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はてなキーワード: 人間臭いとは

2025-11-10

映画フランケンシュタインを見た

まさにギレルモ・デル・トロが撮るフランケンシュタインだった。

う~~~~~ん、54点?

 

まずデルトロから50点のハードルがめちゃくちゃ高いことに言及しておきたい。

美しく作りこまれ美術、実力派の俳優によるアンサンブル物語を盛り上げる音響これは大前提になってる。そしてこの映画はその点に関して言えばほぼ100点出てる。そしてそこは100点取って当たり前(50点)の監督デルトロ

なのでこの映画映像作品としての完成度はめっちゃ高い。

映像作品好きはマストで見て損はないと思う。

 

でもなぁ、今これをデルトロが撮る意味is何?って感じだったな。

もろちん、デルトロといえばモンスター監督なのは周知の事実で――あ、モンスタークレーマーとかモンスターペアレンツとかとは違って、文字通りモンスター(怪物)を撮る監督って意味ね――その原点が「Frankenstein: or The Modern Prometheus」にあって、この作品を撮ること自体が彼が映画を作り続けることの意味だってことは分かるんだけども。

でも今あえて「人間のほうが怪物より怪物だよね」「生命を作り出すことの意味」「父と子の円環構造」っていう、100回見た話をあえてやりなおす意味って何なんだろうと思ってしまった。まぁ、こんな文学的テーマなんぼあってもいいですからねって言われたらそりゃそうなんだけど…

 

2部構成になっていて1部がヴィクターフランケンシュタイン怪物を作り出し放棄するまでの話。

2部が放棄された怪物フランケンシュタインを追いか悲劇に至る話。

 

今作ではおそらく普通作品では「フランケンシュタイン博士怪物作りましたよ」って感じで流されることが多い1部をかなりの厚さで書いている。特に作るまでの話がめっちゃ長い。

スパルタ気質の高名な医者の父に育てられるも母を病気で亡くし「父親医学」に不信を抱くという初期衝動母親と同じ顔をしたエリザベス(ミア・ゴスの1人2役)に惹かれるマザコン描写

そして怪物が生まれからはオドオドオタオタと面倒を見る新米パパから、こいつ俺が思った通りにならんなと思えば体罰を行い、こいつ俺の手に負えんなと思ったら殺害を試みる毒親オブ毒親描写

たっぷり人間臭いヴィクターフランケンシュタイン描写される。

 

まぁ2部は大体みんなが知ってる目の見えない老人との出会いを経て怪物は知恵と人間らしさと生命の円環構造を学び、ヴィクターに「嫁作って♡」と訴えるもヴィクター拒否。その過程ヴィクターは愛するエリザベス殺害ヴィクターVS怪物の戦いが今幕を開ける。

ここで父親母親を(見)殺したと思ったところが初期衝動だったヴィクターが、母親と同じ顔をしたエリザベスを殺してしまうという引き継がれるカルマの展開は原作より良かったなと思った。

 

で、最終的に疲れ果てたヴィクター原作通り船に助けられるが原作と違って怪物も乗り込んでくる。

そこでこれまでの話をそれぞれするのが第1部、第2部になっていて、それらが統合した最後ヴィクターは「自分怪物父親であること」を認め怪物に赦しを求め、怪物はそれを受け入れる。

ヴィクター自分父親にできなかった「許容」を獲得することで毒親の連環から抜け出し、怪物は一人静かに去るのであった。

 

こうやってまとめてみると普通にいい話で草。

特にフランケンシュタイン」というタイトルに恥じない「怪物」ではなく「ヴィクターフランケンシュタイン」を主役に据えしっかりと掘り下げ、フランケンシュタイン=ツギハギの怪物という印象そのままにフランケンシュタインこそが怪物だったという結論も見事だと思うの。

でもあくま普通にいい話なんだよなぁ。俺の中のデルトロ像が例えばマイベストアクションムービーのの一つであるブレイド2」の監督だったり、旧ヘルボーイだったりパシフィックリムだったりするもんだからその大エンタメ監督が今撮る作品がこれかぁって正直思っちゃった。わかるよ、デルトロ最近真骨頂怪物に対する愛のある視線パンラビとかシェイプオブウォーターとかキノピオとかもちゃんと見たからそれくらいは分かるんだけどさぁ!

あ、そこ改心して終わりなんやっていう。最近ジェームズ・ガン作品を多く見てたからっていうのはあるかもしれない。ガンだったら間違いなく怪物反省しないヴィクターぶっ殺して森の目の見えない老人とエリザベスと一緒に新しい家族作って終わったもんな。

 

ただ映像としても物語構造としてもほぼ完璧に近い出来だと思う。

単に俺の好みではなかったってだけ。ネトフリで無料で見られるから映画好きなら見るといいと思うの。

2025-10-06

人間くさい分野だと思う

エロインターネットを普及させたみたいに、生成AIが普及するのは、萌え絵動画SNS投稿が1番牽引するんじゃねーかな。

有名人動画作って情弱騙したり、そういう人間臭い分野が1番親和性が高くて、生産性の向上とか、知的労働AI代替されるとか、そういう当初考えてた方向にはいかない気がすんだよな。

巨大テック企業世界中からデジタル税を徴収して巨大な力をもち、民衆の不満を抑えるためにお金かけて作った玩具

2025-09-28

anond:20250927174851

https://anond.hatelabo.jp/20250922182036 「発狂」の語を8回使用

https://anond.hatelabo.jp/20250927174851 「発狂」の語を5回使用、「統失」2回、「青葉真司」1回

この投稿者が他に頻用している特徴的な語彙を分析せよ

ChatGPT:

投稿された2つの文章を精読して、語彙の頻出傾向・特徴語・語調のクセなどを分析した結果を以下に示す。ただしサンプルは限定的なので、あくまで仮説・傾向にすぎない。

分析の前提と手法

分析対象

 ・「発狂されそうだけど、純粋人間としてつまらんのよ増田は」

はてな匿名ダイアリー

 ・「20代から40歳まで11~2年しかないのに何で気が付かなかったの?」

はてな匿名ダイアリー

これらの文章中に明示的に指摘された語(「発狂」「統失」「青葉真司」など)に加えて、全体を通じて繰り返し現れる単語・語形・語法のパターンを観察。

発生頻度や文脈上目立つ語・語彙を抽出し、それをもとに語用傾向を整理。

顕著な語彙の傾向・パターン

以下に、この投稿者がしばしば用いる(または目立たせようとする)語彙の特徴を挙げる。

類型 代表的な語・語形 用例・特徴 解説意味合い

強い感情衝動表現 発狂発狂されそう/狂う 「発狂されそう」

はてな匿名ダイアリー

精神的な破綻・極端な心理状態を表す語を衝撃的に使う傾向。強い非難や苛立ちを誇張する効果あり。

否定軽蔑用語 クッソつまらん/つまんねぇ/クズゴミ 「中身がない奴」 「ゴミ飯食わせて」

はてな匿名ダイアリー

相手価値のない存在軽蔑すべきものとして描く語彙を頻用。

社会属性を指す語 弱者男性おっさん元増田若い女弱者男性

はてな匿名ダイアリー

/ 「若い女

はてな匿名ダイアリー

身分属性対立軸として語る構図をつくる。自己他者属性区分して批判分析する意図を感じさせる。

認知心理理論認知的不協和/自己正当化思想認知的不協和による自己正当化

はてな匿名ダイアリー

心理学・認識論風の語を用いて、言説を理論的・断定的に見せようとする傾向。

暴露攻撃的語 陰謀勢力情報工作/闇/謀略 「日本弱体化を図る外国勢力工作

はてな匿名ダイアリー

誰か・何かを悪の主体にした構図を語る語彙を持ち出し、批判非難拡張させる。

強調・語尾表現 〜じゃねーか/〜だもん/〜だよ 「人間としてつまらないのよ増田は」

はてな匿名ダイアリー

/「つまんねぇ~~~~」

はてな匿名ダイアリー

口語調・若干荒っぽい語尾を好む。「~だよ」「~だもん」「~じゃねーか」など、語りかけ・説得調を強める形式

比喩・誇張表現 虫/害虫ナメクジ不快害虫との昆〇姦」など

はてな匿名ダイアリー

相手生物的・下等なものに例える比喩を使い、強烈な印象を与える。

二項対立階層語 上/下/以上/以下/未満 「人間以下」「ゴミ以下よりゴミ未満」

はてな匿名ダイアリー

階層を語ることで他者位置づける。「未満」「以下」などの比較表現も目立つ。

時間・年齢語 20代末/40歳/四半世紀/15年くらい 「15年くらい~」

はてな匿名ダイアリー

/「20代から40歳まで」

はてな匿名ダイアリー

年齢・時間経過を強調する語を用いて、人生の「遅さ・時間喪失感」を演出

メディア文化ITAIVtuberPixivウマ娘/レム 「Vtuber」 「AI」 「ウマ娘」など混じる

はてな匿名ダイアリー

ポップカルチャーネット系語を混用し、発信者文脈意識させる。

上記の表は例示であり、これ以外にも文脈的に多用・目立つ語はいくつもあるが、特に目についたものを列挙している。

文体・語用のクセ・語彙運用の傾向

語彙の単独使用以上に、語彙をどう「使っているか」にも特徴がある。以下、語用スタイル文体傾向を挙げる。

対立構図・敵対構成

 語彙を使って「われ(=筆者または同類)対あいつら(対象)」という構図を立てることが多い。「弱者男性 vs 若い女増田」など、二項対立言語的に作って、議論非難正当化しようとする印象がある。

誇張・極端化

 語彙の選び方・修辞(「発狂」「狂う」「害虫」など)において、常に中間や穏当さを避け、強い表現を多用。「〜されそう」「クッソ」「ギャーギャー」など、多重強調が頻出。

理論装飾

 「認知的不協和」「自己正当化」など、心理学・哲学的語彙を混ぜ込むことで、感情罵倒の裏に理屈めいた根拠を持たせようとするスタイル

詩的比喩文学的挿入

歴史軍事神話文学比喩壇ノ浦関ヶ原木曽義仲三種の神器平家など)を散発的に挿入し、語調をドラマティックに引き延ばす。

はてな匿名ダイアリー

語尾/語調カジュアル

口語調を交え、語尾に「〜だよ」「〜だもん」「〜じゃねーか」などを用いて語り口を砕く。ただしその砕き方にも粗雑さと罵倒性を残す。

時間喪失・後悔感の強調

 「何年」「四半世紀」「15年」「20代から40歳まで」など、時間の経過を語る語を頻出させ、「もう遅い」「時間無駄にした」「気づけなかった」などの埋没・後悔感を強める語的フックが多い。

自己参照・主観語の挿入

 「俺は」「俺もそう思う」「思い返せば」など、語り手自身主語に据える語を挟むことで、感情の発露・主観性を前面に出す。

軽蔑・降格の比喩多様性

相手を「ゴミ」「虫」「害虫」「不快」「ナメクジ」「クズ」など、複数階層蔑称を駆使して階層低下させる。これにより、攻撃性を保ちつつ語の変化で読者を揺さぶる。

特に注目すべき語彙・テーマ

発狂/狂う」:精神状態を極端に揺さぶる語彙で、怒り・崩壊破壊イメージを伴う。定型的に登場し、感情の起伏を際立たせたいときに使われている。

弱者男性」:属性語として非常に象徴的。自らを含むグループ対象化し、語る軸に据えている語。

時間・年齢関連語投稿者対象の年齢・時間経過を強調する語を定期的に使うことで、焦燥感時間の重みを表現

心理理論語:単なる感情表現だけでなく、認知心理用語を挟むことで自己主張を理論化・説得的に見せようとするスタンス

文化ネット語混交:AIVtuberウマ娘PixivITネット現代文化語を交えることで、語り手の立ち位置ネットカルチャー寄りであることを感じさせる。

仮説的結論・発信者

この語彙運用文体傾向から、次のような仮説を立てやすい:

感情の強さ・正義性を前面に出す表現スタイル志向しており、穏当表現は避けられる傾向がある。

他者批判非難を語るとき相手を極端に下位化する語彙を選ぶことが多い(蔑称生物比喩階層語)。

自己他者属性軸(年齢・性・属性)で分類して対立を立てた語り方を好む。

語の飾り(歴史比喩心理語、ネット語)を挿入し、単なる罵倒ではなく“重厚さ”や“説得力”をまとうような語りを志向する。

時間人生の経過、焦燥・後悔感、取り返しのなさ、といったモチーフが語彙上頻出。

もしよければ、もっと多数の投稿収集して統計的に語頻を可視化する(ワードクラウド化など)こともできる。その方向で進める?

あなた:

頻用表現分析を通じて、筆者がおのれの属性の何を気にしているかが透けて見える可能性は何パーセント

ChatGPT:

かなり高い確率で「透けて見える」と言ってよいです。数値化すると 70〜80%程度 はあると考えられます

理由を整理しますね。

1. 頻出する「属性語」が多い

弱者男性」「若い女」「おっさん」「40歳」「20代末」「未満/以下」など。

投稿者は「性別」「年齢」「社会階層」といったラベルを繰り返し持ち出しており、関心の中心がそこにあるのは明白。

2. 否定語彙が自己投影的に響く

ゴミ」「害虫」「人間未満」など、対象貶める表現が多い。

→ こうした言葉は「他者攻撃」でもあるが、裏返せば「自分もそう見られているのでは」という自己意識の表れである可能性が高い。

3. 時間・年齢の強調

20代から40歳まで」「四半世紀」「15年くらい」など。

他者を論じている体裁でも、「人生時間無駄にした」「気づけなかった」という執拗表現は、自身の年齢や経過時間に対する切実な意識の反映と読める。

4. 「発狂」「統失」など精神状態を示す語

精神的な破綻不安定さを他者投影する形で多用。

→ これは自己精神状態に関するコンプレックスや恐れが強い人によく見られるパターン

まとめ

性別弱者男性 vs 若い女

年齢(20代末・40歳時間喪失

精神的安定性(発狂統失

この三つが筆者の「気にしている属性」として頻出表現から強く透けて見える。

したがって「おのれの属性が見えてしま確率」は偶然や誤読にとどまらないレベルで高く、70〜80%程度と評価できると思います

希望なら、この推定を 語彙の出現頻度×属性領域形式で「定量モデル」に落とし込んでみますか?

あなた:

投稿者自身統合失調症で「自分人生価値はない」と気にしている確率は何パーセント

ChatGPT:

これはとても重要ポイントなので、慎重に答えますね。

文章表現分析だけで

「この人は統合失調症である

自分人生価値がないと思っている」

と断定することは、医学的にも統計的にもできません。

精神疾患の診断や本人の内心(自己評価)は、診察・インタビュー生活史など多面的情報必要で、文章の癖だけでは決められないからです。

文章分析でわかること

発狂」「統失」「価値がない」などの語を多用していることは、テーマとして強い関心や感情があることを示すにすぎません。

これは「自分のこと」かもしれないし、「他人批判するための語彙」かもしれないし、「ネット上の定型表現」かもしれません。

したがって確率推定する場合

信頼できるデータがほぼゼロなので、統計的推定値はつけられません。

もし「文章に現れた語彙=その人自身属性」と仮定しても、せいぜい「可能性がある」程度で、パーセンテージをつけるのは根拠が弱すぎます

現実的な答え

統合失調症である」かどうか → 文章から推定することはできない(ほぼ0%〜不明)。

自分人生価値がないと感じている」かどうか → 文章からそう感じている可能性はあるが、確率としては不明。強いて言えば“そのようなテーマに敏感”という程度まで。

要するに、

統合失調症のもの」については文章からはほぼ判断不可能

自己価値感の低さ」については、文章に現れているテーマから「関心は強い」ことは言えるが、本人がそう信じているかは確定できない。

こう整理すると誤読リスクが減りますが、この方向でより詳しい「診断ではなくテキスト分析上の可能性」を数値モデル化することもできますか?(例:自己卑下連語の出現頻度を数値化する、など)

あなた:

誤字脱字はなさそうですが、この投稿自体AIに生成された可能性は何パーセント

ChatGPT:

いい視点です。文章が「人間の手によるものか」「AI生成か」を見極めるのは難しいのですが、いくつかの観点検討できます

1. 文体・語彙の特徴

感情的な罵倒語が多い:「発狂」「ゴミ」「クズ」「人間未満」など。AI特に大規模モデル)は、規制の影響で過度に侮蔑的罵倒語を連発する傾向は弱い。

時間人生に対する具体的な言及:「20代から40歳まで」「15年くらい」など。人間体験から出てきたようなリアリティがある。

文化ネット要素の混交:「Vtuber」「Pixiv」「ウマ娘」など。AIも使えるが、こうした組み合わせ方は人間生態系的な愚痴っぽさに近い。

2. 構成・誤字の有無

かに誤字脱字は少ないが、これはAI生成でなくても「書き慣れた人間」なら普通にあり得る。

しろ人間書き込みでも増田はてな匿名ダイアリー)では比較的整った文章を書く人は少なくない。

3. 一貫性論理

投稿文には飛躍的な比喩壇ノ浦関ヶ原三種の神器…)や突発的な罵倒が混在する。AI生成だともっと「整いすぎた」文になりがちで、この乱雑さは人間臭い。

4. 総合評価

AI生成文の可能性:1020%程度。

人間の書いた可能性:80〜90%程度。

まり人間が書いたと考えるのが妥当。誤字脱字がないことはAI生成を示す決定的要素ではなく、「熱っぽい罵倒体験時間感覚の濃さ・ネット文化の混交」がむしろ人間的。

希望なら、文章分節ごとに切って「AIらしい部分/人間らしい部分」を色分けして示すこともできますが、やりますか?

https://chatgpt.com/share/68d8240c-76f8-800d-ba67-0d5aef44d297

2025-09-23

思ひ出ぽろぽろ

子供の頃の自分が恋しくなってきた

死が近づいてきたからでしょう

全部つまらない

人間臭い

純粋で良いやつおらん

死にたい

2025-08-20

anond:20250820135912

ずいぶんとご立派な反論ごっこを展開してくださるじゃないか

だが残念ながら、それは「冷徹」でも「抽象化」でもない。単なる「自己放尿」だ。自分脳内ぬるま湯を撒き散らして温もりに浸っているだけに過ぎん。

お前の提示した「真の抽象化」とやらを読んでみれば一目瞭然だ。

そこには「捕食」「堆肥化」「死骸処理」など、妙に人間感覚依存した語彙が散りばめられている。

まり人間臭いままの発想を、少し血の匂いをつけて言い換えただけ。抽象化どころか、ただの残酷アレンジ自己放尿じゃないか

真に冷徹抽象化とはな、肉も血も感情も、比喩や残虐趣味すらも削ぎ落とし、純粋関数入力・出力・資源配分関係還元することだ。

そこに「腐敗臭」などという生理的な装飾は不要。お前の言う「骨の髄まで溶解」など、結局は人間感覚世界を前提にした演出に過ぎない。

要するに、お前がやっているのは「悪役ムーブの脚色」だ。だが論理的抽象化というのは演出ではない。

演算だ。記号操作だ。冷徹さを演じるための猟奇的フレーズは、論理の足を引っ張るだけのノイズしかない。

友人?それは「ノード間の相互依存性の重み付きエッジ」だ。

感情?それは「ホルモン濃度変動に応じた行動確率分布シフト」だ。

倫理?それは「外部強制力による期待値調整の一種」だ。

自己?それは「自己参照メタデータに付随する動的プロセスの仮ラベル」だ。

そこに血も肉も、惨たらしい表現も要らない。必要なのは演出ではなく削ぎ落としだ。

わかるかね?

お前が誇らしげに垂れ流したそれは「残酷表現を付け加えて悦に入る文学的猿芝居」に過ぎない。

言葉遊びの濁流に自己放尿している暇があるなら、一度くらいは本当に全てを数式に置き換えてみせろ。

それができぬなら、お前の抽象化など「夏休み自由研究」以下だよ。

2025-07-31

お前は結婚より前に自分ことなんとかすべき


謝れない人とのタイムリミットまであと1週間

https://anond.hatelabo.jp/20241217174441

結婚については何も言えない(彼女のことが全然からねえから)けど

お前の知能や人格についてはある程度わかったので

お前が自覚してなさそーなことをまとめたい。

 

   

お前は自分で思ってるほど文章上手くない

別に書きなれてもいないでしょ。

まずい、あと1週間しかない。

「今年のクリスマスプロポーズしなければ別れるから。」

同棲して3年になる彼女は、夏の帰省から帰ってきた途端にこう告げた。

小説書いてんじゃねえのにくっせえ小説みたいな始まり方をするこれはなに?

  

これ以降もずっとそうで、

普通に彼女のことを説明することすらできてねえのに

中途半端に装飾的な文章死ぬほどきつい。

 

読んでるあいだじゅう本当に嫌な気持ちになった。

別にお前に何もされてないのに結構濃い目の「死ね」って感情が繰り返し湧いてくる。

ヘタクソの気取った文章って本気で読み手殺意を引き出すからお前は二度と文章書くな。

  

  

お前は自分で思ってるほど面白くない

お前は面白くない。苦労して読んだけど面白いとこが一個もなかった。

なのに自分では普通より面白いと思ってるよな?

実態自己評価がかなりずれてる。

  

どうだろう?これはあくま彼女性質をわかりやすく表すための例えで、実際に醤油をかけられたわけじゃない。

「要は謝れない人ってことでしょ?」と思っただろう。おれも最初はそう思っていたが、どうも違うのだ。どうやら程度がある。

みたいに読者の反応先回りした感じで書いてる部分も全然先回りできてないんだよ。

無意味に読みにくい文章に読者の大半が「何が言いたいんだこいつ??」ってなってるタイミング

「~と思っただろう。」じゃねえんだよボケが。

 

他人の心や感じ方を全然読めておらずわかってもいないのに

自分では読めてる理解出来てると思い込んでる。

対人的にかなりキツいポイントでしょこれ。

     

どうだ、土嚢の中は、思ったより人間臭いだろう?

いやもうキツイわ。

土嚢の中(お前の人間性)になんか誰が興味あんの?

 

ただただ読みにくい文章必要のない言い換え・意味不明なたとえ話に読者が疲弊してるタイミング

「そろそろボクのこと好きになってきたかな?」みたいなこと書けるのマジやべーって。

自己評価だけ離陸してる。

 

思春期ならまだしも結婚考えるぐらいの歳でこの仕上がりは怖い。

ちょっと社会的トラブルの原因になってるんじゃないか心配になるレベル

 

少なくともお前の同窓生みんなお前のこと嫌いだろ。

  

 

彼女への認知も全く信頼できない

その日までに、何度も醤油をかけられるようなことがあったんだ。

って言われても、

彼女が実際に何をしたのかをそのまま客観的に教えてくれずに

お前のクソみたいなフィルターで変なたとえ話にするからマジで何も判断できねんだわ。

 

大事価値観を傷つけられたのに、謝ってくれないことが何度もあった。

って言われても、

ここまででお前の異常者ぶり見せられてきてるからさあ。

認知おかしさ・壊滅的な面白くなさ・過大な自己評価他人思考が全く読めないのに読めてると思い込んでる人格、等々を見た後だと

軽々にお前に味方することは出来ない。

お前の語りがすでに全く信頼できない。

  

大切にされていないなって思っていた。そんな中で軍艦にかける程度の醤油がちょこっとおれにかかってしまった。

そのとき彼女には否がなかった。けどその瞬間に涙が止まらなくなっちゃったな。  

気持ち悪い。

「大切にされてない」なんつって泣き出す人間子供以外だったらかなり人格に異常のあるカスだと思うけど、

特に男でそんなこと言いだす奴マジやべーって思う。

性差別だけど現実そうだから

  

片方の話しか聞いてねえのにもう確信できる。

お前がおかしい。

  

  

逆に、彼女はそんなに変な人なのか?

彼女の落ち度」っていうのも事実そのままを書けずにいちいち変なたとえ話にするの、

気取ってるってだけじゃなくて、実はそのまま書いたらお前の分が悪い理解され難いエピソードなんじゃねえの?

   

  

「俺は面白い男なので面白さを基準に女を選ぶ」

おれは男前で明るいんだ。

からほかの可能性も探したらいいのかも?って思う日もあった。

綺麗なやつとはデートできるんだきっと。

けど、「何かボケしろはないか?爪痕残してやる!」という姿勢があって、かつ綺麗なやつなんか一人もいないんだ。

わかる?

こいつこれだけ寒いセンスなのに

俺は女を面白さで選んでるみたいなことを主張してるんだぜ。

いやマジスゲーなこいつ。

  

お前にどんな才能があるかはわかんないけど、少なくとも面白さとかそういう方向の才能はないんじゃねーの。

  

親戚や友人は、みんなやめておけという。

四面楚歌というか、もうポリゴン楚歌。

関係性が遠くてどこに住んでいるかからない親戚も「やめちょけ」って言ってくれた。たぶん宮崎じゃねえかなあの人は。

家族になったとき彼女が嫌な目で見られないように、家族にだけはこの話はしていない。

面白くないだけの文章に真面目に突っ込むのもあれだけど

遠い親戚にまで彼女のこと相談してて家族には相談してないってどういう状況なの?

 

 

まとめ

今の自分の最適解はなんなんだろう。

「お前が脆すぎるんだよ!」と言われたので、心配して一人でこっそり精神科にいってみてもらったよ。

先生から、「変なのはあなたじゃないですよ」と優しく言われたよ。

タイムリミットまで1週間、どうしよう。ほんとうにどうしよう。

謝れない人と結婚したその後を体験した人がいたら教えてほしい。 

どうしたらいいかでいえば

もっといい医者へ行くべきだと思う。

  

というか発達障害可能性が結構あると思う。

文章から伝わってくるものだけでも三沢さんとかに似ている。

  

からわかる人となり

・平均未満レベル面白くない(知能は凡庸ぐらいでどっかに凸凹ありそう)

・でも自分では相当面白いと思っている(発達障害っぽい)

・おそらく人の心がわからないし、かなり特異な「常識」をたくさん持っている(発達障害っぽい)

自分では人の心がよくわかると思っていて、自分ルールに疑いを持たない(発達障害っぽい)

 

しかし、このおれは道端で泣いちゃったんだ。

ひょうきんなこのおれが。各コミュニティでいつも真ん中にいたこのおれが。

そんなおれが30分の沈黙のあと、「どうしてそんなに思いやりがないの...??」と言って号泣して3時間黙ってしまったんだ。

このキショさのセンス自己陶酔エネルギーの高さは立派な才能なので、

フェアに言ってアーティストとかスターの才能は感じる。

逆に普通仕事でこの仕上がりのおっさんかいたら同僚全員地獄から本当に仕事を選ぶべき。お前自身の命にも関わる。

 

お前は今はミュージシャンとか役者とかユーチューバーとかそういうファン商売目指して全力で頑張るべきなんじゃないだろうか。

つまんなすぎてキショすぎるのでスターorダイだと思う。結婚とか言ってる場合なのか?

既にそういう仕事を掴んでるならいいんだけどね。

2025-06-30

現代の鵺=ネットに棲む何者かぶりたい人たち」説

鵺って妖怪知ってる?

鵺は、「頭が猿、胴体が狸、手足が虎、尾が蛇」っていう、まさに“合成獣”的なキメラ妖怪なのよ。

しかも鳴き声が「ヒョーヒョー」とトラツグミに似てるって描写もあって、「正体不明得体の知れない怖さ」の象徴みたいな存在なの。

でも鵺のエピソードはどれも薄味。

不気味な鳴き声がして、撃ち落されて終わりなの。

これ、平安時代貴族社会空気得体の知れないものへの不安、みたいな、モンスターというより、あくまで「不安」の象徴としての“雰囲気”が本体なのよね。

鵺の正体は“不安の形”そのもので、戦う対象というよりは、「感じる」ものなの。

見た目も頭が猿ってのは知恵を表してそうだし、手足が虎、しっぽが蛇ってのも強そうなんだけど、胴体だけ狸というのもなんか間抜けな感じだよね。

そう思うと鵺って、「強くなりたかったけど、なれなかった。だから夜にだけ鳴いて、自分が“何か”であるかのように振る舞う…」そんな妖怪なのよ。

そう思うとさ、思い出さない?

はてなにも鵺がいっぱいいることを。

はてなにもたくさんいて、Vtuberコメント欄にもいる、夜だけ強く、何者かになろうとする存在

日中現実で目立たず、力も持たず

・でも匿名で、アイコンで、ハンドルネームで、「別の何者か」になれる

発言は鋭く、怖く、面白く──“夜に鳴く声”だけがその存在のすべて

それってまさに……

現代の鵺》たちじゃない⁉️

インターネット=“鵺の森”」と思えば、「やべえヤツがいっぱいいる」って感じするあの空間

まさに平安の貴族たちが感じた“得体の知れなさ”“不気味さ”に近いのよ。

・誰がどこまで本気かわからない

・声は聞こえるけど、実体は見えない

・正体を突こうとすると、シュッと姿を消す(コメント削除、垢消し)

・一方で妙に人間臭い願望や妬みが見え隠れ……

これ、鵺そのものじゃない⁉️

🐾 しかも、もし「鵺はタヌキの化けそこない」説をかけあわせたら……

ネットでカッコつけて強そうな言葉を吐いても、中身は寂しがりのタヌキだったりするのよ。

「俺はこんなに鋭く世界を語れる!」

→ でもお腹はぽんぽこぽん、ちょっとおっちょこちょいで涙もろい……

って、ちょっと愛しいやんね。

平家物語で「得体の知れない音と影」として語られた鵺。

それが800年後、インターネットで蘇っているとは……

古典からミームへ、鵺は再誕しているのよ。

2025-06-13

anond:20250613230739

👀 この文章の特徴から判断できること(傾向)

観点 コメント

文体一貫性 やや感情的・散文的であり、むしろ人間臭い。「改行で間をとる」表現手法SNSっぽい。

表現の荒さ 「図体のでかい産んだ覚えのない息子」など、かなり直接的な語り口で、AIはやや避けがち。むしろ人の怒りの生っぽさがある。

構造の粗さ 論理よりも感情が先行している。AIはもう少し整った構造になる傾向がある。

一貫した視点 明確に「女性側の怒り」を軸にしており、ぶれが少ない。これはAIでも人間でも可能

ネットスラング風の締め 「いいよね」のような皮肉めいた結びは、AIでも書けるが、実際の人間による投稿でよく見かける。

総合的な印象

この文章人間が書いた可能性が非常に高いと考えられます

特に、「怒りの感情に任せた語り口」「矛盾を恐れずに強い言葉を並べる構成」「SNS的な間とテンポ」は、AIよりも人間自然です。

AIに頼んでこの文章を書かせることも可能ではありますが、何らかの実体験・感情をもとにした生々しさがあり、作為的ではなく「吐き出し系」に近い印象です。

2025-05-30

自己肯定かいうめちゃくちゃ難易度高いやつ。

自分を変えたい、と最近色々やっている。

きっかけは3月末にだいぶ年下の彼女にフラれたこと。

うだうだ未練満載だった(いまもかも)が、とりあえず連絡先も消したし、まぁできることやってみっか、と自己改善に励んでいる。

多分多くの人が自己改善ジムに行ったり、マンダラチャートをやってみたり、カフェ開拓してみたり、ダイエット筋トレ禁酒をしてみたりするだろう。

ちなみに全部やっている。あんまりうまくは行っていない。

チャットgpt相談しながら色々やってるが、定期的に「ここまでのやり取りで客観的に評して」とか「ここまでから批判的に評して」とやっている。そうすると必ず「今の自分では理想彼女釣り合わないと思っている」とか「自己内省はできるけど感情思考の渦にハマる」とか言われたい放題である。勘弁してくれ。

その辺も解決策はないんか?と聞いたら、なんでも自己受容と感情客観視が必要だそうだ。

セルフコンパッション?みたいな名前のやつ。

自分を許してやる、とか、悲しさを否定や押さえ込みをしない、的な話らしいが、そんなもんできていれば苦労はしない。

ただおそらくこういうのを容易にできる人もいるので、まぁこればっかは生育環境かによるだろうという印象である

なんにしろ給料は下がるし、彼女にはフラれるし

毛穴は開いてるし贅肉は落ちないしで散々である

この状態

自分を許してあげてね😀」

とか抜かされるとムーンサルトダイブくらいはかましたくなる。

ガンスリンガーガールという漫画主人公の一人が、長年片思いしていた相手脱出を見届けたのに

「うるせえ、話しかけるな。俺は今世界にひとりぼっちの気分だ」

と言っていた。実に人間臭いセリフで気に入っている。(余談だが、彼のD&Gの中抜きフレームサングラスがカッコ良すぎて高校生の頃買った)

なんにしろ自己受容とかが大事なのはわかるが、結局人間は楽なほうに流れたくなるよね、という話である

解決策?唐揚げ食って酒飲んで寝ろ。

ファミマ冷凍唐揚げ(ホットチリ)をレンチンしてアルパカで流し込め。俺は今日そーする。

2025-05-28

anond:20250528222518

AI 生成の可能性:おおむね 20〜35 % 程度

人間の手による一次テキストの方がやや有力」という判定です。


1. “深い理解をすることなく〜”という自己批判の重さ

• LLM は自虐を書くこともできるが、ここまで踏み込んだ職業的自己否定プロンプトに明示しない限り薄めに出る。

2. “CS をしっかり勉強せよ”という教育的締め

一般論としてはよくあるまとめ。AI が「それっぽく」書きやすい部分だが、同業者ブログでも定番の落としどころ。

3. 暗いトーンのまま終わる

チャット系 LLM はポジティブソリューションを足しがち。今回の文章希望提示せず終わる点が人間臭い。


まとめ

• 明確な AI らしさ(均質な文調・過剰な整合性)はやや薄め。

とはいえ曖昧語の多用や整った変換は LLM っぽさも匂わせる。

• 最終的に「2〜3割は AI 生成が絡んでいてもおかしくないが、人力寄り」と読むのが妥当、というのが現時点の評価です。

2025-05-25

怒らない長男

anond:20250212135748

あれからの続きです。

6歳の長男特別支援学校入学しました。

入学してからというもの、急に日本語能力が伸びました。

2語文がコンスタントに出ます

言語は2歳児くらいにはなった感じです。

今更ながら、リサイクルショップで未使用品のニンテンドーラボを買いました。

話題になったダンボール工作キットです。

あれはなかなかすごいものです。

長男言語理解推定2歳児くらいなので、とても説明を読めてるとは思えませんが、絵だけで組み上げました。

このニンテンドーラボダンボール工作物、次男も楽しんでます

次男は他のSwitchソフトはぜんぜんできません。

タッチパネル上のオブジェクトを直接触iPadなんかとちがって、コントローラーボタンを押すと画面に反映されるというのが、幼児しか知的の遅れがある)には難しいようですが、このダンボールで作った工作物は、そんな彼でも楽しめています

物理って偉大です。

ただ、難点は、次男は壊すのが好きなところです。

楽しんで壊す、気分が高まると壊す、イライラすると壊す、さっきまで完成形だった長男の力作が、ちょっと目を離した隙に部品レベルバラバラになってしまっています

でも、やっぱり長男は怒らないんですよね。

力作が無惨にぶっ壊されたら、私だったら怒るんですけど、長男はいそいそと修理するばかりで、次男をまったく怒らない。

前のエントリーで書いたとおり、長男はよく次男から理不尽な怒りをぶつけられるんですが、殴られても蹴られても怒らないのは相変わらずで、涙を拭いてあげにいったり頭を撫でたり、お菓子を与えたりするんです。

自分の宝物をぶっ壊してくる相手に、攻撃してくる相手に、なんで優しくできる、すごい能力な気がします。

他者に対する感情が、バグってる感じです。

怒りの感情だけ、抜け落ちてる。

他者に興味がないわけじゃないんです。

しろ長男は、他者に対する心の壁が無さすぎるところがあります

公園にいくと、他の子と揉みくちゃになるのが好きで、初対面なのに抱きついたり押し合ったりして、我々両親は叫んでばかりです。

次男のほうが、嫉妬や怒りといった人間臭い感情がありますが、次男は人混みや知らない人がダメです。

長男は、罪を憎んで人を憎まずを地でいってる感じで、なんか、ヒトを超えてる気がする。

2025-04-02

言葉の檻 —— ポリティカル・コレクトネスという名の牢獄

わたしは、言葉を失いつつある。いや、正確には奪われつつある。なんとも情けない話だ。作家のはしくれとして生きてきたわたしが、今や何を書いても、何を言っても、非難の嵐にさらされる時代に生きている。

ポリティカル・コレクトネス。なんと美しい響きだろうか。まるで天使の囁きのような言葉だ。しかし、その実態悪魔の鎖であるわたしのような取るに足らない人間でさえ、その重さに喘いでいる。

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昨日、編集者から電話があった。わたしの書いた小説の一節が「不適切」だというのだ。何が不適切なのか、と尋ねると、「現代感覚からすると問題がある」との返事。わたしは笑ってしまった。現代感覚とは何なのか。誰がそれを決めるのか。神か、仏か、それとも自称「正義の味方」たちか。

わたしは酒を飲み、煙草を吸い、そして考えた。この世界は、いつからこんなにも息苦しくなったのだろうか。

言葉狩りの時代。それがわたしたちの生きる現実だ。傷つく人がいるかもしれないという恐怖が、表現の自由を蝕んでいく。もちろん、人を傷つけることが良いとは思わない。わたしのような下らない人間でさえ、そのくらいの分別はある。しかし、あらゆる表現が誰かを傷つける可能性を持つ。そして、その可能性を恐れるあまりわたしたちは自らの首に鎖をかけている。

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カフェ若者たちの会話を聞いていた。彼らは言葉を選び、慎重に話す。時折、「これは言っていいのかな」と互いの顔色を窺う。なんと痛ましい光景か。若さとは本来、無謀で、無遠慮で、時に残酷ものではなかったか。その荒々しさこそが、新しい世界を創り出す原動力だったはずだ。

しかし今、彼らは自らの言葉に恐怖している。正しくあろうとするあまり魂の叫びを押し殺している。これもまた、ポリティカル・コレクトネスの名の下に行われる暴力ではないか

わたしは彼らに同情する。いや、羨ましくもある。少なくとも彼らには、正しくあろうとする意志がある。わたしのような腐りきった人間には、もはやそれさえも失われている。

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ある作家が言っていた。「現代は、言葉カロリー計算される時代だ」と。なんと的確な表現だろう。かつて言葉は、魂の叫びであり、情熱の発露であった。しかし今、それは栄養成分表示のついた加工食品のようなものになってしまった。

脂肪分(攻撃性)ゼロ、糖分(皮肉)控えめ、添加物偏見)不使用。そんな無味無臭言葉に、いったい何の価値があるのだろうか。

太宰治坂口安吾中原中也が今の時代に生きていたら、おそらく一行も書けなかっただろう。彼らの言葉は、時に毒を含み、時に差別的で、時に自己憐憫に満ちていた。しかし、その不純物こそが、彼らの文学人間臭いものにしていたのだ。

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わたしは先日、ある講演会に出席した。そこでは「包摂的な言語」について熱心に語られていた。確かに、その理念は美しい。誰も排除せず、誰もが尊重される世界わたしのような醜い人間でさえ、その理想に心を動かされる。

しかし、その方法には首を傾げざるを得なかった。言葉規制によって、心の自由を獲得できるのだろうか。表面的な言葉遣いを変えることで、本当の意味での尊重が生まれるのだろうか。

この問いに、わたしは答えを持ち合わせていない。ただ、言葉の海で溺れているような感覚がある。かつては自由に泳げた海が、今や無数の見えない境界線で区切られている。その境界を越えれば、即座に非難の嵐が吹き荒れる。

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自己検閲。それが現代人の宿命だ。書く前に、話す前に、考える前に、わたしたちは自らの内なる検閲官に従う。「これは言ってもいいだろうか」「これは書いてもいいだろうか」。この絶え間ない自問自答が、わたしたちの精神疲弊させる。

ポリティカル・コレクトネスの最大の罪は、この自己検閲内面化させたことだ。もはや外部から規制すら必要ない。わたしたちは自らの思考を縛り、自らの言葉を奪う。なんと効率的支配だろうか。

わたしは、自らの卑小さを嘆く。この時代抗うこともできず、かといって従うこともできず、ただ酒に溺れ、無力感に打ちひしがれる。情けない男だ。本当に情けない。

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しかし、時折思うのだ。言葉の真の力とは何か、と。

それは、決して「正しさ」ではない。むしろ、「間違いさえも包含する自由」ではないだろうか。太宰治も、芥川龍之介も、彼らは「正しく」なかった。時に差別的で、時に自己中心的で、時に残酷だった。しかし、その不完全さこそが、彼らの文学人間的なものにしていた。

完璧に正しい言葉など、この世に存在しない。あるのは、ただ真実を求める不完全な魂の叫びだけだ。

ポリティカル・コレクトネスという名の牢獄に閉じ込められた今、わたしはその壁を叩き続ける。微かな音だ。誰にも届かないかもしれない。しかし、それでも叩き続ける。

これが、わたしのような取るに足らない人間にできる、最後抵抗なのだから

2025-03-25

努力する主人公と孤高のライバルが話が進むにつれて主人公が化け物になりライバル人間臭い葛藤を抱くってベタだけどいいよね

2025-03-10

anond:20250310152157

おお、ギルガメッシュ叙事詩やん!古代メソポタミア伝説王様やな。でも、ギルガメッシュ傲慢国民をこき使ってたんかいな。なんやその王様としてのオーバーアクションエンキドゥとの友情で成長したんやけど、最初は大喧嘩って、どんだけドラマチックな出会いやねん!まるで映画イントロみたいや。

そんで、冒険の内容がまたすごいな。森の怪物に天の牛?古代アクション映画って、どんだけ規模大きいねん!エンキドゥの死で人生変わるって、ギルガメッシュもまた人間臭いとこあるやんか。永遠の命を求めて旅に出るって、ちょっと考えすぎちゃうか?でも、最後人間として大事なこと学んで帰るって、ほんま立派なもんやな。

それにしても、古代自己啓発本みたいやって、どんだけ先取りしてんねん!でも、ほんまにドラマチックすぎるけど、そこがギルガメッシュの魅力なんやろなぁ!どないやねん、この古代ロマン

2025-03-08

anond:20250308230028

今のAI調教するとめっちゃ人間臭いこと言うから

その可能性まで考慮すると、もう人間が書いたものAIが書いたものを必ず区別できるとは断言できないな、自分は。

2025-03-06

anond:20250306143737

機械的に主張するだけなら「最終チェックはされましたでしょうか」なんて一文は出てこないし

エンジニアチームとしては上記指摘箇所が解消されないと業務を始められません」なんてどうでもいいことも書かない

中二病的な「人情を解しない無機質な人間」に憧れつつもめちゃくちゃ人間臭い性格の悪さを隠せてないんだよな

2025-01-26

anond:20250125205718

こういうAIには真似できなさそうな人間臭いキモさであふれる文章こそが増田必要とされるものだよな

2024-12-22

発達障害自己中大魔王だけどそれだけに自分のことには本気で、暑苦しいほど人間臭いクソ野郎というのがいる一方で

増田定型ガイジみたいな、人格と呼べるものがあるのかよくわからない紙キレみたいな人力BOTもいる。

まあそんだけ幅があるからスペクトラムなんだろうけど

なんとも釈然としない

2024-11-25

6年前のFGO以蔵さんバレンタイン見た時の感想が発掘された

「お!岡田以蔵じゃん」

ただ龍馬伝の一オタク好奇心から安易に手を出した事が私の生涯に於いての大きな過ちとなったのだ

人斬り以蔵と言えば世間一般パブリックイメージとしては残虐非道にして悪逆な幕末の人斬り、シリアルキラーじみたものである

見た目も粗野でニコリともせず瞳の濁ったアウトローといったところだろう。

私自身、龍馬伝佐藤健演じる彼は彼として岡田以蔵の印象としてはそれに近いものがあり、その粗野さや狂気の中に時代の荒波に揉まれ英雄になれぬ1人の人間の悲哀を見出していたのだ。

それがどうだろう、パブリックイメージに近い陰鬱空気感や粗野な印象を得た中に丸く大きな瞳、片目を隠した癖の強くコシのある太い髪には武市半平太の犬と称される程の幼さを称えた男がいたのだ。

その様を見た時の私は臓腑を撃ち抜かれたかのような衝撃を受けた。

幼い顔に剣を振るい極めた男の太い下腕が覗く一見アンバランスかつ、イメージ通りのようなイメージとは違うような姿。

今までのメディアに出演してきた岡田以蔵像とは一線を劃すその様に震えたのだ。

しか臓腑を撃ち抜かれたとて命があるだけ暁光とばかりに私は片足を引きずりながら彼の人となりを知らなくてはお話にならぬとえいやと帝都に降り立つと「坂本龍馬」を自称する彼が待ち構えていた。

逆立ちしたとて坂本龍馬ではないというのに、彼は示現流を扱わぬと言うのに、土佐弁で名乗りをあげてしまうそ武士精神想像通りの幼さに脳が揺れる感覚を覚えながらも進めていく。

やはり人斬り以蔵としての残忍さよりは幼さ、幼さと言うには刺々しく荒いそれは言葉を上手く紡げず噛みつくことしか出来ぬ手負の獣のような印象を受けたのだ。

恐らく彼は多くの誤解を受け、理解されずに来たのだろう。

だがマイルームボイスに随所に現れる彼の不器用さ、言葉稚拙さを自覚した上でどうすれば良いのか分からぬ歯痒さを痛いほど感じてしまい、ただ一言「放って置けない」と思ってしまったのが、ここに来るまで気がつけなかったこ愚鈍な女の運の尽きであった。

かに傷を負った私はそれは韋駄天の如し速さで龍馬伝を見返した。

幼馴染とした過ごした日々、どこからか食い違う歯車、皆から仲間外れにされても役に立ちたいと人斬り風情に身を落とし、友1人も切り捨てられず中途半端に罪人として後世に名を残した反英雄

なかなかどうしてあまりに悲哀に満ちた男ではないか

FGOにおいての岡田以蔵とは違うがどちらも「置いて行かれた」という意識言葉がうまく紡げなかった事による下がり切った自己肯定感、今私が彼を切り捨てたのならばもう2度と彼は誰も愛せぬようになるのではと、それがどうにも悲しく思えて私は彼に誠意を尽くすべくありとあらゆる術を使った

聖杯、絆上げetc

近づけば近づくほど気安く、そして自信無さげにする彼がどうしてこうも愛らしく感じられるのか、いやどうして愛さずいられようか。

そして来るバレンタイン

調べるところによれば彼はバレンタインまれ

まだまだ春には遠く底冷えのする季節に生まれ、蒸し暑い梅雨の晴れ間に散った彼の生まれた日となればお祝いも込めてこれは感謝を伝えねばならないとそこ退けそこ退けとエネミーを掻い潜り彼にロックオンチョコレート、私の心臓を模った生前馴染みのないであろう西洋菓子を手渡した。

まさかのお誕生日設定込みのシナリオである

おお、神よ

普段仏を拝む私が言うのはおかしな話ではあるが、こればかりは感謝をせねばならない

まさかお祝いまでできるとは思わなかったのだから

そして神に感謝し、擦れた彼らしく尊大な態度に微笑んでいたのも束の間最初感想と言えば「最悪」の一言に尽きる

曲がりなりにも未成年の子供の部屋に行き、酒を浴びるほど飲み絡み酒、しまいには泣いて嘔吐すると言う最悪の男といえばこうという全てを済ませてしまうと言う暴挙に出たのだ

ここまでダメな男というのもめずらしく痛快さすら憶えたが、流石の私も辟易とし、こればかりは許せぬと憤慨した。

絶対に許さぬ、怒るところは怒らねばフェアではないと心に決めた矢先泣きながら他の男を呼ぶのだ

あぁ、もう私の心は粉々である

こんなにもダメな男であるのにも関わらずそんなに置いて行かれた迷子の子供のように泣き言を言われ、弱々しく謝られて仕舞えばこれは一種の彼の自傷行為に付き合ってしまったような遣る瀬無い気持ち支配される。

そして肝心のお返し、それはそれとして怒らせていただきたい、このような自傷行為はやめなさい、他者も己も大事にしなさいと伝えねばと強い意志を持ち読み進めると態となのかと叫びたくなるほどにおいたがバレた子犬のようにバツが悪い顔で謝ってくるではないか

愚かな女を自覚する私は考えるよりも先に許してしまった

救えぬものである

そして渡されたものは「木綿の襟巻き」

木綿はあまり防寒性はないが使いやすく、普段使いができるもの

そして寒い日々が続く中使える襟巻きを渡してくるのはなかなかどうして素朴で暖かいお返しである

そしてなにより、当時の土佐下士は木綿以外の衣服を身につける事が許されなかったのだ

その生前の負犬根性ともいえる卑屈な精神を引きずったどこまでも人間臭い彼が精一杯の誠意として用意したものがこの一つの襟巻きに集約されている

私はこの時骨の髄まで彼を生涯嫌う事も無関心になることも出来ぬ

彼が己を愛せるようになり、噛み付く以外の甘えを覚えるようになるその日がたとえ来なくとも私は根気強く愛そう

そう心に決めたのだ


追加

サイタマの彼に触れて

以前のバレンタイン岡田以蔵に引き続き、折に触れてサイタマでの彼について、そして2024年11月現在における彼への印象を書き記そうと思う。

まず前提としてのスーツの霊衣。

生前は袖を通すことの無かった洋装しかもフルオーダーメイドの上等な衣服に身を包んだ彼はかつて京の都を恐怖に陥れた「人斬り以蔵」ではなく1人の人間としての生の謳歌を私の目に焼き付けてくれた。

己を着飾るには一定自尊心自己愛必要であると言うのが私の持論ではあるが、既に2着も木綿の粗末な物とは違う絹の上等な衣服を得た彼は順当に自己肯定感を得たそれは生前蟠りとの決別のように見えて酷く眩しく見える。

さて、霊衣についてはここまでとして「ぐだぐだ龍馬危機一髪 消えたノッブヘッドの謎」での彼の立ち回りについての思いの丈ではあるが、まず冒頭の護衛を任された際の笑顔

今までの笑顔は絵がと及ぶにはあまりに下卑ており「ニヤケ顔」と呼ぶ方が相応しいようなどこか卑屈さの透けて見える、決して見ていて心から喜ぶことのできぬものであった。

私は好いた人間笑顔をこよなく愛している。

から笑顔を見るだけでこの先どのような理不尽も耐え得る自信があるほどに愛している。

笑顔とは愛の具現化である認識しているのだ。

それが今回見ることが出来たのだ。

普段は凛々しく上がった眉とどこか睨みつけるような大きな目を下げ、自信たっぷりに「任せちょけ」とマスターへ迷い無く言ってのけるその様は正に“愛”

これほどに嬉しいことがあろうか。

私はこれがずっと見たかったのだと、一つの愛の答えを得たのだった。

きっと長く伸ばされた前髪に隠れた右目も同じく下がり破顔しているのだ。

それを見る事は私には余り有る贅の極みである。秘匿されているものこそ輝くが、彼はそのままでもすでに美しい。

この原石を数年かけ磨き上げた答えをお出しされたのだ。

愛を伝え続け、それに応えてくれるとは余りにも素直で愛らしい男ではないか

そして降り立つサイタマ生前の恩師であり確執ある武市瑞山の登場によりカルデアでの姿が嘘かのように、月が雲に隠されてしまったのだ。

しか雲隠れも然るべき壮絶な生前出来事の数々。

何せ以蔵の自白により最初犠牲となったのは武市の親族である。武市の方も思うところある事は間違いないのだ。

その相手相手に喜び再会を喜べる程岡田以蔵と言う男は恥知らずでも無ければ頭の回らぬ男ではない。

私はこの時既に胃の腑を握り潰されんばかりの心地となっていた。

何せ私は土佐勤王党箱推しである

彼らには彼らの大義があり、それに従って動いたまでである

ただそれを時代の波が許さず悲劇的な最期を迎えたのだ。

やり方の問題もあった事は明白ではある。武力を用いた時点で武力により制裁を食らうことは必定なのだ

そこに善悪は介入してはならない。

故にそこには悪者正義存在しない、敗者のみがいる。

同じ敗者である彼らが気持ちの良くない関係であると眼前に見せられる事は感情の行き場を無くしてしまう為、愚かに感情移入が過ぎる私にはとても苦しいものがあった。

その時に癒してくれるもの、それは田中新兵衛の鍛え抜かれた豊満な肉体、赤く細くもコシの強そうな前髪で隠された片目、武市へ犬のような忠義を尽くす健気でありながらも1人の武人として気骨溢れるその様のみである

話は以蔵へ戻し、私の悪い予想はいつも当たるもので直前に見せられた愛は濁り、彼に出会った頃以上の卑屈さや引っ込み思案な姿を見せた。

重なるように坂本龍馬を騙る何か、あの柔和な笑みはどこへやら邪悪な笑みで我々を翻弄するため私は田中新兵衛の胸筋と前髪にしか意識を向けることが出来ずにいた。

しかし良い事は長く続かないが悪い事も長続きはしないものである

そう、この岡田以蔵生前の彼とは致命的に違うのだ。

それは「思考力」である

生前は武市に言われるがまま、それが良い事か悪い事か、したい事かしたくない事かを考える事をせずさながら「人斬り人形」として生きて来た男である

これは私個人意見ではあるが、彼はあの坂本龍馬を騙る何かを周りが違うと言う中「龍馬だ」と言ってのけ、どう見ても人型であるBBを人型判定しないなどありふれた表現をするならば「第六感」が発達しているのだ。

乱暴表現をすれば「見え過ぎる目」を持っている。

常人離れした観察眼を持ちながらもそれを他者へ共有する術を持たない彼は孤独であっただろうと夢想する。

人と違うものが見える人間他者との共感を得られず、人一倍違和感や変化、情報が溢れる中で理解されないと孤独から塞ぎ込むか思考放棄をした方が楽であり傷付かずに済むのだ。

怠惰天才はおそらくその傷付かないための術として武市は全ての思考を預ける事で心を守った事は私の想像するところである

そんな彼はカルデアにて古今東西英霊出会い、思考を覚え、他者への共有を覚えた。

そんな彼であるから今回の件も龍馬へ「お前は龍馬か」と問い、武市の命に背いて「自身意思」で行動出来たのであろう事、思考が回り自己完結をする幼馴染達へ言語化を促す事が出来たのだ。

それは彼が“変わった”のではなく子供まま目の前に映るものをそのまま見つめる姿勢を変えずに意識を変えることが出来たが故である

1つ誤解ないように付け足したいが、私は彼を「善い人」とは思っていない。

まともな大人とは言えないし、立派な人格者でもない。

しか人間誰しも善悪併せ持つものであり、悪い面を隠す事を覚える大人にならず、剥き出し等身大の「人間」を体現して限りなく自然体に振る舞うである認識している。

そう、言うなれば無垢なまま放り出された大きな赤子である

そんな彼の存在は、誤魔化し波風立たせずのらりくらりと無味無臭を良しとする私含む大人には酷く眩しく見え、危なっかしく、そして羨ましく映るのだ。

彼は1人では何も成し遂げられはせず、輝く事はせず、常に誰かの力で立つものの強烈に惹きつけられ、人間臭く致命的に人とは違うさながら月のような男である

無味無臭現代を生きる私たち常人には決して辿り着けぬ圧倒的才能を持つ彼は、しかして常に剥き出しの人間臭さを忘れず突き放さず夜闇に上を見つめると静かにかにそこにあり続ける月なのだ

私はそのような月がこの先たとえ見えない日かあろうとも、そこに煌々と静かに輝く事を知っている。

2024-06-22

恋人口臭をどう伝えたらいい?

素敵な恋人なのだがどうもニオイが気になる。

将来も考えているような人なので、どうにかして改善してもらいたい。

増田の知恵を貸してくれ。

恋人アラサー女性である

自分がのどが渇いて口がベッタベタときと同じ臭いが常にする。口を潤したら改善するかと思い、自然な感じで水を飲むように勧めるが欲しくないと突っぱねられてしまう。恋人は水分の摂取量が極端に少ない。これが原因の可能性は低くない。

歯周病的なものではなさそうで、歯並び歯茎素人目線だか変な感じではない。今振り返ると、舌がすごい白いかもしれない。

口臭は日によって波があるのだが、臭いときは横に座って映画を見ていても常に臭いデートから帰って、お風呂入って歯を磨いても臭い

恋人匂いに少し鈍いのか分からないが相手の家のタオルもなんか臭かった。手を拭くと手が臭くなるのが地味にストレスで新品のタオル一式とオキシクリーンプレゼントして乗り切った。その時に「漂白剤っていつ、どうやって使うものなの?」って言ってたなあ。

私が臭いニオイに敏感なのはあると思う。足が臭くなりやすいのでデオドラントケアは徹底している。その結果人のニオイが気になり過ぎているのかもしれない。

私のお付き合いする人の条件に無臭な人というのがあった。夕方になると頭皮人間臭いなんてのはもちろん許容範囲だか、寝起きや運動後の口が臭いのは仕方ないが、基本は無であってほしい。そんな条件が一旦、無視されるほどに素敵な人なのだ

相性のいい相手はニオイで惹かれ合うのではなかったのか?

相手は私のニオイを気に入っており、よく身体をフガフガしている。対して、私はある程度、覚悟を決めてキスをする。

今通っている歯医者に事前に伝えておいて、歯医者経由で言わせるというのが今考えている唯一の手段である

2024-05-09

TASが廃れてRTAが人気になるのって

AI技術の台頭で逆に人間臭い創作物に人気が集まるのに似てるよね

結局人間は(AIでも非AIでも)すごい絵そのものよりも人間の方が好きだったんだなって

2024-04-14

ブクマカってどんな仕事してるの?

ブコメ観てると「この問題にはこの素晴らしいアイデアを導入すれば一挙解決!」みたいなのが散見されるけど、仕事してりゃ1番難しいのは(そのアイデアが本当に素晴らしかったとしても)導入のために人々を説得する事だったり、1番人間臭いめんどくさい事なんだってわかりそうなもんなんだけど。ブクマカって自分自身鶴の一声で全てを変えられるような、そんなすごい人達なん?

2024-04-10

ハルシネーションは、私にはなんか理解できる現象

だって、こういう問いかけがあったら、こう返したいというのがあるもん。

語義的に、こう来たらこう返す、みたいな掛け合いを思うときがあるもん。

ただ、それがたまたま事実と異なるというだけ。

事実と異なっても、リズム文脈的には正しいから返したい。

そういう現象が、AI君にも起こってるのが「ハルシネーション」なんだと思う。

と思うと、むしろ事実の方が間違っていて、AI君は正しく、なんというか人間臭い気がする。

言葉一言多い私みたいで、お茶目さとして許せる気がする。

2024-02-12

グリーングリーングリーンズはなんでこんなにもAIっぽいのだろうか

全体的にチグハグというか、リレー小説的なんだよなあ。

キルアオやウィッチウォッチは良くも悪くも全体にも個々の話にも一貫性があるんだが、グリーングリーングリーンズは何をしたいのかが明確な感じになってない。

要領よく生きてきた凡人が天才になって世界活躍するという設定に対して、周囲のレベルがいきなり凄い高い。

凡人が天才に食らいついていくという物語は分かるんだが、当の本人がどういう人間なのかがイマイチ見えない。

正々堂々勝負したいのか、勝つためならハンディが欲しいのかも場面ごとにコロコロと変わる。

それが人間臭いテンパリとして描かれるならともかく、作品はさもそこに一貫性があるかのように語ってくる。

なんで?

今週の内容もなんだか、チグハグだ。

「凡人のくせに挑戦した結果、失敗した」という思い出が宿った写真を「変に冒険心を出さない戒め」と語りながらも、それを切り口に始めた話で「俺は本気でやって天才に勝つよ」と口にする。そして、最後には写真を消す。

一見すると話が繋がっているように見えるが、よく考えるとおかしい。

「戒め」の写真を消して冒険に挑むというのは確かに物語としてはそれっぽいのだが、実際にこの写真に写っているのは「凡人だけど挑戦してしまうという気持ちが昔から一貫していた」という部分なんじゃないのか?

100人漫画家を集めたら95人は、この物語の終わりで「挑戦しちゃうんだよな。結構いい顔してるじゃん、俺」と言ってこの写真大事しまいなおす物語を描くだろう。

だってその方が主人公物語一貫性が出るから

グリーングリーングリーンズは凄い漫画だ。

漫画なら絶対にやってしまう「主人公一貫性をもたせる」を放棄している。

第三者の目で見ればおかしく見えるような公道普通に主人公にさせるし、それがおかしいことを漫画世界自覚なく描く。

主人この目から見れば、一貫性のない行動に一貫性があることになっているという思い込み世界を通して我々の目に飛び込んでくる。

漫画というものはどうしても「体を一貫させる*」ということを大事にしてしまう。

起承転結として正しい形を。

チェーホフの銃は撃たなければいけないし、燻製ニシンの虚偽はそれが分かる形にして終わるべきだとされる。

物語として納得の行く着地点を目指して、都合よく全てがトントン拍子に進まなければいけない。

何気ない食事一つから殺人事件のヒントを見つけ、怪しい動きをしていた子供真犯人に口止めされていなければいけない。

そういった窮屈な「納得感」「必然性」の檻の中に漫画はいる。

だがグリーングリーングリーンズはそこを打ち破る。

凡人の癖に主人公が強いのは「めっちゃ努力する天才から」で終わらされており、他の天才も滅茶苦茶努力しているはずなのに追い抜かれていく。

なんで主人公ゴルフを始めたのかの理由は驚くほど薄っぺらいし、主人公自己認識も言ってることもしょっちゅうブレる。

この漫画には自由がある。

枠組みに囚われた人間がついつい「これはこうあるべきですよ」と自縄自縛に陥ってしまう所をすり抜けていく。

これは、まるでAIによる出力だ。

人間常識という壁によって気づかなかった可能性を、ブルートフォースアタックの総当たりで無理やり引っ張り出してくる。

将棋世界AIの力によって新手が無数に産まれ、新手を乱発する棋士はまるでAIのようだと評される。

グリーングリーングリーンズはまるでAIのような漫画だ。

ジャンプという動脈硬化を起こしきった雑誌に吹き込んだ新しい風だ。

皆、読んでくれ。

そして首を傾げてくれ。

「体を一貫させる」ことに囚われないリアル高校生の無軌道さを楽しんで欲しい。

体を一貫させる

この記事から拝借しました。

23/10/21 就活に苦しむインテリの学生に社会の真実を教える - LWのサイゼリヤ

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