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はてなキーワード: ガンダムエースとは

2025-10-20

anond:20251020193144

ジークアクスに庵野意向関係なさそう。

ガンダムエースっていう雑誌がある以上、スピンオフはいくらでも湧いてくるんだよな。

2025-06-15

30年前は1stガンダムって「昔のアニメ」だったよね


Xで話題になってたこ話題(これ自体シロクマ先生データベース消費論がツッコミを食らってることから派生した話題だったんだけど、そこは関係いから省く)、これマジでそうなんだよ。

いまでこそSNSを開くと毎日毎日毎日毎日毎日毎日ガンダムの話をしている人たちがいるが、ある時期までは1stガンダムって「昔のアニメ」だったんだ。これは現在では忘れられがちな視点だ。要は仮面ライダーにおける初代と同じような扱い。前島賢1982年まれらしいけれど、増田1983年まれなので、だいたい同年代だ。幼少期はSDガンダムが最盛期であり、増田もまたSDから入ってリアルガンダムを見るようになり、さらに遅れて90年代終盤にようやく1stガンダムちゃんと見た。

その流れがどこで変わったか(1stガンダムが“蘇った”か)というのはいくつかあって、やはり「ガンプラ」と「ゲーム」が大きかったと思う。あと他にも「エヴァブーム」(正確にはエヴァブームのあとのメディアにおける1stガンダムの扱い)、「ガンダム20周年」、「ガンダムエース」、「ネット世論」とかもあるんだけど。

ガンプラ現在でこそ1/144でも1/100でもRX-78がいくつもリリースされて、「もういいよ!他の機体出してよ!」と言いたくなるくらいだが、90年代はそうではなかった。90年前後リアルガンダムの売上はSDガンダムの半分以下だった( https://torja.ca/entame-zanmai1711/ )。ガンプラの新作ラインナップは現行の新作シリーズSDガンダムで占められており、昔のアニメである1stガンダムの機体が商品化されるのは異例だった。HG(いわゆる旧HGカトキハジメイラスト描いてるやつ)でRX-78などがリリースされたことはあったが、再評価起爆剤となったのは1995年発売のMGだ。今の技術真剣ガンプラを作ったらどうなるかというコンセプトで制作されたMGは、高価格帯(今から考えると安い)ではあったものの、ガンプラブーム世代を再びガンプラに引き寄せて商業成功をおさめた。1999年には1/144のHGUCシリーズも始まった。ちょうど2000年前後の数年間は現行作品キットのリリースが数的にも落ち着いていた時期であり、代わりに頻繁にリリースされるMGHGUCの新作キットがガンプラの主力となっていた。昔の作品と近年の作品と現行の作品のキットが同じカタログに並ぶようになった。ガンプラGジェネ化というかMS全集化というか、そのように呼べるような傾向が進んだ。

そして、ゲーム。これが大きい。米津玄師ガンダムに触れたのはGジェネFからだと語っていたが、90年代においてコンシューマーゲーム存在感無視できるものではない。

やはりゲームにおいても90年代前半にリリースされていたガンダムゲームの多くはSDガンダムと現行シリーズだった。しかし32ビットゲーム機の登場から流れが変わる。ボイスやアニメ再生できるプレイステーションセガサターンでは、過去作を扱ったタイトルが頻繁にリリースされるようになっていく。昔のアニメは見たことがないけれどゲームを通して過去作を履修する世代生まれる。三国志ゲーム武将を覚えたり、ウイイレ欧州サッカー選手を覚えるのと同じだ。アニメは見たことがないのに何度も何度もドズルの名台詞を聞き、リアルタイム世代でもロクに名前を覚えていないようなフライマンタやTINコッドを覚える。

増田プレイステーション発売直前のプロモーションビデオで、開発中の「機動戦士ガンダム」の映像を見て、「えっ、初代ガンダムゲーム出るの!しかポリゴン!まるで本物!」といたく感動した記憶があるのだが、今見ると ( https://youtu.be/Ajsls4wsaOI?si=t74InA4f8-UfdSYb&t=907 )なんとも言えない映像だな、、、

あとガンダム20周年ね。それに合わせて関連商品、関連ムックが数多く企画された。絶版状態だった「ガンダムセンチュリー」も復刻された。この時期になると1stはすっかり“蘇った”と言えるんじゃないかな。そのあとは新作グッズに最新作(SEEDなど)と1stが同格で選ばれることも珍しくなくなる。

ところで件のポストには「再放送があった」という意見がいくつか寄せられているけど、少なくとも90年代関西では1994年ごろにMBS深夜にやっていたのし記憶にないよ。1stTV版が再放送されまくっていてそれを浴びれたのって団塊ジュニアじゃないかな。

2025-06-11

昨夜のジークアクスで

ガンダムシリーズ完全新作始動!とかいCM始まったからワクワクしたのにただのガンダムエース漫画新連載だった

俺のワクワクを返せよ

2025-06-04

ジークアクス駄目だコリャ

これ完全に二次創作だ。

ガンダム二次創作としてみれば、まぁ見れなくもないというか、オタクの喜びそうなコンテンツではあると思う。

「令和のララァだ~」で喜べるなら面白いと思う。

単体の作品としてみたらなんつーか論ずるに値しない

俺はクリエイターでもないしあんまり偉そうなこと言えないけど、テレビ放送するガンダムならもうちょい頑張れよ

ガンダムエースに乗ってるガンダムオタク向けの漫画って感じ

2025-04-12

ジオングの脚が無かったのは現場作業員サボタージュのせいだよな、きっと。

工場でもともと作られなかったのかア・バオア・クー搬入はされたけど組まなかったのかはわからないけど。

もう工員がやってられるか馬鹿!!

って投げ出してどうしようものなくなってたのを

ちょっと頭がいいやつが適当理由つけてこれで完成品なんですよ!!

って強弁したのが大戦末期のいい加減さもあって、

無理筋言い訳ギリギリ通って誰も銃殺されずに済んだ。

みたいな話をガンダムエースではすごくつまんないマンガにして描いてそう。

2025-03-20

ジークアクス見てきたので思ったこ

見る前の取得情報

積極的には収集してなかったが目に入るものは避けずに眺めてた結果、

シャリアブルが活躍・1年戦争映像で流す・庵野が出しゃばってる・ジオンガンダムを鹵獲して使うぐらいまでは把握

あと、主人公もしかしてハマーンかもという噂はとてもいい話なので積極的に信じていた

 

今になって見た理由

TVで見ればいいやと思ってたら「劇場版編集劇場版だけでTVでは流しません」て聞きつけ

チネチッタポイントが溜まってた上にシステム更新制度が変更になるので、ポイント使いたかったのもある

アニメ特別上映だとポイントが使えないので溜りがち)

 

第一世代オタクやその後のオタク基本的弱者男性ではなかった問題

これは初代ガンダムを語る際に割と重要ポイントで、当時はまだオタクという概念はなかった

若者文化」のなかのバリエーションのうちの一つなので、原宿路上に繰り出すのとガンダムで盛り上がるのは同じ扱い

( 「ロリコン」すらも若者文化枠)

ヤマトガンダムに労力をかけられるぐらいのオタク第一世代というのは、スネ夫んちみたいな金持ちか、

もしくは大学生がまだエリート層の枠につま先ぐらいは引っ掛かってた時代大学生が中心

金、生活、頭の良さ等に余裕がないと参加できない

ガンダムというコンテンツは、そういうハイソ向け内容として提供されてるという前提がある

今作も基本的弱者男性向けではない

 

ガンダムは学級内ヒエラルキー確認のためのツールだった

自分団塊ジュニアガンプラ直撃世代だが小遣いがなかったので、

毎日30分から時間おもちゃ屋で積み上げられたプラモの箱をただ眺めるだけの日々だった

あるとき1個だけ買ってくれることになって手に入れたガンプラは、

学級内ヒエラルキー上位の子たちに無理やりバルキリーガンプラより安くて出来が悪い)に交換させられた

ジャンプ子供たちを支配していた時代

ジャンプを買うお小遣いもなく、回し読みグループに入れてもらえず、ジャンプ文化から弾き出されていたのと同様に、

ガンダムガンプラ底辺男子排除して成立していた

 

サイバーコミックス世代ガンダムエース世代の違い

視聴後にネットで拾える情報つまみ食いしたところ、鶴巻監督サイバーコミックスを真っ先に挙げているのに、

記事化してる人たちや動画を出してる人たちはサイバーコミックス言及してるのを見かけない

自分が真っ先に連想したのはブラスターマリだった(緑のおじさん、というネットミームもブラマリの某赤いひとを連想した)ので、

1年戦争IFストーリーというだけで「ギレンの野望」を引き合いに出す感覚世代のズレを感じた

 

サイバーコミックスは、ガンダムブームの時期に、アニメスタッフ玩具会社とは無関係に、

雑誌ファン勝手ガンダムコンテンツを膨らませていった(二次創作という言葉すらなかった)

時代の残り火、ガンダム周辺が次第に真面目になり整理されていく前の最後自由気ままなコンテンツで、

それゆえ最も奔放で、しか最後の生き残りであるがゆえに、最もガンダムコンテンツであることに忠実だった

Gの影忍、逆襲のギガンティス、ブラスターマリなど、「ふざけてるけど1年戦争ガンダムに対しすごく真摯」な作品が成立していた

 

ガンダムエース創刊のあたりからファンが「真面目」になっていく

ガンダムオリジンという名前象徴されるようにフィクションなのに「情報の正しさ、間違ってなさ」が重視され、

バンダイガンダム正史を決め、情報を整理し、「正解がある」ことに対し従順になっていく

これは、古いコンテンツにわざわざ参入してくる新規層が何を求めてるか、という話になるんだと思う

自分で好き勝手解釈できる」ものが好きな層はエヴァンゲリオンなりゲームDQFFなりの新しいコンテンツ流れるか、

なんなら同人誌文化も分厚くなり自主製作も容易な時代になったので、オリジナルに挑戦してもいい

わざわざ古いコンテンツであるガンダム新規参入してくるのは、既に大量に積み上がった既存情報を読み漁るのが好きな層が多くなるのは自然な流れと言える

 

ギレンの野望」の名前を出したりしがちなクソ真面目な原典主義と、それ以前のデタラメだけど豊かだった広がりが忘却されるのはおそらく裏表で、

「早く情報を消化して次に行きたい」(増田への書き込みは三行にまとめろボケ)という需要youtubeオタクコンテンツに溢れる解釈の一元化への帰依に繋がる現象(この解釈を暗記すれば正解を得られる、暗記してる俺が正義、て感覚)とも重なるのだろう

 

思ったより庵野じゃなかった

ようやく映画館の視聴内容について

仮面ライダーぐらいを想定してたので、それよりずっと変えてるとこが多くて庵野じゃなかった

シャア声優池田さんに寄せてない、ザクが全くザクじゃない、あたりが意外で、これは鶴巻さんがちゃんと主導してんだなと思った

ガンダムが新デザインなのはガンプラから普通なんだけど、ザク商売にならないかザクのままで作っちゃうのが庵野なので

 

さら1年戦争を忠実にやられてきついなーと思ったこ

ドローン全盛、ジャミング下で有線やら自律AIやらで次から次へと進化してく現代に、

ビット活躍戦局を変えちゃうの無理がないかなと

シャアアムロ並みに無双してティアンム提督に「12機いたジムが全滅だと!」とか言わせたほうがネタっぽくありつつ

戦局がひっくり返した説得力が出たのでは

 

トップをねらえ

感想漁ると「トップ2だよね」って人はそこそこいるが、そういう感想ほどブクマも少ないなあと

庵野シャアだ1年戦争だ、というお祭りにだけ参加したくて、鶴巻作品だねえ、みたいなことはどうでもいい感じ

ただ今作のガンダムバスターマシンぽい(エヴァっぽいとかGセルフぽいというよりかはバスターマシンぽい)気がするので、

「歯がある」のもバスターマシンからでは、というような

自分ガンダム1作目よりも先にトップ2を見返した

 

プラネテス

トップ2絡みで、グラナダで月面探査船が飾ってあるくだりはプラネテス連想

アニメ版のプラネテス原作と異なるオリジナル部分が多く、その元ネタがやたらカジュアル

月面基地コロニー落し(たぶんガンダム1作目じゃなく0083から)もあるし、

宇宙放射線病(若本規夫ボイスの教官なのでヤマトじゃなくトップをねらえ1作目から)もある

トップ2のノノはいつか地球に行きたいと語るのだが、プラネテスの月面生まれルナリアン、ノノもまた、いつか地球に行きたいと語ってたりする

 

マブ

ニュータイプ(個)ではなく、マブ(対)

言い出しっぺはおそらくニュータイプ感応を通じた何かを言いたくて

でも言葉は独り歩きして、ふわっと二人組的な意味人口膾炙

シャリアブルを引っ張ってくる以上はニュータイプ論をやらないで済ませるわけにはいかないし、

サイバーコミックス魔法少女で、という鶴巻さんの発言があるってことはブラマリニュータイプ論の話も念頭にはあるはずで

ガンダムXのニュータイプ談義やNTとは違うニュータイプ現代版、けっこう難しい気がする(いまどきそれ? みたいな時代遅れの結論になりそう)

のだが、どう持ってくのかなというのは気になる

  

悪役令嬢キシリア転生が思ったより知られてない

オタ女子がキシリアに転生して「正史」に介入する話 で、けっこう最近やっており、

1年戦争改変ものとしてジークアクスの先行なのだが、

正史を変更といえばギレンの野望が云々」ばかり見かけてフーンてなった

オタク、というかガノタの、まさに「正史」という正しさに執着して周囲を全く顧みない業の深さが

悪役令嬢テンプレと組み合わさって興味深い作品なんだけども、

まさにそれゆえに悪役令嬢改変なんて無視されるしかないんだよなあ、と思った次第

(( 「異世界宇宙世紀 二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます」 カクヨムで公開されてた https://kakuyomu.jp/works/16816927860802917218 ))

 

追記6月18日

サイバーコミックじゃなくてサイバーコミックスだろ、というツッコミが入ってたので修正しました

やっぱりブラスターマリじゃねえかと思って検索しにきたのに自分の書いたコレしか引っかからなかった

つらい

2025-02-09

90年代ってガンダム冬の時代だったよね

連ジガンダムエースが2001年であの決断がなければ

こんなに稼げるIPになってないんじゃない?

特にガンダム専門誌の方は絶対にこけると思ったし

2024-11-25

anond:20241124212136

月刊ガンダムエース雑誌)に色んなガンダム漫画が載っていたが、新條まゆ先生の「ジオン公国幼年学校」はどうだろう。

一応巨大ロボは出る。戦争もしている。が、メインはジオン中学?(高校だったか?)の少年2人の関係だったり、主人公母親が偉い人と不倫していたりとライトBL昼ドラ展開がメインだった…気がする。とにかく読みにくくて目が滑ってあまりまともに読めなかったし、人気なかったのか連載は続いていたにも関わらずコミックスも2巻までしか出なかった。哀・宇宙

途中までだけど読んでみて、ガンダムかどうか判断してほしい。

2023-09-26

anond:20230926145004

自分イメージするざっくりガンダム時代区分

 

1stガンダムティーンエイジャーのアニメファンを中心に受けたが、その後のガンプラブームではより低年齢層にリーチした。

これらはガンダムではないが、ガンダム商業成功の影響下で作られ、その後の続編ガンダムにも様々な影響を与えた。

アムロシャア物語が一段落。これらに馴染めない尖った人は雑誌連載の『ガンダムセンチネル』(1987年1990年)に流れたが、そちらもその後のガンダムガンプラ)に大きな影響を残す。

BB戦士が本格的始動SDオリジナルの『SD戦国伝』が始まったのが1988年既存シリーズファン高齢化する一方、こちらは若年層を獲得。一時はリアルガンダムを抜いて商業展開における大黒柱だった。

かなり長期間(『08小隊』の完結は1999年)になるので時代で括るには難しいが、括られがちなので括る。宇宙世紀解像度が高まっていく。『08小隊』はリアルガンダムリバイバル期にも重なる。

元々は『F91』の続編として翌年1992年TVシリーズ『F92』が予定されていたが、紆余曲折あり『Vガンダム』に。リアルガンダム冬の時代扱いされがち。

Vガンダム』の後番組枠ながら宇宙世紀から他の世界線舞台を移した3作。ファン層を広げる。

1stを中心としたリアルガンダムへの需要が再び高まるガンプラでは1995年に『MG』、1999年に『HGUC』展開開始。ゲームでは『ギレンの野望』など。宇宙世紀人気は『UC』などを経て現在まで続く。

作品で一時代

雑誌ガンダムエース』が2001年に創刊。『ガンダム THE ORIGIN』も『ガンダムUC』もここから。よくわからない宇宙世紀の設定が生えていたら大体ここ発。

女性層、若年層などに強く訴求。以降MBS系での放映続く。宇宙世紀リバイバル人気と両輪でここらからガンダムというIPギアが一段階上がる。

TVシリーズガンダムが新しい層に向けて作られる一方、ジオン残党みたいにしぶとく宇宙世紀ファンに向けて作られる作品群。

ファンの若返りを図り、それまでの『SEED』、『00』とあまり層が重ならないためこういう印象になる。

ガンダムファンというか富野ファン向けの色が強い作品なのでやはり別枠。

つの時代で括るには空きすぎてる気がするがこういう印象。

2023-08-06

水星魔女炎上してまえと思っているレズビアンお気持ち

水星魔女炎上を快く思っている節があり、自己分析のためにも

予防線張っておきますが、一個人お気持ち憶測オンパレードです。一般化しないでね。

あと、創作物現実世界は切り離せないのスタンスです。

ここらへんは思想強めなので相入れないと読み辛いかも。


私はパートナー持ちのレズビアンです。

カムアウトは一部の親しい人たちと、必要に迫られた場合のみ。

同僚には小さい嘘をつくことが多く、隠れるのがちょっとしんどい

最近は、彼女におるふぇんちゅを見せられた後、オルフェンズ本編を見せられようとしています

助けてください。


百合に釣られて見始めて後半はみんなの成長に、大きくなったねぇッ〜〜;;マルタン〜〜〜;;

キモオタの涙を流しながら毎週二人で楽しんでいました。


満足の最終回ガンダムエースでの結婚明言で祝砲挙げられているのも何を今更と思っていましたが、

その後の電子修正→小火→お詫び, 解釈余地炎上で、なかなか芸術点高いなと思い知らされました。


納得の炎上で、私自身も腹が立ちました。

Twitter上で炎上の経緯を追っていたこともあり、モヤモヤエコーチェンバー的に怒りの方向に向かっていった節もあります


====

自分が何故こんなにキレているか分けますと、以下が理由

1)現実同性婚ができないのに、公式の表明で作品での結婚表現没収された

2)お詫びが由緒正しい同性愛差別文脈に乗ってしまい、これを出してしまう無神経さ

3)超大型IP同性婚同性愛を扱ってくれるという期待から失望


1)現実同性婚ができないのに、公式の表明で作品での結婚表現没収された

フィクションでくらい結婚のお祝いさせてくださいよ〜〜〜!そっちじゃ全然アリなんでしょ?


きっと、男女カプだとここまで燃えていないですよね。この一因には同性同士で現実結婚できないからがあると思います

そもそも男女カプだとここまで明確な結婚表現をすれば、雑誌での文言修正もなかったのでは?憶測にすぎませんが。


同性愛者・両性愛者の中でも同性婚については意見分かれるかと思いますが、私は同性婚認められてほしい派です。

なぜそこまで結婚にこだわるのか。

結婚が分かりやすく祝福される関係であることに加え、強い社会保障のセットであり、

それが社会生活を送る上で信頼の源になっているからです。

その有無は差別増長させる元と思っています


彼女と大きな共有財産を持とうとしたとき結婚してないと法定相続人になれないんです。

良識的で娘を愛する親御さんが、娘の幸せを願っても同性パートナーと一緒になることを渋るには、

そんな法的な立場の不確かさがあるんじゃなかろうか。

現実には少なくない人が合理的かつ愛情深い判断で、男女カップル同性カップル

祝福のハードルを分けている、それが差別につながっているのだと感じています


2)お詫びが由緒正しい同性愛差別文脈に乗ってしまい、これを出してしまう無神経さ

雑誌文言で加熱したスレミオ結婚おめでとうムードへの訂正が

同性愛差別文脈ガッツリ載ってしまったために爆炎あげとるんかなと思います


炎上前、作品内でスレッタとミオリネはすっかり家族になっていたと解釈していました。

作品自体はそうであると今も信じています

お詫び文から彼女らの関係を匂わせだけで売り出そうとしていた!?クィアベイティングだ!と爆発した次第だと。


正直、マイノリティでなければ・マイノリティ問題に関心がなければ、匂わせが火種になるとの考えには至らないかも。

クィアベイティング批判自体も、ものによっては言いがかりでは?という立場です。

でも、女同士が花嫁花婿というセンセーショナルさで売りながらこんな脇の甘さ、これが燃えないとお出しすること自体

ほんと当事者には興味ないんだなと思わされたのがイライラポイントです。


そもそも、狂ったオタクどもは何をせずとも推しカプを醸造できるのだから

他カプで商売たかったら結婚撤回せずに、何食わぬ顔で全カプに媚び売っとったらよかったんや。

なんでそこ変に誠実になってるの?その誠実さは怖いんよ。


3)超大型IP同性婚同性愛を扱ってくれるという期待から失望

大袈裟ですが、ガンダムで堂々と同性カップルハッピーエンドを扱うことで、世界が変わると信じていたんです。

あわよくば他のエンタメに波及して、悲恋や考えさせられる止まり作品だけじゃなく、

しっかり同性でハッピーエンドハッピー小話が増えてほしい。

(アニメに詳しくないので、今どき全然アリますよってのならごめんね)


頭お花畑ですが、エンタメの力を信じているので娯楽作品全体での雰囲気が変われば、

現実世界同性愛者もほんの少し生きやすくなると信じているんです。

この3番目は逆恨みっぽくて怖いなと思いますが。

それほど水星魔女ラストは最高でしたし、ガンダムの威を借りたかった。


====

以上、感情的に書いてしまいました。稚拙文章で伝わったか不安です。

ピンと来てない方はそもそも差別じゃないでしょと思うかもしれませんが、

当事者としては差別的な流れだと、根底ホモフォビアあるでしょと受け取っています


同性愛差別関連の話題を見るとひどい話だと思いつつ、

声をあげても社会は変わらないし、これだから声の大きいLGBTはと思われて終了。

虹やピンクフラッグなんてダサくて掲げたくない等々思いもします。

実際にはほぼ声上げずに、楽しくひっそり生きています

でも、静かにしていることで、10年後も若い同性愛者が同じようなモヤつき、

同じような肩身の狭さを感じていると嫌だし、申し訳ないとも思います

私、ネット弁慶、怒りの投稿しました。

正直溜飲を下げるためですが、願わくば、喉に刺さる小骨のような生きづらさを少なくしたい。

怒ったところでこの先生やすさを獲得できるのか、不安ではありますが。


今回の炎上に私も乗っかりましたが、

たくさんの人が差別的だと怒ってくれるとは思っていなかったです。

SNS特性上都合の良い意見が見えがちでしょうけど、心強かったです。


====

オタクとして「もしかして、”配慮から表現抑制されているのでは?」という疑念が芽生えてしまったのが残念でならないです。

から現実世界差別がなくなって欲しいんよ。


めっちゃドラミングしちゃった。

ほんと、この炎上がある前は1000億点満点に楽しめて、作品自体は今も最強です。

機体はシュバルゼッテが好き。造形が悪っぽくエッチなので。

オタクレズとしてすっごく嬉しかったのが、ミオリネとエリクトとの関係が良好だったこと。

パートナー家族家族として受け入れられるのが、どんなに心強くて嬉しいことか。

制作者はそれを分かって表現していたんじゃないかと思っています


====

追記

火も落ち着いたかと思ったら、乾いた松ぼっくりがくべられましたね。


パートナー呼びはそれ単体だと、あら〜〜〜!!お幸せに!

なんですが、完全に公式がまいた「解釈余地」で悪い方にも捉えられるのが残念。

まきびしかな。


その後、アニメーターの大野勉氏が

結婚固執」「【結婚】という表現じゃなくて【パートナー】」とツイートしてパチパチと爆ぜていました。

大野自身は、公式スタッフ同人誌に対する反応に苦言を呈しているだけのつもりと思うのですが、言葉選びがやばいですわ。

黒人主人公映画制作スタッフが、文脈を知らずにAll lives matterを掲げちゃうようなアホさだろうか。

無頓着すぎる。狙ったのなら、言葉を使うのが上手すぎる。


大人数で仕事していれば、悪意の有無に関わらず差別的な表現をお出ししてしまう人は発生するでしょう。

会社なりが建前でも”政治的に正しい姿勢をとっていることで、作品スタッフ差別に加担のレッテルから守られるのですが。

そもそも、今回の騒ぎは順序が逆ですね。

ほんと、なんでこんなに脇が甘いんだ…

これ脇が甘いんじゃなくて、作品を売り出す側の芯が無いのかな?

2023-07-31

水星魔女はなぜ燃えているのか

水星魔女が旧Twitter燃えています

詳細は大体省きますが出火の経緯は要するに下記の通りです。

アニメが終わった後の声優インタビューで、主人公カップル(以下スレミオ)二人が結婚したという旨のキャストコメントが出る

・数日後電子版でのみサイレントでその記事の内容が修正結婚記載のみ削除)

バンダイナムコフィルムワークスの言い訳ダメすぎて炎上

もう少し詳しく話しましょう。

もともとアニメが終わった後からスレミオの結婚についてキャスト公式から一切その言及がないことに、スレミオ界隈では議論されていました。

アニメ終了後の一番盛り上がる配信で、コメントに「スレミオ結婚おめでとう」と大量に流れていたが

キャストが一切それに無視をきめこんでいたくらい「スレミオの結婚に触れてはならない」という態度は公式から徹底されてたのです。

唯一スレッタとミオリネが結婚したと明確な言及があったのは北米ガンダム公式アカウントで

スレッタは彼女の妻の手を握っている」という説明文がALT記載されていたことくらいでした。

「もしかしたら劇場版や続編で結婚式するからそれを隠しているのかも?」

結婚という言葉をあえてださないことで他カップリングスレミオの二人には、シャディミオやエラスレなどほかに人気カップリングがあった)に配慮しているのでは?」

など様々な憶測が飛び交っていたのですがその中で、ガンダムエースの上記インタビューが登場したのです。

エピローグでミオリネさんがスレッタちゃん肩に頭を寄せるシーンも良かったですね。3年たって2人の距離がより親密になっているのが感じられて、

結婚した2人のそういう姿を目にできて、改めて心にグッとくるものがありました」


スレミオ界隈の喜びようはすさまじかった。一瞬でトレンドスレミオが上がり、

絵師スレミオ絵や漫画をアップし、SS書きは長短かかわらず旧TwitterPixivにアップしました。

ようやくスレッタがミオリネと結婚したと公式が言ってくれたんだとそう思っていたのです。

ところが3日前。

2023/07/28 とある投稿が旧Twitterにあがりました。

ガンダムエース9月号の電子版を買ったんだけど、あれ?話題になってた『結婚』の文字がないぞ?と思ってたら電子版で削除されてた……」

https://twitter.com/TAK05708435/status/1684821665388335104



削除前日まで、「スレミオ結婚おめでとう」と祝福モードだったスレミオ界隈は削除の事実自体に動揺していたが、

昨日、公式から編集部憶測声優インタビューに追加したので削除しました。結婚たかどうかは個々の解釈に委ねたいのでよろしく!」

https://g-witch.net/news/detail.php?id=20824

コメントが発表されたため本日大炎上といたります

検索すれば、スレミオ厨が怒り狂ってるのをすぐ見つけられるでしょう。

そうはいっても、物語なんだから解釈は人の自由っていうのはあたりまえじゃん。と思う方もいると思います

私も普段はそのタイプです。

ただ、水星魔女のあらすじを見ればそれがどれほどおかしいかということには気づくと思います

1~6話ダイジェスト

https://www.youtube.com/watch?v=f0EUK7SALgs

7~12ダイジェスト

https://www.youtube.com/watch?v=BVTefEUsz5E

13~17ダイジェスト

https://www.youtube.com/watch?v=SznG1W-DXAg

最終話までダイジェスト

https://www.youtube.com/watch?v=Efpdg5j6BxQ&t=8s

ダイジェストすら見るのがタルいひとに5秒で説明しますね。

家族や仲間をヒロイン・ミオリネの父親デリングに虐殺された主人公スレッタの母親エレノアプロペラ)。

娘のエリクトを助けてデリングに復讐するためにスレッタ・ミオリネを利用して地球宇宙戦争を始めるけど、

最後は娘のエリクト、かつての仲間や家族に赦されて、スレッタ・ミオリネとも家族になるという話です。

話としてスレッタとミオリネが結婚しなければこの物語は成立しないんですよ。

人殺しデリングの娘と復讐プロペラの娘が家族になれるのかも、この話の大切な要素のひとつなのですから

べつに結婚してなくても家族にはなれるんじゃない? って、そういう話も私も好きだけど水星魔女は違うじゃないですか。

当初デリングやプロペラから勝手に用意された婚姻決闘制度困惑していたスレッタが

次第にミオリネを好きになり、一緒にいたいと告白するじゃないですか、

そのあとすぐにミオリネに捨てられるけど。(ついでに母親からも捨てられる)

そこから立ち直って、もう学園も制度ボロボロになった中(婚姻制度なんか形骸化されたなか)で、

どん底に落ちたミオリネの婚約者に自ら戻るという話の流れがあったじゃないですか。

指輪も買って、結婚式も挙げて、2人で最高のドレス着て…!!」

ここまでスレッタが言ってるんですよ。めちゃめちゃミオリネと結婚したいつってるんですよ。

戦いの後には、体が不自由になったけど、夢だった学校を作って、

ミオリネが返ってくると嬉しそうに「ミオリネさーん」つってミオリネに寄り添ってるんですよ。

2人の左手薬指には指輪が光って、なんだかんだ生きてたエリクトはミオリネの「小姑」として口やかましく楽しそうに暮らしてる。

エレノアも内心どう思っているかからないが、地球で穏やかに娘たちと暮らすことができている。

夕焼け空の下、スレッタとミオリネが仲間たちの見守る中笑いあう。

24話「目一杯の祝福を君に」

バンナム結婚してるか解釈次第です。スタッフキャスト結婚言及することはタブー結婚という文字列を見たら速攻削除します」

何を言っているか自分でわからないんでしょうか。

ここまで描いたアニメスタッフに対して「いやそこらへんキミらちゃんと書いてないし解釈次第だよね」と言えるんですか。

結婚していないのに自分を小姑(妻の姉)と呼びミオリネに説教かますエリク

結婚していないのにおそろいの指輪をつけて寄り添うスレッタとミオリネ

結婚していない解釈だとこんな謎のキャラクターが生まれるんですけど本当に大丈夫

水星魔女に対するファン失望は、ここまで見てきた内容に対して、作品とは全然違うところでそれをひっくり返された、

2人が望んでいた結婚をないものしたことへの怒りからきているんです。

というか解釈自由なら、キャスト編集部結婚した2人と思ったってそれは解釈の一つなのに、

それは絶対に許せない。削除する。そのモチベーションはいったいどこから来ているんですか?

一部では中国イスラム諸国に売るためには同性愛要素は削除しなければいけなかったという意見もあります

(ただ中国では水星魔女じたい放映してないそうなので陰謀論だと思いますが)

同性愛禁忌だと嫌だと思うのは別にその国・その人の自由です。迫害しなければ別に好きにしてください。

でも、もしそういう人たちにおもねって結婚という文字タブーにしたなら、それが水星魔女の伝えたいことだったんですか?

女同士の結婚に戸惑うスレッタに対してミオリネが「水星ってお堅いのね、こっちじゃ(同性婚なんて)全然アリよ」と

一話で言っていたのはなんだったんですかね?

バンナムがかたくなに結婚した事実公式として認めたくない理由は明らかにされていないので、わかりません。

ただもし「同性愛とかやっぱ難しいよね~、みんなの解釈次第ってことで結婚はやっぱなしにしちゃお!」

かにだったなら、そもそも同性婚なんか扱わずにいつものガンダムやってりゃよかったのにねと

ひとりのオタクとして思った次第です。

ガンダムエース電子版の訂正についてあれこれ

https://g-witch.net/news/detail.php?id=20824

この件、ブコメが思ったより荒れてて、雑誌制作チョットワカル身からすると気になったんで書いときます、適宜消すかも

編集憶測で書くなんてことあるの?

それらすべてが「憶測」という表現に該当するかはさておき、発言音声どおりの文言にならないのはほぼ当たり前。語順前後入れ替え、「あー、えー」などのケバ取り、「とか」「みたいな」などの口癖の除去、だらついた言い回しの整頓。録音した音声のノイズ滑舌などで正確な単語が完全確定できなくなるケース。言葉足らずだった省略部や、説明の飛躍を補ったりするケース。それとは逆に、紙面に収まらいか文字数を削る必要が出ることもある。

(余談だが、声優インタビューはやはり滑舌がよく文字起こしやす場合が多い。助かる。)

文字起こし過程で、発言趣旨微妙にずれたり、ニュアンスが抜け落ちてしまうこともある。会話するのは人間同士なので、誤解が残ってしま場合も完全回避はできない。

から誌面の形にしてからステークホルダーに見てもらい、修正要望聞き取りをする。発言者がうっかり口を滑らせているケースも、こういうタイミング修正が入る。この手の記事だと、製作委員会声優事務所はまず目を通してるだろう。

現に修正要望が出たわけだから編集側がまずいテキスト化をした」と言ってもいいけど、制作初期に多少の誤解や語弊が入るのを完全に避けるのは不可能で、致し方ない。つまり重要修正を反映できなかったところが一番まずい。原因が「修正漏れであることが明らかだから編集部に責任を負わせる形で手打ちにしたと思われる。

制作側がその表現を消したのはNGだったからでしょ? テーマに掲げたのになんでNGなの? 作中の表現も明らかにそうだったのに、他

なんらかの理由で出したくなかったのは間違いないが、その理由が「表に出るとまずいセンシティブ案件だったから」とは限らない。

情報を「いつ・どの媒体で・誰が・どのぐらいの確実さで」出す予定だったのか、あるいは出さないつもりなのかは、この一件からだけではわからない。今じゃないよね、かもしれないし、ガンダムエース以外で出したかったのかもしれないし、声優が明言する情報ではないよね、だったかもしれない。

あるいは言葉説明するのは無粋だ、映像から読み取ってほしい、なのかもしれない。だったら重要スタッフであっても、あるいは重要スタッフからこそ、「私の解釈では」の部分をぽろりと前提のように明言されてしまっては演出意図が壊れてしま可能性もあるだろう。

そもそも、実際の発言できっぱり言い切っていたかどうかも不明で、「文章にしてみたら断言しすぎの印象になっちゃったから「その表現は言い切り過ぎ」と取る方向にしただけかもしれない。

理由は様々考えられて、確定できない。「とある理由で言い切りたくない。ただし理由は言えない(説明すること自体が狙いを損ねる)」としか言えないケースは大いにある。

訂正箇所を明示すべき

広めたくない表現なんだから、再掲はしないだろう。説明不足になろうが、いま知らない人には知らないでいてもらいたい、が勝る。

同性婚を取り扱う態度として云々

そう感じる理路は理解するけど、「センシティブ発言を避けている、逃げ腰になっている」とは完全には言い切れないと思うよ

さら追記(2024/03/06)

ちゃんと明言されてよかったなあ、とか思って久しぶりに読み直したら、看過できないブコメがあったんでメモしとく。

あの文を真に受けるなら「捏造原文ママ」だから

念のため確認したんですが、編集部の発表には「捏造」という2文字存在してないはず(検索もした)。もしも「憶測」と表現してる箇所のことなら、文言脳内で錬成して「原文ママ」をつけてるってことで、それこそ捏造であり、実にまずい。あるいは「あの文」が指してる文章別にある可能性も……あるのか?

ま、そもそも原文ママ」の使い方もちょっと変で、通常は「誤字がありますがこれで原文通りです」という断り書きとして使うものです。

というわけで、今さら読み返す人のために、訂正として書き残し。確認はしつこく、ていねいに。

水星魔女にガッカリした

本編のアニメーションを楽しく見ていただけに、アニメ終了後の公式対応に本当にガッカリした。

ネットに吐き出したい気持ちなのでここに書いていくよ。



機動戦士ガンダム 水星魔女」のあらすじを三行でざっと書く。



主人公キャラヒロイン女性同士

・ひょんなことから二人は花嫁と花婿の関係になる

紆余曲折あって、苦難を乗り越えた二人は最終的に結婚(したと思われる描写がある)


アニメ本編は大盛りあがりでSNSでも大きく話題になっていた。

私は同性愛者でパートナーである彼女と毎週楽しく見ていました。

女性同士の恋愛国民知名度アニメーションで描かれていること、またその二人の物語SNSポジティブ反響がある様子をみて「時代は変わったな~」と感慨深かった。また、作中の恋愛関係抜きにしても、毎週どうなるかわからない展開に視聴者としてハラハラキドキさせられたし、毎週心待ちにしていた作品だったんだよね。

最終回二人の結婚を見届けることができて本当に嬉しかった。生まれて初めてだよ、作中のキャラ結婚を祝うケーキ買ったの。あれは最高にうまかった。


それがですよ。今週発売されたガンダムエースKADOKAWAガンダム専門誌)でちょっとした事件があった。

最終回を迎えた主人公ヒロインを演じた声優さん達のインタビュー

そこで「結婚した2人」という言及があった。

それを読んだファンは「ああ、やっぱり2人は結婚してたんだな!」と盛り上がった。


というのも、物語のフックとして「最終的に2人は無事結ばれるのか?」という軸があったにも関わらず、最終回結婚式の描写がなかったり、最終回直後の特番声優陣も主人公ヒロイン結婚に一切触れないという、不自然な前提があったりしたからだ。

そんな中、ようやくきた公式からの「結婚」の2文字

主人公ヒロイン結婚を祝福したいファンは飛びつき、エヴァ最終回ばりにおめでとうおめでとうと連呼した。



それが、発売後に急遽インタビューから結婚」の2文字が消された。

Kindleって、発売後の本にアップデートかけられるんですね。初めて知ったよ。

当然ファン達はなぜ??と思うわな。KADOKAWAの問い合わせフォームから削除の理由を問い合わせたって声も多く見かけた。

そんなこんなで今日急遽公式から出された釈明がこれ。



https://twitter.com/G_Witch_M/status/1685628114125340672

いや、なんかもう怒りを通り越して、ただただガッカリした。

編集者憶測による文面がそのまま誌面に出るなんてことあるの?という違和感が拭えないし、修正漏れした編集部が悪いんで!と言わんばかりの釈明にもひいた。

いや、そういう問題じゃなくない??

そもそもなんで「結婚」の2文字を、発売後の雑誌アップデートかけてまでわざわざ削除しなくちゃいけなかったのかって話なんだよ。

「一人一人の捉え方、解釈にお任せ」する、の真逆姿勢じゃないか

あれだけ作中で明確に2人は結婚したという描写をしておきながら、それでも結婚したとは公式に明示したくないってことでしょう。



最初は「大きいIPだし、同性愛タブー文化圏での配信や多言語対応を見越しての対応なんだろうな」と思ってたんだ。商業的な理由だと。

実際シンガポール版では一部のシーンがカットされていたし、中国では配信が予告されているものの、配信ができない状態が続いている。ただ、実際に配信に支障が出るのであれば、先のように台詞カット編集など、ローカライズ解決するべき問題だろう。

よくよく考えると日本しか発売されていない雑誌の、しか出版後のインタビューの2文字をわざわざ削除する必要あるのか……?と。



結局、

公式女性同士の恋愛結婚を描いているにも関わらず、それを公式に明示してはならぬというレギュレーションがあり、それに反したため雑誌修正された」

ということのようだ。

ただ、そのレギュレーションがなんのためにあるのか、さっぱりわからないんだよ。

だって主人公ヒロイン関係を軸にしたガンダムで、結婚したって作中でも明確に描写されているのにだよ?

誰の、何を守るためのレギュレーションなんだろうな。



最終回結婚していた主人公スレッタとヒロインのミオリネは本当に幸せそうだった。

「人の数だけ正しいがあるもの。いつか必ずどこかで間違うのよ。それでもできることをするの。この先も」

差別や争いが絶えない世界で、この台詞に励まされた私のような人は多いと思う。

現場制作陣やキャストは、むしろ厳しい制約の中でよく最終回まで描ききってくれたなと感謝している。

私は本当にこの作品が好きだし、観ることができてよかった。

ただ、それだけに作品外で、物語の結末に泥を塗るような事態を見たくなかったよ。

2023-07-28

ガンダムエース水星魔女における同性婚表現を削除した件

経緯をまとめると

ガンダムエース本誌に水星魔女スレッタとミオリネ(作中で結婚したと思わせる表現がある)の声優インタビュー中に二人の結婚を祝福する。

初めて結婚公式から明言され国内外ファンダムは盛り上がり「スレミオ結婚」がTwitterトレンド入りする。

しか電子版で「結婚」という文言が削除され、検閲だと怒りの声が上がる。

ガンダムエース編集部バンナムホモフォビア一定数いると思われ、既に海外のLGBTQ界隈を巻き込み大炎上している。

ガンダムという作品でここまで明確にヘイトが露になるのは残念でならない。

2023-05-13

anond:20230513121418

まあ公式が作ってる同人誌みたいなもんだからな。

ガンダムエースから始まった同人ガンダムだけど、

ものになったものは本当に少なかったな。

 

いやでも感謝はしてるよ。

やっぱりさ安彦良和描くガンダム漫画なんてものが登場するなんてこと、

絶対にない、

と思っていた世界線に生きていた住人だからさ。

それが安彦良和の絵でガンダム漫画が描かれたわけだからさ、

もう最初スペースコロニーの絵だけで号泣しそうになったよ。

 

でもな。

結局、結論として、同人誌同人誌なんだよ。

オリジナルにはなれない。

そういった存在

ジ・オリジン

と名付けたのは皮肉しか言いようがないし、

どういうめぐり合わせだったのだろう、と不思議には思う。

2023-01-23

しろゴーグやガリアンも「ガンダム」に加えたほうがいい

anond:20230122100735ブコメで「オレ、「ガンダム」って今や固有名詞とはいえず、たんなる一般名詞に過ぎない状態だと思うのだけど。もやは過去にさかのぼってグレンダイザーをガンダムと言ってもいいくらい。」というものがあったが、これはまさにそうで、増え続けるアナザーガンダムはもはや「ガンダム」の境界をわからなくさせている

では、なぜサンライズバンダイが新作のロボットアニメを「ガンダム」として立ち上げるのかといえば、それは「ガンダム」なら商売になるからだ。30年以上前ガンダム小説に出てきただけの脇役ロボットプラモデルが、いまになってもプレバンで即売り切れる。これは「ガンダム」の看板があるおかげだ

新作ガンダムが登場するときによく耳にするのが、「これガンダムでやる必要あるの?」だ。しかし、逆だ。なんでもガンダムで構わないのだ。サンライズは、過去IP有効に活かすために、過去制作した数々のアニメを、いまから遡及的に「ガンダム」にしたほうが良いのだ

機動巨神ガンダムゴーグ、機動機甲神ガンダムガリアン、機動戦士ガンダム 無限のリヴァイアス機動戦士ガンダム 宇宙をかける少女、機動革命ガンダムヴァルヴレイヴ……

こうすれば、これらのアニメプラモも「ガンプラ」として売り出せる。転売ヤーも買いまくる。ガンダムエースにも掲載できる。Gジェネにも登場できる。約束された未来が待っている。クラッシュギアサイバーフォーミュラはもとより、ラブライブシティーハンターガンダムであってはいけない理由なんてないのだ。つまりサンライズバンダイは今からでも境界戦機をガンダム認定して小売店さんを助けるべきなのだ

2022-11-17

anond:20221117170828

漫画

R-16(原作佐木飛朗斗作画桑原真也、週刊ヤングマガジン

I愛ギャル!(原ちえこなかよし

Rくろにくる(原作:数多ヒロ、作画あづまゆきコンプエース

i・ショウジョ(高山としのり週刊少年ジャンプジャンプLIVE

U19(木村勇治、週刊少年ジャンプ

Eから弾きな。(佐々木拓丸、イブニング

H-エイチ-(桜井まちこ別冊フレンド

H2あだち充週刊少年サンデー

Aチャンネル黒田bbまんがタイムきららキャラット

S〈エス〉(水城せとな月刊プリンセス

S〔エス〕—君と、彼女と、運命と(南部ゼロイチ、GANMA!)

X(CLAMP月刊ASUKA

Sレア装備の似合う彼女近江のこ、裏サンデー

1/Nのゆらぎ土塚理弘月刊少年ガンガン他)

F(六田登ビッグコミックスピリッツ

M エム(桂正和、MANGAオールマンヤングジャンプ

機動戦士ガンダムF90山口宏中原れいサイバーコミックス

機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモローカイ・シデンレポートより―(ことぶきつかさガンダムエース

京大M1物語稲井雄人ビッグコミックオリジナル

K(原作遠崎史朗漫画谷口ジロー

ゲッターロボG永井豪石川賢

Zマジンガー永井豪マガジンスペシャル

スパイダーマンJ(山中あきらコミックボンボン

すくらんぶる-b(にしむらともこちゃお

逃亡医F(原作:伊月慶悟、作画佐藤マコトプレイコミック

ドM女子がっかり女王様狐ヶ崎ヤングエース

ドラ・Q・パーマン原作藤子・F・不二雄作画しのだひでおコロコロコミック

南Q阿伝光永康則月刊少年シリウス

謎の彼女X植芝理一月刊アフタヌーン

2-Aの魔法使い北条晶まんがライフWIN

パットマンX(ジョージ秋山週刊少年マガジン

B壱大久保篤月刊少年ガンガン

B-ウォンテッド(えぬえけい、なかよし

B-伝説 バトルビーダマン犬木栄治コロコロコミック)ル)

Pなつ通り(秋元奈美なかよし

Bバージン山田玲司ヤングサンデー

B♭ソナタ福山庸治

ファイナルファンタジーXII(天羽銀、ガンガンパワード

ブレンド・S中山幸、まんがタイムきららキャラット

マジンガーZ(永井豪週刊少年ジャンプ

魔法少女猫X(おりもとみまな月刊ドラゴンエイジ

ミカるんX(高遠るいチャンピオンRED

ミクロイドS手塚治虫週刊少年チャンピオン

無敵看板娘N佐渡川準週刊少年チャンピオン

燃えるV(島本和彦週刊少年サンデー

遊☆戯☆王R(伊藤彰Vジャンプ

U-31原作綱本将也作画吉原基貴、週刊モーニング

Uボー(藤子・F・不二雄毎日こどもしんぶん)

リプレイJ(原案ケン・クリムウッド、作画今泉伸二週刊コミックバンチ

ルードウィヒ・B(手塚治虫コミックトム

レベルE冨樫義博週刊少年ジャンプ

ロックマンX岩本佳浩月刊コロコロコミック

Y氏の隣人吉田ひろゆき週刊ヤングジャンプ

2022-09-15

KADOKAWA関連のオタクコンテンツまとめ



他になんかある?

2021-04-01

anond:20210401140135

最近出版社側は二次創作作家を使ってスピンオフアンソロに参加させたりオフィシャルに利用する流れになっているように見える

今回の版権側のサンライズガンダムエースでは二次創作作家を多数起用してるし

2020-12-24

anond:20201224134653

ガンダムは、ガンダム専門の雑誌あるじゃ〜ん。ガンダムエースかな、あれはスピンオフとは違うの。シァアの四コマギャグとかあったよね。

2019-02-07

anond:20190206153236

ガンダムとか、その最たるものだと思うし、ガンダムエースを知らないのかしら?

2018-11-13

安易スピンオフとそうじゃない作品の違いって何だ

そんなもの主観面白いと感じるか、原作ファンが受け入れて売れてるかの数値でしか判断できないけど、

個人的に思ってる良いスピンオフとそうじゃないスピンオフの違いを書いてく。

作者本人が話を考え描いてるスピンオフ

実質的外伝だし、原作が好きなら面白さは保証されてる。

「天→アカギ」みたいに原作を超えるほど人気が出たら大成功

とある魔術→科学」のように違うファン層を開拓できるパターンもある。

修羅の門は今見ると格闘技知識が古くきつい所もあるが、修羅の刻歴史物にすることで総合格闘技の要素が無くなり古さが消えた結果本編より良かった。

ただし作者が同じはずなのに「ばらかもんはんだくん」みたいになんじゃこりゃ化するパターンもあるし「キン肉マン闘将!!拉麺男」みたいにキャラだけ引っ張ってきて別物化しなんじゃこりゃ化する事もあるので油断はできない。

別人が作ってるけど原作への理解が深くリスペクトを忘れていない作品

原作エッセンス理解して作ってるスピンオフなら原作者じゃなくても面白い事が多い。

それは絵がすげー似てて原作と並べても違和感が無いとか、キャラクターや世界観大事にしているとか。お仕事でやっているんじゃなく原作ファン目線を感じられると最高。

読者が納得できる範囲でならキャラ世界観崩壊してても良い。面白ければ許される。

ここから嫌いなスピンオフ

タイトルがぷち/みに/ちび○○みたいなギャグパロディ

2頭身のデフォルメキャラになったギャグ4コマとかショートアニメね。

ちょっと原作流行るとすぐ始まるこれ系。キャラや設定だけ拝借して別物化させ、公式なら絶対言わない事を言わせたり行動を過激化してギャグ化する。公式看板を背負ってるくせに公式にはないファンネタネットミームを堂々と取り入れる。

それが見る人によっては面白いというのは理解できるし、このキャラがこんなこと言うわけねーだろなんて野暮なツッコミはしない。

しかし内輪受け狙いが強く寒すぎる。はいはい原作知ってると分かるネタねって感じで冷めた目で見てしまう。

見るのも買うのも元作品を知っているファンなんだから内輪受けでもいいんだけどね。

○○学園、○○中学校みたいな現代パロディ

「もしもあのキャラ達が現代学生だったら…?」……だから何だよ。

原作の出生も環境世界観も全部めちゃくちゃにしお決まり行事イベント恋愛部活、先輩後輩、生徒会長校長など分かりやすポジションにあのキャラを配置して…ってもうね。安易すぎて引く。ファン二次創作でやるなら別に良いけど、公式自ら作ってるアレとかさ。

特にやべーと思ったのはカップヌードルCM。旧作アニメ新海誠風の絵にしてキャラ現代風にして声は人気男性声優にして…。寒気が止まらなかったわ。

何がアオハルかよだよ化学調味料の取りすぎで頭がおかしくなったんじゃねーか?

そのキャラでやる意味あるのかってスピンオフ

グルメ漫画ブームスピンオフブームに便乗し作られたが別物すぎると話題になり「自分を野原ひろしと思い込んでいる一般人」というミームまで生まれたアレとか

巴マミが死なずにアラサーおばさんになってる同人誌公式化してしまったアレとか

全身がスピンオフのものガンダムエースでも特にやべーと感じる機動戦士ガンダムさんとか

長門有希ちゃんの消失」は涼宮ハルヒの消失連想させるタイトルなのにこの漫画長門ゲーム趣味普通に喋れるおとなしい女の子で、朝倉涼子母性溢れる常識人で、ハルヒも友人達青春満喫している破天荒さの無くなった女子高生で、当然そこには不思議も無く平凡な日常の中でイチャラブするだけ。原作消失関係あるのか読んでいて疑問だらけだった。

2ちゃんねる投稿されるSS漫画化したような内容で、ハルヒの登場人物を借りて私物化性格まで改変した闇鍋のような漫画

ただこれは「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」というスピンオフ漫画に登場した長門ベースにした孫スピンオフという経緯に原因があるのだが。

原作厨なので原作からかけ離れすぎたスピンオフ存在のもの拒否反応が出てしまう。

結論として、俺はこういう物を安易スピンオフと感じるらしい

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