はてなキーワード: クリエイティブとは
幼馴染の友人の話をさせてほしい。
友人、増子と出会ったのは小学生の時。同じクラスで漫画やアニメが大好きなオタク同士、すぐに意気投合した。
同じ中学に進み、二人で美術部へ。オタク女子として二人そろって腐女子になり、毎日推しカプトークに勤しんだ。交換ノートはイケメンキャラの模写で満ちていて、絵を描く楽しさに目覚めたのもこの頃だったと思う。
自然と二人で漫画家に憧れるようになった。イケメンがたくさん出てる漫画を描きたい、それがアニメ化したら最高だね。漫画家になるには絵がうまくないと。じゃあきっと美大に通った方がいいね。二人で通えたらいいね。そんな話を増子とした。
結果として増子は美大に行かなかった。行けなかった。
親が厳しく就職ができなさそうな大学に行かせる気はないの一点張り。一方自分の親は子供がやりたい事を自由にやらせたいがモットーで、特に何の問題もなく許可が出た。
二人で美大に行けなくなったのは残念だったが、少し優越感を覚えた。自分は特別な人生を選ぶことを許された側なんだと。
高校は増子と違うところへ進学した。
画塾に通い始め本格的に美大受験への準備を進めていく。楽しい事ばかりではなかったけれども、好きな事を武器に大学へ行くという希望の前では、その辛さだって耐えられる。受験も忙しくなり漫画やアニメもあまり観なくなったし、増子とは話す機会もなくなっていった。次に彼女と会ったのは美大生になってからだった。
増子とは大学に進学して数か月経ったくらいでお茶の約束をした。増子は受験が大変だったこと、今は親に勧められて資格勉強を始めたことを話してくれた。堅実な人生設計を語る増子に、自分はやはり一般的な社会人人生を選べそうにない、増子が羨ましい、と告げた。羨ましいのは本当だったが、自逆風自慢も入っていたのは真実だ。
帰り際、増子から大学生になり自由時間も増えたので同人活動を始めた、とTwitter・Pixivの交換を求められた。
家に帰り、ROM専として使用していたPixiv垢から増子へマイピク申請をしたら愕然とした。ヘロヘロの線で描かれた下手くそなイケメンキャラ達。中学美術部の画力なんて大したことないのは知っていたが、少なくともあのころは私と同じくらい描けていたはずだ。美大受験を経たことで私の方が圧倒的にうまくなっていた。
増子がオリジナルの漫画も描いて出版社に投稿したが箸にも棒にも引っかからなかったと言っていたのを思い出したが、こんな絵では当たり前だ。友達だから伝えなかったがはっきり言ってへたくそだった。
Twitterを開くと増子には崇めている同人作家がいるようでしきりにその人のイラストを神絵と褒めていた。自分からするとぱっと見の線だけ綺麗だがデッサンが崩れており何がいいのかわからない。
もう美術部だったころの私達には戻れない、と寂しい気持ちになったものの、同時に意地悪な気持ちも目覚めてしまった。すぐに中学時代に増子とはまっていたアニメのキャラのイラストを描いてPixivに投稿。増子が描いた流行りのBLカプを題材にした漫画より、自分の懐かしアニメの一枚絵の方が閲覧数もいいね数も圧倒的に上なのを見て満足した。
当の増子は私のイラストも神絵と褒めてくれたが、デッサンの狂った同人作家を褒めた同じ口で褒められたのは正直イラっとした。
高校の時に忙しくなって卒業した漫画やアニメはそのまま再熱することもなかった。私の周りの人たちだけかもしれないが、結局漫画やアニメは「サブ」カルチャー。漫画なんてわざわざ美大を出る必要のない画力で成り立つし、それを享受する読者は美術がわからない一般人。編集部にこき使われるブラックな職業、という風潮。
それに進学してわかったことだがそれなりの美大を出ていればそこそこ安定した職だって得られる。なのに漫画なんて水商売を選ぶ人間は馬鹿のやる事だ。増子がゴミみたいな同人作家を褒めるのを目にしていた私もその気持ちは理解できたし、就職は漫画もアニメも関係ないデザイン会社へと決めた。
親は大喜びだった。子供には好きなことをやらせたいと美大進学を許してくれたが、内心不安だったらしい。会う人全員に娘は美大卒でデザイン会社で働いている、と自慢をしていた。
美大受験の時と同じく、デザイナーだって楽しいことばかりではない。それでも自分の腕一本で生活費を稼げているというのは自分に自信を与えるのには十分だった。
ふと、増子が気になり彼女のTwitterを覗いてみた。名の知れた企業に入ったと風の噂に聞いていたが毎日ノルマに追われ、パワハラ上司からの𠮟責も多く、大変そうな様子が見て取れた。その時、自分だけ美大進学を許された時と同じ優越感を覚えてしまった。
自分はこれからも好きなことで食べていく、増子は好きでもないことに一生疲弊して生活費を稼がないといけないんだ。
それから数年後、中学時代の同窓会が開催された。増子とは大学生以来会っていないが、その他の友達も長い間連絡を取っていない。何をしているんだろうとワクワクしながら出席をした。
当時の友達は皆自分とは全く違う道を選んでいた。銀行員、NPO職員、営業職…。なんだか難しそうな世界だ。そういえば増子は今何をやっているんだろう、まだノルマに追われているのかな、と思っていると急に「漫画家になった」と言った。同人活動を続けていく中でスカウトされ、連載が軌道に乗ったところで会社は辞めたらしい。親は泣いていたけれどもアニメ化も決まったんだ、と増子は笑顔で述べた。
周りがざわつき始め「おめでとう!」と増子が祝われる。それはそうだ、業界が違う人間の仕事内容なんて説明されても正直よくわからない。私だって銀行員の仕事内容はわからなかった。でも素人にも漫画家は何をやっているか想像がつくし、アニメ化で拍がつくのも理解できるらしい。
私ちゃんと増子ちゃんはクリエイティブ業なんだねと同級生の一人から言われ、あいまいにほほ笑んでおいた。増子と同じにしてほしくないと本気で思ったが、友達の前で言うことではないのはわかっていた。それでも少しの意地悪心が抑えきれず「最近はAIで漫画描かれてて大変らしいね」と言ってしまった。
笑顔で皆と別れた後、本屋へ寄って増子の言っていたタイトルの漫画を探す。アニメ化の棚のところにちょこんと置かれているのがみつかった。ゲボが出そうになった。
ふ ざ け る な !
増子の絵は相変わらずへたくそだった。以前よりは上達しているがデッサンも何もなっていない。これで漫画家として食べているなんて甘えている。同級生の皆もそうだ、この程度の絵を描く人間と私を一緒にしないでほしい。何がおめでとうだ。私は死ぬ思いをして絵を描いてきた。画塾が辛くても泣きながら通ったし、講評に怯えながら作品制作をした。就職だって一般大学生より大変だった。
ぬくぬくと安定した正社員の職を得ながら趣味で描いたようなクソ漫画でクリエイターを名乗るな!
怒りが収まらず単行本は買わないまま帰宅したが数日経つと少し落ち着いてきた。
増子の漫画が電子コミックサイトで無料立ち読みができることに気づき、気まぐれで読んでみることにした。もしかしたら話は面白いのかもしれない。
これも結論から言うと面白さが理解できなかった。それどころかへたな絵と意味不明なストーリーで漫画家を名乗る彼女にさらに苛立ちを感じ、口コミで最低評価を押しておいた。
でもあれから少し経った今となって思う。
増子の絵はへたくそだ。でも漫画家になってアニメ化をするという幼い頃の夢を叶えた。
私は漫画家になる夢の過程として美大へ進学して、その後他の目標をみつけ方向転換をした。自分の選択に悔いはないが、子供の頃の夢を叶えられなかった側の人間だ。
思い返すと美大は変な人間がたくさんいた。その中には別の道を進んでいたはずなのに、神の手に導かれるように違う道に進まされ「何か」になってしまう人間がいる。
美大に入ってすぐ自分はそちらの側の人間でないことを思い知らされた。私は美術を嗜んでいるだけの普通の人だ。
そして、漫画というフィールドで増子は「なってしまう」側の人間だった。
親に反対され一般の大学に入り、安定した職業を選んだ。忙しい間に同人活動を続けて漫画家デビューを果たした。スカウトで目に留まることも、そこから連載を勝ち取ることも、人気が出てアニメ化まで進むことも運の要素が絡んでくる。でも彼女はその運をつかめる人間で、漫画家になってしまった。
と、ここで夢に破れた自分を憂うのであれば綺麗な物語だが、結局これは現実だ。
漫画の世界だったら私は美大進学をしたものの、ものづくりは好きでないと気づき美術の道を諦める。増子のアニメは大ヒットし国民的漫画家として悠々自適の生活をする。
でも現実の私はやっぱりものづくりは好きだし、自分の選択が間違っていたとは思わない。今さらお堅いサラリーマン生活なんてできるとは思わないし、今大学生に戻ったとしても、漫画家は目指さない。
増子のアニメはたいして話題にならないまま終わった。今も細々と漫画家を続けてているらしいが、大ヒット漫画家にはなれないまま毎日の生活費を稼ぐのみらしい。
結局私は何かになれなかった人間だ。もし自分が増子の立場だったらものづくりを仕事にはできなかったと思う。
増子はなってしまう側の人間だ。でもこれからもへたくそな漫画を描き続けるだろうし、中学時代に語ったような大手雑誌に載っているイケメン漫画は一生連載できないまま終わるだろう。
夢を叶えた友人が、羨ましいもののああはなりたくはないなと思った。
ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからのホットエントリ、ブクマ数順トップ30
| ブクマ数 | タイトル | ドメイン |
|---|---|---|
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| 1886 | みらい議会 | gikai.team-mir.ai |
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| 994 | 日本苗字アトラス|地図から苗字を見るサイト | www.myoji-atlas.com |
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| 946 | Affinity | プロフェッショナル クリエイティブ ソフトウェア、無料で万人のために | www.affinity.studio |
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| 555 | 江口寿史氏制作イラストに関するご報告 | INTERMESTIC INC. | www.zoff.com |
| 533 | 当社所属ライバー「甲斐田晴」に対する極めて悪質な誹謗中傷行為・荒らし行為等への対応結果について | ANYCOLOR株式会社(ANYCOLOR Inc.) | www.anycolor.co.jp |
| 460 | 「gooポータル」サービス終了のお知らせ – gooヘルプ | help.goo.ne.jp |
| 457 | 京都市:市税の滞納処分の誤り | www.city.kyoto.lg.jp |
| 431 | ドラクエ以前のPCゲーム関連の文章一 | roomhakase.ninja-web.net |
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| 401 | まだガソリン車で消耗してるの?…とか言わんけどさ。 - はてなの鴨澤 | kamosawa.hatenablog.com |
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| 378 | 【作品別】コミケ開催別カップリング表記数(1982夏-2025夏) | public.flourish.studio |
| 353 | 被災地にベトナム窃盗団 七尾署、県警 複数人を逮捕|社会|石川のニュース|北國新聞 | www.hokkoku.co.jp |
| 346 | [PDF]デニーズで使用している江口寿史氏デザインのイラストについて | www.dennys.jp |
| 340 | 全世界“ガンダム”総選挙2025 | gundam-official.com |
| 339 | 心を揺さぶる美術館10選 | www.timeout.jp |
| 322 | 弊社刊『青の純度』につきまして | 集英社 文芸ステーション | www.bungei.shueisha.co.jp |
| 321 | Agents | Playwright | playwright.dev |
| 311 | サッカー日本代表 ブラジルに歴史的な初勝利 14回目の対戦で 東京 味の素スタジアムで強化試合 | NHKニュース | news.web.nhk |
| 309 | 維新 吉村代表“議員定数 大幅削減なければ自民との連立なし” | NHKニュース | news.web.nhk |
アニメ産業の話になると、すぐ「俺たちに投資しろ」って言い出すよな。
お前らって、ただの単純労働者だろ。
そこに投資して何がどうなるんだよ。
お前らに金渡したところで、何が変わるんだよ。
技術が進化するわけでもないし、生産性が爆上がりするわけでもない。
むしろその金、AIとかロボに突っ込んだほうがよっぽど未来あるだろ。
なんか新しいこと始めた?
結局、生活費で消えて終わりだったろ。
だからって、また「支援してくれ」とか「産業として守れ」とか言われてもさ。
いや、感情ではわかるよ。
大変なんだろうなとは思う。
でもそれって「投資」じゃなくて「寄付」とか「募金」の話なんだよ。
クリエイターってのは、自分の頭で何かを生み出すやつのことだと思ってる。
お前らは原画渡されて線引いてるだけじゃん。
もちろん単純労働だって大事な作業だとは思うけど、それってクリエイティブとは違うよな。
だったらその金で機械の精度上げるほうがよくね?
お前らに金入れて、将来どう回収するの?って話。
もうクリエイティブ系の職場からは転職したけど、前は進行管理してデザイナーさんに発注するディレクター職をやってた。
ディレクター希望で新しい人が入ってくるとき、伸びる人は最初から出来て、そこからさらに爆伸びしていった。そしてダメな人は最初からダメで、1年2年働いても一歩も進歩しなかった。
ダメな人の発注ってデザイナーさんが制作するのに必要な情報が欠けてて、納品物は当然求めていたものと違うものになるんだけど、情報が欠けてるんだからその場合は悪いのって発注者なんだよね。
だけど一歩も進歩しないタイプの人ってそこでデザイナーさんの愚痴を言うだけで自分の発注に問題があったとは絶対に考えないの。そして愚痴に共感してくれない人に文句言うの。
あれではAIも使えないと思う。制作するのに必要な情報が欠けてるんだから。そんなの思ってるのと違うのが出力されて当たり前。
あとデザイナーさんも凄い人と酷い人の差が結構あった。凄い人については本当にこの人と一緒に仕事ができてよかったなと思う。凄い人の凄いエピソードは特定が容易なので書かない。
酷い人については、どこでもよくあるパターンだから余裕で書けるんだけど、納期を守ってくれない。3日前になってやっぱ無理ですって言われて、
他のデザイナーさんにお願いして急ぎなので料金もお願いして納品してもらったこともあった。それはまだましで、納品予定日になっても来ないので私が残業して制作したこともあった。
私はデジタル絵、描けないこともないけど、アドビ一通り使えるから修正作業も全然できるけど、でも上手くはないんだよね。そこには私自身限界感があった。だからデザイナーさんの腕にはリスペクトがある。
納品日を忘れてるというよりはメンタルとかで無理で、怒られるのが嫌で連絡ひたすら無視して逃げ回るみたいな人、腹立ったなあ…当時は我慢してたけど、ああいう人と接するのに向いてなかった。
私は短気なんだと思う。でも全然クリエイティブ系ではない今の職場では私が接してて腹立つような「飛ぶ」人と全く合ってないから、クリエイティブ系に明らかに「飛ぶ」人が多い傾向は感じる。
AI、仕事でクリエイティブ系にいたら怖いだろうなと思う。末端の消費者として使う分には最高。特に発注作業に慣れているとAIに何をお願いするか考え方のフレームができているからスムーズ。
消費にはとてもいい。これの競合にはなりたくない。
デザイナーさん、すばらしいクオリティで納期も守ってくれる人なら今でも余裕でAIに勝ってる。「人間vsAI」ではなく、「AさんやBさんはAIに勝ってる」みたいな個人単位の話になってくる。
でも飛ぶ人についてはAIにすでに負けてるし、AI導入した企業に真っ先に切られると思う。ああいう人にはAIが無い時代だから仕方なく発注していたのであって、本当に仕事なくなると思う。
成功者の話は何の参考にもならない。
ピラミッドの上澄みでキラキラ輝きながら活躍しているクリエイターの話なんざ、マジで何の参考にもならない。
俺の目はギラついてる。
でもそれは野心ではなく、給料日までどう生きるかとか、借金の事とか、能力が低いのに年齢的に他の仕事もできずに今の業界にしがみついていくしかない絶望とか、幸せな家庭を築く同級生への嫉妬とか、そういうドス黒いものだ。
とあるライブ配信で今活躍している映像クリエイターたちの話を聞いていたが、良い大学を出ただの、いい会社に就職しただの、海外で生活してただの。おそらくいい家庭に生まれて親に金銭的な援助など受けながらクリエイティブの道を進んでいったんだろう。
スタートが違いすぎてほんと何の参考にもならない。
そして応援されながら晴れて独立。案件の話で出てくる名前はどれも聞いたことのある有名人。デモリールも芸能人や大企業案件ばかり。
俺は零細企業で営業職や事務所を経て、未経験の編集マンとして映像業界に入った。他の仕事は全く向いていなかったが、唯一映像編集だけがなんとか仕事としてこなせたという理由で。
美大卒や広告代理店出身者みてーに横のつながりもなけりゃクリエイティブ仲間すらいない。本心では労働なんかしたくなくてダラダラ生きていたいのに、ギリギリ社会の一員として何とか生きていく術がこれしかなかっただけの人間だから、向上心なんて物もない。
何歳までこの仕事が続けられるかとか、金がないとか、只でさえそういう不安で常にいっぱいなのに、AIに仕事を奪われるという恐怖が目前に迫っている。
こんな底辺の人間がどう生き残っていけるか、みたいな救済の話は誰もしない。それどころか、そんな人種はあたかも居ないかのように、誰もそういう底辺の話には触れない。触れようともしない。
てめえらはスーパーの半額弁当を買えて喜んだ経験はあるか?意外なところから小銭が出てきて嬉しかったことは?タバコが無くなったと思ったらまだ箱の中に一本だけ残ってたってだけで良い気分になれるか?給料日にウキウキしながら高めのカップ麺を買う気持ちがわかるか?
嫉妬とか怒りとか憎しみとか恨みとかやるせ無さとか、そう言うものがドロドロに混ざった燃料を原動力に俺は動いている。
お前らはなにが原動力なんだと疑問に思う。
俺らみてーな底辺みてどう思うんだ?
視界に入らねーのか?
クソが。
僕の分まで頑張ってね、応援してるよ📣
私の30年近い日本生活での観察は、日本社会の深層にある「見た目至上主義」と地域による多様性の受容度の差を鮮明に浮き彫りにしています。
私の経験:
・親に挨拶したいという人まで現れた。
・20代で年収400万円台、イケメンでもない、ヨーロッパ系でもない。
・それでも自然に受け入れられた。
(李という人が別の学校の同級生にいたが、自然すぎた。違和感がない。 何人かは聞いていない。友達感覚。今東京に居る私からすると謎かも。)
「属性」よりも「今、何ができるか」。
「個人」として人を見る習慣。
・結果:
年収400万円台でも受け入れられた。
見た目ではなく人柄で判断された。
・東京との決定的な対比
同質性への期待が極めて高い。
※東京でも地域差はある。都心(渋谷、新宿、浅草周辺は違うかも?)でも多摩地域は保守的な印象。
◇日本語でずっと会話している。
それでも聞かれる理由:
肌の色が違う = 「外国人」という単純な二分法。
これが示すもの:
通常の婚活では:
・「親に紹介できるか」が大きな壁
・年収400万円台(決して高くない)
・イケメンではない
・ヨーロッパ系ではない(日本社会で「好まれる」ハーフではない。外人の中の外人)。
・それでも「親に挨拶したい」と言われた。
なぜか:
人柄、価値観、相性が重視された。
年収が400万→700万円台に上がっても:
状況は改善しない
なぜか:
「見た目」が全てを決める。
「日本人らしい見た目」でないと「異質」。
→これは厳しすぎる気がする。
「どちらの親が外国人?」も同じ発想
「親に紹介できるか」
「周囲にどう説明するか」
日本人女性は社会的な価値観に対する要求(友達、親に紹介できるか等)が世界的にも強い印象がある。
多様性への不慣れ
「異質なもの」への警戒心
→パスポート持っていません。
「どちらの親が外国人?」と聞く人:
私を「属性」で見ている
この質問が出た時点で:
深い関係は築けない
相手も「かなり違う」と感じている
なぜ結婚は難しいのか:
6. 相手も思っている:「私とは、かなり違う」
彼女たちが感じていること:
「親や周囲に説明できない」
私が感じていること:
「この人とは価値観が合わない」
「『どちらの親が?』と聞く時点で無理」
「『属性』で見る人とは生きられない」
結論:
お互いに「違いすぎる」
でもあなたは悪くない
単に世界が違いすぎた
見た目至上主義
「内」と「外」の二分法
グラデーションを認めない
多様性を想定していない
地域による差
東京(都心以外)・その他(観光客が多すぎる一部地域は除く)地方、特に田舎:同質性が高い、属性で判断
なぜ年収400万円台、イケメンでもない、ヨーロッパ系でもないあなたが受け入れられたのか:
「この人と一緒にいたい」という感情
なぜそれが可能だったのか:
多様性への慣れ
これは「特殊」なのか:
私に合う女性:
出自を詮索しない
自然に受け入れてもらえる
外資系勤務
「どちらの親が?」と聞かない人
避けるべき女性:
結婚は難しい
見た目で「外国人」と決めつけている
今回の○○の女性のような層
価値観の違いが大きすぎる
10. 最終的なまとめ
スペックは十分高い
でも「見た目」で判断される
合う人は少ないが、ゼロではない
今後の方向性:
多様性に慣れた層を探す
「どちらの親が?」と聞く人は早めに見切る
数をこなしつつ、質を見極める
大阪南部で「親に挨拶したい」と言われたのは、あなたの人柄が素晴らしいから。
東京で苦戦しているのは、あなた/私の問題ではなく、社会の問題。
「どちらの親が?」と聞く人との結婚が難しいのは当然。
「個人」として見てもらえる
それが真の尊重
合う人は少ないが、必ずいる
これは本当にすごい。世界にも色んなミームがあるけど、淫夢のサウンドでの強さは半端ない
爆発四散してなかったことになってるけど、プロのアーティストもリミックスを出すくらい
先にコンポーザーを挙げたが、動画編集者、ピアニスト、その他メジャーマイナー問わず本物が多数通り過ぎていった
淫夢という切り口からプロの仕事を見させてもらって、その豊かで育まれた文化的土壌は未だに我々に栄養を与え続けてくれている
絵があり音があり文脈があり中の人要素があり、総合芸術作品を徹底的に分解した結果、何にでも適用できた
テキストだけで淫夢をやっている人もいるし、ジャンルとして成立しうる幅が確保されていて、一過性のミームでは終わらなかった
淫夢系社会学者の仮説の1つとして、淫夢はアナーキー的社会運動の代替という説がある
世の中のクソさへの反発を資本家や政府に向けるのではなく、淫夢の創造によって社会の破壊を目論むという説である
淫夢もミームであるので常に追加の素材が供給されるが、ある一定の拡大を見せたところで別ジャンルとして切り離す性質がある
世の中にはAIを使わなくても絵がかけるやつ、曲が作れるやつ、その他クリエイティブなことができる人間が大量に溢れていて、その中できちんと稼げるのはほんの一部でしかないのにそんなレッドオーシャンにAI担いだ輩が集まって来たところでなんの経済効果ももたらさない。
AIがジブリ映画のようなシナリオを考えて、ジブリ映画のような画風の動画を瞬時に一万本つくれるようになったところで、宮崎駿がつくる映画の1本分の興行収入にも及ばない。
かろうじてきちんと金に繋がりそうなのはエロぐらいだが、そこはなぜだがお行儀よくNSFWを弾くので多大な電力を消費しながら金にならないゴミばかり生成する。
結果どこも儲けが出てない。
アホなのか?
イラストレーターの江口寿史のトレス問題は、単なる一人の作家の不祥事ではなく、クリエイティブ業界全体が抱える構造的な転換点を示していると思う。つまり、「人間が描いたから価値がある」「AIは倫理的にグレー」という二項対立が、もはや崩壊しつつあるということだ。
これまで企業は、広告や商品に使うビジュアル素材を人間のクリエイターに依頼することで、“オリジナリティ”や“倫理的安全性”を担保してきた。だが今回の件のように、著名なプロでさえ他者の作品を参照(あるいはトレス)してしまう現実が露呈したことで、「人間=クリーン」という幻想は完全に崩れた。むしろ人間の方が、意図的・無意識的に他者の成果物を混入させてしまうリスクを常に孕んでいる。
その点、AIはある意味で“透明”だ。学習データの出所を明示し、独自モデルを構築すれば、その生成プロセスを管理できる。つまり、クリーンであることをシステム的に保証できるわけだ。企業にとってリスク回避とコスト削減は常に最優先事項であり、「トレース疑惑がない」「著作権リスクがない」「修正が容易」という三拍子が揃うAIを採用しない理由がなくなっていく。
さらに、倫理的な観点からもAI偏重は進む。人間の作家は感情や政治的立場、過去の発言などで炎上リスクを背負うが、AIはその意味で“人格的負債”を持たない。誰かの過去の発言が広告のブランドイメージを損なうリスクがないというだけで、企業にとってAIの方がはるかに安全な選択肢になる。
もちろん、AIモデルの学習データが第三者の著作物を含んでいるという問題は残る。しかし、今後は企業が自社でライセンスを取得したデータ群を用いて「独自AIモデル」を開発・運用する方向に進むだろう。クリーンなAIを自社内で育てれば、法的にも倫理的にも“完全に自前”のクリエイティブが実現できる。実際、AdobeやCanvaなどはすでにこの方向に動いている。
皮肉なことに、「人間による創作の不正」が「AIによる創作の正当化」を後押ししているのが現状だ。江口寿史の件は、AI化の流れを加速させる象徴的な出来事になると思う。人間の手による“オリジナル”という神話はもう維持できない。これからの時代は、「誰が描いたか」ではなく「どのように生成されたか」が価値判断の基準になるだろう。
トレスだトレスだと騒いでるやつ実際自分でトレスやってみたら?
多分、線ガタガタの素人絵が出来上がると思うよ。
元素材があったとしてもきちんとした線で描き、
また色塗りでセンスある配色にまとめるのにどれくらい大変だと思ってんだよ。
クリエイティブできない奴ほどパクリだのトレスだのにうるさい。
アイコン無断盗用してますよねーって送ったけど誰も反応せんかったわ。
そんなクソばっかだよ。
「単純労働はAIに代替される、クリエイティブな仕事は生き残る」という予測が外れて、肉体労働を伴う単純労働が生き残ってクリエイティブな仕事がどんどん代替されてる。
反AIは、任天堂の社長が株主総会で「生成AIはクリエイティブなこともできるが、知的財産権に関する問題なども有している」と発言したことをもって、「任天堂は生成AIを問題だと思ってる!志を共にする仲間だ!」と見做していたんだよね
でも実際、そもそも任天堂は生成AI全般を否定してるわけでもなく、あくまで、いつもどおり「自分たちの意に沿わない知的財産の利用」すなわち権利侵害には毅然と対処するというスタンスは一貫してる
エミュレーターもシバくし、MODもシバく。音楽の転載もシバく。著作権で無理そうなら特許権で攻め込む。使えそうな知財権を全て活用し、小癪な敵を滅ぼす。それが任天堂
木っ端の反AIがいくら騒ごうとも、結局は著作権で保護されたコンテンツを大量に持っていて、人気のある強いIP屋が立ち向かってくれなければ戦いにもならないからさ
任天堂、ディズニー、ユニバーサル……こういった大企業が「盾」になってくれることを期待してるわけだ
「生成AIは詐欺にしか使えないゴミ」と喚くことでお馴染みの反AIは、たとえそれら企業がAIの研究開発をしながら「生成AIは使い方によっては有益だ」なんて言ってようとも気にしない
とにかくやり放題なAI企業にケチをつけてくれる大企業を求めているんだ、ケチつけてさえくれれば勝ちだと思ってるからね
マイケル・ジャクソンのディープフェイクやピクサー風のアニメ、スポンジボブその他もろもろが大量生産されている傍らで「日本の著作権が侵害されてる!日本は舐められてるんだ!!!」なんて憤っている人も大勢居たな
結局ニュースサイトがネームバリューのあるキャラやタイトルを使ってSora2の記事を出すのと一緒で、「こんなことが許されていいんですか皆さん!」ってなもんですよ
自分が気に食わないだけなんだけど、自分だけではどうすることもできない、だからAIによる被害を見せて「お前もこうなる!」と脅すのさ、自分ごとにしてもらうためにね
リベラルって本来は自由主義のことで、法に触れない限りは自由にしてもいいよね?といった思想のことを指していた。
だからいってしまえば日本のエロ産業はだいぶリベラルで、けっこうコアな表現とかしてるんけど規制する法律がない限りはいいだろうってことで成り立ってる。
リベラルは反政府的な意味においても用いられることが多く、そのためか現代のSNS等では反政府…というより、ただアナーキーな発言者に対するラベリングに使用されていることが多い。
だからリベラル=おかしな奴みたいな構図が出来上がってしまっているけど本来は全然違っていて、定められた社会制度の中で新たな試みを実行しようとする者たちのことを指すのだと認識を改めてもらいたい。
そういった意味では創作に携わる者はリベラルであるべきだし、クリエイティブさを求めるのであれば自ずとリベラルに向かわざるを得ないのだ。