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2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する①

1-01「オン・ザ・ロードジャック・ケルアック 青山南訳★★

確かこれが初めて読んだビートニック文学の一つだった。車でアメリカ大陸の各地を巡っては行き当たりばったりの旅をする話で終わりも尻切れトンボ、「なんだこりゃ」とひっくり返りながら読んだ。だが、こいつら一生そのまま放浪するんだろうなという感じがあっていい。ちなみに、これ以降も細部には触れないとはいえネタバレガンガンかましてくので嫌な人は読まないでほしい。あと、この文章は半ばが自分語りというか、酔っ払いが管を巻いているようなものだと思っていただきたい。そもそもこの感想だってほとんどが曖昧記憶と印象を頼りに書いているのであり、いたっていい加減なものだ。そもそも、僕は正規文学教育を受けていない、一介の理系アラフォーおっさん文学少年崩れに過ぎないのである

ところで、これを薦めてくれた友人は「ブローティガンを読むといい」と教えてくれた。文学サークル村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の幻想パートをもとにした小説を書いていた僕に、その元ネタの一つだと言って手渡してくれたのが「西瓜糖の日々」だった。妙な世界なんだけれども向こうは完全に常識だと思っている語りがすごく好きだし、こちらの世界存在する物事がいくつか欠落しているのもなんだかいい。

なお、厳密には池澤夏樹文学全集ではなく文庫版で読んだのだけれど、訳者が同じだったのでここに記載する。そもそも全部順番に読んだわけじゃないしね。

1-02「楽園への道」マリオバルガス=リョサ 田村さと子訳★★★

年端もいかない少女同棲したり酒を飲んでだらしない生活をしたりするゴーギャンとその祖母過激派フェミニストの二人を主役に据えたお話。この二人が現実に同じ一族から出ているのがまず面白いのだが、自分が生きたいように生きたというかそういう風にしか生きられなかった点ではよく似ている。型どおりに生きられないのよね。

このゴーギャン祖母フローラトリスタンは、作中ではどこにでも出かけては結婚制度有害さで一席をぶったり、関係ないときにも社会改革の話をしたり、貴族の子弟が幼い少女の性を慰み者にしたと突然告発したりと、かなりアグレッシブな人のようにも書かれているのだが、当時の人権状況はそれ以上にヤバかったってのは頭の中に入れて置かないといけないし、彼女キャラは作中の誇張もあるだろう。余談だけど作中で言及されるフーリエ空想的社会主義って輪廻転生や数万年後の未来史を含んでいて結構オカルトっぽいのね。

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳★★★★★

タイトルがまずかっこいい。

プラハの春ソ連侵攻前後チェコ舞台にした四角関係小説なんだけれど、いろんな人の現実に向き合う態度が批評されている。その中で全体主義に埋もれてしま人間の弱点を指摘しているのだけれども、真摯というよりもどこか軽やかというかシニカルだ。ドイツことわざにいわく、「一回やっただけではやったことにならない」。しかし、人生は一度きり。さて、それでは本当に生きることってできるのか? 屁理屈のようだが、深刻な問いだ。

時系列が入り組んでいるし、作者がちょくちょく顔を出してスターリン収容所で死んだ息子とか関係なさそうな話をするもんだからちょっとややこしいんだけれど、浮気者外科医政治の嵐で一介の窓ふき職人として暮らしているっていう設定の恋愛劇、面白そうでしょ?

ちょくちょく出てくる作者の言葉、これは政治批判というよりも、人間の弱さや神の不在に対する諦念に近い。でも、例えば美しい理念に酔って自己満足に浸る「キッチュ」な態度をはじめとして、クンデラ作品でうまく言語化されていることは多い。個人的純文学は基礎研究だと思っていて、みんな知っているけれども名づけていない(しばしば望ましくない)感情名前を与えることがその役割の一つだ(余談だが、僕は政治的にはかなり左寄りなんだが、リベラルの人が正しさ競争というか、自分がどれだけアンテナ意識が高いかを鼻にかけてしまう瞬間に気づくことがあり、そんなときにたいそう居心地が悪いし、無数の人が実際に正しいかどうか自分の中で検討せずに「価値観アップデート」していくのがプロパガンダみたいですごく怖い。まず自分価値観内面をどうするかは完全に個人問題なのに、価値観思想にまで触れてこようとするのが見知らぬ他人ベタベタした手がどこからともなく伸びてくるみたいだし、何も考えずにアップデートした人たちはバックラッシュが起きたときに結局それに流されて、下手すりゃ前よりも悪化してしまうだろう。たぶんリベラリズムが好きでもリベラリストはそうでもないんだ。閑話休題)。

作者の顔が割と見えるというか、虚構虚構であると割り切っているところがあるのがクンデラメタフィクション風の長編なのだけれど、芥川龍之介の「煙草悪魔」を読んで以来、こういう語り口がすごく好きなのだ。そういうわけで、某創作講座でメタフィクションを書いたら「言い訳しながら小説を書くな」「このままでは一生成功はおぼつかない」とボロクソに貶されたことがある。悲しい。

あとは、登場人物普通にモテるので、そういうのが気に食わない人にはあまりおめしない(というか、クンデラ小説キャラってときおり人生における性的快楽の総量を最大化しようと行動している節がある)。僕がテレビドラマを見ないのもそれが理由だ。自分よりも顔のいい男がモテているのを、労働ですり減って帰って来たあとに見る気にはなれないし、ではモテていなければどうなるかと言えば、自分不器用な振る舞いを指差して笑っていると感じるのである笑。

それはさておいてクンデラ面白かったので何冊か買ったし、再読もした。

1-04「太平洋防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちはマルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳★★/★★/★★

これは読むタイミングがあまりよくなかったなと感じている。というのも、この本を読んでから数年後に、経済的には困っていないか経済的には困っているのだけれども事態解決しようとしない自堕落貴族金持ちの話を読むのが猛烈に好きになった時期があるのだ。たぶん金に困らない奴がうだうだする話が好きになったのはプルースト失われた時を求めて」以来だ。「人間は暇になると恋愛遊戯に走るか、虚飾にまみれた儀礼を作るか、格付けや番付を作り始める」という趣旨磯田道史「殿さまの通信簿」か何かの記述を思い出す。あらすじを調べると、上の感想とはかなり懸け離れてるのだが、読んだ内容と心に残していくものは若干ずれているものだ。

1-05「巨匠とマルガリータミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳★★★

この話は基本的には悪魔が魔術・幻術で社会をひっかきまわすドタバタなのだが、冒頭の首ちょんぱがお好きならハマる。背景のイエス・キリスト実在とか彼の処刑にかかわったピラトの救済とか(を描いた劇中劇)はわからなくてもいい。勢いがすごい。ブルガーコフはこういうドタバタが多い。強烈なのは犬の心臓」で、これは犬を手術で人間にしたらガラの悪い野郎になって人間権利侵害するようになるんだが、これはどう見ても革命に乗じてやりたい放題やっているならず者風刺である。「運命の卵」は確か放射線かなんかを当てた卵からかえった動物が巨大化して街を襲う怪獣大行進である

自分悪魔の話が好きだ。ゲーテファウスト」のように際限なく願いを叶えるのも好きだし、アシモフ小悪魔アザゼル18の物語」のように、悪魔契約を忠実に守るが穴があり、うまくいか皮肉な結果になったりするのも好きだ。こういうアイロニーというか、破滅運命を避けようとして逆にドツボにハマるのは、ギリシア神話シェイクスピアマクベス」なんかでも見られ、好物だ。

昨今の情勢からロシア文学が好きだとは言いづらいのだが、自分はまちがいなくロシア文学に命を救われている。ドストエフスキーの、激重感情で身が今にもはち切れそうな人々や、自分狂気を強烈な理性で押さえつけてはいものの今にもバランスを崩してしまいそうな人々の存在が、自分のことを受け入れることのできなかった二十代の自分を救ってくれていた。世界平和が訪れたら、サンクトペテルブルク流れる白夜のネヴァ川沿いを歩いてみたい。……とここまで書いて気づいたのだが、ブルガーコフキー出身ゴーゴリと同じくウクライナ文学に分類されるじゃないか! 知識が古いままだとうかつなことが言えない。

1-06「暗夜/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳★★★/★★

残雪「暗夜」カフカが好きな僕は楽しんだ。基本的に何かが欠落したよくわからない世界で、よくわからない理由翻弄される人間の話が好きだ。これは偏見だが、共産圏映画を含めてこういう不条理作品がひたすらうまい現実が同じくらい不条理からかもしれない。それが理由で、共産主義時代東欧文学映画にハマった時期がある。当時は自分の周りのあらゆることが不条理に感じられていたのだ。とはいえカフカのところでも述べるが、これだけ人が苦しんだということは胸が痛い。当時の僕は自分の悩みと痛みのことしか考えられず、不条理ものを求めて東欧に接近していたのである

バオ・ニン「戦争の悲しみ」はよくわからなかった。これを読んだのが二十歳を迎えるかどうかの頃で、戦争で傷ついた女性がなぜ相手かまわず性交渉を行うようになるかが作品から読み取れなかった。ただ、自分文学から女性の性について学ぼうとし始めた遠因かもしれない。なんで文学から学ぶんだよというツッコミはしないでほしい。他に学ぶルートが無かった。だから偏ったサンプルばかりで、ある程度バランスの取れた、ハッピーな性生活を送っている人はどうなのかが全然からない。だって極端な人じゃないとフィクションにするのって難しいからね。

続く。

2024-12-12

フランツ・リストピアノ名曲重要曲七選(中期)

 anond:20241212205415の続きである

 マリーとの破局よりもピアニストとしての活動を選び、欧州中をわかせていたリストだったが(何しろリスト風呂の残り湯を飲もうとして待機しているファンがいるとかいレベルである)、1847年にポーランドの大地主の娘であり、キエフ軍人ザインヴィトゲンシュタイン侯爵夫人カロリーヌ出会う。コンサートツアーリストキエフに来ることを知ったカロリーヌ(別居中)は、娘の誕生日のためという名目リストを招待し(誕生日に大スターを招待できるというわけでだからどのくらいのレベル金持ちかがよく分かる)、急速に二人は深い関係になっていく(意味深)。リストピアニストとしての活動打ち切りカロリーヌと一時の同居生活を経たあと、48年からヴァイマール宮廷楽長としてカロリーヌと共に腰を落ち着けることになる。カロリーヌは長い訴訟を経て婚姻無効を勝ち取るが、リストとの結婚は認められなかった。ちなみに、カロリーヌ博覧強記で雄弁な人だったらしく(リストの多くの作品にも口を出している)、あのワーグナーが引くほどだったということであるカロリーヌ身分を巡る微妙問題に加えて、音楽界の動向的にもリストドイツに居づらくなり、約10年で宮廷楽長を辞任する。つまりリストの「中期」は短い。宮廷楽長になったことで、オーケストラ作品が多く書かれるようになった一方、新規ピアノ曲はこの時期にはあまりない。大スターの座を捨てて半分隠退生活に入ったようにも見える。しかし、この時期こそが作曲家としてのリスト確立する重要時代である。前期の作品の少なくない曲(巡礼の年パガニーニ練習曲もそうだ)はこの時期に改訂され、より演奏効果は高まり、内容も充実することになる。

1. 超絶技巧練習曲 S.139(1852年出版

 リスト代表作の一つ。この時期に改訂を経て完全版になった。長年の改訂を経て磨きに磨き抜かれた。

 この曲集の決定的な録音はウラジーミルオフニコフ(EMI)だろう。どの曲も非常に質が高く、穴がない(この練習曲集は多彩な技巧のデパートなので、どこか苦手なものが出るのが常)。が、残念ながら入手性は悪い。世間的に有名なのはラザール・ベルマン(Melodiya)で、新旧二種類あるが、新版1963年)が気合いが入っている。ただ、キンキンとぶっ叩くような録音で、そこまで好きにはなれない。横山幸雄SONY)は録音も良く、やはり穴も少ない。特に第5番「鬼火」の演奏が素晴らしい。

2. パガニーニによる大練習曲 S.141(1851年出版

 1840年出版パガニーニによる超絶技巧練習曲改訂版。元々の第4曲は単音アルペッジョになり大分おとなしくなったが、それ以外の曲については、難易度を落としつつ、同等以上の演奏効果を発揮できるようになった。第3番「ラ・カンパネッラ」はここで非常に完成度を上げて今の形になった。

 40年のパガ超と違い録音は多い。有名なのはアンドレワッツEMI)だと思う。昔図書館で借りて聴いたことがあるがどれも安定の演奏。その他だとフィンランドピアニスト、マッティ・レカリオ(Ondine)の激烈な演奏があるが、残念ながら廃盤で入手困難(Naxos Music Libraryにはあったかな?)。フィリペツのパガ超のCDNAXOS)にも入っており、これまた大変安定した演奏で、パガ超と合わせてフィリペツを聴くのがいいだろう。あと、「ため息」で紹介した福間洸太朗(アコースティカ)のCDにも入っている。これも大変安定していると思う。

追記)レカリオはNMLにもiTunesにあった(Raekallio Lisztででてくる)。YouTubeにもあった。https://www.youtube.com/watch?v=SkuWa2HDk58&list=OLAK5uy_kN6U4dNkOzK4Cv1DZfZDWoidTcP7yPxr8

3. ピアノソナタ ロ短調 S.138(1854年出版

 ピアノソナタが量産されていたのはベートーヴェン(32曲)までの時代であり、19世紀半ばにはピアノソナタ落ち目ジャンルであった。一方、気合いの入った大曲を書く時にピアノソナタという古典的様式を敢えて選ぶことはその後もあり、ショパンリストソナタはその例だろう。リストソナタは、単一楽章という異例の様式だが、単一楽章の中で多楽章形式の要素とソナタ形式提示部・展開部・再現部)の要素を融合させ、しかも一つの動機(冒頭のタッタラ~タ~ララタラララ~というつかみ所のないアレ)によって全体が統一されているという極めて斬新で前衛的な曲だった。そのため当時はよく言って賛否両論といったところで、現在ではリスト最高傑作の一つとして評価されている。

 リスト最高傑作であるからして録音も非常に多く、推薦音源を挙げるのは難しい。取り敢えずクリスティアン・ツィメルマン(Deutsche Grammophone)の演奏が端正であり、技術的にもハイレベルで良いと思う(難所でタッチが浅くならず、深く充実した響きが聞こえるのが良い!)。ぶっ飛び系なので好みは分かれると思うが、カティア・ブニアティシヴィリSONY)の演奏をよく聴いている。

 なお、この曲と関連する重要作品としてスケルツォマーチ S.177がある。面白い曲だが泣く泣く割愛した。デミジェンコHyperionHelios)が良い演奏している(ソナタや「伝説」とカップリング)ので聴いてほしい。

4. バラード第2番 ロ短調 S.171 (1854年出版

 ショパン1832年パリデビューし、特にサロンでの繊細な演奏女性たちの心をわしづかみにした。リストショパン演奏に狂った一人である(またかよ)。リストショパンのことを友人と思っていたが、ショパンの方は割と適当にあしらっていたという話もあり、リスト片思いだったのかもしれない。ただし、ショパン練習曲作品10リストに、作品25をマリーに献呈している。つまりリスト夫妻にショパン練習曲は捧げられたわけで、結構親しい関係にあったことが分かる。リストショパン死後にショパンの本を書くくらいにショパンには思い入れがあり(最近新訳が出た)、弟子にもショパンを弾けと言っていたようであるが、作曲面でもポロネーズバラードなど明らかにショパンの影響と思われる様式の曲を書いている。中でもバラード第2番は大変な傑作で、冒頭の重苦しい主題が終盤にロ長調になって戻ってくるところは本当に感動的である

 これまたあまり推薦音源が思いつかないが、アンスネスEMI)のCDがかなり良かった覚えがある。前期で出したノンネンヴェルトの僧房も入っている。

 (追記)スティーヴン・ハフ(Hyperion)がポロネーズバラードを全部録音しているのを思い出した。ピアノソナタカップリング。あとショパン弾きで有名なネルソンゲルナーレーベル覚えてない)の演奏もの凄く良かったと思うのだが、どこで聴いたか・・・(この曲はショパン弾きにこそ弾いてほしい!)。YouTube動画をあげまくってCDデビューしたヴァレンティーナ・リシッツァベーゼンドルファーを使って弾いている動画がある(収録風景https://www.youtube.com/watch?v=1Qdr3Uvs09oコンサート https://www.youtube.com/watch?v=uBs4jtWMBj8)。97鍵もあって低音がアホみたいに響くから重たいが、この曲には合っている。ただCD(持ってない)でそこまで迫力があるかな

(再追記ゲルナーあった!(https://www.youtube.com/watch?v=m90vsN3SjvM配信もあるのかな。

5. ハンガリー詩曲第1~15番(1851/53年出版

 トムとジェリーで有名なハンガリー詩曲もこの時期に改訂が終わって現在の形になっている。リスト採録しているのはハンガリーマジャール)ではなく、ロマ音楽なのだが、リストは、ロマ民謡を素材に使ってハンガリー民族叙事詩を作り上げようとしていた(それがバルトークのようなマジャールからドイツ人が勝手なことやりやがって・・・という風に見えていたわけだが)。どの曲も重々しいラッサンと華やかなフリシュカという二つの舞曲的なパートから成り立っていて、構造的に単純で、しかピアニスト時代のようにド派手で豪快な曲が多く、リスト入門に良いと思われる。

 ミッシャ・ディヒター(Phillipes)が全曲では有名だと思う。ハンガリーリストの再来とされていたかシフラ・ジェルジの録音もあったはず。第2番はホロヴィッツ編曲版を弾いているスルタノフの爆演が好き(https://www.youtube.com/watch?v=_BFalOtwUy8)だが、スルタノフを聴くと大概の演奏が物足りなくなるおそれがある。残念ながらスルタノフは若くして亡くなってしまった。ホロヴィッツ編曲版ではない場合、第2番はカデンツァを挿入する部分があるので、独自カデンツァが見物になる。その点で一番に言及しなければならないのは我らがスーパーヴィルトゥオーゾのアムラン(Hyperion)で、アルカンの大練習曲 op.76の引用が入り3分以上続く頭のおかしいぶっ飛んだカデンツァだ。日本公演の映像もある(https://www.youtube.com/watch?v=pIMzL2-4bjg/8:30あたりから)。あとは自作ジャズカデンツァを用いて全体にやる気がみなぎるデニスマツーエフBMG)、ラフマニノフカデンツァ使用し爆演系のレオニード・クズミン(Russian Disc)がお勧め。ただしクズミンのCD廃盤倒産で入手困難であり、今後他社からの再発が望まれる。

 第15番「ラコッツィ行進曲」は何よりもホロヴィッツ本人のいかれた演奏聴くべきだろう(古い音源なので検索すればすぐ出てくる)。音質は悪いが、聴く価値がある。昔ホロヴィッツ編曲版にチャレンジしている勇者を見つけていたく感動したことを思い出した(https://www.nicovideo.jp/watch/sm10176725)。

 なお、15番以降19番までハンガリー詩曲はあるが、晩年様式なのでこれ以上は紹介しない。

6. タンホイザー序曲(1849年出版

 リストドイツ宮廷音楽家として、新ドイツ派(当時のドイツにおける管弦楽の停滞(と彼らは考えていた)を問題視し、ロマン主義音楽再生を志す人々)の頭目的な存在だった。そのため、同じような立場にある人々、特に売れっ子とは言い難かったワーグナー作品積極的に上演・紹介したのだが、40年代以降ピアノ編曲もいくつも作っている。リストの最も有名なワーグナー編曲は「トリスタントとイゾルデ」の終曲(愛の死 S.447)だが、自分タンホイザー序曲が単独では最上作品だと思う。何よりも前期のオペラ編曲もの同様、豪壮無比な超絶技巧を聴かせてくれるのが良い。

 ちなみにリストの次女コジマは夫のハンス・フォン・ビューローワーグナーにとっては恩人)を裏切ってワーグナー不倫し、リスト激怒する(後に和解)のだが、自分マリーやカロリーヌやらせいたことだ。

 タンホイザー序曲の録音は意外とない。ユーリ・ファヴォリン気合いが入った演奏https://www.youtube.com/watch?v=xJYkouNnuwo)が一番良いのだが、CDは手に入りにくい(一応、ヴァン・クライバーンコンクールでの演奏があるらしいのだが・・・)。スタジオ録音が望まれる。前期作品の時に名前を挙げたロルティ(CHANDOS)も美しいが、技巧的には前者が圧倒的。実は、ワーグナー本人もピアノ編曲を作っているが(https://www.youtube.com/watch?v=KdXPFBcP1bQ/カツァリスのCD「ワグネリアーナ」に入っている)、リスト編曲と比べると一目(耳?)瞭然、どちらが音楽的に充実しているかは明らかである

7. 詩的で宗教的な調べ(1853年第3稿出版

 30~40年代から書かれている曲だが、やはり最終版になったのはこの時期。もっとも早く書かれた「死者の追憶」(第3稿第4曲)を聴くと、非常に調性が曖昧な曲で、30年代から既に晩年様式が準備されていたことが分かる。第3曲「孤独の中の神の祝福」はリスト敬虔さが音楽昇華された隠れた傑作。アムランが好んでおり、2回も録音している(ノルマが入っているMusic & Arts盤とソナタや「補遺」がセットになっているHyperion)。

 この曲の中で最も有名なのは、第7曲の「葬送――1849年10月」だろう。非常に暗い曲だが、タイトルが指す通り、ハンガリー革命で奮闘し、鎮圧され死んだ人たちのための追悼音楽

 全曲では先のユーリ・ファヴォリンが録音しているが、筆者は未入手。配信で聴けたかと思う。どうでもいいことだが、デミジェンコライブ録音(Hyperion/7番のみ)を聴くと、明らかに鼻歌で歌っていて面白いグバイドゥーリナシャコンヌでも結構はっきり聞こえる)。

 宮廷楽長としての生活の中でリストの前期作品の多くが音楽的に充実されたが、音楽界での軋轢劇場でのトラブルカロリーヌ身分を巡る問題で長くは続かなかった。そろそろ次の時代に進もう。

追記

 前期のところに、ベートーヴェン交響曲ピアノ編曲についてのコメントがあった(anond:20241212215414)。

 リストベートーヴェン交響曲を全曲編曲しているが、初版出版1865年で、時期的には後期にあたる。ただし、3、5-7番の編曲は1837年には出来ており、個別出版されていたようだ。リストピアニスト時代からベートーヴェン作品布教に熱心に取り組んでおり、その一環として作られた。ボンベートーヴェン記念碑建設のために多額の資金提供したりもしている(ちなみに同様に寄付を呼びかけるためにシューマン作曲したのが「幻想曲 ハ長調」だ)。

 リスト作品の中でも記念碑的なものになるが、コンセプトは幻想交響曲編曲同様なので泣く泣く割愛した。

2024-09-18

FGO2部5章アトランティスでやるせない気分になった

タイトル通り、FGO2部5章前半やってやるせない気分になったという愚痴です。

誰かを説得しようと思って書いてないということは予めご了承ください。

人によってはすごく楽しめたとか、また評価の分かれる章であることは把握しています

もし自分は楽しんだという方は、気分を損なわないためにこの先は読まないことをおすすめします。

□□□

アトランティス、なんだかなあが多い章だった。

ギリシャ神話FGOのパーツに過ぎない要素として扱って差し支えない、そういう姿勢が気にならないなら面白いのかもしれない。

しかし汎人類史側のサーヴァントしかギリシャ神話英雄が元の世界の神々について「人間臭すぎて不自然」みたいなこと言い出すのはマジでなんだかな。

お前がギリシャ神話否定したら存在ごと消えへんのか。

敵側参戦したキャラ人格崩壊が激しい割に「敵役必要だったから」以上の意味を感じない。

反転トリスタンは好きだけど…ケイローンオデュッセウス名前が同じだけで原作とは関係ないキャラになっている感じだけど、どの程度フォローされるのこれ。

極めつけはポセイドンドレイクにキレ続けるだけの壊れた機械というだけの存在にされるのって尊厳破壊すぎひんか。

いやまあ、1部中盤とかも歴史破壊酷かったけど、あの頃は他愛ない話の範囲だったからまだ許容できた。でもきのこ節全開な世界観の核心で原作レイプはちょっと

4章ユガ神話的な要素を活かしつつキャラ物語としても綺麗にまとまっていたと思う。気にしすぎなのかもしれないが落差がすごすぎてついていけない。

ストーリー展開的にもなんだかなあ。

開幕早々敵の圧倒的な技術力を見せつけられるけど、だったら冒頭のノーチラス改造云々の説明いらんやろ。いらん話に手数を使いすぎ。

それだけ絶体絶命を煽っておきながら、派閥構造が分からない、相手の正体も本当には分からない段階で得体の知れないナノマシンを体に取り込むサーヴァント達の行動にかなり疑問。

治療能力向上もナノマシンストームボーダーの開発もナノマシンナノマシンが万能すぎる割に具体性には何をしているのか分からない。

決定的な技術革新、逆転の切り札の核心が敵側の技術しかないのかなり怖くない?

ついでに、合間に軽く「借り物ではない船」みたいな台詞挟んでるけど、他人創作物からの借用上等なFGOで言っていい台詞じゃねえだろ。

総じて、「神々に対する人類の挑戦」というテーマはなんとなく感じられるけど、説得力を持たせるには元ネタの読み込みが足りない、あるいは本作自体の設定の作り込みが足りてない感じがした。

とは言え良い部分もあるので、評価は複雑。

三下悪役的な扱いをされていたイアソーンが主役級の活躍をして如何なく個性を発揮していたのは良かった。

オリオン周りも悪くなかったけど、好みというにはちょっと演出がくどかったかな。ただこれは個人の嗜好。

2024-07-01

読んでた漫画に出てくる武器エクスカリバーアロンダイト、ガラティーンと来てなぜかその次がトリスタンだったので盛大に「なんで???」になった

2024-04-10

anond:20240410085612

それってFGOでいうなら妖精騎士トリスタンはブリテン妖精全て嫌いだけどアルトリアキャスターに対しては嫌いにならなかったのはアルトリアキャスター楽園妖精だったからって事か?

2023-08-25

anond:20230825171456

それってFGOでいうなら妖精騎士トリスタンはブリテン妖精全て嫌いだけどアルトリアキャスターに対しては嫌いにならなかったのはアルトリアキャスター楽園妖精だったからって事か?

2023-04-01

anond:20230331114450

トリスタンとイズー」

神話じゃなくて恋愛物語だけど、なんじゃそりゃなんじゃそりゃ、の連続おすすめ。神をも欺くなんじゃそりゃ。


リチャード・バックイリュージョン

邦訳2回出ててサブタイトルがそれぞれ違って

イリュージョン 退屈してる救世主冒険村上龍訳 

イリュージョン 悩める救世主不思議体験』佐宗鈴夫

作者のバックは「かもめのジョナサン」の人。カルト自己啓発かぶれてたようで、なるほど作品もそんな感じなのだが、イリュージョン特にそんな感じの飛行機乗りの神話だ。二人の複葉機乗りが空飛びながら問答を繰り返す。気まぐれに救い、気まぐれに救わない。

それにしても新訳版、読んでいないが表紙がやたらと爽やかで胡散臭い

2023-02-19

こういう威力業務妨害LGBT活動家は平気でやる

から同和利権です。一切こんな税金泥棒に同情する余地はない。

トリスタン🏳️‍🌈フェリックス

@tora

アットマークhimasoraakaneってそもそも誰。

@amazonjp

はそんなヘイトを吐く人にアフィリエイトさせてもいいんですか。

あんな数のフォロワーにそんなひどいことを...

トランス女性に何された?されてないに決まってる。

めちゃくちゃ辛い。

午前3:09 · 2023年2月18日

2022-09-26

仕事サボってウィキペディア世界一の一覧を見ている

【気になった世界一

世界一孤立している島 - トリスタンダクーニャ島(イギリス領):人間が定住する最も近い陸地であるセントヘレナ島から2,429km離れている。ギネス世界記録認定[† 1]。

世界一孤立している島。響きがかっこいい。行きたい。気になって調べてみたら人口は262人。全員知り合いな感じかな。大変そう。

世界一大きい氷底湖 - ボストーク湖(南極大陸):面積約1万4,000km2。

かいそう。ロマン

世界最大の地下空間 - サラワクチャバーボルネオ島マレーシアの旗 マレーシア領):総延長700m、幅400m、高さ80m。

技の名前。サラワクチャバー!!!

現在知られている限りで、世界一大きいインパクトクレーター - フレデフォート・ドーム南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国):隕石衝突跡の直径約190km。

規模が桁違い。ヤバい

完新世最近1万1700年間)最大の破局噴火

なんでこんな昔の噴出量がわかるんだ?科学凄い

海上観測史上世界一低い中心気圧を観測 - 1979年台風20号

870hPa。1979年10月12日沖ノ鳥島日本の旗 日本)南東で記録。

体がだるいどころの騒ぎじゃない。どうなっちゃうの?死ぬの?

動物長寿記録

記録史上最長寿動物個体(群体を除く) - アイスランドガイの明(ミン)[22][23]

年輪と放射性炭素年代測定に基づく略歴は、1499年生まれ[22]、2006年没[22]。死亡時の年齢は 506~507歳[22]。

2006年アイスランド沖の大陸棚イギリスバンガー大学気候変動調査チームに採取されてただちに冷凍された[23]約200個体のうちの1個体であり[22][23]、他の個体ともども採取直後に死亡している[23](※7年後の公表時には『研究チームが年齢調査のために死なせた』と誤解されて批判を浴びた[22])。同大所属(当時)の自然地理学ジェームズ・スコース (James Scourse) [24]が率いる研究チームが2013年再調査したところ、ありふれて見えたこ個体が1499年生まれであると判明し、採取されて死亡するまでに506年ないし507年の齢を重ねていたことが確認された[22]。これにより、2013年時点の知見において、世界最高齢動物個体であると断定された[22]。なお、確認された中での最高齢であり、棲息するアイスランドガイの中でこの個体最高齢であった可能性は「ごくごくわずか」であるとスコースは語る[22]。つまり、おびただしい数の同種が今も生きている中で、たまたま捕まえた200匹ほどの中の1匹が500余歳であったということである

説明が長い

世界で最も多くネズミ捕獲したネコ - タウザー

2311か月の生涯で28,899匹を捕獲したとして、ギネス世界記録認定されている。

猫ちゃんがんばったねぇ🐈えらいねぇ🐈

世界最大の動画共有サービスサイトであるYouTubeにおける、世界一の記録とその記録保持者

Most views for an animal on YouTubeYouTubeで最も視聴された動物〈の個体〉)

事実上の第1位 - アメリカ合衆国の旗米国ニューヨーク市ブルックリンで暮らすラグドール猫「パフ (Puff)」(2019年まれ)[28][† 6]

2022年4月21日付で 75億3218万0184回という途轍もない動画再生回数を記録し、ギネス世界記録保持者であるビーグル犬「メイモ」の記録(6億9533万2916回)を大幅に更新した。チャンネル2020年8月29日に始まった "That Little Puff" である[28][† 7]。記録を更新した日のチャンネル登録者数は約870万人であった[28]。

ただ、ギネス世界記録記述は混乱しているように見え、数字が1桁間違っていない限り、記録の有効範囲は「動物」にまで拡大するはずが、名義は "Most views for an cat on YouTubeYouTubeで最も視聴された猫)" と、「猫」に限定されたものになっており、ビーグルの「メイモ」は記録保持者のままになっている。ゆえに、本項では、パフを事実上の第1位、メイモを名目上の第1位として記載する。

一番再生されている動画見に行ったら熱したフォークをスポンジにあてて溶かしてた。3.7億回。猫はどうした。

まだまだあるが疲れた

2022-09-02

ネタバレ注意 Bingクイズ 世界で最も孤立している島は?

A:イギリス トリスタンダクーニャ

B:インド 北センチネル

C:日本 南鳥島



これで答えが北センチネルって納得いかねーーー

孤立ゆーたら人里からいちばん離れた島だろーーーーが

2022-04-26

anond:20220426080445

トリスタンの噂が広まったのは本当に謎

結局転売屋を舐め過ぎて転売屋蹂躙される結果になったのはモデラー自爆しか言いようがない

ガンプラユーザーは何故転売屋に完全敗北したのか

結論から始めるとガンプラユーザー転売屋に完全敗北したのだ。

市場ユーザーモラル転売屋の手によって崩壊させられてしまった。

ここまで転売屋に屈した界隈は他を見ても無いのではないかというレベルで敗北している。

しかしそうなった原因は紛れもなくガンプラユーザーであり、転売屋を倒すと意気込んだつもりが自ら首を絞めた上での壮絶な自爆であったのだ。

━発端、自爆の始まり

敗北と崩壊の始まりネットでこんな噂が広まった辺りだ。

HGUCガンダムトリスタンを転売屋押し付ける事に成功してアイツらが損をした。」

転売屋が気に入らないから損をして欲しい。という願望から事実確認が行われないままこの情報の独り歩きが始まったのである

古来よりガンダムファンの間では気に入らない作品を叩く為に根拠の無い曖昧な内容、事実や状況を意図的に捻じ曲げた悪意をさも事実である様に広める癖があり、後者についてはキラ・ヤマトの「やめてよね」発言に纏わる評価が好例だがここでは割愛する。

実際にはその噂が広まった以降も転売屋ガンプラから全く手を引かず、RG Hi-νガンダムや人気機体の再販キット等が次々と餌食となり続けた為、これは結局嘘でしかなかった。

しかし「転売屋無知であり、何も知らないだろう」という先入観からまれ、捻じ曲げられた「トリスタンで転売屋が損をした」という噂を信じきってしまったガンプラユーザーの中ではある考えが浮かび始めたのだ。

転売屋に要らないキットを無理矢理押し付ければ転売屋は倒せるに違いない」

「そういう事を言っておけば周囲からチヤホヤされて承認欲求を満たせる」

その結果、ガンプラユーザー達は他の界隈で見られる「転売屋からは決して買わない」という注意喚起よりも「転売屋トリスタンなどのキットを押し付ける」というネタを擦り続ける事を優先し出してしまったのである

これによりガンプラユーザー転売屋からは「こちらを妨害しようとはせず、ただ効果の無い大喜利を本当に効果のある物と信じて擦り続けるだけのチョロい連中」という烙印が押される事となる。

━発展、仲間割れ

しか転売屋とてやはり自分達へのヘイトはなるべく逸らしたい物である

そこで実は転売屋側では密かにある戦法が実施されていたのである

「他のバンダイキットをトリスタンの様に扱う動きを助長させよう」

トリスタンで承認欲求を満たす事と転売屋ダメージを与えてるという妄想に取り憑かれたガンプラユーザーは他の自分達が気に入らないキットでも同じ事を既に始めたのだ。

それに着目した転売屋側ではユーザー側を装い、SNS匿名掲示板でそういったネタを流す、そういう発言をしているユーザーを持ち上げる、といった行動を開始。

実際に私もそういった行為に加担させてもらったが結果は…

面白いくらい引っかかった

SDWヒーローズガールガンレディ、境界戦機への擦り付けは見事なまでに成功した。

特にSDWヒーローズ中国バンダイ工場生産されており静岡工場生産ラインに影響を与えていないにも関わらず叩き始める人が多く、「ガンプラの事を何も知らないだろう」というのは"転売屋ではなくガンプラユーザーの方だった"というのがよく分かる一例だった。

こうして転売屋を騙すつもりが実は転売屋達に騙されてるという状況がここに完成したのである

そして更にガンプラユーザー達は助長トリスタ大喜利を擦る事で承認欲求が満たせなくなってくると「俺の気に入らないキットを生産しているバンダイが悪い」「積みプラをしている奴らが悪い」等、なりふり構わず矛先を別の物に向け始めるようになる。

そしてそれに異議を申し立てた別のユーザー対立し仲間割れを次第に始めるようになっていった。

ガンプラユーザー達が殴り合い宇宙をしている一方で転売屋はというとその間にガンプラを確保し、転売屋から購入する事に躊躇の無い人間から利益を得続けたのである

ガンプラパトロール再販情報承認欲求を満たしたりYouTube再生数を稼ぐ動画情報は非常に有用であり、実際確保出来たジオングにリシェッタ、コマンドクアンタなどはよく売れた。

ごちそうさまでした。

崩壊、敗北━

さて「転売屋に対して効果的な事をしている筈なのにガンプラが買えない、転売屋が消えない」という事にイライラを募らせ続けたガンプラユーザーは次第にネットでも現実でも暴れトラブルを起こす様になる。

特にパニック状態に陥りどんな手段を使ってでもガンプラを買う事になりふり構わなくなる「パニおじ」が全国で大量発生し、

効果のないトリスタ大喜利を信じきった馬鹿」「決め付けだけで無関係な物に八つ当たりする正義マン」「転売屋から買う事に躊躇がない養分」と合わせてガンプラユーザーモラルはここに崩壊したのである

例えガンプラ供給が安定し出したとしても、転売屋破壊されてしまったユーザーモラルが戻る事は決してないだろう。

かつてここまで転売屋に敗北した界隈が存在しただろうか?あまりにもガンプラユーザーは弱すぎた。

さてここまでガンプラユーザーの敗北について軽くだけまとめたがこの話を信じるかは各位にお任せする。

現在惨状を見てそれを認めるか、それともトリスタ押し付けのように虚構現実だと思い込んで見て見ぬ振りをするか………

2021-09-15

anond:20210915220943

それってFGOでいうなら妖精騎士トリスタンはブリテン妖精全て嫌いだけどアルトリアキャスターに対しては嫌いにならなかったのはアルトリアキャスター楽園妖精だったからって事か?

2021-08-09

anond:20210809152459

それってFGOでいうなら妖精騎士トリスタンはブリテン妖精全て嫌いだけどアルトリアキャスターに対しては嫌いにならなかったのはアルトリアキャスター楽園妖精だったからって事か?

2021-08-04

FGO第二部6章 考察

18時に解決するので今更どっかに張り付けたり動画にするのもなんだかなぁ~って思ったので考察投下。

そもそも色々と考えるところはあるが、今回考察するのは『ブリテン異聞帯における「過ちを正せ」とは何か』『カルデアがこの先詰む要因は何か』の二本だろうなぁと。

結論から先走って答えるとブリテン異聞帯が犯した過ちは『汎人類史のようにエクスカリバー製造することが出来ずセファールの侵攻を止めれなかった』という事。カルデアがこの先詰む要因は『ビーストⅦに対して必要なのはロンゴミニアドではなく、神造兵装エクスカリバーでこれを入手をしないといけない』という事である。以上。

以下は駄文で読みづらいので、興味がある人だけ見ること推奨。

では先ず分岐点となった1万4千年前、ハベトロットの話す物語の『ながれぼしがすぎたあと、大地はみんな河になった』から行こう。

分かる人はすぐに思いつくこのワード。そうハーヴェストスター、セファールの侵攻だ。詳細は省くけど、こいつが通過すると文明は壊されるという認識でいい。

因みに汎人類史ではセファールの侵攻が始まった1ヵ月後、エクスカリバーでこれを撃退大西洋異聞帯ではゼウスがかなり無茶して撃退

で、流れ星が過ぎた後、大地はみんな河になったという事はその後のブリテン世界を見るからにセファールの侵攻を防げなかったと見るのはおかしくないだろう。そして妖精ろくにんが外に出ると世界は海になってた、との説明からろくにんの妖精はセファールの侵攻前に存命していたが生きてる事から戦って敗れたから隠れたのか、それとも逃げ隠れていたかという事になる。

この妖精たちが途方に暮れてる時に現れたのがケルヌンノスケルヌンノス肩に乗ってる人間と思われる巫女も本編のダヴィンチちゃん説明してたので色々と割愛するが、このろくにんの妖精が大地が恋しいと願った結果『ケルヌンノスは力を使った結果疲れ果てて眠ることになり残った巫女も大切に使った』とある

…うん。大切に使った、これがどういう事かは人間社会模倣をしていない序盤トリスタン達と生活した限界集落での人間に対する扱いを考えれば容易に想像がつく。ろくにんが大切に使ったという事は、大切に使ったという事なんです。

が、6章後半開始後にオーロラという六氏族の一人が何やらモルガン排除した後の行動に野望がプンプン臭うのと、最近取得したメリュジーヌの絆礼装からちょっとしたネタバレを食らい彼女巫女なんじゃないか説が感じ取れます

ケルヌンノス巫女の話はここから先多分キリシュタリアブリテン異聞帯に対して危惧していた『星を道連れに滅ぶ呪い存在』というものに対する話になるので割愛

話を戻して『ブリテン異聞帯における「過ちを正せ」とは何か』になるが、このろくにんがなぜセファールの侵攻を生き延びたのに他は滅んでいたのか、ここで文明が滅ぼされてなかったとしたら何が過ちだったのか、となる。

ではこのろくにんが新たに得た大地で六氏族となり、その六氏族は死後鐘に変化する。そしてその鐘をならすことで亜鈴の仔であることを放棄して、『楽園妖精』に従順することを認め、【謝罪の音】だとマシュが聞いた事を解説したのは記憶に新しい。

ではこの謝罪の音。そもそも誰に対するものなのだろうか。ろくにんの妖精視点から見て、謝罪するべき対象を考えるとケルヌンノス巫女は違う。これらはあくま感謝対象であり、謝罪する要素が妖精達にはないはず。で、あるなら彼らは何に対して謝罪することになるのか。元々住んでいた大地、つまり地球、星に対してではないか地球に対してだとどう考えが結び付くか、それがセファールの侵攻を止めれなかったことに起因するだろうと考えれる。

ろくにんの妖精はセファールの侵攻前に存命していたが生きてる事から戦って敗れたから隠れたのかそれとも逃げ隠れていたか、という前文から判断すると謝罪するなら逃げ隠れていたになるだろう。

もし仮に彼らろくにんの妖精が決着に関係しているとしたら、何に起因してるのであろうか。

ここで少し思い出してもらいたい。鏡の氏族エインセル予言第9節。「選定の杖に導かれ、違法旅人に見守られ、救いの子玉座に届く」が、本来予言であるなら鐘をならすのは第11節。これに関してミラーが残した言葉に『やがて予言の子が二度、やってくる』『一度目は生きるために、そして二度目は、死ぬために』

二度、ならす必要がある。そう、何故か『鳴らす』のではなく『ならす』と表記されている。なぜ鐘を鳴らすのにならすと表記しなくてはならないのか。何か引っかけてるのだろうと、何も答えを見なくても考える事はある。

そこで鐘になる六氏族達について考えてみた。鐘になるという事は鉱物になる。鉱物という事は資源になるという事だろう。それが、生きるために鐘を鳴らし、死ぬために鐘を成らす為の素材にするという風にもこじ付けだが考えられる。

因みに、鳴らすって書いたが実際に鐘を突いて鳴らしてるのではなく予言では『”ならせ、ならせ、雷のように、火のように。六つの鐘をならして示せ。真の王の道を作れ”』ってある。

このならせとは雷のように、火のようにとあるが…鍛刀を指すのだろう。そうすれば、巡礼1回目は身体能力を上昇(制限を解除?)させ、2回目は武器調達することで真の王の道を作るための武器が出来上がる、という予言にも取れる。

とんでもないこじ付けだが、この武器が仮に造られるとして何が出来上がるのか。それが逃げ隠れたろくにんの妖精地球謝罪楽園妖精従順することを認める謝罪の件に繋がるとは思う。

そう、セファールの侵攻を止めるために用いた聖剣、神造兵装エクスカリバーになる。これで分岐点となったブリテン異聞帯の過ちと原因が解決した。正すには六氏族の鐘を見つけ、これを用いて神造兵装を作る事。恐らくそれは村正が居る事で解決するから問題はないだろう。

次がこのブリテン異聞帯の過ちをより現実的証明するための状況証拠を『カルデアがこの先詰む要因』の解読と共に説明したいと思う。

先ずモルガンだ。モルガンベリルにより異聞帯で召喚されたルーラーだった…のだが、ベリルが寝た一夜明けてキャメロットを作っちゃうウルトラCをやってのけた。

このウルトラCを成したのは召喚された術式を即座に解析し、数時間後コフィンなしでレイシフトを会得したかである。そのレイシフトを用いて過去自分に滅亡の未来を伝える事で、過去自分ベリルがやって来る2017年まで引き継ぎ、ベリルが寝て起きたらキャメロットが出来たウルトラC証明した。

だがここで待って欲しい。異聞帯モルガンでは絶対に知ることが出来ないレイシフトをなぜ知っていた?

他の誰かが異聞帯モルガン説明をしたからに間違いはない。では半年前のベリル以前に来れる可能性がある今回の話に関係がある人物は…グリムとなる。

このグリムを異聞帯モルガン召喚出来ることで一回目は楽園妖精が殺され滅びたが、二回目の妖精歴を生き延びたと異聞年表にもある。そして、グリムから異聞帯モルガントネリコは魔術と空想樹について学びブリテン異聞帯を現実すり替えることに成功する。

ではなぜ、汎人類史側のグリムが異聞帯モルガンに加担したのか、という話になるが…それがカルデアはこのブリテン異聞帯がないと詰むからである

何で詰むのか?となるが、考えれば最初からこのブリテン異聞帯へ来た目的地球の崩落阻止と異星の神に対抗できる兵器の確保だ。この兵器の確保が出来ないと詰む為に、グリムは加担していた。それはロンゴミニアドではなく、エクスカリバーを持たせるためである

まぁ、展開的にロンゴミニアドはこの後18時から開始するケルヌンノス戦辺りに向けて使うか南米に用いられるから…って話もあるかもしれない。

このグリムブリテン異聞帯に加担することによって、カルデアがこの先詰む要因を解決するために神造兵装を造ること…そしてブリテン異聞帯の過ちを正す事は神造兵装エクスカリバー製造する事という繋がりが出来ましたね。

いやぁ~我ながらクソこじ付けに読みにくい文字で長すぎる。だけどはてなダイアリーなら匿名だしええやろ。

2021-05-15

夢日記

獅子王がロンゴミニアドは速くなったけど軽くなったと言われてご立腹だった。他にもモーション改修されたトリスタンやガウェインと模擬戦闘をして試していた。そこにアヴィケブロンが謎の小さな結界に気付いた。その中には煉獄父の幼少の姿があった。とりあえず夜になったので3人で布団に入り、獅子王が朝早く起きるのに合わせて起きて修行をしようと思った。獅子王が布団から出るのに気付いて目が覚める。布団から出ると煉獄父が何かを抱きしめるように丸まっている。お兄ちゃんが恋しいのかと近寄ってみるとがっしりと抱きつかれ離れられなくなってしまった。仕方が無いので一緒に二度寝することにする。

目が覚めると合唱コンクール練習が始まった。ちょうど外でオーストラリアの子供が歌いながらするリレーをしていた。合唱コンクールの曲を歌いながら参加することにする。修学旅行中で、同級生2チームと現地の小学生2チームと対戦する。課題曲は全体曲のはずなのに、思い出せなくて某社畜キャラソロ曲を歌いながら走った。走り終わるととにかくヘトヘトになって、地面に押し付けられるかのようにうつぶせから起き上がれなくなった。目の前に100円ショップを見つけ、なにか買おうとするも起き上がれない。

2021-03-15

プラモデルセドラーをやって後悔した

結構金額借金とただ場所を取る在庫が残った。

見通しが悪い、規模が小さい、動きが悪い、販路を広げろ、とか言う同業も居るけど人伝で聞いたらたいして成果は変わらなかったり自分よりひどい状況だったりする。

当たり前だけどどんなプラモデルでも転売で儲けられる訳じゃない。更にバンダイプラモデルなら何でも良いわけじゃない。突き詰めると別に手に入らなきゃ別にいいやって思われるのがプラモデルだ。

自分オタクなのでトリスタンとかは避けられたが、当たり前だがごく一部の儲けより圧倒的な不良債権で見事に潰れた。

寝かせておけば価値が出ると言うけど、当たり前だが倉庫だってタダじゃないし、自宅だって場所は取る。

やっぱ右から左流れる商材じゃない限りやらない方が良いし、そもそも卸業やってて倉庫等を持ってるやつが副業転売やってるんじゃ勝ち目なんて無い。

自分はとりあえず在庫処分して引退する。願わくばフリマサイトにもマイナンバー登録必須にして金の動き分かるようになって欲しい。

2021-01-27

転売屋ガンダムファンの敵だが…

anond:20210127021457

近年のガンプラ関連の騒動から見て転売屋ガンダムファンの敵であるのは確かだが、

それでトリスタンや旧HGストフリ大喜利始めるのは、

普段からやってる「自分達の気に入らない作品だったらどんな手段を使ってでも徹底的に貶していい」って行動パターンが出てるな気もして来た。

しか作品アンチがこのトリスタ大喜利を変に利用し出すと本当にそのキットを求めてるファン転売屋に買い占められて買えない。

なんて事が起きそうな気がする。

例えばHGガンダムAGE-FX FXバーストモード

当時買い逃してしまった物だ。

ノーマルFX再販はあってもこちらは頻度が低いので未だに高騰している。

もしもFXバースト版の再販が決まったと同時に誰かが「AGEは嫌いだしどうせ売れないだろうからAGEキットを転売屋押し付けてアイツらを破滅させてやろう」と言う理由大喜利を振り撒いたとする。

それを見て馬鹿正直にAGEキットを買い占めた転売屋が現れたとしたら、その時点で折角の再販を待ってたAGE-FXファンが泣きを見る羽目になる。

更にその転売屋から買ってでも欲しいなんて人まで出たら完全に大喜利を始めたアンチ転売屋勝利になってしまう訳だ。

流石にこんな事は起きなければ良いのだが……

転売屋は許せない。だが

先に大前提と言っておくと転売屋は嫌いだ。

数年前、バンダイ公式イベントに行った時、高額商品を買い占めて路上で個数チェックを人達に何とも言えない恐怖を感じた。

年末エントリーグレード ガンダムというプラモを無事一つ確保したが、その直後にやってきた人が店舗在庫を全て掻っ攫ってレジへと走って行ったのを見て何か嫌な物を察してしまった。

自分ガンプラが好きでよく集めている。

その上で最近必ずと言って良いほど耳にするのが転売屋存在だ。

新作キットが目を付けられ、高額転売目的で買い占められる。

そして最終的にAmazonメルカリで定価以上の値段で売られ購入されているのがもはや恒例行事だ。

転売屋は許せない。そういう声は必ずと言っていい程聞くのだ。

その一方で、こんな言葉も時に耳にする。

HGUCガンダムトリスタンは良いキットだ。こんなのが転売屋に目を付けられたら困る」

……知識がある人ならばすぐに分かる話だがこのトリスタンはハッキリ言って出来が悪い。

流用元のキットが古く、20年程タイムスリップしたんじゃないかと思うくらいの完成度に酷評が出たのだ。

誰かがそんなホラを吹いた後、丁度とあるゲームにこの機体が参戦し話題になったら、このキットが一時的に値上がりしたのだ。

転売屋が騙されて買い込んだのではないか

そういう疑惑が浮上した訳である

値上がりの真偽そのもの不明だがこれについては「転売屋ダメージを与えた」と認識され、

以後やたら似たようなウソが定期的に出回る様になったのだ。

だいたい先程のHGUCトリスタンか、放映当時に出たあまり評判の良く無いHGストライクフリーダムで同じようなデマがしつこい程に見られる。

この流れは正直好きでは無い。トリスタンや旧HGストフリ評価も分かる。どちらも発売当時に購入し、今も持っているからだ。

からと言って「このキットであれば転売屋に買い占められても良いだろう」ってのは単純に疑問である

キット問わず、「転売目的で買い占められ購入が出来なくなってしまう人が発生してしまう事自体」がそもそも駄目だと思う訳なのだ

そして、ぶっちゃけて言えば転売屋は"愚か"だが決して"馬鹿"では無い。ある程度リサーチはしてるだろうし、そもそもこれだけ不自然に騒いだのだ。

運良く数人引っかかれば「ラッキーボーイだぜぃ★」と言った所だろう。

そもそもこれに引っ掛かる転売屋よりも、注目が集まっているキットを狙い利益を得ている転売屋の方が遥かに多いのも事実だ。

更に言えばトリスタンや旧HGストフリで騒ぎ自分達で勝手ネタばらしをした事が転売屋学習の機会を与えてしまった可能性すらある。

状況を言えば転売屋が許せないと言いながら結局転売屋の手伝いをした人達大勢居たも同然なのだ

転売屋を騙そうとトリスタンや旧HGストフリの嘘をばら撒いても転売屋には何のダメージもないだろう。

その嘘を振り撒けば周りからチヤホヤされて言い出した人が人気者になったつもりになれるだけでしかない。

転売屋を撲滅させよう。とは誰も考えては居ないとしか思えないのだ結局。

転売屋は嫌いだ。この先も自分ガンプラを買う事があれば必ず彼らの存在にぶち当たるだろう。

転売屋に対してユーザーに出来る事は少ない。

どうして良いかなんて自分にも分からない。

だが、何度も同じ様なホラを馬鹿の一つ覚えの様にやり続けている内はどうにもならない。

そう思う。

2020-12-27

[]12月26日

ご飯

朝:朝マクド。昼: ナスピーマンハムスパゲッティケチャプを混ぜて焼いたやつ。夜:ご飯白菜大根ニンジン味噌汁納豆。間食:ランドグシャ。

調子

むきゅーはややー。お仕事はじゅうれんきゅー二日目。

昨日のリベンジ散歩を2時間半ほど。やっぱ散歩最高だなって。

久住四季『怪盗の後継者

トリックスターズシリーズライトノベルミステリを高い次元で融合させてみせた久住四季の怪盗もの

怪盗チームのベタながら燃えるやりとり、素人だった主人公覚醒する明らかに映画ならBGMが変わる瞬間、ド派手な潜入アクションに、あっと驚く文章表現での「騙し」など、映画化した時に映えるシーンが多かった。きっと騙しのシーンは高速で巻き戻す演出が入るだろう。

物語部分を支えているのが、トリスタ以降近年の久住四季らしさとも言うべきブロマンス要素も男同士のいい距離感表現されているだけでなくサービスシーンなどもありいい感じ。

ミステリか否かという価値評価するとあまり言葉がないけれど、とにかく痛快な小説で読んでて楽しかった。

是非とも、中島裕翔織田裕二ダブル主演で映像化して欲しい。(それはもうあるやつだよ)

○木元哉多『閻魔堂沙羅の推理奇譚』

殺された被害者自身探偵となり全てを知っている閻魔さまの娘に推理披露し正解すれば生き返ることができる、という特殊設定をベースにした短編集。

霊界ルール生前に知らなかった知識を死後教えることはできないため、被害者殺害され霊界パートが始まる時点で所謂読者への挑戦状が挟まれたのと同じ、ここまでの情報推理可能だというフェアプレイ精神がある作品

かにフェア/アンフェアというのは本格において重要な点であるが、今一つこの作品が本格らしくないのは、人間を書こうとしているからだろう。

パズラー的なロジックにまつわる描写もあるにはあるのだが、文量の多くを死を経験した人間がなにか教訓を得て変わるような展開に費やしている。

それはそれで、ミステリーズ的と言ってしまえばそれまでだが、ほんわかした暖かい読後感があり嫌いにはなれない。

だけれども、人間をかけていないアレやコレやは、人間以上に大切な物を書いていたのであり、この作品がそれらに並ぶほどの何かなのかは、シリーズものみたいなので続きを読んで確かめようと思う。

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ガチャピン5日目。じゃんけん勝利で40連。虹はなし。

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ミラクル交換日記25日目。

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