はてなキーワード: 卸売市場とは
追・追記
あと収支はチャッピーに聞いた程度のものなので、もっと安く施工できるとか、もっと儲かってないとか色んな現場からのご意見ありがとうございます!
これだけかみ砕いてもまだ「ワシの考える農業改革、ワシの考えるJA改革は~!!」って言う人はJAの会長にでもなろう!十分な利回りだって言う人、ぜひ農業に参入したらいいと思います!
もしくは黙って田んぼに苗でも植えてろ!
朝起きたらブコメチラホラついてた。長くて複雑な話に付き合ってくれて感謝します。農家周りの方々の意見も面白い。ごくろうさまです、ありがとう。
一つ補足というか…チェリーピックしないでほしいし、ちゃんと読んでよと感じた反応があったので
yingze 進次郎主張の農政改革のキモは金融分離なのに、さらっと流されてるw セルフ突っ込み入ってるけど、ブランド作れないJAは要らんのよ。市場に作物流すだけの簡単なお仕事だと農家は離れるばかり。
サラッと流してない。言及しているのでちゃんと読んでほしいんだが、金融の分離をしたら最大のメリット「JAは最短・適切条件(馬鹿安でもなく高くもなく)での支払いが可能」が難しくなってくのではと思っている、金融分離は農業全体をぶっ潰す最短距離になりうるよ。まぁJAの金融事業の内訳を調べてないから分からないが、JAに近いところにいる事情通の人に聞いた話だと、非農業系の金融事業で稼いで農業事業に回しているような状況らしいので。本文で郵便事業の例を引いたけども金融分離化前の郵政はまさにこれで、郵便事業はもうちょっと立ち行かないかもねって感じになってる。相次ぐ値上げ、不正の増加は、貧した結果の倫理低下だろう。
あと、ブランドを作ろうとしてないJAなんてほぼ存在してない。それに、コメがない高いと言ってたこの半年でもブランド米は高いけど売ってたでしょ?ブランド化=価格の高止まりを目指しているわけで、ブランド作れねぇのかと嘲笑するからにはちゃんと付加価値が付いた高い作物をしっかり買ってくれるんだよね?って話になりますよ。 <h3>o- *********************************************************************************</h3>
以下本文
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkansports.com/entertainment/news/202506300000813.html
必要か、と語りかけてみたものの、国産の野菜やコメなんて非効率!金輪際要らんのや!という過激派にとっては農協は当然不要だし、亜米利加国のような大規模集約農業以外は認めへん!という類の過激派にとっても知らんがなという話になるだろう。ただこれらの派閥は机上の空論でしかないので。
取りあえず、農協は何で「今のところは」 「とりあえず」必要か、という話です。今後、何かが進化して新しい取引や流通方法が産み出され商業的に大変安価に使用できたりするようになれば変わるかもしんない。または何千億円もの税金をかけて田んぼを集約化できれば大規模農場は実現できてJA不要になる可能性もあるかも(なぜ農業の大規模化に多額の税金が必要かはのちに述べるかも。大規模集約化が机上の九龍城だよと言う説明として)。
勤め人ならご理解しやすいかと思うが、一般企業はあまり個人自営業や小規模事業者との直接取引(特に彼らからの購買)を好まないことが多い。取引数が多いとその分、経理をはじめとしたバックオフィスの業務量が増えるし、宜しくない事案(不当なキックバックを要求するけしからん社員が現れたり)が起きやすい。その他色んな理由(与信的なこととかね)がある。
一方で、JAは会員なら誰でも取引が可能で、各農協が決めた規格の範囲内の作物なら原則必ず買ってくれる。なので多くの農家にとっての作物の販売先として真っ先に上がることになる。
仕事で新規開拓営業したことある人は分かるかもしれないが(はてな民には少なそうな気もするな…)、「販路開拓」というのはなかなか簡単ではないので、規模の大きい農家でも、素晴らしい栽培技術があったとしても、簡単にいい値段で買ってくれる取引企業を見つけられるわけではない。支払い条件なんかも企業によって全然違う。その点JAはきっちり決まってる。JAがまるっと買ってくれるのは農家の文字通り「生命線」である。
一般企業と取引をしている農家ももちろん居る。例えば某ポテチ屋や某トマトジュース屋などは加工原料を契約農家からトマトやジャガイモを買っているし、ハンバーガー屋、デパ地下のサラダ屋、上げ底コンビニなんかも契約農家から直接仕入れてる。「地元の野菜をたくさん使った地産地消レストランです!」というようなところも直取引。これらは日本の農家の全体取引からしたら少数。
この企業直取引だが、ポテチやトマトジュースなどの)原料としての販売額金額はちょっと失笑するぐらい安い。彼らは定期的にJAなどを通じて契約農家になりませんかと営業をかけているらしいので、その程度には入れ替わる(儲からないからやめる)んだろうとも邪推できる。一方でもちろん、うまくやってて儲けられてる農家もいる。そしてポテチ屋やトマジュー屋も、JAから仕入れることも有る。パンクチュアルに出荷用の材料数を揃えなきゃいけないし、作物は思った通りに育たない時もあるから。
もう一つの主要な直取引先、中食や外食向けの野菜。これは場合によってはJAの買い取り価格よりも高く買ってくれることもある。半面、ジュースなどと違って原型が分かるわけで、規格(サイズなど)の制限がJAよりも厳しいことが多い。加工のために一定のサイズに収まってる必要があるから。これらと取引ができるのは選ばれた神農家、または資本力が高い施設栽培(かっこいいハウス栽培)農家などが多い。そして彼らも同様に足りなければJAからも買う。
ちなみに、ここでは便宜上、JAと言っているが実際にはその地域の中央卸売市場が実際の取引の場になる。JAが買った野菜は半分~8割ぐらいは卸売市場で取引される。そして卸売市場では上記のような一般企業、大手流通小売(スーパーマーケット)、仲卸などが買っていく。仲卸は飲食店とか小さいスーパーや八百屋などに卸したり。それで我々消費者が買って皆様のお宅の晩御飯になったりする。
更にちなみに、スーパーや八百屋などの野菜は、大半がJA・大卸を通した商品だそうです。
なぜならスーパーは消費者のニーズに応えるために少量・多品種が必要でかつ欠品も消費者から許されず、それなのに鮮度も求められるから。特定の農家と取引しているんじゃ棚に並べる商品を揃えられないからだそうで。複雑な卸構造になっているのは、消費者のニーズに適切に応えるため。コメはここまでではない(多種はそこまで求められてないだろう)が、鮮度はやはり求められるからねぇ…。
しかし、生鮮食料品の流通って難しいね。検索したらこの図https://d1obh0a64dzipo.cloudfront.net/images/7595.jpgが分かりやすいなと思ったら元は農水省の白書みたいだ。元記事はhttps://minorasu.basf.co.jp/80696 元記事も面白かったのでお時間ある人はどうぞ。
もっと更にちなみに、別にJAは農家に「一般企業に売るな」なんて圧かけたりなどはしておらず、むしろ逆で、一般企業からの「契約農家を探してほしいんですが」 とか「〇〇を育ててくれる農家さんいますかね?」というような相談の窓口になっていたりするので、しんじろうが言うてることはますます分からんのよね。JAというか農業界隈は「六次化(2次産業×3次産業からきたダジャレ合言葉)」を叫んでいたりもしていて、JAも、農家の一般企業との取引拡大を望んでるんだよね…。
むしろ地方は中央卸売市場のサステナビリティの危機という別の問題もあって、仲卸が跡継ぎ居ない、儲からず廃業などで市場が機能しなくなっていたり、建物が老朽化しても建て替える金がないとかの問題もあって、自治体もJAも中央卸も、企業ウェルカム!な状態なんすよ。でも農業も卸も対して儲からないから企業の方があまり組んでくれないんよ。
JAに作物を納入すると支払は、その地域のJAの決め事により異なるが月末〆、翌月10日とか20日になることが多いようである。これは一般企業の取引よりも支払い条件が良い。これはかなり大きいことで、特に出荷期間が長い野菜や果物の農家にとってはすごく大事な条件である。農家の金の周りが良くなるということなので。
これはJAが金融機能を持っているからこそ可能なわけで、金融機能を切り離したら支払条件も悪くなるんじゃないかなと思うんだよね…。郵便が郵便機能ぼろぼろになったのもゆうちょが儲けてた分がなくなっちゃったからなんじゃないかなーと思ったり。
またJAは金融機関なので、農業のための融資をしてくれる。これもなくなると農家はかなり困るんじゃないか。というか一般の金融機関で農業のための融資が継続できる気がしないぜ。
基本的に作物の品種改良は、その地域の農業試験場がやっている(たまには大学や研究機関もやっている)
新品種や新しい作物(例えばズッキーニとか今は当たり前に作られてるが一昔前は作付けは極小だった)は、これまでの品種と育て方が違うことも良くある。そのための農業指導などを行っているのがJAです。
新品種に切り替えるというのは既存の農家にとってはナーバスな事態である。下手したら半年~1年の売上が吹き飛ぶ可能性すらあるからだ。おまけに新品種は簡単には市場には受け入れられない(知名度とか値段とかで)ので、意気軒高に新品種に切り替えて張り切って栽培して成功しても、思ったよりは売り上がらなかった、なんてことだって起きうる。
JAという「ハコ」があることで、たくさんの農家を取りまとめて新しい品種の栽培指導したり、ブランド化のためのゆるキャラを作ったり、自治体と協力してキャンペーンしたり、いろんなことがしやすくなる。こういうのは「ハコ」がないと纏まらんよ。普通の会社だってそうでしょ?業界団体があるからこそロビイングもできるわけでさ。
ロビイングという言葉を出したのは、要するにJAは農家のための団体なので、究極的には我々消費者とは利益相反する。もちろん敵対関係ではないが、彼らはより高く売りたいし、我々消費者はより安く買いたいというごく原理的・究極的な部分な。なので消費者が「高えんだよ!」っていうのは当然ではあるし、一方で「何を当然なことわざわざ言うのだ、他のすべてのものが値上がりしてるのに」とも思う。
「ここにきて急に高くなったのはおかしい」というブコメもあったが、それは「もう耐えられないところにきている」という考え方もあると思う。原材料に近い商材ほど付加価値をつけにくいから価格の上昇は他の商材と比べて遅くなるのはごく一般的な傾向だとも思うしなぁ…。
エネルギー費用もバイトさんの人件費も、肥料代もすべてが値上がりしている。ハウス栽培が中心の農家はエネルギー代で利益が減ってると思うし、精米の機械だって倉庫の温度管理だって電気で動いてるわけですし。ナスを5個パック入りに商品化するための袋だって値上がりしてるでしょ。
「大規模集約化」というのはちょっと乱暴で、事業者が集約される(大農家が零細農家の休耕田・畑を使って農地を広げる)パターンと、農地の区画を物理的に大きくするというパターンに大別されると思う。そしてこのどちらも、進んでいる所はどんどん進んでいるし、進んでいない所は金がないから進まない。
実は農業地域の「良いけど所有者が細分化されてる農地」はどんどん、地域の大農家が集約している。新規就農者はたいていこういう大農家で「農家修行」として小作として働いてたりするし、技能実習生もたくさんいる。あちこちに分散している農地を、人海戦術で「作物が取れる農地」として維持している、というのが実情。
そして、一方で「あんまり良くない農地」は人気がないまま放置される。
都市に暮らす消費者がちょっと思いつくようなことなんて、とっくに農家はやっているし、やっても儲かれないことは、アホな消費者が何を言ったところで、やらない。
あんまり良くない農地というのは、山沿いだったり(太陽と風が良くない)、水利から少し距離があったり、四角いきれいな形じゃなかったり、小さかったり、道路が貧弱だったり(トラック通れないと収穫の手間がすごい)。そういうところは大農家も使わないので放置されたまま。
こういうところでもドカーンと区画整理をして、四角くしたり、用水路を作ったり、1tトラックくらいなら入れる細い舗装道路を作ったりすれば、ちゃんとした「集約化された農地」になる。でもそれにはすごく金がかかる。これは都心で行われている「再開発」と似たような手法で「区画整理事業」って言うんですが、土木作業のみとはいえお金がかかる。このお金は場合によっては億単位の金がかかるので農家が負担するのはとてもじゃないが難しい。
例えば
1ヘクタールの休耕田を「使える農地」に造成するための費用は、約9,000億円(造成費用1坪3万円で計算。今はもう少し高いと思う)※単位間違ってた!9,000万円です!ごめん!
1ヘクタールの田から取れるコメを約5,400kgとする(10a辺り反収538kgらしいので)
5,400kgのコメの卸価格(28,000円/60kgが最新の価格、かなり高い)は2,520万円、経費率を7割(ChatGPT調べ)とみると、利益は756万円弱。
ちなみに1haの農地って、全然「集約化された農地」なんかじゃない、むしろ中の小ぐらいです、サイズ的には。
見てもらった通り、これでは造成費の1億円返していくのけっこう大変。つーかかなり厳しい。したがって農地の区画整理は基本的には半分かそれ以上を税金で賄うのが慣例になっている。補助金です。田舎の土建屋が儲かる、都会の人が蛇蝎のごとく嫌うような補助金ですね。でもこれがないと「農地の集約化」は不可能ですね。
その程度には農業って「あんま儲からない」ものでもあり、そして「人間が生きていくには不可欠な仕事」でもあり、平地が少ない上に平地がどんどん都市化していく(田んぼよりアパートの方が儲かったりするので)日本では、わざわざ農地をお金かけて集約化を実現するんは、かなり難しいんだと理解いただけるとありがたいです。
新型コロナウイルスの流行は、中国・武漢市の「華南海鮮卸売市場」が起源だとする研究結果を、米国の二つの研究チームがまとめた。ウイルスの遺伝情報の解析などから、市場で販売されていた動物から人への感染が2019年11月中旬頃に発生したと推定されたという。論文が科学誌サイエンスに掲載された。
【図表】一目でわかる…BA・5はこれまでの株の主な変異をすべて備えている
新型コロナの起源を巡っては、武漢市にあるウイルス研究所から流出したとの説もある。中国政府は、同年12月8日に発症した男性が最初の感染者だと発表しているが、感染経路や起源については不明としている。
研究チームは、同市場の動物用ケージの付着物や市場関係者の患者から検出されたウイルスの遺伝情報を解析した。その結果、生きた状態で売られていた動物から、2系統のウイルスが変異を経て、人に感染した可能性が高いとした。そのうち1系統が世界に拡大したという。動物の種類は特定していない。
また、患者のSNSの位置情報から感染の広がり方を推定。市場関係者と市場外の患者が生活圏を共有しており、「市場内で最初に動物から感染した後、市場外に広がった」とみている。
東京農工大の水谷哲也教授(ウイルス学)の話「推定の一つだが、起源特定に向けた一歩になる。どのような変異で動物から人に感染するようになったのかなどを調べることも、起源を探る手がかりとなる」
THE 1時間前
そう言うのであれば。
同時にウイルス研究所から消息不明になってしまった研究医たちの安否や失踪の件もキチンと説明してもらわないと
なぜ、研究医達が通告したら消えたのか。
研究所の実験した動物が、処分されず市場に出てきた可能性があると、テレビで見た記憶がある。
そんなものだろう。
動物からの感染というところ以外、発生時期や場所などの推論には100%賛同する。
自然界に生きる動物からの感染であったなら、その前にその動物や他の餌となる動物や鳥や昆虫のウイルス感染による大量死が観測される筈なのに、そういった予兆が全く報告されていない点が説明出来ないからだ。そういった大量死があれば必ず学者がサンプル調査するので、通常なら人間に感染したとされる2019年11月武漢より前に死骸からウイルスが検出された結果が発表されていないとおかしいのだ。当然大量死した死骸も大量にサンプルとして厳重に保管され起源が何処かなどという疑問を世界が抱く事もなかったということ。
可能性はウイルスを持っている誰かが、動物に付着させ市場に持込みパンデミックを演出しようとしたということ。香港人権法案、ウィグル人権法案が通った時期と発生時期が符合することから見ても、香港の大規模デモ対策で安易に撒いたが真相。
pan*****
中国が春節利用して他国にばらまき、テドロス氏がチャイナマネーに目がくらみ適当な発言で感染拡大させなければこんな事にならなかったのに
smk*****39分前
lvp*****1分前
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6b5043b5e9014aa33941aab322b5ff8fc2b67b
https://anond.hatelabo.jp/20210912143002
https://anond.hatelabo.jp/20210911215734
割と無理がある話なので、注釈を入れようと思うよ。
まず基本的なことを確認すると、「ベース電源」、もしくは「ベースロード電源」っていうのは、コストが安くて24時間定常に発電する電源のこと。消費の変動に追従するのは難しいけど安い火力や原子力発電を動かしっぱなしにすると良いよね。という話。
そういう話なので、再エネの値段が原発などより下がって、再エネで24時間まかなえるようになったら、わざわざ「ベース電源」という言葉を使う必要はなくなる(原発も火発も廃止される)。というのは正しい。で、「メリットオーダー」という言葉は、各電源のコストを並べているので、「メリットオーダーで再エネが勝ってるから原発も火発もいらねぇ」、というのは一見正しそうに見える。でもそこには2つ落とし穴がある。
これは、元増田も言ってるけど、限界費用(発電に必要なランニングコスト)で決めてるというのがトリック。限界費用はざっくり言い換えると燃料費。もっというと発電設備の建築費などの初期費用は含まないもの。でも冷静に考えたら、初期費用だって消費者が負担してるはずなんだよね。メリットオーダーはあくまで電力卸取引市場での指標であって、消費者が支払うコストには初期費用が減価償却的に含まれる。にもかかわらず、メリットオーダー主義で再エネを増やすとどうなるか?国民が負担する電気代がドコドコ上がるのである。逆に言うとそのつもりがないなら原発や火発はまだまだ現役になる。この手の話に興味のある人なら、「太陽光は高い」、「原発は安い」という話を聞いたことがあると思う。これとメリットオーダー云々は実は矛盾なく両立するのだけど、これはメリットオーダーには初期費用などを含まない、というカラクリがあるから成り立つ話。
ドイツなんかはこの辺無視してメリットオーダー論などでゴリ押しして脱原発と再エネ増強を推し進めてるので、電気料金は2000年代の倍にまで膨れ上がっている。これについては、ドイツのような「再エネを増やすためなら国民が苦しんでも構わぬ」スタイルは菅直人が日本でもやっている(一般消費者の電気料金に、高いのに無理やり増やした再エネ分の価格が再エネ賦課金として上乗せされている)ので他人事ではない。一般消費者や産業界から批判されて減速しているが、今でも再エネ増強至上主義と国民負担軽減派で綱引きをしている状態である。
なんであれ、メリットオーダーなどではない、本当の意味で「再エネの方が原発や火発より安い」日が来ない限り「ベース電源」という言葉は生き続ける。
要は、再エネを増やしすぎると電力網が変動に耐えられず破綻するよ。って話。再エネは出力が安定しないが、電力というのは24時間365日「消費電力=発電電力」でないとならない。雨の日で太陽光パネルが発電しなくても工場は動くし、風の強い日にガンガン風車が回っても消費者は寝てるかもしれない。これを逸脱すると、普通に停電が起きるようになる。ヨーロッパやアメリカ一部地域で停電が多いのはそれも要因になっている。
現状再エネの変動にどう対処しているかというと、まずは広めの地域で電力網を接続することで、変動をマシなものにしている(平滑化)。つまり「こっちの地域は曇って太陽光の発電が減ってるけど、あっちは晴れてるから変動がマシになってる」的なやつである。とはいえ、それは限界があるので、日本の場合だと揚水発電を含む水力発電のような変動に追従できる電源が吸収して最終的には帳尻を合わせている。そして、そこの吸収力を超える分は電力会社が拒否している。無理に吸収すると電力価格が上がるからである。
ヨーロッパはドイツの先導で「吸収できるかどうかなんて関係ねぇ、再エネ増やすぞ」をやってるので、電力会社(というか電力網)は再エネを拒否しない。ヨーロッパは日本より広いので平滑化は上なのだけど、それでは足りないので変動を全然吸収しきれてない。どうしているかというと、値段が上がる代わりに変動に追従できる火力発電を炊いたりしてなんとかしている。前述の電力価格上昇の一因にもなっているし、ドイツは気候変動対策も掲げて再エネ増やしたはずなのに、二酸化炭素排出がなかなか減らないという状態に陥っている。
現状「再エネ先進国」として元増田が想定しているであろうヨーロッパ各国は、原子力や火発をベース電源的に動かしている(のでそもそもその時点で「ベースロード電源という概念は、再エネ先進国ではもう意味がなくなった」はおかしいのだけど)ので、再エネで本当にベース電源という概念を捨てるためにはもうひと頑張り再エネを増やす必要があるのだけど、実際にはもう相当無理が来ていて、元増田が推している電力卸売市場でも「負の電力価格」がちょくちょく出てきている。つまり「金を払って再エネで発電した電力を吸収してもらう」という状態である。今の所負の価格発動はあくまで短時間ではあるが、更に再エネを増やせば当然こういう時間は増えることになる。この辺さらに無理をすると、発電屋さんから電力網への電力の売値が平均値でも下がりすぎるということなので、再エネ発電屋さんは初期費用を回収できなくなるので発電事業が成り立たなくなる。この辺は1つ目の落とし穴とも絡む話である。
ベース電源が消えるためには上記を解決しないといけないが、現状は解決していないので、ベース電源という概念はまだまだ現役である。というのが結論。まぁ、ドイツの電力価格がガンガン下がったり、火力発電の発電割合が下がって来ないうちは、そのへんは解決されてないと思って良い。
基本的にヨーロッパの政治は、日本的な「実現可能そうな目標を掲げる」ではなく、「最初に無理な目標を掲げて、何年もかけて実現可能レベルに修正する」という流れがあって、有権者もそれを許容しているところがある。ドイツの脱原発とかもそう。それは別に必ずしも悪いことじゃないのだけど、最初のぶち上げのときにもそれなりの論理が求められるので、政治家がハチャメチャ目標を掲げる時にはシンクタンクによるハチャメチャ試算がくっついてるのがヨーロッパである。日本でも少子化対策について政府が出してる試算に無理がありすぎるとかって時々話題になる(いつの試算でも2~3年後には出生率がV字回復を始める試算になっている)が、ヨーロッパでもそれはあるというか、よりひどい傾向がある。なのでヨーロッパ発信の先進的なアイデアについて、それらしい試算が出ていても眉につばを付けたほうが良いよ。って話。
そういう背景があるので「baseload outdated」とかってググるとそういう記述は出てくるかもしれないけど、今の所はそういう記述は活動家が「そういうことにしたい」から書いてるだけだと思って良い。まぁ、そもそも日本語でも「ベーシックインカムをやるしかない!」とか「英語学習には「ながら聞き」が最適解!」とか突飛な記事なんかいくらでも出てくるので、そもそもある記述がグーグル検索で引っかかるからってそれがその言語圏での常識ではないよね。というリテラシーも欲しいところである。
カンボジアのコロナ対策が、あまりにも日本と違うので興味を持っていただけたらと思い日記にします。
この1年間、カンボジアのコロナ感染者は約500名で死者ゼロ。多少のクラスター発生はありましたが、速攻封鎖&関係者全員PCR検査で大きく感染拡大することはありませんでした。なので、東南アジアの中でもコロナの封じ込めが成功している国と言っても過言ではありませんでした。
2月20日の数日前、ドバイからプライベートジェットで中国の金持ち4人組が入国しました。
カンボジアでは、入国時のPCR検査と2週間の強制隔離が義務づけられており、この金持ちグループも例にもれず、指定されたホテルに移送されました。しかし、彼らは警備員に賄賂を払い脱走、その後プノンペンのとあるクラブで2月20日に行われたイベントに出席します。最悪なことに、彼らがPCR陽性だと判明したのは脱走してイベントに出席した後だったのです。
どうやらそのクラブイベントは中国人コミュニティ主催だったらしく、コロナ感染者のほとんどは中国人でした。さらに、クラブイベントの出席者が地方のホテルで行われた大規模な結婚式に出席、そこでもクラスターが発生。あれよあれよという間に、カンボジア全土でコロナが広がっていきました。
当初、感染者のほとんどは中国人でしたが、今度は縫製工場、市場というカンボジア人の生活の中心地でも感染爆発。最近はほとんどカンボジア人がコロナに感染しています。
今年の2月20日までは約500名ほどだったコロナ感染者は、4月29日時点で11,761名(うち11,210名は2月20日事件に端を発するもの)、死者89名となっています。
カンボジア政府が行っているコロナ対策について挙げていきます。日本でやったらえらいことになります。
2週間ほど前にプノンペンがロックダウンするらしいというニュースが流れ、まもなく政府から正式にロックダウンが発令。当日夜に施行されました。
仕事をしている人は通行証を見せればバリケードを通れることになっているものの、そのフォーマットがコロコロ変わる。新しいフォーマットで持参しても現場の役人がそれを知らず通行できない。
■夜間の外出禁止令
20時〜朝5時まで緊急事態以外外出禁止。すべての店も閉店。なぜかルールを守らない人が未だにおり、毎日のように違反者が逮捕されたというニュースがながれています。ある警官は夜中に家の前で飲み会を決行。見回りにきた警備員に暴言を吐き懲役1年に処せられました。(執行猶予がつくのかは知りません)
飲酒の伴うパーティーでコロナ感染が起こるという予想に基づき、すべての店でアルコールの販売が禁止されました。
■市場の閉鎖
ロックダウン後しばらくして、プノンペンの野菜卸売市場が閉鎖。その後すべての市場閉鎖指示。市場で働く人は全員PCR検査。15分で結果が出るキットでどんどん検査。どんどん陽性者が増えていく。
カンボジアには自宅に冷蔵庫がなく、毎日近所の市場で買い物している人がまだまだ多いです。そんな人達にとって市場の閉鎖は死活問題。各地で闇市が開催されているようです。
市場を閉鎖してすぐに発令されました。良い政策なんですが、よくわからないのが配布方法。あるエリアの貧困層を集めて、「配布式典」なるものを開催。みんなで写真を撮るという謎な方式。密ですよね。
無料でもらえるので文句言えないですが、写真を見るからにもらっているものは大量の米、魚のトマト煮缶詰、インスタントラーメン、調味料っぽいやつ…。栄養大丈夫か心配です。
■区画の色分け
一番新しい対策。ロックダウン下のプノンペンをレッド、オレンジ、イエローの3色にゾーン分け、それぞれで制限の内容を変えるというもの。
レッドゾーンは基本家の外に出るのも禁止。「家から出たら逮捕する」と叫びながら警官が見回っているようです。
オレンジゾーンは週3回までの買い物は許可されています。ちなみに私の住んでいるエリアはオレンジです。
イエローは割と移動できる。
とまあ、だいたいこんな感染対策をおこなっています。カンボジア政府からの指示は基本カンボジア語。しかもなぜか書類をスキャンしたっぽい画像なので翻訳ソフトにかけることもできないというクソ仕様。でも日本人会のどなたか(多分偉い人)がフェイスブックで指示の翻訳をしており、とても助けられています。
現在、1週間に1度くらいしか外出していませんが、日本ではありえないことを体験できているので、個人的には楽しくやっています。
今日は5月6日。当初の緊急事態宣言では5月6日までとされており、それまでみんなで辛抱しましょうという話だった、ついにその日が来たのだ。
忘れないように、これまでの一連の流れをWikipediaやネットニュースから拾ってメモした。
違ってたら教えてね。
まとめながら思い返すと、志村けんさんの死去と、東京五輪の延期決定の前後で、かなり雰囲気が変わった気がしました。
3月下旬の3連休では、ちょっと解禁ムードになっていたが、4月に入ってからは完全に引き締め態勢に。
1月はまだ、ついに日本にも感染者が出たかという程度の雰囲気だった。2月はダイヤモンドプリンセス号。
3月は休校だなんだで世の中がパニックだったのに、いろいろなことがもう当たり前のことになってしまった。
世の中がどんどん変わっていく。
そうでもない。
https://www.cnn.co.jp/world/35151318.html
https://www.asahi.com/articles/ASN423VT0N41UHBI024.html
そうでもない
<新型コロナ>遺体安置にトレーラー ニューヨーク 9.11以来
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040202000254.html
死者8000人超のフランス 卸売市場の一部を臨時の遺体安置所に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200406/k10012370021000.html
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200407-00000009-ann-int
お前が平気ならそれでいいよ
社会にとっては十分脅威だけど
https://www.cnn.co.jp/world/35151318.html
https://www.asahi.com/articles/ASN423VT0N41UHBI024.html
<新型コロナ>遺体安置にトレーラー ニューヨーク 9.11以来
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040202000254.html
死者8000人超のフランス 卸売市場の一部を臨時の遺体安置所に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200406/k10012370021000.html
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200407-00000009-ann-int
中国共産党は最終的に、コロナウイルスの真の発生源が生物兵器研究室にあるとを認めました。
武漢で発生した「新しい」コロナウイルスが10か国に広がっている。
国際的なウィルスの専門家らは、最初のヒト感染症の発生した武漢華南海鮮卸売市場から、約30キロ程の地点にある武漢P4ラボへとの関連を発見した。
中国共産党はこれを「人的ミス」とし、武漢のP4研究室から研究室で作成されたウイルスの「偶発的な」漏洩を認めるとマイルズ・グオ(Miles Guo)に語った。グロテスクな食材を食べるビデオを拡散したのは、それらが原因とと見せかけるためのプロパガンダだった。
2018年1月、武漢市にバイオセーフティレベル4(BSL-4)研究所が建設され、新興疾患の制御に焦点を当て、精製されたSARSやその他の種類のウイルスを保管しています。 世界中の同様の研究所にリンクされたWHOの「参照研究所」として機能することになっています。
いずれ中国共産党の意図的な行動なのか、偶発的なものなのかが問われる事になるでしょう。武漢肺炎の最初の症例の前、最中、後の中国共産党の行動がこの告発を裏付けています。
おう、夏も本番だが体調とか崩してねえか?
やっと築地と豊洲の話が書けるようになってきたんで、ガッツリポジショントークで整理しておくぜ。
オレが何かを主張してるわけじゃないっていうエクスキューズはいれとくな。
コレは単なる整理だ。
ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)って言うと、大袈裟だとか思うだろう?
GoogleMapで築地市場を御覧ください。
そう、マンション開発するなら超絶な好立地であり、
商業施設であっても、都心では恐らく二度と無い大変素敵な土地なワケだ。
タワマンだとか土地のお値段って言うのは、「その辺り一帯の価値」が反映されやすい。
つまり、大江戸線や日比谷線、有楽町線や浅草線の沿線も影響を受ける。
ごく判りやすい例で行けば、月島のマンションの価値が影響を受ける。
そして、ちっとわかりにくいかもしれんが、
GoogleMapをもっかい見てほしいんだが、中央卸売市場築地市場のまわり。
お店が沢山あるじゃろ?
沢山のお店の人達は、別に豊洲に引っ越せとは言われてないワケだが(察しろ)
小池都知事まだ1年経ってないのよ。
石原慎太郎さんが2012年まで、猪瀬さんが2013年まで、舛添さんが2016年まで。
さて、「観光資源」である「千客万来施設」から、すしざんまいが撤退したのは2015年で、
「お台場の大江戸温泉物語が終わるってんで温泉施設込みで計画立ててたのに、何勝手に定期借地権契約更新してんだよ」
と、フツーに考えたら市場隣接の商業観光施設で他所が潰れる前提で計画立てるのはムシが良くね?ってのが理由になってた。
ただまあ、この手のは忖度だの融通だの記録に残らないアレコレで、
筋を通したり泣いてもらったりの寝技が跳梁跋扈する世界でもある。
みんなスコーンと忘れてると思うが、2016年11月に新市場を開場するって決めたのは舛添さんで、
理由は「五輪の交通網整備の時間がねえから良いから移れよ」だったんだよね。
築地に比べりゃアクセスは悪いし、「築地」って名前のブランドも無いし、ひとくるの?と。
んでまあ、築地市場って今回移転するしないで揉めてるところの周りにも沢山築地の名前で商売してる人はいる。
NIMBY(必要は認めるが近所には来るな施設)である卸売市場は、マンションの近所にゃ来て欲しくないし、
超絶好立地な都心の一等地の開発にはイッチョカミしたい。地価が上がればマンションも高値になるし。
こういう本音を隠したまま、建前で「安全が安心が」とか「五輪がスケジュールが」とか揉めてると、
建前「だけ」回避・解決された上に、本音の儲けどころは丸抱えで持っていかれるという……
政治家の成果は有権者の投票に出るから、そういう意味で成功失敗は判りやすいよね。
ポジショントークだって最初に言ったけど、まあ、焦ってマンション買ったりするなってことで。
無駄遣いしないようにしようぜって掛け声の東京オリンピックで、
全部別の話なのに、全部同じ話をしてるという、地面から見たお話でした。
白紙のはずの再開発が、マンション建設で進んでたのに観光市場残されたらたまらん!みたいなのって
ぶっちゃければぶっちゃけるほど、密約とか口利きとかコネと根回しの生臭い話になるんだけど、
そういうアングルでスクラム組んでも、別に現都知事を攻撃できるわけじゃないからなあ。
鉄火場は誰にも予想できないんで、変に吹き込まれて素人が手ぇ出さないようにな。
約束だぞ!
id:damae 日本ではかろうじてアブラナ科が対抗できているといえようが(日本人ダイコン大好きだよなあ)、世界的にはナス科がすでに支配している。トマトとジャガイモという双璧を崩せるライバルがいない
確かに。日本におけるアブラナ科の地位を確認してみよう、と思い立ったので調査。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001140076
から「全国及び主要都市の野菜の卸売数量・価額・価格」をダウンロード。主要49品目(47品目+その他の菜類+その他の野菜)を科別に集計してみた。
| 品名 | 価額(億円) | 数量(万t) | kg単価 | 金額% | 量% |
| ナス科 | 4548 | 177.2 | 257 | 21.0% | 16.5% |
| アブラナ科 | 3579 | 369.8 | 97 | 16.5% | 34.5% |
| (ユリ科) | 3087 | 157.5 | 196 | 14.3% | 14.7% |
| ウリ科 | 1906 | 73.6 | 259 | 8.8% | 6.9% |
| (その他野菜) | 1780 | 33.9 | 526 | 8.2% | 3.2% |
| キク科 | 1533 | 75.9 | 202 | 7.1% | 7.1% |
| (きのこ派) | 1165 | 25.6 | 455 | 5.4% | 2.4% |
| セリ科 | 993 | 74.7 | 133 | 4.6% | 7.0% |
| アカザ科 | 590 | 12.1 | 488 | 2.7% | 1.1% |
| マメ科 | 507 | 7.1 | 712 | 2.3% | 0.7% |
| ヤマノイモ科 | 453 | 12.8 | 354 | 2.1% | 1.2% |
| ヒルガオ科 | 407 | 21.6 | 188 | 1.9% | 2.0% |
| スイレン科 | 249 | 5.1 | 486 | 1.2% | 0.5% |
| イネ科 | 240 | 10.2 | 235 | 1.1% | 1.0% |
| ショウガ科 | 221 | 3.7 | 605 | 1.0% | 0.3% |
| (その他菜類) | 189 | 5.4 | 349 | 0.9% | 0.5% |
| サトイモ科 | 179 | 6.2 | 287 | 0.8% | 0.6% |
| ウコギ科 | 17 | 0.3 | 546 | 0.1% | 0.0% |
| 総計 | 21642 | 1072.7 | 202 | 100% | 100% |
まさかのナス科1位。数量ベースだとアブラナ科が2位ナス科にダブルスコアの圧倒的1位なのだが、金額だとこんなことに…。まさに
id:yuru_harukaze 好きな野菜ランキングならナス科の勝利じゃない?生産額でもナス科な気がする。流通量なら圧倒的にアブラナ科っぽい、1こが重いから。
という予測通りの結果。
ま、まあ「その他野菜」や「その他菜類」がこれだけ大きいと分からないよね、とお茶(ツバキ科)を濁してみる。
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というわけで
科単位でなく品目でのランキングです。参考として、価額順位・数量順位・単価順位も載せています。
その他が1位ですが、仕様です。
| 品名 | 科 | 価額(億円) | 順位 | 数量(万t) | 順位 | kg単価 | 順位 |
| その他の野菜 | V.A. | 1779.9 | 1 | 33.9 | 10 | 526 | 15 |
| トマト | ナス科 | 1545.7 | 2 | 50.4 | 8 | 307 | 30 |
| きゅうり | ウリ科 | 1461.6 | 3 | 49.4 | 9 | 296 | 31 |
| たまねぎ | (ヒガンバナ科) | 1286.4 | 4 | 115.3 | 2 | 112 | 44 |
| キャベツ | アブラナ科 | 1247.3 | 5 | 141.3 | 1 | 88 | 47 |
| レタス | キク科 | 1114.3 | 6 | 60.8 | 7 | 183 | 42 |
| ねぎ | (ヒガンバナ科) | 1013.4 | 7 | 31.1 | 11 | 325 | 26 |
| なす | ナス科 | 813.1 | 8 | 25.1 | 12 | 324 | 27 |
| だいこん | アブラナ科 | 799.5 | 9 | 104.4 | 3 | 77 | 48 |
| ばれいしょ | ナス科 | 789.0 | 10 | 72.8 | 5 | 108 | 46 |
| にんじん | セリ科 | 754.1 | 11 | 68.2 | 6 | 111 | 45 |
| ミニトマト | ナス科 | 666.8 | 12 | 11.7 | 20 | 572 | 12 |
| ピーマン | ナス科 | 638.5 | 13 | 16.4 | 15 | 389 | 22 |
| ほうれんそう | (ヒユ科) | 590.2 | 14 | 12.1 | 19 | 488 | 17 |
| はくさい | アブラナ科 | 553.8 | 15 | 86.4 | 4 | 64 | 49 |
| ブロッコリー | アブラナ科 | 504.4 | 16 | 15.8 | 16 | 319 | 28 |
| 生しいたけ | (シメジ科) | 461.1 | 17 | 5.1 | 30 | 913 | 5 |
| やまのいも | ヤマノイモ科 | 453.3 | 18 | 12.8 | 17 | 354 | 24 |
| かぼちゃ | ウリ科 | 443.9 | 19 | 24.3 | 13 | 183 | 41 |
| かんしょ | ヒルガオ科 | 406.7 | 20 | 21.6 | 14 | 188 | 40 |
| しめじ | (キシメジ科) | 348.0 | 21 | 7.7 | 25 | 454 | 19 |
| アスパラガス | (キジカクシ科) | 319.2 | 22 | 3.1 | 34 | 1043 | 2 |
| ごぼう | キク科 | 306.1 | 23 | 12.7 | 18 | 241 | 37 |
| にら | (ヒガンバナ科) | 300.0 | 24 | 5.8 | 27 | 521 | 16 |
| えのきだけ | ニレ科(誤) | 287.5 | 25 | 11.2 | 21 | 257 | 35 |
| れんこん | (ハス科) | 249.4 | 26 | 5.1 | 29 | 486 | 18 |
| こまつな | アブラナ科 | 241.0 | 27 | 8.4 | 23 | 285 | 33 |
| しょうが | ショウガ科 | 221.1 | 28 | 3.7 | 32 | 605 | 10 |
| その他の菜類 | V.A. | 189.0 | 29 | 5.4 | 28 | 349 | 25 |
| さといも | サトイモ科 | 179.0 | 30 | 6.2 | 26 | 287 | 32 |
| スイートコーン | イネ科 | 177.9 | 31 | 8.5 | 22 | 208 | 38 |
| にんにく | (ユリ科) | 167.9 | 32 | 2.3 | 35 | 746 | 7 |
| えだまめ | マメ科 | 144.6 | 33 | 2.2 | 36 | 653 | 9 |
| さやいんげん | マメ科 | 143.8 | 34 | 1.9 | 38 | 766 | 6 |
| さやえんどう | マメ科 | 129.1 | 35 | 1.3 | 43 | 1025 | 3 |
| セルリー | セリ科 | 114.2 | 36 | 4.7 | 31 | 243 | 36 |
| かぶ | アブラナ科 | 103.9 | 37 | 8.3 | 24 | 125 | 43 |
| ししとうがらし | ナス科 | 94.8 | 38 | 0.9 | 45 | 1092 | 1 |
| ちんげんさい | アブラナ科 | 90.5 | 39 | 3.2 | 33 | 281 | 34 |
| しゅんぎく | キク科 | 88.9 | 40 | 1.6 | 41 | 568 | 13 |
| みつば | セリ科 | 78.6 | 41 | 1.3 | 42 | 597 | 11 |
| なめこ | (モエギタケ科) | 67.9 | 42 | 1.7 | 39 | 402 | 20 |
| たけのこ | イネ科 | 61.9 | 43 | 1.7 | 40 | 374 | 23 |
| そらまめ | マメ科 | 48.2 | 44 | 1.2 | 44 | 402 | 21 |
| パセリ | セリ科 | 46.4 | 45 | 0.5 | 48 | 955 | 4 |
| 実えんどう | マメ科 | 41.3 | 46 | 0.6 | 47 | 728 | 8 |
| カリフラワー | アブラナ科 | 38.7 | 47 | 1.9 | 37 | 199 | 39 |
| ふき | キク科 | 23.9 | 48 | 0.8 | 46 | 309 | 29 |
| うど | ウコギ科 | 16.5 | 49 | 0.3 | 49 | 546 | 14 |
桜宮高校で体罰による自殺事件があった。その影響で体育科を普通科に切り替えて入試を実施するらしい。
個人的には、こうした事件による入試の中止は妥当な判断だったと考えている。
自殺事件があったとなれば、それは組織として欠陥があったということだろう。
無論「最近の軟弱な若者が云々」という声もあろうが、今回の件は明確に”教育ではなく加害”と判明しつつあるので無視する。
(そもそも、そんなに体罰教師が素晴らしいと思うなら「是非我が社で雇用しましょう!」と上司にでも掛け合えよ。)
そうした欠陥のある組織に対し、その欠陥を見直すことなく人員充填を認めるべきではないだろう。
(落盤事故のあったトンネルに、十分な調査や補強措置を行わず片付けだけして再開通するようなものだろ。中国か。)
亡くなったものは仕方がない、どんなに悼んでも戻ってこない。それより今年の受験生が大切だ、彼らには今年しかチャンスはないのだから。
いやいや言いたいことは分かるよ、でもそれを認めたら社会じゃない。一歩先の損得で判断するような話じゃないだろ。
(「この度」「たまたま体罰があり」「たまたま被害生徒が自殺しちゃった」「てへぺろ」ってお話じゃないのよ。)
別に「命は何よりも大切!」って言いたいわけじゃない。こういう事件が起こる環境があり、そうした環境が改善されることなく継続する。
一番言いたいことは、この社会は「そうした環境が改善されないほうが得」なんだよね、ってこと。
「改善しない方が得」「見て見ぬふりをしたほうが得」「状況を良くするなんて無駄」「このままでいい」っていう考え方。
これを単なる”モラルハザード”とか”日本人は西洋人に比べて云々”という社会論文化論打ちたいんじゃなくて、
本当に「何もしないほうが(経済的に)お得なシステムになってる」と思うんです。今回の高校の騒ぎなんか見てるとホントそう。
で、話は飛ぶけれどタイトルにある、”過労死は就活サイトも責任をとるべき”って話なんです。
ワタミなぞが過労死で新入社員を殺す事件がちょくちょくありますね。こういう事件があるたびに思うんです。
「この亡くなった社員を企業に仲介した人材サービス企業は、一体どう思っているのだろう?」
確証があるわけじゃあございませんが、ここ数年で就職した青年たちはたいていリクナビ・マイナビ・エンジャパンあたりの
就活サービスを利用して就職をしているのだと思う。そして過労死した方もこうしたサービスから就職したのではないか。
で、過労死事件が起こったあとに、被害者を仲介したサービスは、また同じ企業に人材を送り込むのだろうか?
なぜなら、加害企業に人材仲介するのをやめても利益にならないから。むしろサービス介して就職した人数で利益取ってるはず
だから、仲介やめたら利益が減る。今回の高校の件とちょっと似てるでしょ?「死んだものは仕方ない」「変わらないほうが得」。
異常ですよこの状況。
「過労死は就活サイトも責任をとるべきとか言っているが、就活サイトはただの情報提供サイトで、良い企業を選んだり
あるいは過労死しないような屈強な学生を選ぶことはできない。就活サイトに責任を負わせても、負担がかかるのは学生だ。」
仰るとおり、現状の就活サイトは「良い企業と良い学生を選んで登録し、マッチングする」サービスではない。
有象無象の企業と学生が、個々別々にアクセスしあうより、情報を一箇所に集めたほうが効率が良い、というあくまで機能的なものだ。
例えるならば生鮮青果でいう卸売市場、金融でいう株式とか外貨市場。
じゃあ就活サイトはこうした問題に知らぬ存ぜぬでいいのか?って言うとそうは思わない。
なぜなら上記の例えのように、就活サイトは”市場”だからだ。多数の売り手(学生)と買い手(企業)が集まるマーケットだ。
マーケットにはルールが必要だ。ルールを守らないものはマーケットに参加してはいけない。そうしないと「市場は失敗する」。
就活サイトは新卒市場のマーケット管理者であり、ルールの適正な運用に対して責任を持たなければならない。
過労死事件を起こしながら改善が行われない企業は、新卒労働市場から排除されるべきだ。
そうした”新卒採用が滞る”という明確な罰則があれば、過労死のような事件は減る。もちろん就活サイト側にも、問題を起こした
企業を市場から排除するためのインセンティブが必要だろう。こうなって初めて不正が起こりづらいシステムができるのではないか。
ルールを守る守らぬというと、何となく”道徳”とか”コンプライアンス”とか正義感の問題だと思われがちだが、ここに至っては
完全にシステム、経済の問題だ。心情の問題ではなく市場の問題。欠陥を見過ごすことが社会にとって損だ!という明白な事実を
合理的に遂行するべきだ。それを「今年の受験生が」という目先の損得で揺れ動くような社会ではイカンと思うのです。
(もちろん救済措置は要るのだろうけれど)
飲食店での怒りの基準について教えてほしい
http://anond.hatelabo.jp/20111022115648
同じようなことを考えてる人がいてびっくりした。
私の場合は全く私は悪くないと思う…が、違ったら教えて欲しい
あえて店の名前を出す。店を特定することで後でもっと興味深い事実があるから
この店プリペイド式というか先に注文して会計して席に札を置いて待っている形式なので会計済み。
12:10頃には店に入っていて、結局12:45頃まで待たされっぱなし。
その間におかしいと思って3回は店員に声を掛けている。ただ混んでいるからかちゃんと確認しに行ってるのかはなはだ疑問。(すべて「お待ちください。」で終了。そしてフロアにいる人の半分くらいはアジア系の外国人?日本語があやしかった。)
その後声を荒げて何度か言ったところでやっと確認しに行った(?)
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その後分かった原因「店員がオーダーの番号と札の番号を間違えていたから確認しに行っても分からずそのまま放置していた」そうだ。
聞けよw何度も事情を説明しているんですけどw
コレって客(私)は全く悪くないよね?
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そして謝罪がまたひどい
なんか怒ってるぜ、とりあえず謝っとけっていう感じ?何も考えていない。
「なんで何度も伝えてるのに来ないんですか?」
「サーセンww」
「3回は伝えているんですけど、何で来ないんですか?」
「サーセンww」
店員同士言葉だけで謝っていても「そんなこと言われても」「俺の責任じゃないし」って言う顔で目を見合わせるだけで「サーセンww」しか言わないんだよ。本当に。
もう時間がなかったので12:50頃、結局来なかったものを弁当に詰めさせて、それをその場で捨てた。(弁当にしたってどうせ食べる時間ないしね)繰り返すが会計は済んでいる。
本当に怒りのやり場がないんだよねー
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で、これが後で分かったんだけど
ここの経営者が
「接客日本一を決める「S1サーバーグランプリ」の審査委員長としてルールを作っている」
とか言うんだ。
http://www.foodrink.co.jp/management/2012/04/01193117.php
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もうね…www本当にクズだな