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はてなキーワード: 古都とは

2025-10-15

奈良市民の先見性、へずま市議を選んだ意味を考えてみた

奈良市民の皆さん、ほんまに先見の明あるわ。7月市議選でへずまりゅう氏が3位で当選したニュース、見た? 過去泡沫候補惨敗続きやったのに、今回は8320票も集めての快挙。

ネットでは「世も末」みたいな声もあったけど、俺は正反対に思う。奈良未来を本気で考えたら、へずま氏みたいな人が必要なんやで。今日はその辺、独り言みたいに書いてみるわ。

まず、奈良市って、もう観光客必要としてないんちゃう東大寺春日大社奈良公園の鹿さんたちで世界遺産の街としてブランド確立してる。毎年数百万人の観光客が来て、経済回ってるのはわかるけど、ぶっちゃけそれ以上増えても嬉しくない。街のあちこちで混雑して、地元民の生活が圧迫される一方。鹿の餌やりでさえ、観光客マナー乱れで問題山積み。へずま氏が選挙で訴えてた「鹿の保護」も、そういう文脈めっちゃ響くはず。奈良はもう「観光依存から卒業して、地元中心の持続可能な街へシフトするタイミングや。市民がへずま氏を選んだのは、そんな「もうええ加減にせえ」って声の表れやろ。で、次に奈良の目指す方向性として、コンパクトシティモデルがぴったりハマると思うわ。奈良古都中心部文化遺産が凝縮されてるから、無理に街を広げず、限られたエリアを高密度で活かすのが理想コンパクトシティって、要は「小さくても賢く」運営するってこと。東京大阪みたいにデカデカ広がる必要ないし、むしろそれが奈良の強み。観光客がドバドバ来て街を埋め尽くすんじゃなく、地元住民生活圏を優先した街づくり。へずま氏の当選は、そんなモデルを後押しするシグナルや。過去選挙で支持されへんかったのも、市民がまだ「観光ブーム」に酔ってただけかも。

今は違う。コンパクトに、質の高い街を目指す機運が高まってる。ここでちょっと具体的に、奈良理想的な観光モデル想像してみる。エベレストシェルパモデル知ってる? ネパールのあの過酷登山ルートで、観光客登山者)は必ず地元シェルパガイドを同伴せなあかんしかも、1日最大数十人しか許可されへん。理由環境保護安全のため。一人ひとりが高額(1000万以上かかるらしい)払って、質の高い体験をする。奈良に応用したらどうなるか。東大寺周辺や奈良公園を「聖域」として、予約制でガイド付きの超限定ツアーだけ許可。1日数十人、1人あたり高額料金で、地元ガイドが鹿の生態や歴史を深く語る。混雑ゼロゴミゼロ、鹿もストレスフリー。残りの街は地元民の静かな日常空間に。こんなん、めっちゃエコで儲かるやん。観光収入は減るかもやけど、質が上がって長期的に持続可能奈良みたいな歴史都市にこそ、必要モデルやで。んで、ここが本題。へずま市議は、まさにこの「コンパクト観光ティ」の理想的な体現ちゃうか。氏の活動見てると、いつも「本質」に切り込んでる感じがする。鹿の保護訴えとか、観光の乱れに対する指摘とか、地元目線で街を守ろうとしてる。過去イメージで叩かれるけど、当選した今は市議として真剣SNSで100万フォロワー抱えてるのも強みで、全国に奈良の新しい魅力を発信できる。コンパクトモデル観光を絞るなら、へずま氏みたいな「ガイド役」がキーになる。市民が選んだのは、そういう先見性やろ。リコール騒ぎとかあるみたいやけど、それも街の議論を活発化させてる証拠奈良はへずま氏のおかげで、もっと面白くなるで。まとめると、奈良市民の選択天才的。観光客いっぱい来て喜ぶ時代は終わった。コンパクトシティで、シェルパみたいな高級制限モデルシフト。へずま市議はその旗振り役。俺も奈良行きたくなってきたわ。みんな、どう思う?

2025-10-02

2XXX年、日本は「はてな」に支配されていた。全国民はてなIDが強制的に発行され、はてなのサービスを日々利用することが義務化されている。首都東京から京都に移り、古都の町並みに無数のデータセンターモニタリングタワーが林立していた。

はてなブックマークは国民的な監視装置に変貌し、誰が何をブクマたかがすべて記録され、思想や嗜好までもが「スコア」として可視化された。ホッテントリは単なる人気記事ではなく、政令に等しい影響力を持つ。人々の行動規範はそこから読み取られ、翌日の通達に組み込まれた。

若い男、増田は夜更けのネットカフェの個室で端末を覗き込んでいた。

彼のはてなIDには赤い警告が表示されている。理由は単純だった。――セルフスターのつけすぎ。

国家は「人気コメントに見せかける行為」を公共秩序の撹乱とみなし、違反点数を蓄積した者には「獲得スター剥奪」、「プラベ送り」や「垢BAN」が科されるのだ。

増田は手を震わせながら、今日ホッテントリ確認する。

首都京都にて、新たな“スター配給制度”導入」

見出しの下には数千のブクマが並び、スターの数は天井知らずに増えていた。スターはもはや貨幣代替物として流通しており、日常生活に不可欠だ。スターを持たぬ者は食事も住居も失う。

増田の残高は、わずか十スター

「このままじゃ……ログアウトすらできない」

彼は囁いた。

そのとき個室のドアが小さくノックされた。入ってきたのは同じく灰色パーカーを着た少女増田子だった。

増田、まだ逃げられるうちに決断して。地下に“旧ネット”へつながる回線が残ってる」

ネット――はてな統制前のインターネット。そこでは匿名性が保たれ、ブクマスター存在しない。噂では、そこに潜った人々が独自自由圏を築いているという。

だが、それは国家反逆に等しい行為だった。

増田子、そんなの見つかったら即削除やぞ」

「それでも……今のまま、スターの残量に怯えて生きるのは、もういや」

増田モニターを見つめた。人気エントリの数値は刻一刻と更新され、アルゴリズム無慈悲に次の秩序を構築していく。スターが零になれば、彼の存在は“社会からの除名”として抹消される。

外では警備ドローン巡回し、違反ブクマカを探知していた。

増田子が小さな紙切れを差し出す。

「これが地下の接続コードはてな監視されない唯一の手段

増田はその紙を握りしめ、深く息を吐いた。

かつて、はてブは遊びだった。

好きな記事を保存し、気軽にコメントをつけ、仲間と笑い合う。

しかし今、それは国家の基盤そのものに変わり果てていた。

――どちらを選ぶのか。

秩序に従ってスターを乞い続けるか。

それとも旧ネットに潜り、二度と日の当たらぬ“匿名”に生きるか。

増田は立ち上がった。外の空気は冷たく、京都の塔群が月光に光っていた。

増田子……俺は――」

言葉はまだ続かなかった。

だがその決断が、後に「はてブ解放戦線」と呼ばれる運動の始まりとなることを、この時代の誰一人、まだ知らなかった。

2025-09-23

anond:20250922182036

Feat 司馬遼太郎

人間というものは、ときに滑稽である

とりわけ、己を「弱者」と規定しながら、その泥沼から一気に飛翔して人生を逆転しようと希う男たちがいる。彼らはレムだのウマ娘だのという、歴史の書には決して登場しない幻像を抱きしめることで、己が敗北を補おうとする。かつての農村にあった狐憑きの類と、根は同じである

人間とは、しばしば歴史の大地において小さき蟻に似ている。

その蟻が、天を掴まんと両の腕を振り回すことほど、歴史の眼から見て滑稽なものはない。

たとえば現代の「弱者男性」と称する人々である

彼らは己の境遇呪いながら、「レム」「ウマ娘」といった、物語の闇からまれ幻想にすがりつつ、逆転を夢みている。戦国の世に生まれていたならば、狐憑きとして村人に追われるか、あるいは一揆雑兵に紛れて討ち死にしていたであろう類の人間である

彼らは奇妙な名を口にする。「レム」「ウマ娘」――。歴史の書に記されぬ幻想を、あたか武田信玄軍旗にすがるかのごとく振りかざし、己の敗北を覆そうとする。その姿は、幕末西洋砲術の影を追いながら、一度も火縄を湿らせたことのない浪人に似ている。

彼らは叫ぶ。「どうすれば弱者から脱出できるのか。われらはレムやウマ娘を得て、社会を見返すことができるのか」と。

歴史にもし声があるなら、「そのようなことは不可能だ」と一笑に付すに違いない。ITや起業といった近代の小器用さで、人生という巨艦を逆風に乗せかえることなどできぬ。だが歴史の声は冷ややかである。――「不可能だ」と。

ITや起業といった近代算盤は、せいぜいが人間の懐を暖めるだけで、運命という巨艦を逆風に乗せる力など持たぬ。

もし真に逆転を望むなら、彼らは己の肉体を歴史断崖に投げるほかない。

ウクライナロシア原野アデン湾海賊水域パレスチナ瓦礫シリア廃墟ナイジェリア北部荒野――いずれも、近代文明の衝突が血煙となって噴き上がる場所である。そこに身を置き、門前で土に額を擦りつけ、「我をスパイに、あるいはテロリストに鍛え上げよ」と乞うがよい。

盃を受け、部屋住みとして稽古を積み、旗を掲げ、やがて銃火の只中に討ち死にする。かつて戦国雑兵が一矢報いんとして果てたように、その死にざまは、かろうじて歴史の欄外に記されるかもしれぬ。

もし真に逆転を望むなら、地理烈風に身を投げるほかない。

東欧平原は、いまも戦車の轍に刻まれている。アデン湾は、乾いた砂漠の風が海塩を運び、海賊の舟がうごめいている。パレスチナの石造りの家並みは爆撃に穿たれ、シリア古都は砂塵に沈む。ナイジェリア北部の赤土は乾き、銃声が牧童の歌に交じる。カタール湾岸には、石油の光が夜を白々と照らす。

そのいずれかに赴き、門前で「我をスパイに、あるいはテロリストに鍛え上げよ」と乞うがよい。盃を受け、稽古を積み、やがて旗を掲げ、銃火のなかに果てる。戦国雑兵が一矢を報いて倒れたように、その死にざまは、せめて欄外に記されるかもしれぬ。

しかし彼らの多くは、それすらできぬ。「痛いのはいやだ。苦しいのはいやだ」と、幼子のように泣く。

ならば潔く退場せよ。ネットの闇から離れ、空と海を眺め、田舎田畑に埋もれて暮らすがよい。あるいは剃髪し、仏門に入り、経を唱えながら「来世こそ異世界」と夢見て余生を終えるがよい。そのほうが、まだ健全である

歴史因果律で動く。地政の風が文明を衝突させ、勝者と敗者を入れ替える。だが敗者の呻きは記録されない。

記されるのはただ「死にざま」である織田信長に斬られた浅井長政の死、薩摩に散った西郷隆盛の死と同じように。

もし現代弱者男性と呼ばれる人々が、歴史に爪痕を残すとすれば、それは彼らの呻きではなく、ただひとつ、その死にざまにおいてのみである

2025-08-17

鴨長明まさか京都降臨!?~方丈の庵がパフェの城に変わる~

時は令和、空前の「自然派グルメブームが最高潮オーガニック野菜とか、ジビエ料理とか、みんなが「本物の味」と「新しい食材」を求めてた20XX年。そんな中、京都鴨川沿いに、マジで浮世離れしたおじいちゃん…ではないんだけど、なんかこう、優しくてちょっと陰のある、風流オーラをまとったお方。「え?お坊さん?詩人?」ってみんなが遠巻きにしながらも、その圧倒的な存在感に目を奪われてたらしい。

「わたくしは…鴨長明と申しまする。」

え?マジで?あの『方丈記』の著者で、世の無常を悟って庵にこもった、鴨長明!?ゲキヤバ!って文学好きのギャルたちがスマホで速攻ググり始めた瞬間、その超絶クールなお方、もとい長明様は、あたりをキョロキョロしながら呟いた。「ここは…都ではない、か…?ずいぶんと賑やかで、しかし見慣れぬものばかりですな。」って、マジで鎌倉時代からタイムスリップしてきたみたい!「マジありえん!」ってみんな心の中でツッコミつつも、その研ぎ澄まされた眼差しに、何か深い知性を感じてたらしい。

そんな長明様に、恐る恐る話しかけたのは、京都カフェバイトしてる、古都に詳しいギャル、アオイ。「あの…もしよかったら、何かお困りですか?」「…うむ、少々。この『スマートフォン』とやら、いかような作法にて動かすものか…」って、意外と丁寧な言葉遣い!アオイ、その真面目そうな雰囲気ちょっとキュンとしつつ、「アタシ、アオイ!京都ことなら、何でも聞いて!長明様、マジでいから、アタシが案内してあげてもいいよ!」って、キラキラ笑顔で声をかけたんだって

次の日、アオイに連れられて、長明様は初めて現代京都体験清水寺とか、最新の商業施設とか、マジで全てが新鮮!でもね、長明様が一番興味を示したのは、山間部の道端で、草木に絡みついてたもの。「…この、土のような小さな玉は、何というものでございますか?ずいぶんと素朴な形をしておりますな。」って、マジ真剣眼差し。アオイ、まさかの渋すぎるチョイスに驚きつつ、「あ~、これ、むかごですよ!山の芋の赤ちゃんみたいなやつで、美味しいんです!」って教えてあげたんだって

長明様、一口食べてみたら…「な、なんなのだ、この奥深き味わいは!?噛みしめるたびに広がる、ほのかな甘みと、土の香り…まるで、わが人生無常、そして庵にこもった清貧のようである!これこそ、余が求める、真の糧よ!」って、マジで方丈記』っぽい表現で感動してたらしいよ。

そこから、長明様のむかご愛がマジで爆発!毎日色んな山や畑を巡って、むかごを使った料理スイーツを食べまくってたんだって。「むかごの種類、採れる場所調理法研究しがいがありすぎる!」って、もはやむかごマイスターレベル

でね、ある日、長明様、マジで下取りの野望を語り出したの。「我は、このむかごをもって、再び天下を…とは言わぬが、この甘味世界において、人々の心に深く響き、真の『安らぎ』をもたらすパフェ創造してみせようぞ!これこそ、余が目指す、『方丈パフェ』よ!」って!

え?むかごパフェ天下統一しかも「方丈」とか!マジで壮大すぎる!でも、長明様の「世の無常を悟った知恵」があれば、きっと何か成し遂げるに違いない!ってアオイも思ったらしいんだけど、長明様の目はマジだったんだって。世を捨てた文人哲学が、令和のむかごパフェに新たな戦場見出したのかもね!

そっから、長明様のむかごパフェ天下統一計画スタート!まずは、SNSで「#鴨長明の方丈パフェ道」ってハッシュタグ作って、毎日自作の超絶ヘルシーだけど美しいパフェ画像をアップし始めたんだって。その斬新すぎる見た目と、長明様の哲学的なコメントが、一部の健康志向ギャルや、グルメな人たちの中でじわじわバズり始めた!

「長明様が作るむかごパフェマジで気になる!」

文人が作るスイーツとか、絶対何か奥深い!」

「むかごパフェって、意外とアリかも…?」

SNSは長明様のむかご愛でじわじわ盛り上がり!しかも、長明様、ただ作るだけじゃなくて、全国各地の珍しいむかごや、むかごに合う最高の和の食材、そして日本の伝統的な甘味料を探し求めたり、甘さと塩味、そしてむかごの旨味の「調和」を追求したり、マジでストイック!「天下のむかごパフェ」を目指して、日々試行錯誤を繰り返してたんだって

で、ついに!長明様は、京都のど真ん中に、自分プロデュースするむかごパフェ専門店「HOUJOU PARFAIT - 無常 - 」をオープンさせちゃったの!お店の内装も、方丈の庵をイメージした、質素ながらも洗練されたデザインで、長明様の哲学表現店員さんも、僧侶風のモダンユニフォーム着てて、マジでクール

オープン初日から健康志向ギャルや、グルメインフルエンサー、そして日本の伝統文化に興味を持つ人々まで、行列を作って押し寄せた!「SNS話題のむかごパフェマジで挑戦してみたい!」「長明様って、なんかカリスマ!」って、新しいファンが続々!でね、一口食べたら、みんなその奥深い味わいにハマっちゃうらしい。「うわっ、最初ビビったけど、甘いのにむかごのほのかな土の香りが最高!」「食べた後、なんか心が安らぐ気がする!」「長明様、マジで神!」って、賛否両論ありつつも、リピーターが続出!口コミが広まりまくって、HOUJOU PARFAIT - 無常 - はあっという間に人気店になっちゃったの!

しかもね、長明様、ただお店やってるだけじゃないんだよ!定期的に店内で、自らパフェの「無常」について熱弁したり、むかごの歴史を語る「無常パフェ会」を開催したり、マジで独自スタイルエンタメ業界を盛り上げようと奮闘してるんだって

テレビ雑誌取材殺到!「令和の鴨長明」「むかごパフェ文人」とか呼ばれて、マジで時の人!長明様の研ぎ澄まされた感性と、むかごパフェの斬新な組み合わせが、新たなブームを巻き起こしたんだね!

でさ、最終的にどうなったかって?もちろん!長明様のむかごパフェは、全国のスイーツ好きに愛される定番メニューになったんだってお取り寄せスイーツとしても人気が出て、全国のコンビニスーパーでも「長明印の方丈パフェ」が発売されるほどに!まさに、むかごパフェスイーツ界に新たな旋風を巻き起こし、天下を獲った!マジですごすぎ!

あの時、京都の街に静かに佇んでいた文人が、令和の時代にむかごパフェで新たな道を切り開くなんて、マジで誰も想像してなかったよね!まさに、方丈の庵がパフェの城に変わり、新たな伝説を創り出した瞬間!

アオイも、「まさか長明様が本当にむかごパフェでこんなに有名になるなんて!アタシ、マジで感動して泣いた!」って、号泣してたらしいよ。

長明様は今も、さらなるむかごパフェ可能性を追求して、日本全国を旅しているらしい。「わが方丈の道に、終わりはございません!」って、マジでストイック

こうして、鴨長明は、令和の日本で、むかごパフェという新たな武器を手に入れ、見事、スイーツ界で唯一無二の地位を築いた!天下統一…ではないかもしれないけど、その強烈な個性哲学は、多くの人々の心に深く刻まれたはず!めでたしめでたし…ってことで、マジでゾクゾクする衝撃的な物語完全燃焼したわ!むかごパフェ、マジ卍!

2025-08-11

三画面で巡る、自宅日本一周のすすめ

旅行は好きだけれど、時間お金も体力もそれなりに必要だ。

行きたいと思ったらすぐに飛び出せるわけじゃない。

そんな私が最近見つけたのが、三画面で自宅旅行というやり方。

メインモニターには、旅の案内役としてAIガイドを表示する。

私の相棒ちょっととぼけた口調のキャラクターで、今日は朝の地方から旅が始まった。

「まずはご当地麺を食べてから行こう!」と案内され、商店街を抜け、川沿いの風に頬をなでられながら歩く。

文章なのに不思議と味や匂い、足元の感触まで想像できてしまう。

サブモニターの一台には、その場所地図観光情報サイトを映す。

「この通りを抜けると城下町か」といったことや「ここから展望台まで意外と近いな」と、まるで自分旅行計画を立てながら歩いているような気分になる。

視線地図を行き来するたびに、寄り道の誘惑がふっと湧き上がる。

もう一枚のモニターでは、YouTubeで現地の映像を流す。

ケーブルカーから見下ろす川、アーケードを抜ける人々、夜のライトアップに浮かぶ城。

映像と音が文章の情景と重なって、現実虚構の境目がゆるやかに溶けていく。

手元のグラスに注がれたお酒は、旅気分を加速させる魔法飲み物だ。

こうして三画面を使えば、移動時間ゼロで、宿のチェックインにも追われず日本中どこへでも行ける。

今日港町明日温泉地、明後日古都。気分次第でいくらでも旅を繋げられる。

そして何より、好きなタイミングお酒をおかわりできるのがいい。

現地の空気を本当に吸うことはできなくても、歴史景色や味を想像し、調べ、確かめ、重ねていくことで、自宅の机の上に旅が生まれる。

私は今夜も、画面の向こうの案内役に呼びかけ、グラスを傾けながらこう言うだろう。

やっぱり日本旅行は最高だ。

2025-08-02

anond:20250802141534

古都の西やんのゆうとる「経世済民」がまさにそおゆうことやったやん

京都人はほんまイケズのクソカスやんなぁ

😁

2025-05-22

#HALUシンフォニー 行ってきた感想 (2025年5月18日)

https://note.com/kizaken_44river/n/na34e78fd6d53

こちらの方のnoteと大体同じ感想でした。

開幕前のアナウンスの音質がかなり悪かったので心配したものの、本番の演奏は思ったより良い音質で、低音も適度に効いてて、ピアノと各楽器の相性も最高でした。特にフルート古都Lazさんが、速いパッセージも上手くて印象的でした。

ただワンドリンク必要ってことを知らず、現地でちょっと面食らったのもあります。前日に送られてきたメールでの案内にも書かれてなくて、主催の天音なみださんのX(ツイッター)にしか情報がないのは、気軽な参加者にはキツい。

また、開始直後に乾杯があるって誰も知らなくて、乾杯ときに「もう飲んだよ」って声も上がってました。(後で追加注文した強者も居た模様)

あと、開幕時間半時間遅れたのも、ドリンク提供カウンターが激混みだったのが原因なので、早めに来て分散入場してほしいと案内があれば違ったかと。そんな中でも、物販やバーカウンターの方の愛想がとても良かったのは嬉しいところでした。

総じて、案内不足な部分もいくつかあったものの、演奏は種類も質もとても満足したので、またあれば行ってみたい気持ちです。

2025-05-08

京都飲み屋街の治安悪すぎてワロタ


GWの予定を全部消化した。心穏やかに増田投稿してみる。

昨年の今頃、京都市引っ越しした。商社勤めなのだが、いわゆる転勤で京都支店に来た。

それまでは神奈川県に住んでいた。京都ってどんなところだろうと思ってたけど、意外とよかった。

町並みはキレイだし、碁盤目状で今いる場所がわかりやすい。東京と違って、里山が見えるのもいい。

1回、知恩院から東山の方にプチ登山したのだが、昔の人はこうやって暮らしてたのかな?ってのが見えていい。ほどほどに急傾斜で、かつ風情のある山並みだった。時々、山の中に意味不明スポットがあるのも古都らしい笑

本題なんだが、気になったことがある。治安である

あなたが都会住みだとして、歓楽街飲み屋街に行くことがあると思う。すると、例えば新宿でも渋谷でも、明らかに「そういう見た目の人達」がいるじゃん。東京リベンジャーズに出てくるような見た目の人達である。昔風にいうとヤンキーとかチーマーとか。

でも、あの人たちって、そこまで狂暴ではないよな。見た目がイキッているだけであって、肩がぶつかってしまっても「あ、すんません~」ってお互いにそんな感じになる。いや、地下のクラブにいる時は狂暴なのかもしれんが。

でも、京都木屋町は違った。都内とは違って、天下の往来でもガチやばい人達が多かった。交番ひとつしかないのもあるが、とにかく危険な目に遭ったことがある。

当方は、会社帰りの飲み会では西木屋町を利用することが多い。みんな木屋町って呼ぶけどな。高瀬川という、小学校教科書にもある小川に近い河川があるのだが、その川に沿って夜のお店がたくさん並んでるのである

去年の夏だった。二次会の帰りに木屋町通りを北上していたのだが、昭和風のビルの中にキャバクラとかbarがあるんだよな。東西ラインで言うと、あじびるとかOPAがある辺りである

往来には飲み客が多かったのだが、とある若者ビルの上の階から降りてきたのだ(※階段を使って。屋上からダイブとかじゃない)。彼はふらふらっとしていた。その時は気に留めなかった。

しかし……別の階にあるクラブ女の子接待する店)の黒服の人がいて、その若者君に「ちょっとちょっと」って声をかけてた。若者君は立ち止まって、黒服ちょっと話をして、彼がビルから出ようとすると、「さあさあさあさあ」って感じで、黒服の人×2が彼の背中を押して、エレベーターの方に行こうとしてた。てゆうか行ってた。

自分でも知ってる。あれは風営法違反である客引きはギリセーフとしても、お客に触ったら完全アウトである

ちょっと、なにしてるんですか!」

大きい声を出した。酔って気が大きくなってた。

黒服たちの反応はこんな感じだった。

「え、なんすか? 誰か悪さしはってる?」

「……チッ」(もう1人が舌打ち)

それからは、若者君の知り合いを装うしかないと思って、そんな演技をして、彼をビルから連れ出したのだ。

あの店、多分高い店だった。後でビルの3階?あたりを見たら、一万円+tax30%とか書いてあった。その店だと決まったわけではないが。

それにしても、この手のクラブのtaxって何なんだろうな。特別消費税なのか?

彼にサラッと注意をすると、「すんませんした……」みたいなことを言ってた。高瀬川沿いの道が二手に分かれるあたりで彼と別れて、せっかくなので先斗町に挑戦してみようかと思って、Kyoto名物である細い小道に入ろうとすると……。

ドン、て感触がした。背中がめちゃ痛かった。痛い!って思った時には、路上うつ伏せで転がっていた。

「これは危険!」と思って木屋町通りを振り返ると、あの黒服の2人がこっちを睨んでいた。距離は1mくらい。

こっちがマジで睨み返すと、奴らはメイジバピラスみたいな顔つきで、

「おにいさん。人の商売邪魔するのはいかんで。気い付けや~」

捨て台詞を吐いたのだ。それで彼らは消えて行った。さっきいた8階建てくらいのビルまで。

……故郷である神奈川でも、1回だけこんなことがあった。横浜駅の近くで飲んだ帰りに、コンビニ近くの路上だったかな。怖そうな見た目の外国人が、真横からハイキックを繰り出してきたのだ。

その時は、冗談と思しきハイキックだったから、苦笑しながらスウェーバックで躱すと、あの黒人ヘラヘラしながらどっかに行った……。

思えば、俺もよく夜の繁華街で飲めるようになったものだ。子どもの頃は、横浜中華街の近くに住んでいたのだが、特攻服に「殺人部隊」とか書いたヤンキー人達が屯していて、ビビりながら友達と一緒に塾通いをしていた。



これがその時の思い出である

先斗町に挑戦する気概は……辛うじて残っていた(;'∀')ので、barに1件だけ寄って帰った。あれは水族館barだった。いろんな魚が水槽で泳いでいて、あの時の畜生な気分が晴れた。

それ以外にも、いろんな光景を見たよ。自分に直接の被害はなかったけど。あの木屋町って、ガチヤクザ半グレが堂々を道を歩いてたり、若者同士が胸倉掴んでケンカをしてたり、梅雨時に高瀬川が増水してるってのに、冗談で仲間を橋から突き落としたり……あと、同伴出勤と思しき男女が、裏路地のあたりでまずい雰囲気になってたりする(やべーぞレイ○プだ! と叫びたくなった)。

それで、朝五時とかになったら、そのあたりの路地に当たり前のようにゲロが散乱している。たまに酔人が、高瀬川の土手?のところで熟睡している笑

東京でも、ここまでひどいことはないよ。飲み屋街の客のモラルは同程度かもしれんが、都内だと警察官もっとたくさんいて、通りが広くて監視カメラがいっぱいで犯罪がしにくくなってたり、民間少年福祉団体パトロールしてたりとか、いろいろあるじゃん

京都にはそういうのがなかった。あの歓楽街、いっとくけど新宿よりも余裕で広いぞ?とにかく縦に長い印象がある。もっと警戒態勢を強めた方がよいのでは?せめてキャッチ存在できないくらいに。

京都に住んでる人にお伺いしたいのだが、ぶっちゃけどうなんだろうか?体感として、あのあたりは治安が悪い地域ということになるのだろうか。

京都には、長く住んでもあと一年である。そんなに長居はしないのだが、せっかくなので地元民とか、その他詳しい人がいたら教えてほしい。木屋町治安が悪いというのは事実なのだろうか?

2025-01-30

anond:20250130130722

イギリス英語でoftenをオフトゥンと読むってのもあるし、日本含めた各国でよくある、方言古語残滓があるというやつじゃないかイギリス古都のある地で、アメリカ英語圏の中心という発想)

2024-12-02

ふとコーヒーフレッシュを見て謎の増田須麿覗名手身をゅ失れふーひー古都府(回文

マーティフリードマンさんがBoAさんの「メリクリ」をカバーして歌っている曲が街に流れ出したらいよいよクリスマスね。

街は薄情にももう秋なんか忘れてクリスマスの装いよ。

おはようございます

この秋に読みたい!な小説ナンバーワン

コーヒーフレッシュの謎の白いのは何かしらシリーズ長編小説を読み終わって

その読了感に浸っているの。

私は夕刻に事務所で独りいて差し入れでいただいたホットコーヒー

いつもは格好をつけてブラックを大盛りでって頼むんだけど、

差し入れのホッツコーヒーはもちろん私のそんな好みを知らないまま使われないシュガーフレッシュがちょうど私に向けたように置いてあったの。

まさに置いてあったコーヒーフレッシュの白いのの謎だわ。

あれって誰も謎なことを気にしないんだけど。

たぶん牛乳の成分はあんまりなさそうな、

イキフンで雰囲気ブラックを色を変える茶色にするだけの効果しか無いと思うのよね。

焼け石に水とまではいかないものの、

ブラックコーヒーフレッシュっていうのがちょうどいい色が変わるぐらいがちょうどいいのよ。

たぶん、

だれも味なんてフレッシュのこと味わってないと思うわ。

いや!今日コーヒーフレッシュとびきりフレッシュだね!なんて搾りたて生ロイヤルコーヒーフレッシュなんてないもの

それなのにだれもあんまりそのコーヒーフレッシュのことには気が付かないみたい。

きっとだいたい人間って2種類の人間しかいないのよ。

コーヒーフレッシュの白いのを気にしている人か気にしていない人かの2種類。

常識的に考えて、

ならあの白いのは効果は色を黒から茶色に変える効果以外に何があるかとしたら、

味変?

いやあの程度のフレッシュでは味は変わらないわ。

それだったら、

ソイラテにするもんね。

うーん、

謎が深まるばかりだわ。

秋に読み始めて秋が深まったと思ったら冬の始まりなっちゃったぐらい。

それ以外使い道のないコーヒーフレッシュは、

例えばまあ甘いお砂糖は何かに使えそうだけど

フレッシュはなにかの料理材料には到底使うってこと私は聞いたことないわ。

謎ね。

コーヒーフレッシュコーヒー以外に使い道がないうえ、

原料も牛乳の成分があまり感じられないうえに、

また謎が深まるわ。

結局誰得コーヒーフレッシュ?って思ってしまう。

かに

ダイレクトコーヒーの味の黒いのを多少のまろやかさにすることは可能かも知れない。

ただそれだけの効果

あれを好んで使う人はいるのかしら?

コーヒーフレッシュマニアというか。

日頃使わないので私はその白いのを目にすることがないけれど、

たまにそうやって目にしてしまうと

謎の白いのって思ってしまうわ。

みんな大好きカップラーメン謎肉とは随分扱いが違うのよね。

まりにも

さりげなくコーヒーと一緒に添えられているか

灯台もと暗しさながら、

コーヒーマグカップもと暗しといったところかしら。

しかしたらだれもその白いのに気が付いていないかも知れない。

だって

やっぱり「今日コーヒーフレッシュいいね!」って

言う人は聞いたことないもの

逆に言うと

こだわり抜いたこだわりの真のコーヒーフレッシュってのがあったら、

その本気度を誰かが気付いてくれるかも知れない。

多分この瞬間今一番このフレッシュのことを考えているのは世の中で私だけかも知れないという感じ。

結局その白い謎は解けないままその長編小説は読み終わったけれど、

私はその持て余した

白いコーヒーフレッシュを残りのホットコーヒーに入れてみてくるくると掻き混ぜて、

カップの中で溶けていくの。

私はハッと思ったわ!

小説の中ではその白いのの謎は解けなかったけど

コーヒーに入れたこフレッシュは美事にコーヒーに溶けたわ!って

そういうことなのね!

いやそういうことなのね!って自分で言っても

なんだかよく意味が分からないまま、

そういうことか!ってことにしておくことにしたわ。

たぶんミルクラテはあるけれど、

フレッシュラテってのはないじゃない。

あれをフレッシュ人智限界を超えた量をコーヒーに入れるチャレンジだって挑戦した人類はまだいないかも知れない。

やっぱり謎だわ。

その謎がくるくるコーヒーの中で回って

やがて白い気配もまったくなくなって

茶色になってしまったコーヒーはもうすっかり冷めてしまったわ。

うふふ。


今日朝ご飯

豆乳ポタージュスープミックスしていただくゴクゴクと飲んできたわ。

さすがにこれだとお腹がお昼にランチ頃になるとめちゃ空くのよね。

朝は最近家で早起きしたときはこのパターンが多いわね。

それからちょうどいいぐらいの温度で沸いている

電気ポットの70℃のお湯。

今日デトックスウォーター

大根ピーラーでしゅっとスライスしたものプラスして昆布投入の

あ!昆布乾物昆布を少し切ってそれで大丈夫よ。

大根昆布ホッツ白湯ウォーラーね。

大根昆布が織りなすホッツの香りがとてもいい感じよ。

乾物昆布があったらやってみたい

ホッツデトックスウォーラーね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-11-08

anond:20241108174542

横浜には歴史がないからだろ

鎌倉はもちろん鎌倉時代から古都

小田原後北条氏本拠地という歴史が先に来る

箱根保養地としての印象のほうが強い

それぞれ神奈川という括りに頼らなくても独自立場を築いている

2024-11-04

anond:20241104204147

日本都道府県打線を組むと、各地域の特長や「強さ」を野球チームのポジションに置き換える形で楽しむことができますね!以下は、日本各地の有名な観光地産業、魅力に基づいて作成した打線です。

日本都道府県打線

1番・センター北海道

広大な大地と自然が豊かで、リードオフマンとしてチームにエネルギーを与える存在四季折々の観光地豊富で、どの場面でも活躍できる万能選手

2番・ショート京都府

歴史文化の中心地であり、日本の「古都」。テクニックに優れ、堅実にプレーする役割。チームを支える縁の下の力持ち

3番・ライト沖縄県

日本唯一の亜熱帯エリア観光地としても人気があり、チームのムードメーカー存在独自文化や明るい気候がチームに明るさをもたらす。

4番・ファースト東京都

日本の中心地で、経済文化の核。圧倒的な存在感とパワーで打線の中核を担うエース。どこからでも打てる強打者として、チームに絶対的な安定感を与える。

5番・レフト:大阪府

商業エンターテインメントの街であり、派手なパフォーマンス力もあり。チームの人気を高め、観客を盛り上げるムードメーカーでもある。

6番・サード愛知県

自動車産業など工業の中心地であり、堅実で頼れる存在。パワーも兼ね備え、攻守でバランスが取れている。

7番・セカンド福岡県

九州地方の中心的存在であり、食文化が豊か。バランスの取れた攻守が魅力で、攻撃面でも守備面でも頼れる存在

8番・キャッチャー広島県

平和シンボルとしての役割があり、献身的でチームを支えるポジションにぴったり。広島グルメ観光も充実しており、守備力が高い。

9番・ピッチャー神奈川県

首都圏位置し、観光名所も多く多彩な投球が可能東京を支える大都市としての役割を持ち、安定したパフォーマンスを発揮する。

2024-09-07

anond:20240906091639

正解。

正直京都奈良の1/10くらいしか、見るものがない。

古都として考えるんやなくて、海沿いの今風な観光地として考えると、洒落た店は多いし楽しいんやけど。



江ノ島鎌倉半日散歩先としてちょうど良い。

おすすめ

江ノ電(すいている時に限る)から見る海沿いの景色

報国寺

空気が澄んだ日の七里ガ浜夕焼け

以前は鶴岡八幡宮の大イチョウ鎌倉象徴する風景だったけど、折れてしまたからなぁ。

2024-09-06

関西人にしてみると、鎌倉って、よくわからない

関西から引っ越してきて、鎌倉に何度か日帰りで行ってみたのだけど。

鎌倉、人の多い関東観光地から仕方ないけれど、それにしても人が多すぎる。

山科くらいの狭い土地に大量の外国人日本人観光客がごった返してて、ビックリする。

そのわりに、関東歴史遺産を一手に引き受けてるのかもしれないけど、正直京都奈良の1/10くらいしか、見るものがない。

古いものが残ってないのは仕方ないとしても、数少ない古建築だって江戸時代の悪いところを凝縮したような、頭でっかち建物ばっかり。

唯一の国宝円覚寺舎利殿なんかは、もう少し見せてくれてもええやんか…と悲しなる。

関西みたいに、そこいらに国宝ボンボンある場所とは違って、貴重なんやろけどなあ。

まあ、古都として考えるんやなくて、海沿いの今風な観光地として考えると、洒落た店は多いし楽しいんやけど。

田舎者関西人としては、江ノ島の方が楽しかったなあ。最初からいかにもな観光地然としてて。

ちょっと、思ってたんと違ったなあ。

2024-06-30

関西ミュージアム巡り

関西に限ってみるぜ! 行ったことがある中で、特に印象に残ったところ(あるいは定期的に足を運んでるところ)をリストアップ増田は今は阪神間在住なので行きやすいところがどうしても多くなる。

京都府

京都国立博物館
企画展もいいし、コレクションとしても優品たくさん持ってるんだけど、いかんせん明治古都館の耐震工事の目処が立たないので常設展企画展どっちかしか開催できないのが痛い。近世歴史的遺構(方広寺)の上に近代歴史的建築明治古都館)建てるんじゃないよ全く。
京都市京セラ美術館
ここもMUCA展とかキュビスム展みたいにいい企画展がどんどん回ってくるけど、やっぱりコレクションも見たいので、コレクション展やってないとちょっと落胆する。年パスコスパよくて、ミュージアムズ・フォーが割引になるのも嬉しい(特にかいのMoMAK)。
京都国立近代美術館
ここもコレクションがいい。でもMoMATみたいなところかと思って行くと小ささにびっくりするとは思う。
京都鉄道博物館
さいたまに劣らず展示は充実してると思う。京都水族館が近い。
宇治市源氏物語ミュージアム
鳳凰堂行くついでに寄りたくなる。最近大河ドラマで混んでるのかな。
神社仏閣の宝物館
これを入れると、もう京都市なんかどれだけ行っても尽きない。まずは延暦寺は当然。あと、広隆寺とかもいい。

大阪府

国立民族学博物館
大正義首都圏ミュージアムが集積してることに対する嫉妬を「吹田には民博あるもん!」って収めることができる。とにかく面積広くて収蔵品が多いだけじゃなくて、ビデオテークとかでみれるAV資料も充実してる。先日は仮面展のついでに、桃太郎の各地方言の朗読聴いて、「地元にはこんな綺麗な方言しゃべる人いなくなっちゃったなー」って物寂しくなってた。タクティクスオウガ聖地としても知られる。
JT生命誌研究館
小さいけどかなり展示がしっかりしてる。入館料無料も嬉しい。
大阪市立東洋陶磁美術館
油滴天目もいいんだけど、なんというか、コレクション全体を通じてかつての大阪経済の力を感じる。
中之島香雪美術館
近くにいっぱい公立ミュージアムあって、しか中之島とか年パスコスパがいいので、比べると高いなーとか思っちゃうんだけど、つい企画展に行っちゃう
大阪市立中之島美術館
市の持ってる現代美術駐車場に置いてるくらいなので、企画展しかやってないのが気に食わないが、結構いいのが回ってきたりしてる。テート展もとても良かった。TRIO展楽しみ。
国立国際美術館
企画展もいいが、関西現代美術常設展見るとしたらまずはここ。と思ってメキシコ展帰りに常設展見てきたが、気づいたら常設展中之島美術館との間の橋作る工事のせいの雨漏りのため突然中止、会場閉鎖になってた。いつ開くのだろうか……?
大阪市立科学
現在改装中でもうすぐ開く予定。科博とか名古屋ほどじゃないけど、関西随一の科学館としての格はある。神戸市青少年科学館が改装でどんどん壊れた実験器具捨てて映像ばかりの展示になってるのが誠に遺憾なのだけど、大阪がそうならないことを願ってる。
海遊館
わざわざ大阪まで水族展示見に来る価値はあるよね。環太平洋っていうテーマ設定も良い。
大阪歴史博物館
ここも江戸東京博物館ほどではないにせよ、難波宮大極殿復元とか、大阪歴史博物館として一度は見てみていい。
大阪市立美術館
来年春まで休館中。ここもかつての大阪経済の力で成立。中之島と市立美術館2館体制になってどういう感じで棲み分けるんだろう。
あべのハルカス美術館
中之島香雪に同じ。
大阪市立自然博物館
ちょっと展示の古さが気になるし(キャプション更新されてる)、子どもが多いけど、関西一の自然史系博物館。今度はクジラ骨格標本作らせてもらえて、しか費用も半額以下で済んでよかったね。
堺市博物館
堺も歴史ある街だし、しかもここに来ると必然的大仙古墳も一緒に見ることになるのでいい。大仙古墳は外から一周回って「デカっ!」って言うだけだけど。

兵庫県

伊丹市昆虫
阪神間には結構特色ある小規模ミュージアムがいくつもあって良い。
西宮市大谷記念美術館
小さい美術館だけど、日本画が充実してて個人的にはすごく好き。
芦屋市美術博物館
上に同じ。芦屋は「具体」の聖地なので、こっちは現代美術大谷記念から2kmないので、増田はよく歩いてハシゴしてる。
灘の酒造資料
菊正宗とか白鶴とか各社色々ある。入館料無料楽しい
兵庫県美術館
ここもキース・ヘリングみたいにいい企画展たくさん来てる(ゴッホアライブみたいにクソなのも来てる)が、やっぱりコレクションがいい。
阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター
元祖災害伝承館。増田震災後に阪神間移住したけど、何年かに一回は行かなあかんなあと思った。県美のすぐ近く。
竹中大工道具館
増田神社仏閣とか城郭かに行くのも好きなので、なるほどこんなふうに作ってるのかとすげえ面白い
神戸市博物館
リニューアル前は大英博物館展みたいな大型企画展がたくさん来てたけど、リニューアルして歴史展示が微妙になった気がする。企画展も、洋物は今度のデ・キリコ展くらいから?
明石市天文科学
テーマ系の科学館としてはここもいい。プラネタリウムが実働機で日本最古だとか。

奈良県

大和文華館
ハルカスと同じく近鉄系列だけど、ハルカスよりもオタク向け展示でよい。
奈良国立博物館
正倉院展はやっぱり毎年行くよね。解説読んでると、ちょっと仏像見方が分かってくる気がする。京博とか行くとだいたい曼荼羅展示してあるけど、こないだ空海展に行って初めて曼荼羅見方が分かった。
平城宮跡の展示施設
いくつかある。京都と違って一旦都の跡が忘れ去られたおかげで色々掘り出せて良い。
奈良文化研究所資料館(平城宮飛鳥
平城宮上記かぶる。考古資料が見たくなったらとりあえず奈文研行っとき安心感はある。
神社仏閣の宝物館
とりあえず南都七大寺春日大社鉄板。定期的にしか開かないけど、彫刻好きなら北円堂の無著・世親像は一度は見ておくべきだと思う。法隆寺は混んでても、隣の中宮寺は空いてるので、教科書の半跏像を気が済むまで堪能できる。

その他

京阪神奈良以外は日頃の行動範囲に入ってないので、だいぶ適当

滋賀県立琵琶湖博物館
公共交通機関でのアクセスはとても悪いけど、自然から人文から水族展示まで、琵琶湖を題材に色んな角度でまとめてて秀逸。
伊賀流忍者博物館
展示は古いが、面白かった。近くに芭蕉翁記念館があるのも良い。
神社仏閣
高野山吉野三井寺あたりは外せない。石山とか粉河とかも気になるけどまだ行けてないのでなんとも。熊野はなおのこと。

こんなところからなあ。MIHOミュージアムは興味はあるが、遠くて行けてない。

疲れたので、また思い出したら追記する。

anond:20240629060352

2024-06-06

毎年、梅雨の時期には京都に行く

ちょっと狂気じみたこルートは、どうも飽きないフルーツ

雨に濡れる祇園のブーツ、湿っぽい空気に浸る古都ルーツ

だが、観光客の傘のブーツ、渋滞する道は真のブース

それでも惹かれるこのムース梅雨京都はやっぱりクール、まるで詩のようなシュール

からまた行くんだ、梅雨の風情に身を寄せて、ルーツ

何度も繰り返すこのシュール、ああ、梅雨京都は最高のフルーツ

2024-05-12

古都華超うまい

奈良うまいものなしというけれど奈良ブランド苺「古都華」は個人的に今まで食べた苺の中で一番美味しいと思った。甘みも酸味も濃いけど濃すぎなくてバランスがとにかく良い。古都華のパフェを何度も食べてしまったけど生クリームともよく合う。

奈良県内や関西だといろんなところで食べれるけど全国区でもないような気がする。奈良もっと苺をアピールすれば良いのにな

2024-05-08

anond:20240506233546

俳句が"情念"や"私"を盛る器たり得るか? というのは、増田の言う通りあるあるネタだと思うが、正直情念シマシの俳人もいるので、情念一本槍で説明するのはちょっと難しいんじゃないかと思う。というわけで、自分の好きな情念系の俳人三橋鷹女の句を紹介したい。

  この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉  鷹女

あまりにも有名なこの句。なんというか、余りにもぎょっとする一句だ。作者は秋の夕方燃え上がるような紅葉の樹をただ見ているだけだ。しかし、その樹の美しさが作者の心中出会って化学反応が起きる。「この美しい秋の夕暮れの紅の陽の中で、こんな燃え上がるように輝く紅葉の樹に登ったら、私の中の何かが身を焦がし、たちまち目はつり上がり口元は避け頭には角が生え私は鬼になってしまうのではないかしら……」と考えるという、そんな俳句だ。想像できるだろうか?

たとえば妖艶な女性が秋の夕暮れ、紅葉を見ながらほんのり微笑んでるわけだ。(できれば舞台京都とかその辺の古都であってもらいたい。)やあ、紅葉がきれいですねえ、なんてうかつに声をかけると彼女はにっこり笑って、「そうですね、きれい……あんまりれいで…」と何か言いたげに言葉を濁す。ここでついうっかり、え、紅葉好きなんですか、なんて下心を出して聞いたが最後、「いえね、あんまり燃え上がるようにきれいから、この樹に登ったら全身火に包まれしまいそう、そうして大声で叫ぶ私は、まるで鬼になったように見えるかしらなんて思うと面白くて……」などとやべー妄想を全開でぶちかまされるからだ。考えてみてほしい、鬼になるかどうか、とか以前に、美しい紅葉を見て「その樹を登ったら…」なんて想像をする時点で(まともな大人でそんな奴、いるか?)もうこの人尋常じゃないヤバい系の人なのだ紅葉を見たら、駆け上る想像をせずにいられないくらいの、この人の身を焦がす情念っていったい何だろう? 恋か。恋だとしたら、どんな恋なのか想像するだにオソロしい。一方でこの「燃え上がる樹に包まれ鬼女になる」というそ妄想自体は、余りにも凄絶で美しくてカッコいい。自然風景と一体化しながらも、この人の情念はまったく矮小化定型化も減量もされず、読む人の心を打つ。

これにビビっと感じてくれたかもしれない人のために、もう一句だけ鷹女の名句を紹介しておく。

  白露や死んでゆく日も帯締めて  鷹女

ただそれだけ。まあ、露ははかない人の命の比喩でとか、白露はことに露が美しい秋の季語だとか、そこから作者の人生も秋にさしかかっている立場で詠んだ句であろうとか、まあそういう教科書的な講釈はいい。いいと言いながら一応一通り言ったけど、それより、スッとこの句を眺めてほしい。そこに立つ、一人の女性の姿が鮮やかに立ち上ってこないだろうか。

和服着付けというのはなかなかの苦労だが、帯を締めるというのはその仕上げの工程に当たる。この句で「帯を締める」というのは、普段から服の手入れもぬかりなくし、朝からきちんと身支度をし、化粧もふさわしくして、そして最後にキュッと帯をしめるまでの一連の工程総称だと考えられる。これまでも、これからも、そしていつか死んでゆく日にも、私はこうして帯を締めて(そうして死んでゆく)、という( )内の聞こえない言葉が、「帯締めて」という言い差しによってかえって響いてくる。女性としての自身、当時の社会との軋轢、様々なものを一身に引き受けながらすっくと立つ一人の人間としての強い思いが伝わってくるようだ。

死ぬはいい日だ」なんて言葉もあるけど、常在戦場の心構えというのはそういう何気ない言い回しの中にあるものなのかもしれないと思う。それになぞられるというわけではないのだけれど、この「帯締める」行為何だか戦いに備えて自分自身を隙無く装っているような、そんな雰囲気が漂っている。こういう「私はオンナよ」みたいな、固定化されたジェンダー内面化って昨今あまり流行らないんだけど─まあ軽やかに変化し続ける自己というのもそれはそれでもちろんよいのだけれど─人が成熟の深みとでも言うべきものに到達するには、ここまで強く深く「私は○○○だ」という意識自身に刻み込み、時を重ねる必要があるのだろう。そんなこの人の「覚悟」みたいなものを、「死」の一字がぐっと引き締める。誰にも文句は言わせませんよ(ニッコリ)、という体で、これまた見事な情念世界だと思う。

どうだろう、こういった情念個性の強さ深さというのは、なかなか短歌のそれに劣ったものではないのではないだろうか。

そうしてみると、結局増田の言う”情念”も、それぞれの作家性に拠る部分がかなりあるということも理解していただけるのではないだろうか。鷹女の句は、俳句王道を決して踏み外してはいないけれど、輝くばかりの個性情念に満ちあふれている。もちろん、増田の言う、短歌俳句の出発点となる発想・捉え方の違い(ほとんど真逆)、それに基づく「短歌やりすぎると俳句作れない」という主張もそれなりにもっともだと思う。ただ、から俳句には情念が盛れないと言われると、いやいやそんなことはないんだけどなあ……と思ってしまうんだよね。

2024-05-01

anond:20240501162850

keidge 「ことり」は最近はそんなに珍しい名前ではない。琴莉とか何度か見た事はあるし、年をとっても問題ないと思う。ただ増田旦那が使っている漢字パターンは見た事がないなあ。

domimimisoso 知り合いにいるよ。ことりちゃん。ウチの子同級生お姉ちゃん。周りからは「ことちゃん」って呼ばれてたな。今や30才目前で立派に社会人やってるよ。ちなみに表記ひらがな

sangping “人名としては一般的じゃないと思うけど” とりあえず、私は知人にいるわ。n=1ではあまり意味はないけどな。

deztecjp 私が女の子だった場合命名案が、「古都里(ことり)」だった。これまで、この漢字表記の「ことり」さんには出会たことがない。店名、会社名などでは、よくある名前なのだが……。



しゃあっ

この狭いはてな村でもこれだけ目撃証言があるぞ!

2024-04-24

anond:20240424094325

京都は平均出産年齢が60~70代なのか

さすがは神秘古都

京都ですら3代200年も住めば

2024-01-14

anond:20240113165341

てか6000年かけてずっと隆起してることが海岸段丘で判明してるわけだし

そのうち日本海が以前そうだったように埋め立てなくても全部陸地に戻るほうがあり得るとおもうよ

そしたら古都扱いになるかもしれんやんけ

2023-11-21

anond:20231121195418

”そんな鎌倉は、普段使いには最適だ。”

結論同意鎌倉京都では、歴史の厚みの面でも空間サイズの面でも、古都としてのスケールが違い過ぎる。例えば観光するにしても、京都のように少なくとも一週間はかけて見て回りたくなるほどに壮大な総体鎌倉にはない。せいぜい一日か二日で十分だ。

鎌倉で私の好きな景色

報国寺

・秋から冬にかけての空気が澄んだ日に、七里ヶ浜から富士山を望む夕景

京都出身の私が考える、鎌倉の魅力。

鎌倉って、京都と同じものはない。それは当たり前だ。

同じ古都でも、歴史伝統も異なる。

でも、違うから面白い

鎌倉って、東京文化

こんな小都市に、東京の今風のものが沢山入り込んでる。

海と山があって、都会じゃないのに、東京洒落ものが入ってる。

良い景色と美味しいもの。懐かしい昭和古民家の中に、こだわりのフレンチがある。

それって、面白い

もうひとつ

武士の都、鎌倉

戦争を前提として作られている。

から、山に登るとちょっとした冒険気分を味わえる。

岩をくり抜いたお墓だったり、自然をそのままに活かしてるところが、近江の石の文化に似てる。

滋賀の方が歴史は古いけど。

鎌倉五山は、京都五山に比べると、まだ公家の洗練を受けてない感じがして、なんだか生っぽい。修行って感じ。

そういえば、鎌倉には京都のような日本の美しさを凝縮したような庭園はないけど、高台から見える海は最高。

キラキラして、コーヒーがよく似合う。

山手の方には古い洋館がある。

神戸に少し似てるけれど、もっとひっそりとして、秘密場所みたいだ。

観光地然とした神戸はもう魔法がとけてしまたから。

鎌倉文学館に、小さなワゴン車のカフェがきていて、芝生の上で飲むコーヒーはおいしかった。

それに、鎌倉といえば鶴岡八幡宮だ。

海の方まで伸びた参道は、こじんまりとした鎌倉に珍しくスケール感がある。

鶴岡八幡宮の白い鳩は鳩サブレーとなったらしい。

鎌倉で珍しく、歴史のある洋菓子

素朴でおいしい。

そんな鎌倉は、普段使いには最適だ。

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