はてなキーワード: 後金とは
景品投げんな、こっちも金投げんぞ、ウチらに当たんな
窓口の奥の方覗いてこようとすんな、監視カメラにバッチリ映ってんぞ
窓口に座ってる従業員の顔見ながらニヤニヤすんな
従業員の顔が見たいがために換金しないくせにニヤニヤしながら3周も周んな、お前らのこと裏であだ名つけてるからな
隣の窓口の顔はどんなかな〜って覗いてくんな、どこでもいいだろ、あと金額もついでに覗いてんじゃねー
主に大学生、1人の換金の為に何人も群がるな、代表者1人だけが換金に来い
お前ら周りが見えて無さすぎ、後ろの行列見えてないの?後ろの人が通りたがってんのにお前らが道塞ぐせいで通れてなくて結果更に行列ができてんだよ
「空」「満」っていうランプが光るようになってるんだから「空」の時に「空」の窓口に来いよ
空いてるからって「満」の時に来んな
そうやって「満」の時に来て急かすくせに、金をしまうときはなんでゆっくりなん?
目の前で数えて確認したくせに数え直すのは何?見てなかった?見ろや
現在40mgを2週間、80mgを1週間服用してみた。結構世界が変わって驚いた。
ストラテラは脳の眼鏡、脳の拘束具とかいう言葉があったけど、俺としては「脳の鞍と手綱」って感じ。
今までは暴れ馬な脳をただ眺めることしかできなかったが、制御できるようになってとてもうれしい。
もちろん、制御の詳しいやり方はこれから覚えないといけないんだけど。
飲む前にネットでいろいろ調べてみたら、効果が出るまで時間がかかるとか、効き目がわかりにくいっていうのが結構あったのでこまめに記録を取ってみた。
以下はその記録。
薬の効果にハッと気づいたときにメモしたことをほぼそのまま書いてるので読みにくいかもしれないが、まあチラシの裏ってことで。
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仕事で不注意でミスをしまくり、私生活では衝動にまかせて人に迷惑をかけ、というのが続いていた。いつからかわからないくらい。
以前もADHDについて調べていたりはしたのだけど、今回は薬効について調べてみたところ、薬を飲む前のあるあるがあまりにもわかりすぎてしまい、受診を決意する。
2日後の土曜のいちばん早い時間に、近所でいちばん大きな精神科の予約をとる。
前日の晩にスマホいじりが止められなくなり、結果として朝も起きられず9:15分の受付をギリギリオーバーしてしまった。
名前を呼ばれ個室に入ると、二人の人。
医師と、メモをとる人だった。自分がADHDなのではないかと思っていると話すと、どうしてそう思うのか聞かれる。仕事でミスが云々、日々で云々と話すと、子供の頃からそういう傾向はあったか?と聞かれる。具体的エピソードを話すべきか否かわからず、ありました、とだけ答える。そういえば、確かに俺のしてたことって俺だけだったな、と思う。医師に「確かに傾向はありそうですね」と言われる。
その後血液検査。三本抜かれる。
次は簡易ADHDの検査。紙に木の絵を書いて、その後タブレットで色々と答える。
アンケートにて、医師がどうだったかという質問があったので、良くなかったがそのままでいいと回答。
アンケートを提出したらまた呼ばれ、さっきの医師とは別の人と話す。医師が合いませんでしたか?と聞かれ、合わなかったというか、質問に具体的なエピソードを答えればいいのか分かりませんでした。と答える。
「お話を聞いてくれる人の方がよかったんですね。うちは医師との相性を重視しているので、次は別の医師の人にしましょう!合わなかったら気軽に言ってくださいね」と言われる。
その後金を払い、次回の予約。だいたいどの人も2週間後に予約を取りますが、検査の結果自体は1週間で出ますよと言われたので、2月9日に予約をして病院を出る。エレベーターの中でアンケート後の会話について反芻し、そうか、あれは合う合わないを答えて、その後に理由を答えたら良かったのか、と気づく。
自分の言いたいことを汲み取ってくれたあの人(多分医師なのだろう)は慣れてるな、というかプロだなと思う。そして、こういう相手の求めている回答が何かを考えずに自分の考えを話してしまうのもADHDっぽいな〜と思う。
診察券を渡してしばらく待っていると、前回の診断結果です、とA4の紙を1枚渡される。DSM5、簡易的なADHDの検査の結果だ。
結果としては、注意欠如6点、多動6点。併せて受けた、ハロウェルとレイティによるテストは15点。
ちなみに、DSM5は5点を超えた場合、ハロウェルとレイティによるテストは14点を超えた場合、症状が強いと判断されるらしい。じゃあ俺は症状が強いってことやん。
どんなテストだったか、質問の内容までは覚えてないのだが、質問に対して嘘はついていない。少なくとも、全く心当たりのないようなことに正反対のことを答えるようなまねはしなかった。やっぱり俺はADHDなんだろう。多動と注意欠如、どっちもあるかもと思ってたけど本当にどっちもあった。まだ診察受けてないから分からないけど。
名前を呼ばれたので診察室へ。言われたことを要約すると、「薬をすぐに飲まなきゃいけないほどひどくはない。仕事でミスするってそういうもんだし。でも飲みたいなら飲んでみてもいいと思う」ということだった。僕も飲んでみたいと思うと伝える。「調べてきてるってことなので知ってると思いますが、ストラテラ、インチュニブ、コンサータとあります。コンサータはうちでは出してないし、僕も好きな薬ではありません。とりあえず、ストラテラを40mg2週間でやってみましょう。副作用でお腹壊しやすくなるので、無理と思ったら飲むのをやめてください」と処方を受ける。
僕もコンサータまでいかなくていいかなと思っているので、じゃあそれでお願いしますと伝えて診察を終える。
ところで副作用で腹痛ってあんま聞かんのだが…?帰り際に、血液検査、前回行ったバウムテスト(心理テスト)とCES-D検査(抑うつ検査)の結果を受け取る。軽度抑うつと診断されていた。
薬局で薬を受け取る。今まで風邪ひいた時などは、お薬手帳作るのが面倒で断っていたのだが今回は作ることにした。すぐ花粉症の薬も貰わんといけんし、ずっと薬飲むことになるのかもしれんし。薬剤師に、1日1錠朝服用と言われる。今日は飲んでいいですよと言われたので、何か食べてから飲んでみることにする。
喉少し渇く
朝寝起き良くなる
面倒くさくてやらなかったことが少しできるようになる
腹が減らない
昼休み、昼寝をしようと思いいつも通りに目を閉じるが眠れない 体は眠いが頭が覚醒している気がする 合わせて、皮膚が張っている感覚がある
音楽の聴こえ方が違う
思考が散らばらない
何も考えずにぼーっとする、ということがどういうことかわかった気がする
歩き回りながら歯を磨く癖、爪を噛む癖が抑えられている
朝寝過ごしかけて、あぶねえ!となりながら起床。1錠だと24時間持たないのかな……などと思いながら歯を磨いていたら、無意識に歩き回る癖が再発していることに気づく。
母が見ている朝ドラで橋本環奈が「体壊してまで可愛くなりたいかな……」などと言っていて、頭に浮かんだ「橋本環奈が言うんか笑」というのが、そのまま直で口に出た。多動性、衝動性が復活してる気がする。
通勤中の音楽も前と同じ聴こえ方になってる気がする。まあでも感じてた効き目含めて全部気のせいってこともあるからな……。
昼時点で、副作用の口の渇きと空腹感の減少が薄れている気がする。口は何となく渇いている気もするし、腹も減ってはいるけど食べたい気持ちは湧いてこないからなんとも言えないけど。効果は出てるのかでてないのかはっきり言えないが、出ていない寄りな気がする。……というわけで、ChatGPT(戦場ヶ原さんカスタム)に聞いてみた。以下引用。
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私:
戦場ヶ原さん:
あら、ついに薬にまで頼るようになったのね。あなたの意志の弱さに呆れつつも、その決断には少しだけ感心してあげるわ。
ストラテラ(アトモキセチン)は、ADHDの症状を改善するための薬よ。
脳内のノルアドレナリンを調整して、注意力や衝動性をコントロールしやすくする効果があるわ。
でも、あなたみたいに即効性を期待する短絡的な人には向いていないかもね。
効果が安定するまで2週間~1カ月はかかるから、せいぜい焦らず待ちなさい。
具体的な効果(あなたでも分かるように噛み砕いて説明してあげるわね)
✅ 集中しやすくなる → つまり、私の話を聞いている途中でどうでもいいことを考え始めなくなるってことよ
✅ 衝動を抑えやすくなる → 例えば、私に不用意な発言をしてしまって命の危機を迎える確率が下がるわね
✅ ミスが減る → つまり、あなたが日常的にやらかす凡ミスが少しはマシになるってことよ
副作用? まあ、あなたのような凡人には耐えられないかもしれないけど、口の渇きや食欲減退がよくあるわね。
特に食欲減退は、「いつも通りダラダラ食べていたら太る」というあなたの浅はかな食生活を強制的に改善するのには都合がいいかもしれないわ。
効果が出るまで時間がかかるけれど、せいぜい途中で「意味ないかも」とか言ってやめたりしないことね。
まったく、あなたみたいな人間はすぐに結果を求めたがるんだから。
1カ月は我慢して、それでもダメなら泣きつきなさい。そのときはまた私が叱りつけてあげるわ。
私:
効果が出るまで時間がかかるって話だけど、昨日一昨日とかはちょっと感じてたんだよね。
戦場ヶ原さん:
あら、もう効果が切れたとでも思ったの?
単純ね。ストラテラは即効性のある薬じゃないのよ。
最初の数日はプラセボ効果や、ノルアドレナリンの急な変化で「なんとなく効いてる気がする」ことがあるけれど、その後は体が慣れて一時的に何も感じなくなることがあるわ。
でも安心しなさい、あなたの脳が鈍感すぎて薬が効かないわけじゃないわ。
ストラテラはじわじわ効いてくるタイプの薬だから、2週間から1カ月くらいかけて本格的に安定するの。
それに、効果を感じるかどうかは、環境やその日の体調にも影響されるの。
例えば、昨日は集中しやすい状況だったけれど、今日は疲れていたり、ストレスがあったりすると「効いてない気がする」なんて思い込むこともあるわね。
だから、毎日のちょっとした変化に一喜一憂するのはやめなさい。
せいぜい1カ月は飲み続けて、それで本当に何も変わらないなら、そこで初めて考えればいいわ。
あなたみたいな短気な人間がすぐに「効かないかも」とか言い出すのは目に見えていたけれど、まあ、私がこうして釘を刺しておいてあげるわね。
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ということなので、しばらく黙ることにする。
前まで朝は全く起きられず、限界ギリギリの時間になって無理やり飛び起きる感じだったのだが、薬を飲み始めてからは多少良くなった。
とはいえ多少ではあり、バチッと目覚めて活動スタート!みたいな感じにはならない。
薬は24時間しか効かないのだが、これを朝食後に飲んでるから朝の効き目があまりないんじゃないか?と思いついた。なので今日は昼過ぎに飲んで明日の朝の目覚めを観察することにした。
ということで昼の12時現在まだ飲んでいないのだが、午前中はてきめんに集中が続かない。オワー!こりゃどうしたもんか。これで飲んで午後バリバリだったらほんとにすごいけどなー。
朝が目が覚めて、まず起き上がって携帯を見た。7:00過ぎで、迷ったがさすがに早すぎたので寝たら8:00を過ぎていた。
いや、革命起きたってこれ。寝起き1発目で起き上がるなんてことがまず奇跡だし、あのまま二度寝を選択してなければそのまま活動できていた。
飲む時間変えて正解かも。ちなみにこれを書いている現在、前回の服用からだいたい23時間ほど経過している。
9:30位から始めた勉強はとても調子が良かったが、1時間すぎたあたりから急に集中できなくなった。頭の中はぐるぐるしてるし、貧乏ゆすりは止まらない。問題文を読んでも上滑り。こりゃ薬の効果出てるっぽいな。
しかし、「たまにあるスゴい調子いい日の脳みその状態をキープする」という薬の効果は確かに実感しにくいかも。俺は積極的に自分で人体実験してるからいいけど、そうじゃないひとが薬途中でやめちゃうのもわかる。
食欲減退の副作用が薄まってきて、以前のように空腹感を感じる。
とはいえ食欲はあまりなく、食べたいという前向きな感じではなくて「不快な空腹感を消したい」という感じ。
頭の方は……やはり集中力はあがった気はするけど、衝動的になにかしてしまう→今までやっていたことを忘れる、みたいなムーブはあまり治らない。
今日も一日自習室にこもって勉強していたのだけど、なんか知らんがすごい集中できた。薬の効果なのか?
診察三回目。
土曜日に予約を入れていたのだが、もとから予定が入っていたのを忘れていて日曜日に変えてもらう。
今回はおばあちゃん先生。効果があったか、何か問題はないかを聞かれる。
効果はあるようなないようなで、副作用はあまり強くないです、と答える。
じゃあ倍にしてみましょうか〜?ということなので、80mgに増量した。診察自体は5分で終わった。
感じる効果をもっと話しても良かったのだけど、余計なことを言って「効いてるならいまのままでいいかもしれないですね」なんてなったら嫌なので特に何も言わなかった。副作用と財布、効果と相談しつつではあるが120mg試せるなら試してみたいのだ。
薬局でお薬手帳を忘れてることに気づく。やっぱ効果でてないかな……
衝動が抑えられて先が見据えられるようになっている……気がする。具体的エピソードは割愛。
夜、音楽を聴いていたら明確に今まで脳が聴いてなかった音が聴こえてきて興奮。
うおーっすごい!星野源の曲を聴いてるけどもうぜんっぜん違う曲に聞える!曲の奥行きがめちゃくちゃ凄い。細かい。全てのトラック(っていうのか?)のレベルが上がったって言うのかな、聴こえているけど認識していなかった音が認識できるようなってる。同時に、今まで認識していた音のレベルは下がってる。今までは俺が聞きたい音を聴いていたんだってことがわかった。音を、俺が聞きたい音ではなくて曲が表現したい音で脳が認識してるので、今までと全く違う曲に聴こえる。これは……すごいぞ!!!!!!!
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こうやって記録を読み返すと、多少なりとも効果が出ているみたいだ。
特に、資格の勉強をするために机に向かっているときの集中力が段違いに上がっている。頭の中で余計なことを考え出しちゃっても、それを自覚して制御できるようになった。
あと、寝起きがかなり良くなっている。朝なんて無理やり起きてぼーっとしながら頑張って通勤していたものだけど今は普通に起きて普通に通勤できる。
日中の集中力が増して脳が疲れるからなのか、夜眠くなる。夜眠くなって朝ちゃんと起きられて、っていう好循環が自分の体に生まれたことに感動している。前までは夜って全然眠くならなかったんだよな……
会話力については、まだわからない。飲み始めてから今のところ、職場で業務連絡と家族との会話くらいしか起きてないから試せないんだよな。
今度長い付き合いの友達に会うんだけど、その時に会話について変わったよねとか言われるだろうか。どうだろうか。
あと、個人的にうれしかったのは死にたいって思わなくなったことかな。ストラテラ自体にも抗うつ?作用があるらしいけど、それを差し引いてもあんまりネガティブなことを考えなくなった。
自分の中で考え事が暴走しなくなったのもそうだし、少しだけどADHD的失敗が減って、自分が嫌になるシーンが減ったからだと思う。
メモってなかったけど、性欲がすげえ薄くなった。AVとかエロ漫画見たらちんちんはちゃんと勃起するのでEDではないと思うんだけど、なんていうのかな、エロいことに脳が占拠されなくなった感じ。
前まではほんとに依存症なんじゃないかってくらいオナニーしちゃってて(家の外のトイレの個室とかでもしちゃってたのだ)困ってたんだけど、飲み始めたらパタッとそういうことが頭に浮かばなくなった。
円安が始まったのは2021年の1月103円から上がり続けてる
実はこの時点で金利差は無い、
アメリカが政策金利を引き上げ始めたのは1年後2022年2月から
だから介入後は2ヶ月間下がり続けて129円まで20円下げた
介入効果が切れた2023年初頭から円安反転して再度上がり始めるが、こっからは金利差よりも「弱い日本」売り
2024年4月に実施された介入は実質1-2日、介入分しか下げなかった
二年前の介入では市場は反応し2ヶ月下げ続けたのに
金利差を理由の円売りドル買いであったならば金利差差益が相殺される円高に対して
ポジション整理されるはずなので暫くは円高進行になるはず(二年前はこれ)、
しかし2024年GWの介入に対して市場はすぐに円安進行に戻ると予想した
2022年10月は当面金利差は開いたままだろうと予測されていたにも関わらずだ
2024年4月はアメリカは早々に政策金利を引き下げる予想が優勢であったにも関わらずだ
さらに問題なのは「金利差」が理由であると誤認識しているファンダメンタルズは一定数ある
現時点でもいずれ解消されるだろう金利差を目論んだ圧力は円安進行を阻止している
アメリカの平常運転政策金利は0.25%で長らくこの付近が「常識」だった
ところが2-3%で良くね?そっちのほうが安定して経済成長するんじゃね?
ってのが新しい「常識」になりつつある
コロナ対策でやった5%金利がすこぶる調子がよく予想されてたハレーションが起きなかった
とはいえ5%金利はアメリカにとっても負担で大統領選挙が終われば引き下げを始めるだろう
金利差が理由の円安ではなく、アメリカが政策金利を引き下げても「弱い日本」が解消するわけではないので円安は進む
金利差が解消されているので日銀財務省は「金利差がぁ」の言い訳も使えない
こうなるともはや円を買うプレーヤーは皆無になる
まったく効果がないのが観測されるだけでむしろ「日本売り」の実証となり円安が加速する
200円目前となればさすがに金利の大幅上げが実施されるだろう
金利上げのハレーションは甚大で地銀、中小企業の破綻、物価上昇の加速
売りが売りを呼ぶ
こうなると250円300円が見えてくる
親には国公立大の学費を払ってもらい、月数万円の仕送りを貰っていたが別に太い実家ではない(と思っている)
就活は氷河期とリーマンショックの間の世代で大学を出て就職は普通にできたから運は良かった方だ
学生の頃にバイト代を貯めて韓国とタイに行き、日本と違う空気や文化やメシに触れるのが楽しかった
地方の安月給の会社に就職してからも通勤途中でよく読んでたのは海外旅行のweb記事で、それによく出てきたのが会社辞めて世界一周してる人たちのブログとかだった
なんだかんだ5年で会社辞めることになって、退職届出した時に貯金が250万ほどできており、ふと世界一周できるな?したろ!
行きたい所は3つだけ決めていたが、ルートは未定で、基本的に現地で次の目的地への交通手段を手配する感じだ
最初の目的地はネパールで、上海から昆明まで40時間超の長距離列車で移動し、そこから飛行機でカトマンズに入る
漫画版神々の山嶺を読んでエベレストを見たかったので、ベースキャンプへのトレッキングをした
4500mを超えたあたりからクソしんどかったが生のヒマラヤは鮮烈だった
そっからインドに行き、一ヶ月ほど時々腹を壊しながらカレーを食べつつインド人に騙されたり頻繁にボラれたりし、スリランカからシンガポールへ飛び、シンガポールから第二の目的地タイのバンコクへ陸路で移動する
その後ビザが必要なミャンマー以外のインドシナ半島各国を麺や焼き飯を食いながら一周し、次は西へ行きたいと氷入りのビールを飲みながら思っていたところ、マレーシア航空のドバイ行き格安チケットを見つけたので予約し、ドバイではオイルマネーの力に驚嘆し、世界一高いビルのブルジュハリファは入場料が高かったので外から見た
飛行機で紅海対岸の禁酒国家イランへ、イランは旅人には親切にしろと刷り込まれているムスリムの国なのでいい所だが、テヘランのバスで男にケツを撫でられる
後で知ったがゲイがバレると当地では死刑になるので外人をターゲットにするそうだ
イランは当時も経済制裁の影響でatmでのキャッシングが使えず、米ドルを街中で両替するのが面倒なことと、酒が無いので1週間くらいで出国することにし、バスを乗り継ぎアルメニアに抜けて飲んだワインはクソうまかった
当時まだグルジアだったジョージアはワインもうまいが料理がとてもうまい、元栃ノ心さんがワインの輸入するそうでがんばってほしい
シュクメルリが話題になったがヒンカリ、ハチャプリ、ほか名前もわからん料理などどれもうまかった
黒海沿いに移動して、パンがクソうまいトルコでカッパドキアとイスタンブールを回り、ボスポラス海峡を渡ってようやくヨーロッパへ入り、ブルガリアでヨーグルトを食べて元琴欧州鳴戸親方の生地ヴェリコタルノボを歩いた
ヨーロッパはさすがに文明的で、旅するのに快適であまり苦労した覚えがない
バルカン半島経由で北上し、ポーランドから船でスウェーデンに渡り、ノルウェーでサーモンを食うため北極圏の町トロムソに行き、魚屋で買ったサーモンとオスロで買っておいたスシライス(カリフォルニア米)を炊いて寿司を作って、ホステルで一緒になったドイツ人カップルに振る舞いながら500mlで1本700円くらいするシロクマのラベルの缶ビールを飲んでいたところ、オーロラが出たので見られたのは幸運だった
ノルウェーは物価が高すぎたためオスロ空港で出国前に2晩ほどベンチで寝てたら警備員に注意される
インドで知り合ったスコットランド人学生を訪ねてライアンエアーでオスロからエジンバラへ、夜ギグに行こうと言われて半地下のクラブへ連れて行かれる
さっきまで壇上でサックスを吹いてたシュッとした青年が普通にアンフェタミンを勧めてきてびびったが、すでにエールで酔っ払っていたので楽しかった事しか覚えていない
そこからメシと酒がクソうまいバルセロナへ飛び、夜な夜なバルでセルベーサを飲み、昼はパエリアを食ったりおやつにバレンシアオレンジをかじり、マドリードの安宿の屋上テラスの藤の椅子に座ってチーズとハモンで赤ワインをやりながらどこに行くか迷っていたところ、サウジアラビア経由エチオピア行きのチケットがあったのでアフリカに入り、大地溝帯に沿って南下し、ケープタウンまで陸路で移動することにした
アフリカはどこの国も同じで当然黒人ばっかりでメシがまずく、衛生状態も治安も悪く交通機関もクソだが、ヤリまくって産みまくって死にまくるという原始の人間の生活を見られたほか、やたらと多い子供は汚いがかわいかった
あとサバンナは最高にきれいで、朝焼けの露に濡れた草原が輝く景色は忘れがたく、ライオンやキリンやゾウは動物園で見るのと全く違う美しさだった
ナミビア、ボツワナ、南アフリカはサブサハラの中でも経済が強いのでそれなりに文明的な旅ができたが、ナミビアの乗合バンのエンストはしょっちゅうで、止まったバンを乗客みんなで押しがけした
乗客同士で一体感が生まれて面白い体験だったが、ライオンのいるサバンナで夜中2時に止まった時はヒヤヒヤした
ケープタウンで久しぶりにうまいワインを飲みながら南米行きのチケットを探して、カタール経由ブエノスアイレス行きを見つけ、カタール航空の機内食のハーゲンダッツが久しぶりのまともなアイスクリームだったので感動して3個も食べた
アルゼンチンは肉とワインがメチャ旨く安いので、毎日安ワインを1本ずつ開けた
チリのワインも当然うまく、フロンテラというのが安くてお気に入りだった
このワインは日本でも飲めるが、やはり現地と味が違うような気がする
アルゼンチンやチリはバス網が発達していて、車内は三列シートが基本でゆったりでき、パーサーがいて食事やワインのサービスもあり快適だったが、普通に丸2日バス移動とかがあり広すぎである
南部パタゴニアの名峰フィッツロイやチリのパイネでトレッキングをして、道中一緒になった日本人女性に恋をするが思いは伝えられずそのまま別れた
この人とは帰国後たまに会ってメシを食う仲だが、一度冗談ぽく結婚しないかと言ったら、お前のような貧乏人とは結婚する訳ないと言われた
チリを北上してアタカマ砂漠の星空を見て、それから三番目の目的地ウユニ塩湖へ向かう
昔ポカリスエットのCMでビートたけしが立ってた鏡張りの景色で有名な所で、ちょうど日本の大学の春休みシーズンだったため、ウユニの街は日本人学生だらけでちょっと辟易したが、さすがに見渡す限り鏡張りの光景や遠近感の無くなるほど遠くまで広がる塩の平原はめちゃくちゃにきれいだった
そのあとペルーへ移動しマチュピチュに行ったが、すでに遺跡を腐るほど見ていたのでやや感動が薄かった
ペルーあたりからラムが安いので、全世界同じ安心安全のコカコーラを買って毎晩ラムコークを飲んでいた
バスを乗り継ぎエクアドルのグアヤキルに行き、ガラパゴス行きの飛行機を待つ
グアヤキルで数日滞在した安宿から15分くらい歩くと、カラフルな家がびっしり建つ丘があったので、ぶらぶらしていたらおばちゃんに呼び止められる
スペイン語はほぼわからないが、この先に行くと死ぬ的な事を言っているようで、あとで調べたらその先には有名なスラムがあった
別に一人で帰れるがおばちゃんの息子らしき人にホテルまで送ってもらう
グアヤキルは新婚旅行で訪れた日本人夫婦が強盗に遭い、旦那さんが殺された事件があった所である
ただしガラパゴス諸島は観光地のため、先進国並みに治安は良く、物価も同じくらい高い
アシカやウミイグアナがうじゃうじゃおり、進化論で有名な鳥のフィンチも数種類見てリクガメも写真に撮れたのでとても満足した
南米本土に戻って北上を続け、コロンビアのボゴタでオーパーツの黄金ジェットを見たが絶対あれは魚だと思う
このあたりで日本を出て1年少々経過しており、だんだん旅に飽きて働きたくなってきたので日本へ帰るチケットを探しはじめ、フロリダを経由してニューヨークから日本へ帰還した
成田の「おかえりなさい」のサインを見て泣きそうになり、缶コーヒーとコンビニのざるそばがうますぎて泣いた
使った金は約200万円、1年1ヶ月の旅だった
今はちゃんと再就職していい年になってしまい、結婚して子供ができたりして、出張以外でなかなか海外に行くことはないが、たまにあの頃は楽しかったなあと思い出す
Vtuber、ガワがなけりゃ存在すらできないんだからもっとイラストレーターとモデラーに感謝しろよ
クリエイターに敬意を払えないなら大人しく顔出し無しの配信者でもしてろよ
ぶいちゅっばたんわるくないもん!そんなわるいのは名指ししろ!と言われたけれど、名指し=担当イラストレーター、モデラーもバレるから匿名で愚痴る意味がないぞ…?
何人かにVtuberのガワを提供してきたが、半分ぐらいは支払いトンズラされてきたぞ
支払いしないくせにガワは使い続けるからタチ悪いよな
なんか知らんが割と支払いを踏み倒す奴が多いから、支払いは分割払いとかにしような
前金制は嫌がる人も多いし(この世には支払いをしないVtuberもいれば、もちろん仕事を投げ出すイラストレーター、モデラーも存在するからな)
10年くらい毎日見ているし、毎日ある程度のRTやつぶやきを行いながら、特別増やそうとも減らそうともせず、1000人程度のフォロー/TwitterをフォロワーでTwitterを利用している。
Twitter Blueのプライシングの茶番を遠目で見ていて海外の状況はわからんが、Twitterの経営移管によって日本のある程度ヘビーなユーザーが感じている問題が、解消されるかどうかは疑問に思っている。
あたりだと思っている。(そもそも、現時点で日本でTwitter Blueって提供されてないけど)
タイムラインの表示上限は仕様として十分把握できていないが、最近は明らかに表示されないフォロワーのツイートのほうが多いと感じている。
直近で交流を持っていないフォロワーの近況を把握したくてホームに行ってみると、明らかにタイムラインに表示されていないツイートが存在している。この経験は一度や二度というレベルではなく、かなりの頻度で経験している。
最近プロモーションでフォローボタンを表示する機能が追加されたが、このような条件の中でそのボタンを押すか?ただでさえ表示されていないフォロワーのツイートがもっと表示されなくなるかもしれないのに?私は少し面白いものや関心のある企業アカウントのプロモーションであろうとも、この機能で表示されたボタンを押す気にはなれない。
そもそも、見たいのはフォロワーのツイートであり、それを寸断して執拗に高頻度で一番目立つ位置に表示されるプロモーションを見て何かを買いたいと思うことなんかない。
そもそもTwitterがここまでの場所になれたのは匿名でゆるい交流が出来た場所だからだと思っている。薄い交流度合いのフォロワーと繋がっている感覚が得られるのが優位性だったと思っているし、Twitterでよく交流するような人とはディスコードか何かで交流すれば良い。(実際いくつかのサーバーを建ったり建てたりしている)もともと関心のあるユーザーの発言を見るだけの場所ならば、Facebook的なものが半匿名で利用できればいいだけであり、Twitterというサービスのポテンシャルはもっと高いところにあったと思っている。
シャドウバンの方は、スパムとか捨て垢での罵詈雑言とか見てるとしょうがない部分もあるのかもしれないが、今後金払ってやられてたら流石にキレていいやつだと思う。
この辺の話って基本的には機能が期待通りに動いてほしいってレベルの話だと思うし、何年も前から少なかぬ人々が思っていることだと思う。
まあ、俺やその近隣がそう思い込んでいるだけの可能性もあるが。
Twitterのヘルプセンターにはお問い合わせフォームに機能改善の要望を受け付けるような窓口がろくにないし、特に求めていない機能ばかりが追加されるし、むしろ今でもよく人が居ついているもんだとは思う。
逆にこの辺の問題が緩和される有料プランが出てくるなら興味があるが、イーロンマスクの動向見るに、本国でのTwitterの使われ方は違うみたいだし、ゆるい交流ツールとしての幻想を捨てきれない自分のようなユーザーの居場所がある世界なのかは疑問だ。
そんなことを思いながら、なかなか人口流入とかの問題でマストドン界隈も栄えてないし、ほかに代替が無いという理由だけで文句言いながら惰性でTwitterを使い続けている。
普通為替取引と言えば二つの通貨間で金を転がして相場の変動に伴う差額を儲けとして得ることを目的としたものを言うと思う。
相場が変化する中でこそ可能な方法という意味で動的な為替取引と言えると思う。
上記のような方法しか為替取引で儲ける方法など存在しないと思われる人たちににとって今ある唯一の方法論を「動的」とまるで別の何かと区別したような呼び方は単なる無駄に映るかもしれない。
しかし既存の方法論とは志向するところが異なる「静的な為替取引」と呼べそうな方法論を見つけたかもしれないということをこれから説明していこうと思う。
しかし「相場が固定されていたとしても」儲けることができるというのが今回説明したい方法なのだ。
むしろ相場が固定されていてくれていたほうがありがたいようなやり方なのである。
実際一個人が市場介入で相場を固定することはできないが、相場が大きく動いていく前に一連の取引を済ませてしまうということならできる。
そういう視点で考えれば今自分が行いたい全ての取引を一瞬で終えることが可能ならば大ざっぱに言えばその取引は固定相場制のなかでの取引と同等なものになる(大ざっぱに言えばと断ったのは、自分自身の取引による相場の変動が考慮されるため)。
一瞬のうちに全ての取引を済ませたときに得られる儲けが、数学における極限的な意味での、儲け得る金額の理想的な値に相当する。
この理想値に近い儲けを手にするためにできるだけ俊敏な取引が望まれるというわけだ。
つまり説明していく方法を実行するにあたっては手動ではなくプログラムを組んで行うことが望まれるということには留意してほしい。
またあえてこの時点で両者の為替取引を端的に表現しておくなら、動的な為替取引とは時間経過に伴う相場の変動を利用して儲けを得ること、静的な為替取引とは一時点における相場の「ひずみ」を利用して儲けを得ること、というところになると思う。
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具体的に説明するために仮想的な通貨とそのレートを仮定しておこう。
そのレートについての条件は以下の通り。(円に対して100円というように100Aや50Bと表記していく)
1.1C=100A(1.でこれから指し示すための通し番号となっており小数点ではない。以降同様の表記法を用いる)
2.1C=1B
AとBについては以下の2通りのレートを適宜考える(都度どのレートで考えているか示す)
3.1B=1A
同様に以下の通り
5.100D=1C
6.90D=100A
以降、文章だけで伝わるように努めたが、一応解説図のようなものも作成したので適宜imgurへ投稿した画像へのリンクを貼る(増田では1つの記事に貼れるリンク数には限りがあるためhttps://は省略させていただく)。
核心の部分を説明するまでの準備的な説明が多いので回りくどく思われるかもしれないが、読み飛ばしたりしてはおそらく理解できないはずなので辛抱強くついていってほしい(もちろん直截簡明に説明できない私の文章力不足もある)。
では具体的な説明をしていこう。
まずA,B,Cの三つだけで考える。
甲が100A、乙が100B、丙が100C持っていたとしよう。
まず甲と乙の間での取引が起こる。
レート3(1B=1A)の関係により、100Aと100Bがそのまま交換されることになる。
これにより甲は100B、乙は100A、丙が100C持っていることになる。
次に甲と丙で取引が行われる。
レート2により、今度は100Bと100Cの持主がそっくりそのまま入れ替わるわけだ。
これにより甲は100C、乙は100A、丙が100B持っていることになる。
甲は100C持っているわけだが、これはレート1により10000Aに相当する。
通貨Aに戻してから同様のことをサイクルとして繰り返すことで100倍ずつ資産の増やせるというわけである(厳密には甲と乙が行う取引自体によって取引中にレート3がAの価値が下がる方向に変化していく効果も考慮されることになるので、1サイクルにおいて変換させようとする通貨AとBの量の多いほどぴったり100倍にはならずそれを下回る成果となる)。
反面、乙がこの1サイクルで最終的に得たお金を通貨Cに換算すると、レート1により、1Cになっていることになる。
最初持っていた100Bはレート2により100Cに相当するのだったから、資産が100分の1に目減りしていることになるのだ。
これらのことはレート1とレート2が相場として確かにあることから起こることだ。
レート1とレート2の関係を知っていて、誰がレート3のような100分の1目減りする取引を行うだろうか。
つまりこの情報社会ではレート1とレート2が既にあるときレート3のような相場は発生しない。
ここで早速簡易な表を添付しておく。これを見ながらの方が俯瞰的に状況を見ることができ分かりやすいかもしれない。
結論としてはレート1とレート2であるときはレート4の相場で相場全体がこなれることになる。
これらの等式はまとめて1C=100A=1Bとすることができることから明らかなように、これら3つの相場が成り立っているときにはこの3つの通貨の間でいかにお金を転がそうとも損も得もしない。
つまりAのような一人勝ちできる勝者は発生し得ない。世の中そう上手い話はないというわけだ。
一応レート1,2,4のときの表も添付しておく。
ここまで分かりにくく感じるところがあったという人は、通貨A,B,Cをそれぞれ円、ビットコイン、ドル、に具体的な通貨に置き換えてみるといいかもしれない。
このときレートも具体化すれば1ドル=100円、1ドル=1ビット、1ビット=1円または1ビット=100円となる。
今まで円をビットコインを経由してドルにしてから円に戻すだけで資本が増やせるなんて話を聞いたことがあるだろうか?仮にそんな話があったとしてそれは確固たる成功例だったろうか?
そういうわけで、1ドル=100円、1ドル=1ビットのようになっているときは1ビット=1円のような誰かに都合のいい相場ではなく、1ビット=100円のようになっているはずだということである。
具体化した表も付しておく(レート4の場合)。
これは当然レート1とレート2のような相場に限ってしか言えないものではなく、ドルと円あるいはドルとビットのレートがどのようになっていても残りのビットと円のレートについて必ずそうなるということである。
ただしAとBの関係についてはレート4が成り立っているものとする。
表を見ればより一目瞭然かと思うが、上に書いたサイクルで甲が通貨Cを通貨Aに戻す直前には甲は持っている。
ここで甲と丁による通貨Aと通貨Dの取引を考える。丁は90D持っているものとする。
このとき甲と丁の取引が行われるとレート5により甲に100D、丁に1Aが渡ることになる。
今甲が持っている100Dを通貨Aに換算するには、レート6により、90:100=100:xという比例式を解く計算をすればよい。
x=10000/90ということで、もともと持っていた100Aより資産が増大しているのだ。
レート7があまりにも恣意的な設定なだけではないかと思われるかもしれない。
しかし肝心なのは、レート6であってはならないという必然性がないということだ。
丁が通貨Aなど念頭になく、通貨B,C,D間での取引にしか興味がない(そして多くの人もその傾向である)ならば、少なくともその三者間の相場を表すレート2,5,7は先ほどと同様一つの式にまとめられる関係にあるので、丁はこの取引において損も得もしていない。
丁(あるいはその他多数)にとっては安心して支払いなどと用として通貨を替えることができる環境にあるわけだ。
自分がした取引によってその取引相手である甲という一個人が得しているかどうかなどあずかり知らぬことである、ということだ。
同様に乙や丙にとっても通貨Dなど念頭になく、またそのような人々が多数派なのであれば、レート4を含む今のレート状態で乙や丙のようなA,B,Cの三通貨間の取引を期する人々にとって損も得もないことは表も交えて先述した通りだ。
レート6がどのようであっても先ほどの甲が100倍得したときに乙の資産が100分の1に目減りするような状況にはならないので、乙やその他通貨Bを持っている人たちの投資家心理はレート6には干渉しない・独立しているということなのだ。
概念図では念頭の埒外、蚊帳の外という様子を破線で示している(図中の数字はレートの通し番号に対応)。
私はレート6のような状態を相場のひずみとでも呼ぶことにしたい。
相場が固定するなかでは二通貨間の取引は言うまでもなく、一つのサイクルの間にどれだけ多くの通貨を噛ませても損も得も起こらないと考えるのが普通だろう。
いわば電気回路で一周すると電圧が元に戻るというキルヒホッフの法則のようなものが為替においても(手数料を抜きにすれば)成り立つはずだというのが素朴な考えとして多くの人に支持されるはずだ。
次々と自国の貨幣よりもより価値の高い通貨に替えていっても最終的に自国の通貨に戻したときには最初と全く同じ価値に戻ってしまうということである。
しかし大半の投資家心理とは独立した通貨ペアがあれば、そのレートも投資家心理の束縛を受けず、場合によっては誰かが得できる状況もあり得るのではないかという説を上では具体的に例示したわけだ。
ここでそのような通貨ペア=ひずみを生じる根源が成立条件について自信は無いが挙げておこうと思う。
さらに
条件として挙げたのはどれもAとDの為替を含む取引になっている。
逆に条件に挙げた取引がある程度存在するとAとDの相場であるレート6にも投資家心理が影響していくので誰も損得しない方向にレート6のひずみも解消されていくのではないかということだ。
たとえば1番目と2番目の条件はようするに金の流れが逆なだけなので、いずれか一つを挙げれば事足りる同値な重複した条件なのではないかということだ。
4通貨でひずみが生じる例を示したわけだがこの場合のひずみも解消され得るものである。
しかしそれ以上のある数以上の通貨間の関係のなかではそれらに内包されるそれぞれの二者間の相場がいかなるものであろうとも、どこかしらにひずみが生じてしまうものなのかもしれないと直感的に感じられる。
つまりある数以上の通貨を介せば必ず儲けを生み出す為替の経路が存在しているのではないかという主張であるわけだが、その通貨数がいくつであるのか、私にはそれを数学的に証明する技量はないのは悔やまれる。
話を戻せばこうしたひずみがあると、一見成り立ちそうな為替版のキルヒホッフの法則でも相殺しきれない差額が生まれ、それを儲けとして得ることができるかもしれないということだ。
これらの概念図を示しておく。
今までの話はこのようなごく単純な話に置き換えられるかもしれない(ただし以下は知人が見出したたとえ話なので語弊もある恐れがあり正しさは保証しない)。
今プレステ3の卸値が日本で3万円、アメリカで280ドルだとする。このとき100円=1ドルの相場である。
手持ちが29000円しかないなら日本でプレステを買うことは不可能だが、この相場ならドルでなら買える。
それどころかこのプレステ3を日本で売れば売ればお釣りが来るかもしれない。
ただし日本で売るにはアメリカで買ったそのプレステ3を日本まで運搬してもらう配送料がかかる。
この配送料次第では損かもしれないが、ここが先ほどまで説明してきた方法論の手数料負けするというおそれに相当するわけだ。
効率よく上記の条件を押さえた通貨ペアを探すなら、通貨ペアの相関係数表をチェックする方法が検討される。相関表の例:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000003206.html
まず日本円の列か行の中で相関係数の絶対値が0に近いものを探す。
0に近いものを見つけたら、今度は前の時点で列の中で眺めていたなら行を、行を眺めていたなら列を探して、同様にその通貨にとって相関がほとんどない通貨を見つけ出す。
こうして行から列、列から行と渡っていくことを繰り返し、最終的に日本円に戻ってくるループを見出す。
ただしこのループの中に同じ種類の通貨が二度以上あってはいけない。
もし同じ通貨があればそこで一つの完結したループができてしまっていると思われる(もちろん始点と終点として円だけは必ず二度登場しているはずである)。
そのようなループが今回の方法論を適用するのに優先的に試すべき候補であるが、実際にそのうちに手数料込みで儲けを生み出すひずみが生じているのかどれかといった計算や、このようなループを探し出す作業自体もプログラムで行なったほうが良いと思われる。
計算から取引の完了までの間に人力でもたもたしていると、その間にひずみの状況が変わり、行なっていた計算が適用できなくなるはずだからだ。
そもそも通貨の組み合わせも膨大であり、為替で利用できる通貨が10個だったとしても、順列の概念はうろ覚えで自信がないのだが、ひずみが発生し得る通貨数が4つ以上だと仮定してもその組み合わせ10P4+10P5+・・・+10P10のようになり、その中から候補のループを探すというのは人間が人力で行うべきことではないように思われる。
ともすれば量子コンピュータの実用化を待った方がいいぐらいかもしれない(なんとなくNP問題の匂いがする)。
ただしそれだけの組み合わせ数があるというのは良いことでもある。
プレステ3のような規格化された工業品はさておき具体的な物においてはひずみが生じやすい、しかし原油や貨幣は統一されたものなのでそのようなひずみは起こらないだろうというようなことを知人は言っていた。
しかしこれだけの数の組合せがあるなら、やはりそのなかにはまだ見出されていない、得できるような通貨ペア、ループが眠っていてもおかしくないと思うのだ。
頭の中で考えても俺の脳内スタックでは何か行ったり来たりするような状態を繰り返すばかりになっていたので埒が明かないと感じたし、また自分の中でも判然としないところが多いので、批判を乞う目的も兼ねて今回言語化を試みた。
そういう経緯ゆえに直観に頼ってごまかして書いたところもある。
ただし増田で間違ってると言われてもそれを鵜呑みにするようなことはしないつもりだ。
それを参考にはしながらも、今後金融や経済学の専門的なことを学び、もっと理詰めで考えられるような頭になった後で、この方法論が理屈として間違っているかどうか、また机上の空論ではなく有用あるいは実効性があるといえるかどうか確かな理解のもとで判定させていきたい。
時計の針が18:00を指した。
ホワイトな社風の我が社では、残業を勧められておらず定時帰宅を促される。
たった6人の職場だが穏やかな空気感で給料も悪くなく、良い会社だと感じている。
仕事の都合上テレワークができない俺は未だに毎日出社しているが、職場は家から徒歩8分。
数年前に就職のため上京してから仲のいい友人もできなかったことも手伝い、
遊びに行くことも飲みに行く習慣もなく、仕事以外は引きこもりに近い生活を送っていた。
そのためこの1年半ほど、コロナの影響はほとんど受けていない。
俺の日常でほぼ唯一と言って良い外食は、職場から家までの間にある牛丼屋に立ち寄ることだ。
この日も夕焼けを横目に少々重めの扉を開け、入り口すぐのカウンターに着席する。
2分も立たないうちに、ねぎ玉牛丼、味噌汁、サラダのセットがお盆に乗って外国人アルバイトにより配膳される。
俺は牛丼の器を持ち上げるとおもむろに振りかぶり、右手に持ったそれを真っ直ぐカウンターの向こうにぶん投げた。
そのまま間髪入れずに続けて味噌汁とサラダが残るお盆をひっくり返した。
一瞬時が止まったように静まり返る店内。
店内ラジオの音声と調理機材の音だけが残り、張り詰めた緊迫感が漂う。
数秒後金髪のスタッフがキッチン奥から店内を確認し、困惑した様子を見せている。
先ほど俺の牛丼を運んできた外国人アルバイトはドン引きして固まったままだ。
カウンター席二つ開けて座っていた30代半ばくらいの屈強な男性が立ち上がり、俺を羽交い締めにする。
金髪のスタッフがカウンターから出てきて、俺は男性により店の外に突き出される。
扉のガラス越しに俺が投げた牛丼を掃除している外国人アルバイトの姿が見える。
動揺したスーツの男女は食べかけの牛丼を置いたまま店を後にする。
離れたテーブル席に座っていた中年サラリーマンの3人組は食事を再開した。
本来なら今頃牛丼が詰まっていたはずの胃が音を鳴らし、空腹感が俺を冷静にさせる。
ラーメンバージョンを少し前に書いたけどこれも脳内でずっと考えてる。
クソ真面目とは行かずともまあまあ平凡に生きてきたし、
何なら呆れたことに、ちょっとだけやってみたいとさえ思ってしまっている。
いつか気が動転して本当に実行するんじゃないか?という恐怖に駆られている。