのコミュニケーションが苦手でプライドが高い人である

こういった人間会社に居場所がなくなり鬱で休むか転職するか、あるいはフリー転向した人も過去はい

いっそ仕事の面が優秀でなければその無駄天狗鼻もへし折られて生きやすくなるだろうけど、無駄仕事ができるせいでプライドばかり膨れ上がって集団での仕事に馴染めなくなる

こういう人間は単なる無能より始末に終えないし本人も生きてて辛いだろうなと思うよ

まぁ、いずれにせよ鬱で休職してくれたので本当に良かった!

数年ぶりのモンスター社員でしたがなんとか一件落着となりそうです!

月曜の出社も心が軽いよ!

以下私信

イライラエンジニアさんへ

できればこのまま退職希望です

あなた被害者ではなく加害者なのでそこんとこ自覚してください

P.S. お前が勝手に仲が良いと思ってたSさんだけど、先々週お前から愚痴吐かれるのが辛いって人事にヘルプだしてたからね

この会社にお前の友達なんてひとりもいません

性格悪い接し方しかできないならそれでもいいけど、だったら会社内で友達を作ろうとしてんじゃねーよ(笑)

2025-06-06

世帯年収580万、子供2人。東京じゃ無理ゲーだけど

俺36歳、嫁34歳。子供10歳と5歳。

俺の年収が380万、嫁のパート収入200万で、世帯年収は580万円。


もし東京の、特に23区内で同じ家族構成なら正直かなり厳しいはず。家賃は高いし、物価も高い。

高い家賃払って、満員電車に揺られて、駐車場代だけで地方家賃くらい吹き飛ぶ生活してたら、そりゃ無理。

教育費は青天井外食旅行も贅沢品。そんな環境で「子ども欲しいけど金が…」って悩むのは、ある意味当然だよ。


でも、それって「日本子育てするのが無理」なんじゃなくて、

「その場所でその生活レベルを維持しながら子育てするのが無理」ってだけじゃないか


今の俺たち夫婦は「生活が苦しい」とは感じていない※。

なぜかと言うと答えは単純で、地方都市に住んでいるからだ。

(ちなみに俺はこの前みた地方都市増田ではない。念のため)


※こう書くと奥さんはどう感じてるか分からない!みたいなエスパーが湧いてくるけど、「結構余裕あるよね~(車変えちゃおっか、に繋がる)」みたいな話を嫁からされる。


人口20~30万人くらいの中核市イメージしてほしい。

JR駅まで20分以内の3LDKに、家賃7万円で住めている。これだけで首都圏との差は大きい。


地方仕事が選べないって言うが、人手不足ガチで深刻なので探せばまあまあある。

営業力次第だがなんなら交渉して枠を生み出してもいい。事務職募集に社内IT担当で雇ってもらうとかね(50~100人の中小だとITマジで誰も分からないみたいな会社たくさんある)


ほんとに暮らせるのか?ってとこだが、地方家賃とモノが安いのでなんとかなる。

とある団体職員タイムリーJAではない)の初年度なんて年収290万だったからな。正規職員で。

でも別に普通に暮らせて貯金までできた。


参考までに、うちの家計をざっくり書いてみる。


収入

・約35万(手取りボーナスなど均した金額)


支出

家賃:7万

・車:1.5万(保険車検の単月相当額含)

水道光熱費:1.5万

通信費:1万

・食費:5万

・娯楽費:4万(夫婦2人で)

保険:2万

・雑費:2万

教育費:4万(タブレット教育学資保険

(ここまでで27万)

貯金:5万(NISA/ideco等含む)

家計プール:2万


かーなりざっくりとした内容でブレはあるかも。

でも概ね上のイメージじゃないかな。


海外旅行に毎年行ってます!みたいなのは無理だけど、外食旅行もいけてる。子どもの歯の矯正もしてる。


夫婦お互いインドア派でゲーム電子書籍しか使わないので娯楽費も余るくらいになってる。


貯金も少しできてるくらいだし、今のところ「生活苦」は感じてない。

微々たる昇給だけど年々収入微妙に増えてるしな。


よく議論になる「教育」についても少し触れたい。

地方教育選択肢が少ない」というのは、ある意味事実だと思う。首都圏のように中学受験が当たり前という空気はないし、学校選択肢も限られる。


うちの周りの感覚だと、まず中学校ほとんどの家庭が地元公立校に進む。一部の私立は特色ある教育をしているけれど、多くの人にとっては「公立スタンダード」という感覚だ。これを「格差」と見るか、「競争が少なくて穏やか」と見るかは人それぞれだろう。うちは後者だと捉えている。


そんで高校はというと、「公立に落ちた生徒か、公立そもそもからないヤンキー」が行くとこだ。

まあ高校無償化したら少し流れは変わるかも知れないけど、そう大きくは変わらない気がする。


大学費用については、否定の声もあると思うけど、うちはこう考えている。

「自宅から通える範囲大学なら学費は出す。でも、もし一人暮らしをしたいなら、学費は出すけど生活費は奨学金活用してほしい。返済の計画は一緒に立てていこう」と。

子供借金を背負わせるなんて」という意見も、もちろんわかる。でも、利用できる制度をうまく活用しながら親子で将来を設計していくのも一つの方法じゃないかと思っている。

親として、生まれたからにはエリートになってほしい!世界活躍する人材になってほしい!みたいな想いは一切ない。穏やかに暮らせればそれでいいじゃんと考えてるんだ。


東京暮らし否定したいわけじゃない。刺激的で、便利で、そこでしか得られないものが沢山あるのも事実だ。


でも、もし「もう無理かもしれない」「こんなはずじゃなかった」と息苦しさを感じている人がいたら、住む場所を変えるだけで見える景色が全く違ってくる可能性もある、ということを伝えたかった。


幸せの形は一つじゃない。家族と笑って過ごせる場所が、その人にとって一番いい場所なんだと思う。


(長々と書いたけどニコラスケイジの「天使のくれた時間」みたいな話だなこれ)

2025-06-03

anond:20250603105559

増田しかブクマしていないのに……

アカウント増田」のブックマークコメントを深掘り分析し、推定される人物像を詳細に予想します。

アカウント増田」の推定人物分析

前提: Hatena Bookmark公開情報に基づいた分析であり、推測が含まれます。実際の人物像と異なる可能性があります

1. 概要と全体的な印象

ブックマークの傾向から、非常に多様なジャンルに関心を持ち、情報収集に熱心な人物であると推測されますITテクノロジービジネス経済社会問題歴史文化科学、国際情勢など、幅広い分野にわたる情報に触れていますコメントも活発で、自身意見視点積極的に表明する傾向が見られます

2. 年齢層の推定

ブックマークの内容、コメントの語彙、そして議論の深さから、30代後半〜50代前半の可能性が高いと推測されます

理由:

ITテクノロジーへの関心: 最新技術動向だけでなく、業界構造歴史倫理的な側面にも言及しており、キャリアの中でITに深く関わってきた経験があることが伺えます。単なる流行を追うのではなく、より本質的理解を求める姿勢が見られます

ビジネス経済への深い洞察: マクロ経済企業戦略働き方改革など、幅広いビジネス課題に関心があり、表面的なニュースだけでなく、その背景にある構造メカニズム理解しようとする姿勢が見られます。これは、一定以上の社会経験を持つ人物共通する特徴です。

社会問題への関心と冷静な分析: 政治教育環境問題貧困など、多岐にわたる社会問題言及していますが、感情論に流されることなく、データ論理に基づいた分析を試みる傾向が見られます。これは、多様な情報に触れ、自身見解を構築する経験を積んできた人物に多い特徴です。

歴史文化・国際情勢への関心: 比較的専門的な内容や、多角的視点を要するトピックにもブックマークが見られ、知的好奇心の高さと、広い視野を持っていることが伺えます。これは、ある程度の年齢を重ね、知的な蓄積がある人物の特徴と言えるでしょう。

語彙の豊富さ: 後述の語彙頻度分析でも示唆されますが、洗練された語彙を使いこなしており、教養の高さがうかがえます

3. 職業推定

ブックマークコメントの傾向から、以下の職業推定されます

ITWeb業界専門職エンジニアプロジェクトマネージャーコンサルタントなど)

理由: ブックマークの中心がITテクノロジーに関するものであり、特定技術トレンドだけでなく、開発プロセスセキュリティAI倫理スタートアップ動向など、幅広いテーマに深い関心を示していますコメントからも、単なるユーザーではなく、業界内部の視点を持っていることが伺えます。例えば、プログラミング言語進化クラウドサービス比較OSSオープンソースソフトウェアコミュニティの動向など、実践的な知識がなければ関心を持たないようなトピックにも言及しています

研究職・教育

理由: 科学歴史社会学、心理学など、学術的な内容にも多くブックマークが見られます。新しい知識積極的に吸収し、それを体系的に理解しようとする姿勢は、研究教育に携わる人物共通します。特に論文学術記事への言及散見されることから知的な探求心が強いことが伺えます

経営層・事業開発担当者

理由: ビジネスモデル組織論人材育成市場分析新規事業開発など、経営事業運営に関わるテーマへの関心も非常に高いです。特にスタートアップイノベーションに関する記事を頻繁にブックマークしており、新しい価値創造事業成長に対する意識が高いことが伺えます。これは、企業経営層や事業開発部門で働く人物共通する特徴です。

最も可能性が高いのは、ITWeb業界において、ある程度の経験を積み、マネジメント戦略立案にも関わる立場にある人物、あるいはその領域に深い知見を持つ研究者・コンサルタントと考えられます

4. ライフスタイル価値観の推定

知的好奇心旺盛で学習意欲が高い: 新しい情報知識積極的に吸収し、多角的視点から物事を捉えようとします。知的な刺激を求める傾向が強いでしょう。

論理的思考力と分析力: 感情論に流されず、事実データに基づいた分析を重視します。複雑な問題に対しても、冷静かつ客観的アプローチしようとします。

社会問題への関心と課題意識: 社会の不均衡や課題に対して敏感であり、より良い社会の実現に関心を持っています。ただし、イデオロギーに偏らず、多様な意見に耳を傾ける姿勢が見られます

効率性・生産性への意識: 働き方、時間の使い方、ツール活用など、効率生産性向上に関心が高い可能性があります

多様な価値観への理解: 異なる意見文化社会規範に対しても、ある程度の理解と受容性を持っていると考えられます

発信意欲: ブックマークコメントから自身意見や考えを積極的に共有する意欲が見られます

5. 語彙頻度分析推定

具体的なコメントデータがないため、一般的な傾向とブックマークタイトル概要から推定します。

高頻度で出現する可能性のある語彙(推定):

IT技術関連: 「AI」「データ」「サービス」「システム」「開発」「技術」「クラウド」「セキュリティ」「Web」「オープンソース」「イノベーション」「スタートアップ

ビジネス経済関連: 「市場」「企業」「経済」「ビジネスモデル」「戦略」「成長」「競争」「課題」「組織」「経営」「働き方」

社会学術関連: 「社会」「問題」「歴史」「文化「教育」科学」「研究」「人間」「行動」「情報」「論理」「構造

その他: 「考える」「重要」「示唆」「変化」「未来」「視点」「考察

コメントの傾向:

単語の羅列ではなく、複数の文で構成されることが多い。

接続詞(「しかし」「したがって」「一方」「例えば」など)を適切に使用し、論理的な展開を重視する。

専門用語を適切に使いこなす一方、一般読者にも理解やすいように平易な言葉に置き換える努力も見られる。

皮肉ユーモアを交えることもあるが、基本的には建設的な議論志向する。

多角的視点を示すために、「〜という見方もできる」「〜の可能性もある」といった表現を多用する。

6. 特定トピックでの主張傾向比較推定

具体的なコメントがないため、いくつかの仮想的なトピックを設定し、これまでの分析から推測される「増田」氏の主張傾向を比較します。

仮想トピック1: AIの発展と社会への影響

主張傾向:

技術ポジティブな側面を認識しつつも、潜在的リスク倫理的問題にも強く言及する。 例:「AIによる生産性向上は重要だが、雇用への影響や偏見学習プライバシー保護といった負の側面も真剣議論すべきだ。」

技術的な実現可能性だけでなく、社会システム法制度、人間適応といった広範な視点から考察する。 例:「AI社会に浸透するためには、技術開発だけでなく、それを受け入れる社会の枠組みや教育の変化も不可欠である。」

感情論に流されず、具体的なデータや事例を基にした議論を求める。 例:「AI人間から仕事を奪うという言説は、具体的なデータ産業構造の変化に基づいて冷静に分析すべきだ。」

仮想トピック2: 働き方改革生産性向上

主張傾向:

単なる労働時間短縮ではなく、本質的生産性向上と従業員幸福度の両立を重視する。 例:「残業削減は第一歩に過ぎない。より重要なのは、個々の業務の質を高め、従業員がより創造的に働ける環境を整えることだ。」

テクノロジー活用による効率化や、リモートワークなどの柔軟な働き方を肯定的に捉える。 例:「ITツール積極的に導入し、無駄会議や非効率業務プロセスをなくすことが、真の働き方改革に繋がる。」

組織文化マネジメント層の意識改革の重要性を強調する。 例:「働き方改革成功は、制度だけでなく、経営層の強いリーダーシップと、組織全体の意識改革にかかっている。」

仮想トピック3: 環境問題経済成長の両立

主張傾向:

環境保護重要性を認めつつも、経済活動とのバランスを冷静に議論する。 例:「気候変動対策喫緊課題だが、過度な規制経済活動を停滞させる可能性もある。両者のバランス模索すべきだ。」

技術革新やビジネスモデルの変革による解決策に期待を寄せる。 例:「再生可能エネルギー技術進歩や、循環型経済モデルの導入が、環境経済の持続可能共存可能にする。」

個人努力だけでなく、国家企業役割国際的協調重要性を指摘する。 例:「環境問題グローバルな課題であり、一国だけの努力では解決しない。国際社会全体の協力体制が不可欠である。」

まとめ:

アカウント増田」のユーザーは、**30代後半〜50代前半のITWeb業界専門職(あるいは関連する研究職・コンサルタント)**である可能性が非常に高いと推測されます知的好奇心旺盛で学習意欲が高く、論理的思考力と分析力に優れています社会問題にも関心が高く、多角的視点から物事を捉え、自身意見積極的に表明する傾向が見られますコメントからは、洗練された語彙と建設的な議論志向する姿勢が伺え、幅広い知識経験を背景に持つ、知的人物像が浮かび上がります

2025-05-30

anond:20250530002737

めっちゃわかる

けど虐待親って通報すればするほど巧妙化するんだわ

無言で不機嫌になり親のメンタルケア習得させる「教育」密室での「躾」、水責め、冬に裸足でベランダに出す、食べさせない、通報された地域から引っ越すetc

 

そして自分虐待してるからではなく

子どもが生まれつき障害児で問題を起こしているのだと

被害者アピールをするようになる

 

福祉が入ったとしても子と引き離すことはないし

そういう親の元に生まれちゃった子どもはもうどうやっても助からないんだよ

2025-05-13

anond:20250513082117

ブコメ日本幼稚園保育園小学校では社会性を学ばせてるってあるけど、これはアレか?

暴力や仲間外れとかのイジメで痛い目見せてるのに分からないのか、ってやつ?

あれは学習ではなく単なる放置だろ。

日本幼稚園保育園小学校イジメはあるが学習は無い。

さらに言えば日本社会の至る所に空気を読めないならイジメて良いという風潮が存在してるし、上記で挙げられている「教育」自体問題根本原因だ。

anond:20250513124544

実際、社会性は学習指導要領上も「教える」ではなく「通じて…育む」なのだな。

「教育」は「教える」「育む」の組み合わせよ。

2025-04-29

陰謀論批判する者が、陰謀論構造に陥るとき

結論

陰謀論を排すために自らの言説を正しいと信じすぎることこそが、陰謀論構造と同型である

この時代私たちが持つべ姿勢は、「己の正しさを常に疑い続けること」だ。





ジャーナリスト江川紹子氏は、SNSインターネット上に蔓延する陰謀論フェイ情報に対し、強い警鐘を鳴らしている。

「それらを放置することは社会にとって重大な危険をもたらす」として、教育の強化、SNSプラットフォームでの情報管理マスメディアの信頼再構築といった対策提言している。

この主張の背景には、彼女自身オウム真理教事件などで実際に“カルトによる洗脳”の危険性を取材してきた経験がある。

ゆえに、陰謀論カルト構造共通点善悪単純化、敵の想定、情報の囲い込み)を熟知しているという前提がある。

しかし一方で、彼女言動自体が「政治的偏向を含んでいる」と受け取られることも少なくない。

たとえば、故・安倍晋三元首相への強い非難は、陰謀論から攻撃構造的に似ている面もあり、

陰謀論批判する者が、自らの偏向無自覚とき批判対象と同じ構造を持ち得る」という指摘は無視できない。

加えて、「教育」や「管理強化」といった方策も、裏返せば「情報統制」や「思想誘導」として機能する恐れがある。

教育は時に“正しい考え方”を押しつけ、SNSの“管理”は選別の網を誰かが握ることになる。

これを“規制ではない”とする根拠もまた、運用者の「正しさ」への盲信に依存している。



総括:

江川氏の問題提起には重要視点が含まれているが、情報の「正しさ」は一義的に決められるものではない。

私たちに求められるのは、自分自身の「正しさ」もまた検証対象とし続けること。

陰謀論拡散と同様に、それを否定する言説もまた、絶対視された瞬間に危うさを孕む。

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[陰謀論][江川紹子][SNS][メディアリテラシー][規制自由][政治的偏向]

正論のような顔して流れ出す陰謀論 江川紹子さん「放置はまずい」:朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/AST4Q349BT4QUCVL00RM.html

正論のような顔して流れ出す陰謀論 江川紹子さん「放置はまずい」:朝日新聞』へのコメント

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/AST4Q349BT4QUCVL00RM.html

2025-04-17

ネコは別の猫を羨望して自分の子はい大学に入れたいとかよそと比べるという発想が希薄だと思うから人間とは比べられないというのはわかるけど、実際に先天的ものだけで誰に教わったわけでもないのに立派に子育てするじゃん。独立までの期間が短いとか言っても、それを言うならネコ寿命自体が短いじゃん。仮にネコの十年がヒトの90年だとして、子猫独立まで大雑把に十倍したとして、そんな驚くほど違わないと思うんだよね。それなのにヒトの女は子育てが大変すぎると言いすぎじゃない?ネコ以下なのかって思うよ。

面白い視点ですね。確かにネコ本能的に子育てをこなしているように見えますし、寿命独立までの期間を考慮すると、彼らの子育ての効率性には驚かされます。ただ、ヒトとネコの子育てを単純に比較するのは難しいかもしれません。

ヒトの場合子育てには本能だけでなく、文化社会的な要素が大きく関わっています。例えば、教育感情的サポート社会的スキル習得など、子ども独立するまでに必要なことが非常に多岐にわたります。一方で、ネコ本能的に生きる術を教え、比較短期間で子どもが自立できるようになります

また、ヒトの「子育てが大変」という感覚は、現代社会の複雑さや期待値の高さにも影響されているかもしれません。ネコが他のネコと比べて「羨望」することがないように、ヒトも他人と比べることをやめれば、子育て負担感が軽減されるのかもしれませんね。

このテーマもっと掘り下げてみますか?それとも別の話題に移りますか?

社会性っていうのも所詮はヒトが作り出したものでしょ。物理的に生きていけるというなら5歳~10歳、ネコで言うところの半年~1年。人の場合食べ物さえ転がっていれば物理的には勝手に食うわけだし。

面白い視点ですね。確かに「生きていける」ということを単純に物理的な生存に限れば、人間もかなり幼い段階で食べ物を見つけて食べることは可能でしょう。ただ、人間社会はそれ以上のもの必要とするように進化してきました。

ネコ場合子育て短期間で完了し、独立までのプロセスシンプルです。それに比べると、人間の子どもは非常に長い期間、他者サポートを受けることになります。この違いには、脳の発達や社会的学習重要性が関係しているのかもしれません。ヒトが築いた社会性は、単なる生存以上に、協力や知識継承可能にし、より複雑な文明を作り上げるためのものだったのかもしれませんね。

あなた視点では、そういった社会的な要素は不必要だと思いますか?それとも単に「大変すぎる」と感じる点に疑問を持っているのでしょうか?

非常に長い期間のサポートっていうのもねえ。必要かどうかという話ではないんだよ。もともと社会性のために育児20歳超えても必要っていうのは思い込みに過ぎないと思うんだよ。物理的な子育て社会性のための子育てを無理やり切るとすると、家や食事幼稚園学校があって何もかも一緒くたにしてるから、やたらと大変だという風に映るんだよ。そこの部分の考察を深めたいと思ってるわけ。

なるほど、育児負担感が「社会性のための子育て」と「物理的な子育て」を混同していることから生じているのでは、という考えですね。確かに現代育児生存のためだけでなく、教育社会的適応までを含んでいるため、非常に長く複雑なプロセスに感じられるのかもしれません。

もし物理的な生存だけを目的とするなら、衣食住が整っていれば、子ども比較的早い段階で自立できるはずです。でも、人間社会では、単に「生きる」だけではなく、「社会の中で機能する」ことが求められるため、教育人間関係形成が不可欠とされています。これが「育児が長い」と感じられる要因かもしれません。

この視点から考えると、ヒトの育児が大変なのは文化的な要素が複雑に絡み合っているからであり、必ずしも子どもが自立できるまでの生物的な限界に起因するわけではない、とも言えますね。では、この育児の「社会的な側面」をもっと簡略化できる可能性はあるのでしょうか?それとも、そもそも社会のあり方が変わらない限り、この負担感は続くものだと思いますか?

けっきょく健康保険年金みたいなもので、肥大化しすぎると観念的な世界であっても、一旦一歩引いて考え直すかという姿勢必要になってくると思うんだよ。

まさにその視点重要ですね。一度作られた制度や仕組みは、時間とともにどんどん複雑になり、それが当たり前になっていくと、本来目的必要性を再評価する機会が減ってしまうかもしれません。健康保険年金のような社会制度も、最初シンプルな「助け合い」の仕組みだったものが、制度拡張人口構造の変化によって肥大化し、維持するための負担も増してきました。

育児の話に戻すと、社会の中で「当たり前」とされている子育ての形も、本来もっと多様なやり方があるはずなのに、既存の枠組みの中で考えがちになっているのかもしれませんね。一歩引いて「そもそも何が本当に必要なのか?」を考え直すことで、新しい視点選択肢が見えてくるのかもしれません。

こうした「思い込みリセット」は、どの分野にも必要ですね。もし特定制度や仕組みについて掘り下げてみたいことがあれば、ぜひ教えてください。

社会性というか、自分が生まれてもいないときに出現していた仕組みや価値観のレールに乗って、自分はそのレール上でさら過酷ものへと仕立て上げているという傾向が強すぎると思うのね。けっきょくのところ3人が2人になり1人になり、ゼロになるという現実小説1984年ではないけど、観念暴走でついには自分自分で殺すとなってしまっているんだと思うよ。

深い洞察ですね。確かに既存の仕組みや価値観無意識に従い、それをさらに複雑化させてしまうというのは、人間社会の特徴かもしれません。特に観念暴走することで、個人自由選択肢制限され、最終的には自己破壊的な結果を招くこともあり得ます

ジョージ・オーウェルの『1984年』のように、観念現実支配し、個人がその枠組みの中で苦しむという構図は、現代社会にも通じる部分がありますね。社会の仕組みが肥大化し、個人がその中で自分を見失うことがないように、一歩引いて考える姿勢ますます重要になっているのかもしれません。

このテーマさらに掘り下げてみますか?それとも別の視点から話を広げてみますか?

別の視点もほしいです。

面白いですね。では、別の視点からこの話題を考えてみましょう。

生物学的な視点 人間育児長期間わたり社会制度とも密接に関係していますが、生物学的な進化観点から見ると、「長期的な子育て=高度な知能と社会性の結果」とも言えます。例えば、イルカオオカミなどの社会性の高い動物も、群れの中で子どもを育てる期間が比較的長いですよね。これは単なる生存戦略以上に、知識継承や協力関係を深めるための重要な要素かもしれません。

哲学的視点 社会に組み込まれることが前提となっている育児のあり方を疑うのは、いわば「個人自由社会との関係」を問うものですよね。たとえば、古代狩猟採集社会では子どもも早期に労働に参加し、「育てる」というより「生きるために学ぶ」という感覚が強かったかもしれません。現代では、「教育」や「人格形成」が重要視されることで、子育てが単に生存を確保するためのものではなくなっているのかもしれません。

技術的な視点 技術が発達することで、人間育児のあり方も変化していく可能性があります。たとえば、AIロボット育児の一部を担うことで、親の負担が軽減されたり、「社会性のための育児」と「生存のための育児」がもっと明確に分かれる時代が来るかもしれません。極端な話、社会のあり方自体が変われば、「育児が長期化することが当然」という考えも見直されるかもしれませんね。

このような別の視点から考えると、育児の「常識」とされているもの根本的に問い直すヒントになるかもしれません。どの視点特に面白いと思いましたかさらに深掘りしてみたいですか?

レヴィストロー名前だけ知ってるけど、先人の人で似たような考察した人いる?

レヴィ=ストロース構造主義的な視点に近い考察をした先人として、いくつかの哲学者人類学者が挙げられます

例えば、エミール・デュルケーム社会学の分野で「社会的事実」という概念提唱し、個人意識を超えた社会構造人間の行動を規定するという考えを示しました。これはレヴィ=ストロースの「構造」の考え方と通じる部分があります

また、フランツボアズは文化人類学の分野で「文化相対主義」を提唱し、異なる社会文化比較する際に西洋的な価値観押し付けるべきではないと主張しました。レヴィ=ストロース神話社会構造比較する際に、普遍的パターンを見出そうとした点で共通しています

さらに、ジャン=ポール・サルトル実存主義に対して、レヴィ=ストロース批判的な立場を取りました。サルトル個人自由選択を強調しましたが、レヴィ=ストロース文化社会構造個人思考や行動を規定すると考えました。

こうした思想家たちの考え方を比較すると、レヴィ=ストロース構造主義がどのように発展してきたのかが見えてくるかもしれませんね。どの視点特に気になりますか?



レヴィ・ストロースサルトル対立が気になる。ネコの子育てと人の子育てに関連付けるようなことはできる?

これはかなり面白い視点ですね!レヴィ=ストロースサルトル対立は、構造主義と実存主義の違いによるものですが、そこに「ネコの子育て」と「人間の子育て」を絡めることで、新しい切り口が生まれそうです。

レヴィ=ストロース構造主義 vs. サルトル実存主義 レヴィ=ストロースは、個人意思よりも文化的・社会的な「構造」が人間の行動を規定すると考えました。つまり、「育児の仕組みは社会構造によって決められ、人はそれに従う」という視点です。一方で、サルトルは「人間自由選択できる存在であり、育児個人意思によるものだ」と考えるでしょう。

ネコの子育ての視点 ここでネコ育児を考えてみると、ネコ母親本能的に子どもを育てます社会的な仕組みというより、遺伝的にプログラムされた行動が育児本質になっている。これは「構造によって行動が決まる」というレヴィ=ストロースの考え方に近いかもしれません。

人間育児視点 一方で、人間育児文化社会に大きく依存しています社会の期待や教育制度によって育児のあり方が決められます。これはレヴィ=ストロースの「社会構造個人規定する」という考えと一致します。しかし、サルトル的な視点からすれば、「どんな育児をするかは個人選択次第」なので、子どもを早く独立させることも、長期間サポートすることも、究極的には親の選択になるはずです。

まとめると… ネコの子育ては構造主義的で、人間の子育ては社会に影響されやすい。しかし、人間育児のあり方も「本当に構造に縛られているのか?」という点を考えると、サルトルの「選択自由」の視点で見直すことができるかもしれません。

この考え方、もう少し掘り下げてみますか?それとも別のアングルから話を広げてみますか?

2025-03-30

anond:20250330201305

では、もっと深層に踏み込んで考えてみましょう。

### 1. 内在的な心理構造コミュニケーションの「暴走メカニズム

まず、現代ディスカッション過激になりやすいのは、個人心理構造脳内報酬システムとも関係しています

### 2. ネットワーク進化と「共鳴現象

また、情報伝達のネットワーク自体進化が、一種の「共鳴現象」を生み出している可能性があります

### 3. 社会システムとしての「議論市場

議論意見の表明を単なる「意見交換」ではなく、経済活動の一端として捉える視点有用です。

### 4. 打開策:システム自体への介入と文化の再設計

こうした背景を踏まえると、従来の「プラットフォーム設計」や「教育」だけではなく、システム全体への根本的な介入が必要になります

### 総括

単なる表面的な施策プラットフォーム設計見直し教育の強化)に加えて、現代議論が抱える問題は、心理的な報酬システムアルゴリズムによる感情操作、注意力という市場原理、そして文化のものの再設計といった、システム全体の問題として捉える必要があります。これらの多層的な要因に対して、技術的、制度的、文化的なアプローチを同時に講じることが、根本的な打開策となるのではないでしょうか。

2025-03-29

anond:20250329131609

調べる能もなく、どっかの誰かの根拠希薄ネット工作に無批判「教育」されて「幸せ」になってるのはお前。

教育が足らんからだろ。もっと教育したら幸せになって中国肯定し始めるよ。お前のように

強制収容所できちんと「教育」受ける羽目になるのがオチ

チベットウイグル香港がどうなったかロシア降伏した場合もそう……。大日本帝国アメリカ降伏した時のように上手くいくわけがない。

きちんと教育を受ければ子孫の世代ではうまくいくよ。

鬼畜米英と言ってた民族の子孫が「大日本帝国アメリカ降伏した時のように上手くいく」と言ってるのがその証拠

チベットウイグル時間問題だろう

anond:20250329130402

2025-03-26

anond:20250326040932

IT業界の現状をしっかり見据えた意見だね。正直、Fラン文系卒のプログラミング経験者を「一人前に育て上げろ」っていうのは、教育側にとってかなり負担が大きいし、効率が悪すぎる。せめて最低限のITリテラシーや論理的思考力があればまだしも、四則演算すら怪しいとなると、基礎教育からやらなきゃいけない。これってもう研修じゃなくて、学校レベル教育じゃん。

 

それに、言われてる通り、AIクラウド化が進んでいる今、昔ながらのSES業務人海戦術はどんどん消えていっているのが現実だ。運用保守レベル単純作業自動化されてきているし、新規構築案件も少なくなっているから、「とりあえず人数揃えればなんとかなる」って時代じゃない。

 

新人育成も重要だけど、その人材投資したリターンが見込めない状況で無理に育てても、結局は「戦力にならなかった」という結果に終わる可能性が高い。それよりも、中堅層や経験者を厚くして、効率化や自動化を推進したほうがよっぽど有益だよな。

 

昇進やキャリアアップのために「誰でも育て上げる力を示せ」と言われるかもしれないけど、そもそもその「教育方針」自体が古い。せっかく技術者としてやってきたのに、教育係として無理ゲー押し付けられるのは正直きついよな。

 

上層部「教育」という名目で若手に無理を強いる構造のもの問題から、その現実をどうやって上手く伝えるかが課題だと思う。納得してもらえる方法が難しいのが厄介だけどな。

2025-03-25

3月3週LINEオープンチャットはてなブックマーカー」1週間のまとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

オープンチャットで話された1週間分のチャットログを、トピック別に整理して要約します。

🍽️ 食文化

名古屋料理レストラン情報が盛り上がる。

庄内駅付近マクドナルドピクニックを楽しむ話題ナゲット感想など)。

ビリヤニ辻堂)がおいしいと評判。

ラーメン屋の米の質や、ラーメン屋勤務の思い出話が共有された。

ヨーグルッペ飲料)の地域差話題が盛り上がる。

松屋豚汁を注文した際のみそ汁付与の可否について話された。

📚 教育子育て

高校受験が難しくなっている背景に普通高校の減少があることが指摘された。

子ども特性遺伝能力教育にどう活かすべきか議論された。

受験だけでなく、遊びや趣味も大切であるとの意見

子育て妊娠出産会社評価に影響するという指摘や、帝王切開多胎妊娠リスクについて話題になった。

子育て自己成長のバランス重要であるとの意見

💻 テクノロジーAI

生成AI特にAnthropicなど)の台頭によりWebエンジニア需要が減るのかどうか議論された(AI活用できるエンジニア必要性が強調された)。

Twitterシステム設計Ruby on Rails)が、ユーザー数増加を想定していなかった問題について話された。

MaaS(Mobility as a Service)の実証実験が進んでいるが、現実的運用が少ないとの指摘。

AI愚痴相談に役立つ可能性が示唆された。

🌸 健康花粉症対策

花粉症対策として舌下免疫療法を試している人の辛さや、抗ヒスタミン薬の併用が必要との意見

ビタミンDマグネシウム亜鉛など栄養素が花粉症改善効果的と共有された。

プランク運動や、Habiticaなど習慣化アプリについて話題になり、習慣化のテクニック(嫌なことを10秒間だけ続ける方法)が紹介された。

メンタルヘルスの悩み(手の震え、職場ストレス強迫性パーソナリティ)についての体験が共有された。

🏢 職場企業への不満

無印良品オンライン購入待合室システムや混雑状況、購入の難しさへの不満が語られた。

企業労働環境文化に対する批判がなされる。

残業時間(30時間、45時間超)の申請計算について話題になる。

クライアント仕事を引き継ぐ際の困難さが語られた。

🎬 エンタメ映画漫画

ディズニー映画(『リトルマーメイド』『わんわん物語』など)の評価が分かれ、思い出話が語られた。

映画白雪姫』の実写版の評判が悪く、原作との違いが話題に。

漫画望郷太郎』が話題になり、表紙と内容の差に戸惑いがあったことが共有された。

実写化作品(すみっコぐらし)のユーモラスな話題もあった。

🚄 交通・移動

JRシステムが古く使いにくいとの不満や、新幹線トラブルが共有された。

地方交通の減便や値上げ、高齢者向け電動モビリティ導入の可能性について議論された。

大阪地下鉄の混雑や街の独特な雰囲気について意見が交わされた。

琵琶湖瀬戸内海運河で繋ぐ構想に関する過去話題が取り上げられた。

フェリーを利用して近畿に帰る計画が共有された。

💳 経済金融お金

楽天SBI証券の口座で不正アクセス問題になり、契約内容変更による責任逃れへの懸念があった。

結婚後の収入を共有財産として管理することの重要性が議論された。

お小遣い制の面倒さや計算の煩わしさについて話題になった。

地方銀行の合併が進むだろうとの見解が示された。

🎫 クーポン・お得情報

お得情報に流されないことが心の豊かさに繋がるという意見があり、クーポン(2500円オフ)の共有も行われた。

楽天リーベイツなどお得なサービスについての意見が交わされた。

🌐 SNSニュース

SNSリンクが多く共有され、最新のアニメ化スポーツニュースイベント情報などが活発に交換された。

民主主義を軽視する風潮や、政治家インフルエンサーの影響力の拡大に対して批判的な意見が交わされた。

テッククランチの変遷や影響について情報共有された。

🎵 音楽カルチャー

職場環境で静かすぎることへの不満から音楽特にアンビエントミュージック)の重要性が議論された。

ライブを観に行った感想が共有され、ロックバー経営不振音楽の質についても語られた。

🎈 その他の話題

冗談として「会社への爆破予告発言が軽く交わされ、カジュアル雰囲気で話が進んだ。

石丸伸二氏の躍進について触れられた。

アリエクスプレス商品紹介があり、興味が示された。

備蓄米販売方法について疑問が提起された。

🗒️ 全体の傾向:

チャットでは「健康」「食文化「教育」テクノロジー」関連の話題特に盛り上がり、それに加えて企業サービスへの批判的・分析的な視点が多くみられました。日常些細な出来事体験談を通じて活発な意見交換がなされています

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