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2025-09-11

創作やめた

創作やめた。

web一次創作を十年近く続けていたんだけど、周りが次々と商業化していく中で自分には何も起こらず熱が冷めた。

ただ思いを吐き出したいだけなのでこの話にオチはない。

私が書いているジャンルはもともと書籍化する作品ほとんどなかったけれど、ここ数年で状況は様変わりした。

最近では紙の本はもちろん、電子書籍コミカライズされる作品が増えて、出版社主催コンテストも開催されるようになった。

最初書籍化される作品が増え始めた頃、それが交流のない作家さんでも純粋に「すごい!」と思ったし、「いつか自分もそんな話がきたりして」と中学生のような妄想もした。

当然、なんの話もこなかった。

好き勝手に書いた作品が認められて本にしてもらえるなんてシンデレラストーリーが万人に起こるわけではないのだから当然である

今思えば、作家志望の方は、書籍化のために他人には見えないところで積極的にチャンスを掴み取りに行っていたのかもしれない。

ところが私はシンデレラストーリーを盲信し、作品を書くこと以外何もしていなかった。それでも創作は楽ではなく、私は努力をしているつもりでいた。

SNSでの書籍化報告を目にする機会は、次第に増えていった。

ついには交流のある作家さんも商業化が決まり最初の頃は純粋に「おめでとう!」と言葉を添えて投稿シェアした。

しかしほぼ毎日のように誰かの商業化報告を見かけて「おめでとう」を言い続けるうちに、自分にはおめでとうと言ってもらえる出来事が何も起きていないんだなと思い始めてしまった。嫉妬である

ついには商業化報告が目に入っても見なかったふりをしてスルーした。

その行為に罪悪感がわくのを止められず、いっそ本当に書籍化報告を見なくて済むように「書籍化」「コミカライズ」「受賞」「書影」「編集」などのありとあらゆる単語ミュート設定にぶち込む作業までして、自分自身に幻滅した。

もはや書籍化作業時の編集さんとのやりとり⭐︎みたいな話も「自慢か?」と思うようになり始めていた。

そんなわけないと頭ではわかっているのに、思うのをやめられないのである

書籍化には興味がない、ネット自分作品を好きと言ってくれる少数の人がいるだけで十分と思い込もうとしたけどだめだった。

時間をかけて書いた作品ランキング微妙順位しか載れないのを見ると普通に落ち込む。

過去同人誌アンソロジーを一緒にやったメンバーが、自分以外全員商業化した時は名前が並んでいることが恥ずかしくてのたうちまわりたくなった。

同人誌の道に走ってみたけど、他のサークルが上げている設営完了ツイートに映り込む本の数が自分とは桁違いに多くて、そこでもまたそんなことを気にしている自分が嫌になった。

加えてしょうもない稼ぎしかない自分には、同人活動における金銭負担が大きく、そこでもまた「他の人は年に数回本を出しているのに……」と他人との比較をやめられずに数冊出して断念した。

このような他者との比較嫉妬嫉妬する自分に幻滅のサイクルを2〜3年やり続けた後、こんな非生産的自分のためにならない思考はやめたいと本気で思うようになった。

気がつけば私は完全にスランプに陥っていた。何を書こうとしても「こういう展開にした方がランキング的にはウケるんじゃないか?」とか「社会の風潮的にこういう設定は商業化のノイズかも」などと考えてしまい、筆が止まってしまっていた。

どんなに強がっていても、私は自分が最強と思う形で他者に認められたい弱い人間だった。

でも以前はあんなに夢中になって書いていたのに、おもしろそうな展開を思いついても浮ついた気持ちにはならなかった。

あんなに好きだった物語を読むことさえしなくなっていた。

すごく長い時間をかけて、創作から距離を取った。

SNSの出現頻度を減らし、掲載サイトをチェックする回数を減らし、それに慣れてきたらログアウトをして、ブックマークからサイトを消した。

マイナス感情中毒性はすさまじく、見たくないものをあえて見てしま衝動を抑えるのにはかなり苦労した。

今のところ創作以上に好きなものには出会えていない。何かにハマりたいとは思うけれど、毎日が単調で、ものすごく楽しいわけじゃないけれど感情は凪いでいて平穏だ。

こんな記事をだらだら書いている時点で、今でも未練たらたらなんだとは思う。

でも完全に人としてぶっ壊れてモンスターになってしまう前にどうにか人の道に戻ろうとしている。

しかしたらすでにぶっ壊れたあとなのかもしれないけれど、これ以上壊れることはないと信じて供養の書き納めです。

2025-09-06

コミケで0冊だったお話

まず私について

同人歴5年赤字作家

現在XはFF10人程度のリア垢のみで創作垢なし

カクヨムpixiv垢もなし

一次創作官能小説を書いている

・主な参戦イベはコミケコミティアデザフェス

愛嬌はある方らしい

20代女、高身長、BMI16、無整形、色気なし、胸なし

コミケが始まる前】

創作垢を持ってないのでCircle.msのみ動かしていました。

お気に入り数は10人。これだけいたら誰かしらひとりは来るだろうと甘い考えをしておりました。

コミケ当日】

スタイル:当日はクラシカルロリィタの格好で参戦。露出は全くなしです。

設営:ポスタースタンドあり、作品数が少なくて殺風景なのでA4の縁に「話しかけてください!」って書いた紙を入れました。

しかけてくださいの紙を入れた理由は、デザインフェスタっていうイベントで「フォロワー0人スタート!話しかけるだけタダ」的なことを書いてたサークルさんが賑わってたのでそれを参考に。

配置:一次創作イラスト集を出してるサークルが多かった島です。これは私も悪いのですが、当初はイラスト小説で出す予定でした。しかイラストが全く描けないスランプに陥り、小説のみに。めちゃくちゃ浮きました。

結果:0冊。話しかけてくれた方、3名。見本誌をペラペラ捲って「ありがとうございます」って言って皆去っていきました。

コミケ後】

やっぱり横の繋がりがないと私の作品なんて誰も買って貰えないんだな。とにかく涙が止まりませんでした。

酷い鬱と希〇念慮に追いやられ、しまいには食事ができないレベルストレス胃腸炎になり点滴地獄に。

…甘い考えかもしれない事を言います

コミケぶっちゃけ作品がクソでも、可愛い子やおっぱいデカい子が立ってりゃ売れると思ってるので私程度のビジュじゃ売れないなと思いつつも、前回出たコミケでは私の見た目目当てで買ってくださった男性がいたので今回も少し期待しておりました。

が、残念ながら今回はビジュ目当てはおらず。

思えば今までの即売会では、私の中で「作品で売れたい」と言うより、「作品なんてすぐ捨てていいから私の見た目で誰か作品を買ってくれ」「女がエロ書けば誰かしら寄ってくれる」という甘くてクソみたいな考え方をしていたから売れなかったのかな。だったら作品なんて書く資格ないな、でもやっぱり「こんな可愛い子がこんなの書いてるの!?」と思われて商品を買われたいな、と自分自身を攻め続けました。

即売会承認欲求の場として利用していた。

ブサイクがそんなんだから売れるわけが無い。

これ読んでる方々もうわ〜〜〜って思ってそう。だってだってうわ〜って思うもん。

でも、点滴地獄食事も取れなかったある日、

仲良しの子のインスタを見てた時にハッとしたのです。

自己満でいい」

その言葉が何故か深く刺さりました。

の子美人さんでよく旅行に行ってはSNS旅行写真めっちゃ載せてるけど、全部自己満。寧ろバズったら恥ずかしい、他人になんて言われようが自分の好きな事を貫きたいというスタンス女性。私は心の何処かでその子に憧れてたんだと思います

思えば人にいつも合わせてばかりで、承認欲求塗れの人生だった。

だったら私も創作自己満でやってみようかな。

ふと、そう思いました。

見た目とのギャップで売れたいとかいう穢れた承認欲求は置いといて、誰にも買われなくても、誰にも見られなくても自分が心から好きな作品を書いてみよう。

まずは自分自身ファンになってみよう、と。

ビジュもそう。他力本願じゃなくて、まずは自分自分を好きにならないと。

次回の即売会(多分11月コミティアになるかな?)から自己満作品を書いてみようかな、と思います

ここまで読んでいただきありがとうございました。

2025-08-29

朝ドラあんぱん』の

やなせたかしのひとが、漫画が描けない!って悩んでて、

急に一晩でアンパンマン描くんかい!って

いきなり0→1になるの朝ドラご都合主義なの?

この0から1になる苦悩の過程ドラマじゃないの?

なんで急にスランプで何も描けなくて一晩で急にアンパンマン描けるん!?

そうはならんやろ!っていつも思う。

2025-08-22

anond:20250822083157

キキの魔法でジジが喋れるようになっててキキがスランプ魔法が使えなくなったからジジも喋らなくなったって捉えてる人類のほうが多いと思うぞ

2025-08-06

anond:20250805143315

この作品を読んでいる+評価している奴は、ワイのレベルなので敬意を表する。作家一人につき1作品を選出。

  

満点ジャック

  

コブラ

  

I am マッコイ

  

めぞん一刻

  

大純情くん

  

俺は直角

  

タイムパトロール・ぼん

  

熱笑!! 花沢高校

  

サルでも描けるまんが教室

  

生徒諸君!

  

水滸伝横山光輝

  

寄席芸人

  

パタリロ

  

藤子不二雄短編

  

漂流教室

  

ワイルド7

  

ガラスの仮面

  

北斗の拳

  

BE-BOP 海賊版

  

鎌倉ものがたり

  

翔んだカップル

  

双子騎士

  

なんと孫六

  

まんだら屋の良太

  

BE FREE!

  

一撃伝

  

カニバケツ

  

花平バズーカ

  

エリート狂走曲

  

陽あたり良好!

  

銭ゲバ

  

ひみつのアッコちゃん

  

あした天気になあれ

  

じゃりン子チエ

  

硬派銀次

  

傷だらけの天使たち

  

キャプテン

  

極めてかもしだ

  

AKIR

  

サイボーグ009

  

寄生獣

  

Dr.スランプ

  

元祖おじゃまんが山田くん

  

伝染るんです。

  

哭きの竜

  

風の谷のナウシカ

  

スケバン刑事

  

ルパン三世

  

泣くな! 十円

  

マカロニほうれん荘

  

風間やんわり福本伸行奥浩哉など平成以降の漫画家を選べないのが至極残念。

2025-07-13

仕事で何を意識すべきかわからなくなった

いわゆるスランプというのか見失ってるというのか

仕事がなぜか急にできなくなっているように思う

別に全然専門的な仕事ではない。

ただの事務職で、若手でただの下っ端。

別に昇進して責任が増したとか、異動で業務内容が変わったとかそういうのはない

強いて環境の変化をあげるとするなら、上司がこの春から変わったことくらい。

少し癖のある人ではあるんだけど、関係も良好(と思っている)

異動したての去年の方が、あれの次は午前中にこの作業、その間あの人に声かけて、とか、この作業は質>スピードでもOKなんだよな、とか、業務の順序なり重要点なり抑えてたんだけど

なぜか急にわからなくなっていて

なんだか仕事全然手を離れていかない

単純にたるんでるだけかな

周りからも、おいおいどうしたんだよ、と言われ始めたが、自分が聞きたい

周りに迷惑をかけて本当に申し訳ない

だけど頭が回らない

もともとメンタル疾患があるけど(躁鬱)、それがひどくなった、とかそういうのはない(あくま自分体感ね)

けど、なんだかうまく頭が使えてない気がする

えーーーーもう限界なんかなこれ

まいにち仕事憂鬱になっててきちーーーー

2025-06-24

妻の性欲が強くてうれしい

妻とは恋愛期間を含めるともう20年になる。20歳くらいからの付き合いでお互いもう40代若い頃はやりまくってた。子どもが産まれて、しばらくやらなかったころもある。子育ても落ち着いて、二人の自由時間が増えてから、妻からはわかりやすいお誘いがある。

妻は生理時以外普段Tバックを履いているのだが、あからさまに下着姿でおしりを見せることがある。ちょっとした、スカートを履く前とか、お風呂上がりとかそんな何気ないとき。ああ、やりたいんだなとすぐにわかる。

私は妻のおしりが好きで好きで、おしりをさわっているとやりたくなる。胸も好きだけどおしり特に好きだ。妻はそれを知っている。だから見せてくる。

この何気ない仕草信号を送ってくれて、お互いのムード高まると、若い頃のようにやりまくる。お互い在宅の日は1日2回のときもある。もう40代なのでほぼ妊娠しないだろうと避妊もせずじゃんじゃん中出しする。妻の一番奥に出すとき幸福感。万が一できてもそれはそれで授かりだと二人で話しているのでそこは納得している。

勝手知ったる仲なので、お互いの好きなことを話し尽くしているから体調や気分を聞きつつできるときガンガンにやる。マンネリにならないように新しいことも試す。おもちゃは買ってないけど、それは今後どうしても惰性になったときのためにおいてある。

もうふたりとも年齢が年齢だから、たとえ頑張って自分を魅力的に保ったとしても今後新しい若い恋人ができることはない。ニュースによると超お金持ちの有名人ですら若い恋人を作ることは難しいらしいので、我々にそんなことが起こるわけがない。それに、子どもができると年齢が若い子は我が子と重ねてしまうので、正直AVすら見るのが辛い。

妻の、年齢を重ねた裸のほうが燃えるいつまでも慈しみたい。今日はどうしてやろうか、と思う。顔にはシワができてるけどそれはお互いだし、それも愛おしい。

そして、今こんなにお互いの体を知っているからこそできる楽しいセックスを新しい人とまた最初から始めないといけないと考えると、そんなことやってられないし、ああ妻の性欲が強くて良かったなと思う。もうこの年齢になると勃たないこともありそれは妻には申し訳ないとは思うけど、だからといって強いプレッシャーは感じず野球スランプだった日のように「また明日明日」と思えるのでものすごく気が楽だ。

妻の性欲が強くて良かった。今日も思いっき中出して妻のあそこから出てくる自分のものを二人で裸で笑いながらタオルで拭いた。

2025-06-17

日に日に仕事が嫌になっていく

いや、そんなもんだけど

もっと厳密に言えば職場の対人関係

いわゆるバリキャリ的な仕事の仕方だと浮く

求められていない働きはしない方がベター

そんなのは当たり前

周りと雰囲気合わせつつ、粛々とやる方向に切り替える

人と一緒に仕事をする以上、人に合わせることが必要

だけど自分ばっかり相手や周りに合わせてる気がするの、なんでなんだろう

善意が空回りしている気がする

まあ、相手地雷踏んでしまたからかもしれんけど

自分本位で動いてしまたからかもしれんけど

昔はもっと仕事好きだったしキラキラできたのに

最近は頭のなかで、やることの段取りすらできなくなってる

毎日自分が削られているように感じる

デスクワークだし、家から職場までそこまで遠くないのに、身体の疲れがこれまた日に日にやばい

端的に言えばスランプ たぶん

2025-06-11

夢の内容をノンフィクション小説として書いたら怒られた

ちょっと愚痴を聞いてほしい。

俺は小説ワークショップに通っていて、毎回提出課題があるんだ。

掌編もしくは短編小説を書いてくるというもの

そこで俺は先日観た夢の内容をそのまま短編小説として書いて提出した。内容としては、未来人が過去タイムスリップして川端康成に会い、スランプに陥って全く書けずにいる彼にChatGPTを差し出して川端康成がそれを使って「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の一節を書く。

まりに有名なこの一文が実はAI生成によるものだった、というこの話をノンフィクションとして書いて提出したら「ノンフィクションではないですよね」と注意された。

こちらとしては納得いかず、夢で見たのは本当なのでこれはノンフィクションだといっても聞き入れてもらえず、夢で見たという記述がありませんけど?と言われてしまった。

かにこれが夢であるといったことは書かなかった。では夢であると書けばノンフィクションとして提出してもいいですか?と聞いたが、やはり駄目だと言われた。

それはあくまフィクションであって現実ではないからと言うものの、夢で見たことは事実で、フィクションではない。

話は堂々巡りとなって、結局課題はやり直しとなってしまった。

今でも納得いかないのだが、俺は間違ったことを言っているのだろうか?

2025-06-10

スワンプマン問題について

これは非常に興味深い思考実験で、哲学者ドナルド・デイヴィッドソンが提唱したものです。

ある晴れた日、私が沼地のそば散歩しているとします。ええ、私です。

私が、沼のほとりを歩いている。すると突然、空が暗くなり、雷が落ちてきて、私は…まあ、運悪く死んでしまうわけです。

原子レベルで分解されてしまう。

その、まさに同じ瞬間に、すぐそばの別の場所に、もう一発、雷が落ちる。

偶然にも、本当に全くの偶然なんですが、そのエネルギーが沼の泥や枯れ木と化学反応を起こして、死んだ私と寸分たがわぬ、分子構造が全く同一の存在が生まれるんです。

これが「スワンプマン」、つまり「沼男」です。

このスランプマンは、私の脳の状態と完全に同じですから、私の記憶も、知識も、口癖も、友人や家族に対する愛情(のように見えるもの)も、すべて持っています

彼は沼からむくりと起き上がると、何事もなかったかのように私の家に帰り、私の家族食卓を囲み、私の仕事をこなし、私の友人たちと談笑するでしょう。

誰一人、彼が偽物だとは気づきません。

しかし、ここで問題が生じます。このトランプマンは、本当に「私」なのでしょうか?

彼の脳にある「記憶」は、彼自身経験したものではありません。

彼が「お母さん」と呼ぶ女性は、彼を産んだ女性ではない。

彼が話す日本語は、彼が言語コミュニティ学習したものではなく、ただ原子の配置としてそうなっているだけ…。

彼の思考言葉に、「意味」はあるのでしょうか。彼が「沼」という言葉を発したとして、彼自身は沼を見た経験と結びついていない…

沼…ぬま…。

あれ…?

いま、「沼」という字を書いていて、なんだか変な感じが…。

召す…。沼。ぬま。ゲシュタルトが…。

この字、本当に「ぬま」でしたっけ。なんだか、ただの線の集まりに見えてきませんか…?沼…。

スワンプママンも、きっとこんな感じなのかもしれませんね。

彼が見る世界、彼が使う言葉、その一つひとつが、彼にとっては過去経験という裏付けのない、ただの記号の羅列…。

思考思考とはなんだ…?田んぼと心…?どうしてこれで「思考」になるんだ…?だんだんわからなくなってきました

私が今こうして話しているこの言葉も、本当に意味を持っているのか?

私の脳が、ただ過去パターンをなぞって音を出しているだけなんじゃないか

私が、スワンスワップママンじゃないという証明は、どこにある…?

この文字の形への違和感も、私の脳の分子配列たまたま今、そうさせているだけで…。

あれ…?すみません、なんの話でしたっけ。

2025-06-02

昨日は増田に書くことが次々浮かんできたのに今日はなんも思い浮かばない、スランプになったようだ

2025-05-22

クソみたいな自己愛のはきだめ。

とある作家ネット上でもう半年くらい追い続けている。

べつに、その作家のことが好きだから追っているわけではない。

私は同人文字書きの端くれで、私が追っている彼女小説を書く二次創作同人作家

私たちは同じジャンルにいるが表向きはなんの面識もなく、オンオフともに彼女は私のことを知らない。

私が一方的彼女を追いかけている。

と言うとまるでファンであるかのようだが、ファンと私では彼女に向けている思いがまるっきり違う。

私は、彼女が嫌いだ。

嫌いだから彼女のやることなすことを監視せずにいられない、アンチに似た心理彼女のことを追っている。

なぜ嫌いなのか。

理由普遍的かつ単純で、私は彼女嫉妬しているか彼女のことが嫌いなのだ

いや正確には、彼女作品と、それを生みだす彼女の才能に嫉妬している。たぶん羨望に近い。

彼女作品は、私の作品にはない魅力で溢れている。

読み手にすらすら文章を追わせる勢いや説得力があり、個性情熱もある。

彼女の書く話にはまず真ん中に〝感情〟という揺るぎない芯が通っていて、その感情を軸に人間というものが瑞々しくそこに描写されている。

自分なかにある感情が気付けば彼女文章呼応し、自然作品世界に入りこめる。

そういう、強く惹かれる引力みたいなものがあった。

それで、彼女にずば抜けた文章力や構成力があればすべてよかったのだ。

そうであれば私も素直に彼女作品を称賛し、彼女に心酔するファンの列に加わることが出来ていた。

彼女作品に一切の隙がなければ、他人作品に過剰な自意識を持ち込み嫉妬心をいだくような事にはならなかった。

けれど、彼女の綴る文章にはどうしても、『隙』があった。

これなら私の方が、と思わせる、粗探しをさせるだけの隙が見えてしまった。

たとえば、有り体に素人くさいと感じさせる文体単語のえらび方、エピソードが矢継ぎ早に通過していく展開の強引さ、

状況説明台詞に頼りすぎるところや、メインとするモチーフのわざとらしさなんかが、読んでいて私には引っかかった。

それでも、それなのに、とにかく彼女作品は「読みやすい」の一言に尽きた。

自分文章を読み返すときに感じる堅苦しさやとっつきにくさが彼女作品にはなく、自分文章に感じる、くどいと思う描写や言いまわしを、彼女はたった数行の簡潔な表現で読者に納得させてしまう。

私がありきたりにならないようにと頭をひねって考えたストーリーよりも、彼女のありきたりなストーリーの中で光る表現や細工のほうが私には鮮やかに感じた。

「私のほうが」と思える隙があるのに、その隙間を覗けば覗くほど、私のほうが優っている要素が見えなくなった。

彼女作品を読むたび、私は彼女よりもはるかに書けていると思える瞬間と、私は大差をつけられ彼女よりずっと下にいるのだと思う瞬間が交互にやってきて、自信と劣等感でぐちゃぐちゃになった。

そんなふうに散らかった情緒自分の力できれいに整理することは難しく、彼女のことを「嫌いだ」と疎もうとする強い感情が、私にはもっとも手近で易しい感情に思えた。

から、嫌いだ。彼女のことが。

私は彼女投稿するすべての作品ブックマークしているが、ブックマークの設定はすべて非公開にしている。

彼女作品を「好きだ」と評価すること、そしてそう評価した私の存在彼女に知られてしまうのが嫌だった。

それは彼女の才能の前にひれ伏し、負けを認めることと同等の敗北感があってただ、悔しかたから。

彼女ツイッターにしてもそうだ。私は彼女ツイッターを非公開リストにいれて観覧している。

私が彼女フォローして、彼女から私にフォローが返らない可能性を考えると耐えられない。先にフォローをしたほうがきっと負けになる。だから死んでもフォローはしたくなかった。

彼女ツイッター投稿する作品いいねRTで触れることもしない。いいと思ったものは黙ってローカルに保存した。

負けたくなかった。

彼女作品が好きだけど、彼女作品を好きだと感じる瞬間は嫌いだ。

キャラクターのえがき方や心情の拾い方が絶妙だと思うけど、同時に、文章力がその熱量に追いついていなくて拙いとも思った。

しかしその拙さは、言い換えれば小説をあまり読まない人から見ても読みやす文章ということでもあり、そのまま共感感情移入のしやすさでもあった。

まり彼女は、ちゃん小説が上手いのだ。技術などは関係ない。彼女小説が上手い。

書きたいドラマテーマを人に伝える才能がある。私よりも。

多分、彼女の書いた小説を読んだ瞬間に本当は、私は圧倒されていた。圧倒しきるほど完全ではないのに、それでも力押しで圧倒してきた。そんな経験は初めてで、それがとにかく悔しかった。

彼女のような作品を私の技術で書けるようになりたい。でも模倣はしたくない。彼女に影響などされたくない。彼女の書く作品とかけ離れたものを書いて、上回りたい。そう思う時点ですでに影響されている。嫌だ。負けたくない。

『負けたくない』

彼女への執着の根幹にあるこの「負けたくない」という対抗心こそが、とにかく厄介で私を惨めにさせる。

だって彼女の方は、端から私と勝負なんかしていない。

私の感じている、勝ち、負け、という卑しい価値観彼女の中にはなく、そもそも彼女は私の作品など読んですらいない。

私は彼女に負けたくないが、

彼女は私のことを知らない。

最初から勝負になっていないのに、強すぎるプライドと折り合いをつけられずに独り相撲をしているだけの間抜けが、つまりなのだ

少し話を変える。

私は彼女が設置している匿名感想ツールに、よくコメントを入れる。

お題箱や質問箱やマシュマロなんかの匿名ツールというのは、一人のファンの連投によって、無数の信者存在作家幻視させることが可能ツールだと私は思っている。

そして私も書き手の端くれだからアマチュア作家が言われて嬉しいこと、作家が読者から訊かれたいこと、そういうのはだいたい分かる。理想的匿名コメントというものを作り出せる自負もあった。

から私は、匿名メッセージから彼女純粋信者を装い何通ものコメントを送った。

あるとき彼女作品のおかげでこのジャンルCPにハマった新規ファン

あるときは昔から彼女作品を追い続けてきた古参ファンにもなった。

それから創作ルーツについての質問や、彼女作品にだけ感じる唯一無二の個性、工夫された演出や、タイトルと内容のリンク、読者に気づいてほしいであろう描写や箇所を、

すべて小出しで拾って「ちゃんと届きましたよ」と都度、読者からのアンサーを返してやった。

おおよそ作家が喜びそうな意見を私はいくつも彼女に送った。

それらすべてが私一人からの打算のコメントであることを知らずに、たくさんのファンに向けて何度も「ありがとうございます!」「そんなふうに言ってもらえて嬉しいです…」と答える彼女を見て、せめてもの優越に浸りたかった。

私は一度だけ、その匿名ツールからさりげなく小説を書くのは好きか」と彼女に訊いたことがある。

彼女は迷いなく、書くのが好きだと答えた。

うまく書けなくても、理想に届かなくて悔しくても、書くのが楽しいから書いてしまうし、きっとこれからも書き続ける。そう言った。

この模範回答にも私は打ちのめされ、嫉妬で頭が燃えそうになった。

彼女小説を愛し、小説からも愛されていることを知り、心の底から彼女を憎たらしく思った。

私はちがう。手段として書きたいと思うことはあっても、書くことが好きだと感じたことはない。むしろ書くことは辛いことだ。

書くという行為こちらに寄り添ってくることはなく、「自分は息をするようにこれから小説を書き続けるだろう」と根拠なく信じることなんかとても出来ない。

なのに彼女は書くことが好きだと言い、創作を信じ、私にはとうてい書けない小説を楽しみながら書いてみせる。まるで物語主人公だ。

大きく差が開いていく感覚を味わいながら私はまた彼女作品を読みにいって、私より劣っている要素をあげて安心しようとするけれど、

そのたび私よりも優っているところばかりに目がいって結局、コントロールできない感情けが重くなってどうしようもなくなる。

私がこれほど彼女作品を読み返しては否定と肯定に挟まれて息苦しくなっているというのに、とうの彼女は私の存在も、作品も知らない。

彼女ツイッターなどで、良いと思った作品は気軽に共有し、前向きにその感想を述べる(こういうところも、卑屈な私とはちがう)。

私の作品は一度も彼女に拾われたことがない。

私は彼女ブクマ作品も定期的にチェックするが、いつ見ても彼女ブクマ一覧に私の作品があがることはない。

彼女は私の作品を読まない。

しかすると、同じジャンルいるか名前くらいは目にしたことがあるのかもしれないけど……でも多分、彼女にとって私の名前などは、意識に留まることもないつまらない文字列にすぎないんだろう。

それでも、「私を知って!」とこちから声をあげることはできない。

だって彼女は一度も、私に「私を見て!」と言ったことはないから。

やっぱり心では、私は彼女に認められたいのだ。

私を圧倒していった彼女という存在に近づきたくて、対等になりたくて、私を見つけてほしい、知ってほしい、認めてほしいという気持ち根底にある。

そして思いどおりになってくれない彼女のことを、恨めしく感じている。

……なんて言い方をしてしまうと誤解を生みそうだが、この心理は『だから本当はあなたが好きなの』と言えるような可愛いもんじゃない。

好きと嫌いは裏表だとか、そんな収まりのいいものでも決してない。

きじゃない。言い切れる。嫌いだ。大嫌い。

彼女が「スランプで書けない」と思い悩む発言をすれば私は「やったあ」と思うし、

逆に、今は筆がのっている、書きたかったものが書けていると満足する様子を見せられると、焦燥を感じる。

途中まで書いていた話がどうしても気に入らなくてボツにしたと嘆く彼女を見て、一歩前に出たような気になって嬉しくなった。

彼女作品ブックマーク数が増えていくのを確認するたびつまらない気持ちになって、

私以外のだれかが彼女に送った匿名メッセージの絶賛コメントを見ると、そのすべてを否定したくなって腹が立った。

創作に関するマイナス感情ネガティブ思考で落ち込んでいる彼女を知れば、いつまでもそうしていればいいと胸のすく思いがする。

これが嫌い以外の何だというのだ。嫌いでなければこんな悪意は生まれない。

いっそ、彼女作品がなくなればいいのにと思う。でも作品を消されるのは嫌だ。

彼女にどこかにいなくなってほしいとも思うが、私の追えなくなるところに消えることはしないでほしい。

もう無茶苦茶だ。

そんなに嫌なら見なければいいのに…と呆れる(あるいは唾棄する)意見一般的で、健康なのは分かっている。

だけど、こういう執着をそれでも続けてしまう人はむしろ、現状から楽になりたいからこそ、原因となるものを断ち切れないんじゃないかと私は思う。

私は彼女の才能を認められずに、必死になって彼女を妬んでいる。それはひどく不様で惨めなことだ。自分が惨めであることを自覚しながら生きるのはつらい。

からその〝原因〟を自分の中で貶めることで、少しでも惨めさをやわらげて救われたい。貶める要素を見つけるために彼女言動を追いかける。

楽になりたくて、楽じゃない感情にせっせと薪をくべている。

馬鹿みたいだな。

分かっていてやめられないんだから救いもない。

きっと私が彼女に正面から偽りなく本心を伝えるか、彼女から好きだと告げられることが、私の思いえがく理想のゴールなんだろう。

いや、本音後者のほうか。

彼女から好きだと熱烈な告白を受け、抱擁でもされようものなら、その瞬間に私の中にわだかまっているぐちゃぐちゃが全てすがすがしいものに変わる気がする。

そのとき私を満たす思いは、『勝った』という勝利の喜びだろうか。分からない。想像がつかない。

何にせよ、そんな日はどうせ来やしない。昨日も今日明日も、彼女は私を嫌うことすらしない。

すべてがむなしいまま、なにも変わらず続いていくだけだ。

彼女は今年、とある同人イベントに出る。

めったにオフ活動をしない彼女の、それが当面の、最後になるかもしれないイベント参加なのだそうだ。

そのイベントに足を運んで、彼女の姿を一目、この目で確認してみようか。

私はずっと、それを迷っている。

2025-05-08

漫画の葬送のフリーレンは、ずっと更新が止まったままだな

最初アニメ製作への関与が大きくて、一時的休載が多いんだと思っていたけど、それだけでは無さそうだ

スランプ体調不良で無ければいいけど

編集も、これほど売れている漫画から下手な扱いはできないだろうし、未完にするわけにもいかないだろうから、色々と手を打っているんだろうな

2025-04-28

anond:20250427233257

トイレット博士』。それ系だと『Dr. スランプ』も割りとそうかな。まあDr. スランプトイレット博士よりは全然活躍してるけど。

2025-04-05

YAIBA昭和を感じられる最後作品な気がする

コナン 1994年平成6年

YAIBA 1988年昭和63年1993年平成5年

 

昭和後期の漫画アニメの特徴として

ギャグのノリがテレビお笑い?のノリを強く受けてるんだよね

自分がその時期に生きてないからだと思うんだけど、今から見るとすごく独特で昭和臭く見える

例えば

Drスランプアラレちゃん 1980年昭和55年〜1984年昭和59年

うる星やつら 1978年昭和53年〜1987年昭和62年

でもこのノリは感じられる

ドラゴンボール 1984年昭和59年〜1995年平成7年では途中でこのノリが消えていたか

平成突入であの独特なノリは消えたんだと思う

(読んでないけどハイスクール!奇面組あたりがその最たる例だと思う)

 

わかりやすい特徴

オーバーリアクション、ずっこけ

・指を立ててツッコミ

顔面だけ濃くなる、2頭身

・ニヤケ面、変な顔

タレントネタ

・歯が飛ぶ

これらがどこから来てるかわからないけど、今見ると奇妙で狼狽してしま

たぶん若い人には逆に違和感ないんだろうけど

2025-03-19

部外者からのクソバイスは地面に掘った穴に埋めておけ

脱サラして漫画家を目指し始めたアラサー兄弟がいる。

一つも描き上げない漫画家志望者が多い中、壁打ちの様に何作も読切を描き続ける努力はとてもすごいと思う。

でも最近絵が荒れていて病的な感じがする。成長の踊り場と本人は言っていたがスランプなのかもしれない。

アドバイスを求められて答えると不機嫌になって家庭内で荒れるんでなかなか本人には言えないけど、ここでひっそりと吐き出させてほしい。

もっと時間をかけて線を丁寧に描いた方がいいと思うよ。絵がまだ上手くないのは仕方ないかもしれないけど、下手でもいいから頑張って背景を描いてみようよ。白い背景にバストアップと顔アップの連続は本当に読んでいてきつい。

セリフモノローグじゃなくて絵とエピソード表現してみたら?有名作品の完全模写をしたら雑誌掲載レベル書き込み量や密度がわかるんじゃない?今は上京しなくてもデジタルアシスタントってのもあるんだから一度やってみたら実際の仕事に求められる質や量、スピードを肌で感じられるはず。

難しくて描けないものも頑張って無理矢理でも描けば描けるようになる。君ならできるようになる。だからもっと挑戦してみようよ。

真面目に真剣にひたむきにやり続けることは本当に素晴らしい。でも自分の描けるものしか描かない、惰性で続けているうちは大きく成長することはないと自分は思う。「頑張ってる」は主観であって、客観的に見れば「雑」で「背景の白い漫画」。下手でもいい、せめて丁寧に絵を描いてほしい。

本当はそう言いたいけど、本人からしたら素人部外者無責任にうるさいこと言ってるだけだし自分でも書いててクソバイスすぎる。

今ぎりぎりで頑張ってる人にもっと頑張れなんて、絶対に言えない。言えるわけがない。

こんなクソバイスは誰にも聞かれないよう地面に掘った穴にでも埋めておけ。

2025-03-13

anond:20250312083405

増田です。

皆さんどうもありがとう

これをスランプって言うのか。

創作ってすごく楽しくて、アドレナリンバドバ出るから、その状態になれない、出来てたことが出来なくなって、老いたなー…と終末気分になってましたが、一時的ものと考えてみます

気が楽になりました。ありがとう

2025-01-30

anond:20250130131910

少女漫画、また、女性向けの漫画は以前から長いスランプに入っていたと思う。きっかけはフィールヤングドラマ化あたりから

もう、ドラマ目標にするのやめにした方がいいよ

2025-01-11

画力の低い原作者同人誌を参考にして修正したエピソード実在する

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E5%B1%B1%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%86%E3%81%8D

一方、画力に難があることは本人も自認しており、キャラクターが上手く描けないでスランプに陥った時、たまたま入手した自作品パロディ同人誌を参考にしてキャラクターデザイン修正したというエピソードがあったり[4]、一時期アシスタントとして修行していた時に「片山くんは一生懸命線を引く練習をしている(そこから勉強しなければならなかった)」と報告されたという逸話も持っている[5]。

2025-01-06

日本職場おかしななところ

ブラックだったりヘンな慣習があったりと、色々とめんどくさい日本仕事習慣。

ふと思いついたので、何がめんどくさいか考えてみた。

管理職

まず、日本管理職全般問題から


先述した通り、日本では管理職は同じ組織現場プレイヤーから引き上げていく。

当然ながら、MBAなどでマネジメントスキル習得する機会もほぼない。

そして現場仕事は優秀でも管理業務は得意ではない、という場合が少なくない。

また昇進には拒否権がないかったり、逆に現場プレイヤーに戻ることもできない場合が多い。


これが災難を生むのである。そう、「自分感覚他人管理しようとする」のである

やる気も能力も体力も自分と同じと考えてしまうので、それを当たり前と思っていたり、ひどい時には部下に自分と同じパフォーマンス強制するのである


やる気・成長意欲といえば、それを押し付けがましく喧伝してくる管理職存在がうっとうしい。

日本では、ある程度までは年齢や勤続年数に応じて自動で上がれるケースが多いが、

・それより先を目指したい

・早く出世したい

昇進試験がある

場合人事権を持つ上司にやる気を認められる必要がある。

なので、「やる気のある管理職」が生まれるが、これが問題なのだ

やる気があるのが当たり前?

当然だが、全員がやる気にみなぎっているわけではない。

やる気のない人はそれなりに多くおり、仮に当初はやる気があっても時間で低下することも大いにある。

やる気のない人を自己都合退職誘導するなどして排除したとしても、環境などの変化でやる気のない人は一定数出る(要するに2:6:2の法則)。

ところが、日本職場はこのような「やる気のない人」を認めないのである


かにパワハラセクハラ機密漏洩警察のお世話になるなど迷惑行為を繰り返す人は退場してもらった方が賢明だろう。

しかしながら、恐ろしいことに「みんながやる気を持っている」と錯覚しているのである

日本型の管理職はただやる気がない人(指示されて与えられた仕事はする)もいないものどころか「あってはならないもの」として扱うのである

あるいは、そのように見える人がいたとしても一時的スランプに陥っているだけと思い違いをしている。

なので、やる気のない人に対しては「仕事やりがいや楽しさを伝える」「責任感を出すよう指導する」ことしか考えていない。

何とかしてやる気を引き出そうと考えているようだが、ないものはない。

契約しているだけの時間仕事をするから、その分の仕事だけ割り振って後は放置してくれた方がうれしいのだが、そうは思わないらしい。


このような人たちは、やる気のない人に対して必ずこう言う。

「将来(基幹的な役職仕事)をしたいんでしょ?」

大変だから将来もやりたくない。だからその通り答えると

「でもこれはやったほうがいい」

と返す。なんなんだ。仕事報酬仕事というのもいただけない。


面接では一生懸命やりますって言ったでしょ」…これもよく言われることだ。

だが、これは「言った」のではなく「言わされた」のだ。

となると、答えは「言わされましたが、あれは嘘です」となる。

ところで、やる気がないのを表現する場はどこにあるのだろうか。

年度初めの挨拶で「やる気がないし定時に帰りたいのであまり仕事は任せないでください」と公言すべきか。

本当にみんな成長・昇進したいのか?

やる気とほぼ同意義の言葉に「成長」というものがあり、その成果としての昇進があるそうな。

やる気がない人の存在が認められないのであれば、仕事を通じて成長したくない人や昇進したくない人の存在も認められなくなる。


言い換えると、金をもらうかわりに一定時間作業しているという労働目的理解しない人が多いのである

もっというと、生活(と休んで遊ぶため)に必要な金が手に入ればそれ以上の労働必要ないということが理解できないのである

なぜか、労働やりがいだの奉仕だのとよくわからないものを取りつけ、それを他にも強要するのである

なので、早出残業が推奨されるし、休憩時間労働に励むなどの姿勢が好まれる。

逆にいえばon-offをはっきり分けて所定時間外は労働しないという姿勢は好まれない。


昇進についても同様だ。昇進することが唯一のアイデンティティとなっており、それ以外の価値観が認められない。

まり、昇進はせず、仕事はそこそこにとどめて定時に帰り、家でのんびりするという価値観が認められにくいのである

かに欧米でもエリート層はバリバリ働き、ほとんど休みがないのは事実だ。

しかし、それは対価を十分に払った一部のメンバーに限られる話だ。そしてそれも始めのうちにどちらになるか決まっている。

日本場合、全員がエリート層を目指す前提となっていることが問題なのである(人数が多くなるので、給与も低くなる)。

もちろん業績などによってどこかで昇進は止まるが、それは40-50代と遅い時期になる。

入社時か、せめて25-30歳でコース分けし、バリバリ働きたい人はどんどん昇進し、そうでない人はのんびりというわけにいかないのだろうか。

職場業務ガシャ

日本では「総合職」といった職種限定しない枠組みで人を集める場合が多い。

このため、どこで勤務するか(そこまで通いやすいか、そこでの人間関係はどうか)は赴任直前までわからない。

業務も同様で、赴任して実際に割り振られるまで何をするかわからない。

業務内容は日によって変わることもあるし、突然降ってくるのが常態化していることも多い。

というか、各従業員業務が割り振られていても、それは便宜的なものであるケースもしばしばある。

一応希望は聞くも「希望は通らないと思います自分の成長のためと思ってください」と。だったら聞くなよ。


一応労働契約書があり、業務内容も明記されてはいものの、結構漠然としている。

また、「その他当社に関係する業務」などと記載担当業務を無制限に広げることが横行している。

人を増やして業務分散すればいいのに、なぜか限られた従業員業務を集中させるのも不思議な点だ。

業務内容が全くわからない募集の段階ではなおさらで、「未来を作る仕事」「成長できる仕事」などとふざけたことを抜かす。

おそらく、業務外の飲み会など、「給料は出ないけど仕事のうち」という価値観もこれが原因と思われる。

年功序列もその結果の一つであり、新人や若年者に雑用やら難しいことやらを押し付けるのが流行っている。

やはりこれも「あなたの成長を期待してあえて難しい仕事を与えている」という建前がある。


管理職の項目にも書いたが、なぜか「与えられた仕事時間だけする」という労働本質理解されにくいのも変なところだ。

時間仕事をする人」を見下し「成果で仕事をする人」が正しいと考えている。

雇用契約では時間給与が出ている。成果で仕事するのは委任契約とかフリーランスの方だが。


なので、資格や専攻分野は法律で定められたものを除き参考程度にしかならず、やる気だのコミュニケーション能力だのと変なものばかり推すようになる。

転属もありいろいろな業務を浅く広く経験して管理職に上がるキャリアパス一般的だ。本人の適性はほぼ考慮されない。

ちなみに、これに年齢と比較した経験値判定が加わってくるのが新卒偏重の原因となっているそうだ。


これは法律資格保持者しか従事できないようになっている職種も同様だ。

資格関係する業務のみ行っていればよいわけでなく、無資格者でも可能業務やらせパターンが多い。

従業員同士で遠慮しあって足を引っ張りあう精神

労働者の権利権利である行使する条件を満たしていれば行使して全く問題ない。

例えば有給休暇は、6カ月以上8割以上の出勤率で5日以上付与せねばならず、労働者は利用できるようになる。

もちろんそれ以前から付与したり定められている以上に付与した場合労働者は自由に使える。

時季変更権はあるが、かなり条件は厳しい。


さて、労働者と経営者は利害が対立するのは当たり前だ。権利行使されると人員調整をすることになるからだ。

から経営者が嫌な顔をするのは理解できる。しかしながら、ここ日本ではなぜか同じ立場労働者が足を引っ張ってくるのである

有給休暇だけでなく病気休暇などあらゆる面でお互い足を引っ張っており、経営者に都合がよいようになっているのである

色々な建前はあるが、要するに権利を使う人が妬ましいのだろう。「みんなで不幸になろうキャンペーン」とも呼ばれていたっけ。

下手すると「人間性」だのと持ち出して権利を使う人を批判するようになる。

これが行き過ぎると、「権利を使うのは仕事ができるようになってから」ととんでもない基準が出来上がってしまう。


この精神が、穴が開かないこと前提の無茶な計画を押し出すことになる。

誰でも病気にはなるし、機械は壊れる。なので計画に穴が開くことは避けられない。

しかし、日本ではなぜか全員が最大限稼働していることを前提とした計画が組まれしまう。

当然この計画簡単破綻するのだが、破綻しないように監視しあったり、負担を強いるなどして無理やり押し切ろうとしている。

人を増やすか余裕を持った計画にすればいいのに。それで会社社会が潰れるなら潰れてしまえばいいのに。


おそらく同じ原因だろうが、「社会は厳しくあらねばならない」という謎の価値観がある。

別に緩くても何も実害はないのに、勝手に厳しさを演出しては人を縛り付けて自己満足に浸る。

それだからか、労働環境改善リストラ格差社会予兆不安視しだす。

うるさいお客様

うるさいお客様、要するにクレーマーがいて会社側が折れてしまうことも原因といえる。

もちろん海外でもクレーマーや無茶な要求をするお客様はいる。しか会社側が毅然と断り、ひどいようなら出禁にして対応している。

一方日本は長らく要求のんできた経緯があるため、お客様調子に乗るのである。結果、サービス範疇にないことや無料サービス強制されるのである


労働者の権利を主張する最後の手段ストライキなのだが、それを迷惑行為判断するのも日本人らしい。

というか、「権利を主張する人がしてくるサービスなんて嬉しくない」というお気持ちしか考えられないのも不思議なところである

あくまサービスは対価にと交換で定められたことをするだけのはずで、そこに気持ちはないはずだが。

正社員で40年

極端な正社員信仰おかしい点である

自分の適性がわからないうちからナビサイトが流布した与太話につられて手探りで自分史やら意図不明面接やらがある就職活動を始める。

既卒者になったら一気に不利になる(だから意図的留年することもある)のはよく知られた話だ。


他の分野が合いそうだからと別の大学に入りなおすのも認められない。

一旦辞めて世界旅行をするのも異端児扱いされるのも変な話だ。

とにかく懲役40年(それ以上か)を過ごすことは日本人のステイタスらしい。


今はそうでもないが、昔は成人男性が平日昼間に外を出歩いていることがおかしいこととされていたらしい。

その証拠団地ふもとの公園ビールをすすっていたら通報されたらしく職務質問にあった話があるとか。

実害なんてないからほっとけばいいのに、なんで干渉するかな?

おわりに

以上、日本職場おかしなところを並べてみた。

おそらくみなさんが感じていることと大差ないと思うが、いつになったら改善するんだろうね。

改善法としてはジョブ採用あたりだろうか。

2024-11-14

anond:20241114081805

でもOPSで見るとセリーグ14位

巨人なら岡本、丸に続く打者だし

序盤の大スランプがあったから上積みも期待できる

サードも守れて守備評価も高い

と考えるとそこまで悪くないのかも?(´・ω・`)

まあ去年は球界全体が打低過ぎたよね(´・ω・`)

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