「悲鳴」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 悲鳴とは

2025-11-13

anond:20251113144255

お前の読解力が氷点下なだけだ。論理はすべて文中に書いてある。

名目賃金の上昇率<物価上昇率実質賃金低下。

通貨供給量増大 ⇒ 貨幣価値下落 ⇒ 実質購買力低下。

これを叫んでるだけとしか認識できないなら、経済以前に算数リテラシーを疑う。

論理がないと言う前に、最低限の前提条件を読む脳を持て。

MMTの前提は自国通貨建て国債なら破綻しないだが、それは信用が持続する限りというただし書き付きだ。

信用が揺らげば通貨が売られ、為替が崩れ、物価が暴騰する。それを破綻と呼ばずに何と呼ぶ?論理とはこの因果連鎖のことを言う。

お前が論理的思考を放棄した耳で、現実悲鳴ノイズとしてしか聞けていないだけだ。

そして最後に言っておく。論理がないと言う奴の9割は、自分理解できない現実を前にして思考停止している。

お前のコメントは、理解不能を正当化するための自己放尿に過ぎない。

温もりがあるうちは気持ちいいだろうが、すぐに冷えて臭う。

2025-11-12

高市 早苗総理風俗規制について

高市 早苗総理大臣による

売買春規制強化」

これはマジですごいアイデアだと思う

少子化抑制(従来なら娼婦になってた女性結婚するし従来なら買春で済ませてた夫が妻を妊娠させる)

人手不足解消(現状風俗店ドライバーやってた男性がみんな物流で働いて女性介護で働けば様々な現場悲鳴が緩和される)

反社へのお金の流れが途絶える

所得税を払わない娼婦がいなくなる上に「真面目にライン作業をやるより裸になった方がいい」という逃げ道もなくなるので真面目に生きてる人も気分良く働ける

風俗産業で働いてた人が日本人手不足を埋めれば

移民受け入れ必要もなくなるかもよ?

風俗大好きなブクマカ達は「地下に潜るぞー!」とか言ってたけど

地下ってどこにあるんだよ

フツーの買春客が知れるような窓口は警察にもバレバレでしょ

地下なんてもうどこにも無いんだよ

高市総理マジで最高

これで脱いでるだけで高級取りできちゃうズルがなくなってくれたら溜飲が降りるわ

低賃金でも真面目に働くのが一番いいという社会になってほしい

2025-11-11

スイートホームメイドが2周年記念でサ終しそうな話

DMMソーシャルゲームスイートホームメイド(以下、スイメド)というゲームがある。

かわいい女の子(おもに胸が大きい)がいるだけのよくあるパズルゲーム

公式は『パズルで叶える!むにゅふわ管理人ライフ!』と表現しているので、

なんとなく緩く遊べるカジュアルパズルゲーム想像するだろうし実際そういうゲームです。

キャンディークラッシュ系のゲームです

大体アクティブ(そこそこ遊んでるユーザー)は1~2万人ぐらいとイベントから想定されるゲームなのだが、

2周年を迎えて大型アップデートが入った。

2年続いたのは喜ばしい話だが追加要素が「実質サ終報告ではないか?」と思ったので軽く書き留めたくなった次第です。

1.課金による要素がかなり強くなった

元々『キャラを持ってる方がスコアの倍率が上がり有利になるシステム』があるので、

課金してキャラを集める方が有利になるシステムなのだが、

『石の配布が多く、天井も低く、天井以外にも交換できるチケットの入手手段が多い』

上記理由で微課金でも相当数集められるシステムだった。

自分のやってる有名なゲームで言えばグラブルがあるのですが、

『石の配布は同じぐらい、天井150連、ガチャ天井まで引けば天井交換のキャラ+シェロチケ1枚貰える』

っとこんな感じなのですごく緩かった。

今回この辺りのシステムは変わってないが、

レベル上限突破の凸とは別で、キャラ被りによる凸(以下、契約)』が別枠で実装された。

この契約アイテムでも凸れる(ヒヒイロカネみたいなもの)ので実装自体は良いのだが、

『通常ガチャ』と『限定ガチャ』が別枠になってしまって『限定ガチャキャラにはアイテムが使えない』という問題が出ている。

※厳密にはアイテム存在するが今のところ入手手段がない(っというか周年で入手手段存在しないなら今後も無いのでは?と思ってしまう)

ソシャゲにおいて期間限定ガチャキャラは大体強いと思うしスイメドも例に漏れず強いのだが、

現状は闇ガチャ(不定期開催)で引くかシェロチケ切ってね。と言われている状態になってしまった。

この契約には

スコアアップ(微量なので影響は低い

キャラ固有能力枠増加

上記の2つがあり、特に後者問題になっている。

2.キャラの強化にガチャ要素、限定アイテム必要、厳選次第で1.5~2倍ぐらい強くなる

前述の契約から続くのだが、キャラに固有能力付与できる要素が増えた。

通常は1枠だけ追加できるが『契約を繰り返す(おそらく3回)と3枠まで追加できる』

1枠だけで自身スコアを30%ぐらい上げることができたり、

それ以外にも強い効果があるので実質1.5~2倍ぐらい強くなる可能性を秘めているのだが、

能力の追加は『限定アイテム使用したガチャによる厳選』が必須になるのが問題

能力に関してだが、強い能力レア枠(10%)を引いてそこから更に複数種類あるので1%を引く必要がある。

能力厳選するアイテムも獲得手段が少なく、課金すれば買えるが30回1500円で販売されてる。

上記は最低条件なので、追加で効果量の厳選も必要

まり課金すればするほど強くなるシステムなのだが、

流石に倍率が高すぎる点や微課金だと意味がないので微課金メリットが大幅に減った。

今までは微課金キャラを集めて単体15%、全体0.5%とかのバフをちまちま受けていたのだが、

今回いきなり単体30%のバフを付与できるようになったので驚きである

※手数増加やスキルクールタイム現象等、自身の30%強化では済まないようなもの複数あるのでいきなりインフレした感じです。

ここまで書いておいてなんだが、

そもそもパズルゲームソロゲーなんだから文句言う要素ないのでは?」と思うかもしれない。

その気持はわかるのだが、このゲームはとにかくPvP系のイベントが多い。

・毎週定例でPvPスコアタ(2種類)

イベントと称して月2回ぐらいスコアランキングイベントが開催

・毎月1回(1ヶ月開催)の月例イベント(おまけ程度だがコレにもランキングがある)

こんな感じでとにかく他人スコアを競ってランキング報酬を得るゲームから文句が出ている現状であることを残しておきたい。

また、パズルゲームなので運要素はそこそこの比重存在する。

その為、試行回数でスコアを伸ばすゲームなのはなんとなくわかってもらえると思う。

そこに『重課金してキャラの固有能力厳選をすれば1.5倍以上強くなれますよ』という要素が追加されてしまったのが今回で、

そこまではついていけないな~という話が出ているだけであってゲーム本質が変わったわけではない。

ただ、単純にゴールが見えない(果てしなく遠い)ものを走り続ける気力を持ってる人は少ないよねという話。

他のゲームにもキャラの育成で厳選することはあると思うし、

またグラブル申し訳ないが指輪のLB厳選やアーティファクトみたいなものがあってこっちは納得している。

スイメドで納得できないのは、『1キャラにシェロチケ3枚切ってからアーティファクトガチャキャラ単位で行うこと』なので、

グラブルとは比較にならないほどキツイと感じた。

っというかグラブルより苦しい要素が周年の目玉として実装されるとは思ってなかった。

簡単にではあるが上記のような感じなので、

毎月3000円とかのよくある定期パスを買って遊んでるライト層や重課金層が悲鳴を上げることになると予想されるが、

無課金の層は特に影響ないのでは?と今のところ感じている。

実際に「公式アナウンスにある通りダブったカードの使い道を作っただけ」という意見もあるしそれはそうなのだが、

それならもう少しやりようがあるだろうという話ではある。

※今回は書いてないが、実はシェロチケすら切れない限定キャラ実装が予告されており。

 契約を重ねることで追加ストーリーも見れるぞ。っと周年で言われた。

 毎月3000円入れてる層には定期パスで貰える1キャラもらってストーリー読む層も多く存在するはずなので、

 一番の被害者ストーリー読みたいライト層かもしれない。

否定的意見の方が目立つものなので肯定的意見も出ているとは思うのだが、

自分としては続けるつもりだけど「良いゲームだったな~」という言葉が出るぐらいにはサ終を覚悟している。

ソシャゲの周年で不幸な気持ちになったのは始めてなので貴重な経験をさせてもらった。

ありがとうスイメド。また来世会おうな。

実装1日で書いてるので今後内容に修正が入る可能性がありますし、一部間違ってる情報があるかもなのでその点はご理解ください。

スイートホームメイドが2周年記念でサ終しそうな話

DMMソーシャルゲームスイートホームメイド(以下、スイメド)というゲームがある。

かわいい女の子(おもに胸が大きい)がいるだけのよくあるパズルゲーム

公式は『パズルで叶える!むにゅふわ管理人ライフ!』と表現しているので、

なんとなく緩く遊べるカジュアルパズルゲーム想像するだろうし実際そういうゲームです。

キャンディークラッシュ系のゲームです

大体アクティブ(そこそこ遊んでるユーザー)は1~2万人ぐらいとイベントから想定されるゲームなのだが、

2周年を迎えて大型アップデートが入った。

2年続いたのは喜ばしい話だが追加要素が「実質サ終報告ではないか?」と思ったので軽く書き留めたくなった次第です。

1.課金による要素がかなり強くなった

元々『キャラを持ってる方がスコアの倍率が上がり有利になるシステム』があるので、

課金してキャラを集める方が有利になるシステムなのだが、

『石の配布が多く、天井も低く、天井以外にも交換できるチケットの入手手段が多い』

上記理由で微課金でも相当数集められるシステムだった。

自分のやってる有名なゲームで言えばグラブルがあるのですが、

『石の配布は同じぐらい、天井150連、ガチャ天井まで引けば天井交換のキャラ+シェロチケ1枚貰える』

っとこんな感じなのですごく緩かった。

今回この辺りのシステムは変わってないが、

レベル上限突破の凸とは別で、キャラ被りによる凸(以下、契約)』が別枠で実装された。

この契約アイテムでも凸れる(ヒヒイロカネみたいなもの)ので実装自体は良いのだが、

『通常ガチャ』と『限定ガチャ』が別枠になってしまって『限定ガチャキャラにはアイテムが使えない』という問題が出ている。

※厳密にはアイテム存在するが今のところ入手手段がない(っというか周年で入手手段存在しないなら今後も無いのでは?と思ってしまう)

ソシャゲにおいて期間限定ガチャキャラは大体強いと思うしスイメドも例に漏れず強いのだが、

現状は闇ガチャ(不定期開催)で引くかシェロチケ切ってね。と言われている状態になってしまった。

この契約には

スコアアップ(微量なので影響は低い

キャラ固有能力枠増加

上記の2つがあり、特に後者問題になっている。

2.キャラの強化にガチャ要素、限定アイテム必要、厳選次第で1.5~2倍ぐらい強くなる

前述の契約から続くのだが、キャラに固有能力付与できる要素が増えた。

通常は1枠だけ追加できるが『契約を繰り返す(おそらく3回)と3枠まで追加できる』

1枠だけで自身スコアを30%ぐらい上げることができたり、

それ以外にも強い効果があるので実質1.5~2倍ぐらい強くなる可能性を秘めているのだが、

能力の追加は『限定アイテム使用したガチャによる厳選』が必須になるのが問題

能力に関してだが、強い能力レア枠(10%)を引いてそこから更に複数種類あるので1%を引く必要がある。

能力厳選するアイテムも獲得手段が少なく、課金すれば買えるが30回1500円で販売されてる。

上記は最低条件なので、追加で効果量の厳選も必要

まり課金すればするほど強くなるシステムなのだが、

流石に倍率が高すぎる点や微課金だと意味がないので微課金メリットが大幅に減った。

今までは微課金キャラを集めて単体15%、全体0.5%とかのバフをちまちま受けていたのだが、

今回いきなり単体30%のバフを付与できるようになったので驚きである

※手数増加やスキルクールタイム現象等、自身の30%強化では済まないようなもの複数あるのでいきなりインフレした感じです。

ここまで書いておいてなんだが、

そもそもパズルゲームソロゲーなんだから文句言う要素ないのでは?」と思うかもしれない。

その気持はわかるのだが、このゲームはとにかくPvP系のイベントが多い。

・毎週定例でPvPスコアタ(2種類)

イベントと称して月2回ぐらいスコアランキングイベントが開催

・毎月1回(1ヶ月開催)の月例イベント(おまけ程度だがコレにもランキングがある)

こんな感じでとにかく他人スコアを競ってランキング報酬を得るゲームから文句が出ている現状であることを残しておきたい。

また、パズルゲームなので運要素はそこそこの比重存在する。

その為、試行回数でスコアを伸ばすゲームなのはなんとなくわかってもらえると思う。

そこに『重課金してキャラの固有能力厳選をすれば1.5倍以上強くなれますよ』という要素が追加されてしまったのが今回で、

そこまではついていけないな~という話が出ているだけであってゲーム本質が変わったわけではない。

ただ、単純にゴールが見えない(果てしなく遠い)ものを走り続ける気力を持ってる人は少ないよねという話。

他のゲームにもキャラの育成で厳選することはあると思うし、

またグラブル申し訳ないが指輪のLB厳選やアーティファクトみたいなものがあってこっちは納得している。

スイメドで納得できないのは、『1キャラにシェロチケ3枚切ってからアーティファクトガチャキャラ単位で行うこと』なので、

グラブルとは比較にならないほどキツイと感じた。

っというかグラブルより苦しい要素が周年の目玉として実装されるとは思ってなかった。

簡単にではあるが上記のような感じなので、

毎月3000円とかのよくある定期パスを買って遊んでるライト層や重課金層が悲鳴を上げることになると予想されるが、

無課金の層は特に影響ないのでは?と今のところ感じている。

実際に「公式アナウンスにある通りダブったカードの使い道を作っただけ」という意見もあるしそれはそうなのだが、

それならもう少しやりようがあるだろうという話ではある。

※今回は書いてないが、実はシェロチケすら切れない限定キャラ実装が予告されており。

 契約を重ねることで追加ストーリーも見れるぞ。っと周年で言われた。

 毎月3000円入れてる層には定期パスで貰える1キャラもらってストーリー読む層も多く存在するはずなので、

 一番の被害者ストーリー読みたいライト層かもしれない。

否定的意見の方が目立つものなので肯定的意見も出ているとは思うのだが、

自分としては続けるつもりだけど「良いゲームだったな~」という言葉が出るぐらいにはサ終を覚悟している。

ソシャゲの周年で不幸な気持ちになったのは始めてなので貴重な経験をさせてもらった。

ありがとうスイメド。また来世会おうな。

悲報】インフィニットクリエイト活動休止

悲しい😢

最近ゲーム値上げしたのも関係あるのだろうか。

Steamにて“破格の680円”で発売された鳥ゲーム『トリと木の実』開発者、売上が想定よりかなり少ないと悲鳴11月から苦渋の値上げへ

https://automaton-media.com/articles/newsjp/puzzle-20251027-363385/

“好評”配信中の『トリと木の実』制作者がゲーム制作活動終了病気のため諦める決断

https://news.yahoo.co.jp/articles/f2e6576b97d6a409b32b3b4a6fdf992378b3d1ea

2025-11-10

若者搾取され、高齢者が守られる社会で、未来が生まれるはずがない

少子化は「若者意識が変わったから」でも「恋愛離れしたから」でもない。そんな話に逃げている限り、何も変わらない。問題もっとはっきりしていて、もっと露骨だ。

この国は、家族を持つことが割に合わない社会になってしまった。それだけのことだ。

昔は誰もが結婚したし、子どもを持つことは人生の一部だった。特別覚悟なんていらなかった。生活の延長線に「家庭」があった。でも今は違う。家庭は「頑張らないと成立しないもの」になった。余裕がなく、支えがなく、時間お金も削られ、精神さえすり減る。

それを見た若者が「家庭を持ちたくない」と思うのは当然だ。生存本能が正常に働いているだけ。

それなのに社会政治は「最近の若者は…」「価値観が…」と、まるでこちらの感覚おかしいかのように語る。おかしいのは若者ではなく、社会の側だ。

子どもが生まれないのは、愛が薄れたからではない。人間利己的になったからでもない。生活の土台が壊れたからだ。

それを直視しないまま、「意識を変えろ」「努力しろ」と言い続ける社会は、ただの加害者と変わらない。

少子化は、個人問題ではなく、構造の失敗だ。そしてその構造を作ったのは、社会政治制度だ。

からこの話は、頑張りでも道徳でもなく、生きられる社会か、死ぬ社会かの話だ。

人類はずっと「ほとんど全員が結婚する社会」で生きてきた。結婚特別イベントではなく、生きる流れの中に自然に組み込まれていた。それは「恋愛ロマンチックだったから」ではない。生存の仕組みだったからだ。

昔の家族は、いまよりずっと広かった。親、祖父母、親戚、近所の手、地域の目。子どもを育てる負担社会的に分散されていた。

から家族を持つことは「やる気」や「覚悟」の問題じゃなかった。生活が人を支えていたからだ。しかし今はどうだろう。

住まいは分断され、家族単位は極小化し、育児家事も、家計精神も、夫婦の小さな箱の中に全部押し込められている。とくに片方(多くは女性)に。

昔は共同で支える仕組みが前提、いまは個人が抱え込む仕組みが前提。そりゃあ持続なんてするはずがない。

少子化は「人々が家族を望まなくなったから」じゃない。家族をつくるための構造が壊されたからだ。

家族は、努力気持ちだけで維持するものじゃない。社会が支える基盤があって初めて自然に成立する。

その基盤が崩れた時点で、出生率が落ちるのは生物的に当たり前の反応だ。若者は間違っていない。社会構造が、家族をつくることに向いていないだけ。そしてそれを「個人選択」の問題すり替えてきたのが、今の日本だ。

いまの日本では、家族を作ろうとすると、真っ先にぶつかるのが可処分所得の低さだ。働いても働いても「生活するので精一杯」。貯金もできない。家も買えない。子どもなんて無理。これは感覚ではなく、構造としてそうなっている。

賃金はここ30年ほとんど増えていない。その一方で、税金社会保険料はじわじわと、しかし確実に増え続けた。さら都市化にともなう家賃上昇、教育費の高騰、保育の外部化コスト。全部「生きるための固定費」だ。

生きているだけで、消耗する社会になっている。共働きが「選択」ではなく「必須」になったのは、意識が変わったからではない。片働きだと生活が成立しないように制度が変えられたからだ。

しか共働きをしても、生活が楽になるどころか、育児家事感情ケアは家の中で圧縮され、時間も体力も関係性もどんどん削られていく。これは努力不足ではなく、設計ミスだ。

家族を持つ余裕がない」のは、弱くなったからじゃない。社会構造が、人をそこまで追い込んでいるからだ。

そしてこの状況を政策側は「自己責任」で片付けてきたが、本当は逆だ。家庭が苦しいのは、税と社会保障の負担が現役世代一方的に集中しているからだ。

その一方で、資産を持つ高齢者は、負担を大幅に免除されている。つまり現役世代が国を支え、国は現役世代を支えていない。

この不均衡が、家族を持つことのハードル限界まで引き上げている。子どもを産まないのは罪でも怠慢でもない。単に、生きられるように判断しているだけ。合理的感覚だ。壊れているのは社会の側だ。

女性社会進出は良いことだ」。この言葉自体は、もう疑う必要はない。働きたい人が働ける社会は、当然あるべきだ。問題はそこではなく、働かないと生活できない社会にしたという点にある。

かつての日本では、片働きでも家族は維持できた。それは賃金が成長し、家族が広く、生活社会の中に支えられていたからだ。

しかしいまは違う。税と社会保険料が現役世代に偏って重く、賃金は伸びず、住宅費と教育費は天井知らず。そこに核家族化で助けを失った育児負担が重なる。

その結果、家庭を維持するためには、夫婦が二人で働くしかない。これは「女性自由」ではない。ただの強制である

そしてこの強制は、「女性活躍」「自己実現」「多様な生き方」などというきれいな言葉で包まれている。

耳あたりはいいが、労働力人口補填、税収と社会保険料の拡大、高齢者給付維持のための現役世代酷使というのが実態だ。

まり、家庭に余白を返す代わりに、家族から時間を奪った。

本来なら「働くかどうかは選べる」べきだったのに、実際には「働かないという選択肢」そのものが消された。

女性が働ける社会」ではなく、「全員が働かないと沈む社会」になったのだ。

ここには自由はない。ただの生存のための労働だ。

そして、負担は家庭の内部に集中する。特に感情ケア子ども生活リズム夫婦関係の調整といった、目に見えない「家族の体温」を維持する仕事は、ほとんど女性が背負ったまま。

外の仕事が増えた分、内側の仕事は減らないどころか、圧縮され、歪み、擦り切れていく。そこで荒んだ家庭に、子どもが生まれる余裕なんてあるはずがない。

これは「女性が弱い」からではない。「頑張りが足りない」からでもない。こんな設計にした社会が弱いのだ。

少子化の背景には、若者が怠けているわけでも、家族を望まなくなったわけでもない。ただ単に、社会若者から奪い、高齢者に配り続けてきただけだ。

日本社会保障は、表向きには「弱者を守る制度」と言われている。だが実際に優遇されているのは、弱者ではなく、人口多数派である高齢者層だ。

資産を持ち、家や預金を抱え、老後も安定した暮らしができる人たちが、医療費は1〜2割負担で手厚く保護される。税も軽い。年金自動で振り込まれる。

一方で、現役世代は税と社会保険料を天引きされ、子育て教育費は自己責任で、家賃は高く、時間はなく、未来への期待は潰されている。

若者が支え、老人が受け取る。しかもそれは「助け合い」ではなく、構造化された一方通行だ。

なぜこんな歪んだ配分になったのか。理由は単純だ。この国では票を持つの高齢者側だからだ。

政治家は票が欲しい。財務省は税収を維持したい。高齢者は数が多く、選挙に行く。若者は数が少なく、政治的には無力に扱われる。

から政治若者から奪い、高齢者に配るようになったのだ。

まり今の日本は、「支えられる側」ではなく「支える側」を壊している社会だ。

家族を持とうとする世代こそもっとも手厚く支えられるべきなのに、現実には真逆の仕組みが続いている。これでは人口は減る。減って当然だ。

そして減り続ける限り、高齢者比率さらに増え、政治は今以上に高齢者優遇へ偏り、若者さらに搾り取られる。

これはもう「問題」ではなく、自己増殖する社会の衰退装置である

誰か一人の責任ではない。だが明確に言えることがある。

壊れているのは、若者生き方ではなく、国家意思決定構造のものだ。

日本は「資本主義の国」だと言われる。しかし実際に動いているのは、もっと別の形だ。

競争があるように見えて、実際には社会全体が「均一に消耗する方向」に管理されている。

自由があるように見えて、実際には「生きるために働く以外の選択肢」がほとんど許されていない。

支え合う仕組みがあるように見えて、実際には「一方的負担を引き受ける側」が決められている。

これはもう、資本主義ではない。しかし、福祉国家でもない。もっとかに締めつける形。日本社会主義だ。

ここで言う「社会主義」は、弱者を守る優しい社会という意味ではない。国全体の生活水準を均一に、安定的に、とにかく変わらないように保ち続ける仕組みのことだ。

問題は、そのために犠牲になる層がはっきり決まってしまっている点にある。

犠牲になるのはこれから生きる人。つまり若者と、これからまれるはずだった子どもたちだ。

日本社会主義は、未来投資しない。その代わりに「今、生きている人の安心」を最優先する。特に、人数が多く、政治的力を持つ層の安心を。

その構造では「変えないこと」が正義になる。「とりあえず今を守ること」が優先される。「未来」は後回しにされ続ける。そして、未来は来なくなる。

本来社会とは「受け継がれるもの」だ。生まれた命に次の生活が渡され、時間が伸びていくものだ。

だがいまの日本は、未来を育てる力を、自分たちで捨ててしまった社会になりつつある。

現役世代時間と金と心が削られ、子どもを迎える余裕が消え、生まれる命の数が減り、社会の骨格そのものが痩せていく。

それでも表向きは「安定している」ように見える。なぜなら衰退はゆっくり進むからだ。

からこそ、この国は静かに壊れていく。誰も叫ばないから壊れている。悲鳴が聞こえない形で壊れていく。

これは「滅び」ではなく、溶けるような消失だ。

その進行を止められるのは、制度でも政策でもなく、「もう、このままでは無理だ」と言葉にする人の側だ。

問題道徳意識ではない。設計の誤りが放置され続けていることだ。

家族が消えたのは、心が弱くなったからではない。生きるための構造が、人間生活に合わなくなったからだ。

から、取り戻すべきは「昔の価値観」でも「努力」でもない。

必要なのは、ただ一つ。人が家族を持てるような生活地盤を、社会がもう一度つくること。

やるべきことは、実はとてもはっきりしている。

まず、現役世代可処分所得を戻すこと。税と社会保険料を若い世代にだけ重くのしかける構造をやめる。資産を持っている層には相応に払ってもらう。

「本当に困っている人を助ける」ことと「とりあえず老人全員を守る」ことはまったく違う。

次に、家族一家庭に押し込めないこと。育児社会が支えるべき公共インフラだ。

保育、学童家事支援地域の助け、頼れる外部リソース。昔はそれが「人間関係の中に」あっただけで、今と違う形で存在していた。

それを、形を変えてもう一度つくればいい。そして、働く/働かないを選べる社会に戻すこと。

共働きが悪いのではない。共働きしかできないのが問題なのだ。家庭は「労働供給のための単位」ではない。人が人として生きる場所だ。

ここに、もうひとつ、今必ず触れておくべき点がある。

働き手が足りないからといって、外国人労働者で穴を埋めようとする動きが進んでいる。だがこれは、人件費を抑えたい大企業と、本質的構造改革を避けたい政府の都合にすぎない。

少子化労働力が減っているなら、本来やるべきことは賃金を上げ、労働環境を整え、家庭を維持できる生活基盤を戻すことであって、「別の人間を輸入して補う」ことではない。

安価外国人労働力を入れれば、企業労働環境を改善する必要がなくなる。政府自分たち設計ミス修正せずに済む。

そして一番損をするのは、現役の日本労働者と、これからまれるはずだった子どもたちだ。

これは、社会疲弊を補う政策ではなく、社会疲弊を固定する政策だ。未来を守るどころか、未来を切り捨てて「延命」しているに過ぎない。

家族が育たない社会に、人は根を下ろさない。根を下ろせない社会に、未来は生まれない。だからこそ、立て直すべきは、人間の「生活」の側だ。

生きられる社会なら、人は生きる。家庭を持てる社会なら、人は家庭を持つ。育てられる社会なら、子は自然生まれる。

これは願望でも、精神論でもなく、人間構造のものだ。

社会を、もう一度「人が生きられる場所」に戻せばいい。それだけだ。

2025-11-08

🍲鍋奉行4人の忘年会地獄

「さあ、始めるぞ!」

忘年会の主役、豪華な寄せ鍋を前に、4人の部長火花を散らした。佐藤田中鈴木、そして新任の山本。誰もが自他ともに認める「鍋奉行」であった。

佐藤さん、弱火ですよ!アクは私に任せてください!」と田中が菜箸を構える。「待て田中白菜最初に沈めて旨味を引き出すのが礼儀だ!」鈴木が横から鍋蓋で蓋をしようとする。山本は黙って、全員が手を出せない場所に「秘蔵のポン酢」を隠し持っていた。

議論は白熱し、誰が具材を投入するかで喧嘩に発展。海老と肉の投入順で口論となり、ついに鍋の土台が揺れた。

ドォン!

全員の主張が衝突した結果、鍋はひっくり返り、熱い出汁具材が畳に広がる。部屋に響く「ああっ!」という悲鳴

静寂の中、佐藤天井を仰いだ。

「…まあ、今年の『熱い議論』は出し尽くしたな」

その言葉に、田中鈴木山本も互いの顔を見合わせ、苦笑い

結局、4人は近くのコンビニへ走り、具材がすべてパック詰めになった「レンジで温める鍋焼きうどん」を4つ買ってきた。そして、それぞれが自分うどんを、誰にも邪魔されずに、静かに平らげた。

「やはり、鍋奉行は一人でこそ輝く役職だな」と佐藤が呟く。他の3人も深く頷き、4人の鍋奉行は、無言で4人分の鍋焼きうどんを完食することで、ようやく平和忘年会を成立させたのだった。

2025-11-06

10月5週LINEオープンチャットはてなブックマーカー」1週間のまとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

🍽️ 食事飲食店サービス

---

🧒 子供育児教育

---

👟 ファッションスポーツ

---

🏡 日常生活気候健康

  • 季節の変わり目に伴う紅葉の進みや気温変化に関するコメントも。

---

🐻 熊・動物ジビエ

---

😷 医療メンタルヘルス

---

🎬 映画音楽エンタメ

---

⛩️ 仏教歴史文化

---

💼 仕事ITセキュリティ

---

💬 その他日常のあれこれ

  • 子供動物との別れに関する感情の揺れ動きも深く語られ、心の葛藤と共有の場となった。

---

### 📆 1週間分の総括

この1週間のオープンチャットは、日常の小さな楽しみや不満、感情の揺らぎが交錯する「生活の縮図」のものだった。子育て健康問題仕事でのストレスを抱えつつも、食やエンタメリフレッシュする姿が垣間見えた。また、熊やジビエ仏教など意外なテーマも盛り込みながらコミュニティ多様性が際立つ時間帯もあり、緩急のある雑談が続いた。全体として、参加者同士の自然体なやりとりや互いの知見の共有が、安心できる場づくりにつながっていたと言える。

関連記事

https://anond.hatelabo.jp/20240722084249

オープンチャットの参加URL

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の参加はこちから

https://line.me/ti/g2/MFSXhTJoO_pLfrfds1LpyJ0OlBgcPJSqHoRbBg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

2025-11-05

最近介護認定現場で起きてること

「初回の介護認定は重めに、更新時は軽めに」という運用蔓延してきている。

どういうことなのか

例えば、ある人が体調を大きく崩して介護必要となり、今回「要介護2」の認定を受けたとする。

そして良くはならないが何とか現状維持出来ている状態だと、翌年に「要介護1」、翌々年に「要支援1〜2」、に格下げされてしまうというものだ。

介護度に応じて使えるサービスは変わり、例えば要介護3から2以下に変わったら特養から追い出され、要介護1以下なら介護ベッドは自費になり、要支援ならデイサービスの回数制限が厳しくなる、などがある。現場家族はその分精神的にも金銭的にも負荷が増える。

なぜそんな運用になってしまうのか

介護保険を維持するために要介護度の悪化を食い止めよう、という厚労省の大方針がある。

介護認定を受けた人達の翌年度の変化を毎年集計しており、要介護度が下がった割合悪化した割合の差を「改善度」として介護別に集計、公表している。

例えば2022年度は要介護1はマイナス20ポイント。良くなった人より悪化した人のほうが20%多かった。なお要介護5(これ以上悪くならない)以外の全ての要介護度でマイナスである

この改善度をひっくり返そうというのが厚労省方針で、その手段が「初回の介護認定は重めに、更新時は軽めに」という認定レベル不正操作もとい調整である

具体的な認定レベル操作方法

簡単である自治体職員が、前回認定から大きく追加された医療的所見がない(例えば、余命宣告レベルのことが起きてない)人について、認定レベルを軽度化ような現地調査レポートを書いて提出するだけ。

SNSには要介護家族を抱える人から悲鳴がたくさん

Xなどを見ると「母(父)の介護認定が下がった…要介護2から支援2。本人は何も良くなってないのに」「まさかの自立判定…自力で立てないのに…」「明らかに認知症悪化してるのに要介護3から1になった…特養追い出される…」という類の悲鳴が1日数件くらい拾える。

それでも介護保険維持には足りていない

次の手段は要介護認定基準の厳格化だ。今まで要介護3となっていたのが要介護1となるレベル改革が画策されている。

今の内閣介護現場に興味がないみたいだし、首相が自費介護経験者だ。「介護保険に頼らず自助でやれ」という方針来年あたり出てくる可能性すらある。

菅義偉自助が基本と言ってたな。

安倍晋三とその信奉者(高市早苗も)が従前から言っていた「日本を取り戻す」の中には、「老父母の面倒は子供達とその配偶者が確りと見る」というのも含まれてるから

2025-11-01

肛門戦記

9月ごろ書いてたものです。

食事中の人は読まないでください

 

***

 

穏やかな朝だった。

過ごしやすくなって窓を開けて寝たが、途中で暑くなったのか布団は蹴り飛ばされていた。

乱れたベッドから転がり落ち、ケツの違和感に突き動かされるように一直線にトイレに向かう。

私には出勤までに解決しなければならないことがあった。

 

事態に気がついたのは昨夜シャワーを浴びている時。ケツ穴周辺を洗っていたとき、手に何かが触れた。

トイレットペーパーが張り付いたのかと思いそれを少し引っ張ると、肛門の粘膜がググッと伸びる感覚がある。

えっ???

驚いた私は即座に手を離した。

当然アナルプラグなどではない。

ケツ肉に挟まる感覚からうんこの中の繊維状のものがケツから飛び出てる状態であると即座に判断した。

そういえば直近で出たうんこパチンコ玉くらいの大きさと硬さで、一粒落としただけだった。

このまま引っ張ってうんこまで引き摺り出してしまったら厄介だ。

次回排便時に出してしまうのが最善策だろ、と考える。

幸い異物の長さは1センチほどなので、ここで洗っておけばしばらくケツに挟んでいても大丈夫だろうと思い、ケツからヒモが出た状態で布団に入ったのだった。

 

そういうわけで、とにかく出勤までに排便をしなければならなかった。

万年便秘なので5分ほど粘ってようやくぽちゃん、とウサギのフンのようなうんこがやっとだったが、ケツにヒモがないことを確認できたので無事トイレを後にした。

 

通勤電車はいつもよりずいぶん空いており、珍しく席にも座れた。

自分姿勢が悪いためか、左腰がよく痛くなる。

今日特別痛くて、左右に揺れたり体を捻ったりして痛みに耐えていた。

会社についてから違和感は続き、デスクで一人うねうねしてキモかったと思う。

 

ずっと違和感はあったのに、愚かな私はケツ穴が「バリッ」と断末魔をあげて燃え上がるまで気が付かなかった。

午後2時過ぎ、突然のケツの焼けつくような痛みでやっと事態を把握した。

冷や汗をかきながら慌てて立ち上がり、同僚の視線無視してトイレに駆け込む。

乱暴に個室のドアを閉め、便座に座り、爪先立ちで膝を抱え込む。ついでにパンツ確認する。「バリッ」の音でうんこ漏らしを覚悟したが、何も付いていない。幸いにも屁だったようだ。(なぜあんな痛かったのかはわからないが)

腰の違和感だと思ってたのは、大腸悲鳴だった。一度便座に座ると動けないほど腹が痛いことに気がついた。

2週間もうんこが出てない状態を「いつものことだから」と放置したツケが回ってきたのだ。

改めて大腸を触ってみると、おしゃれOLが持ってる細い水筒みたいなものを感じる。これは全てうんこだったんだ。

痛みで悶えながら、同僚たちの顔を思い浮かべる。まだ業務時間内だ。体調不良を訴えたいがスマホも机にあるし外への連絡手段はない。

脱出するためには、うんこを出すしかない。幸いにもトイレには私しかいない。今のうちしかない。

私は腹を括り、持てるすべての力を腹筋に注いだ。

 

5分は経っただろうか。

冷えた便座に太もも押し付けてるせいで血流が止まり、膝は紫に変色していた。

肛門は相変わらず焼け付くように痛い。

爪先立ちでの踏ん張りで足は痺れて痛い。

腹筋は乳酸が溜まって初期ほどの力が出ない。

気張りすぎて頭に血が昇ってふらふらする

そういえば呼吸もしてない。

額の血管が切れそうだ。

しかしこんなに必死に気張っているというのに、大腸には驚くほど何の動きもなかった。

 普段の気張りが軽自動車を押す感覚だとするなら、今は透明な壁に阻まれて押すことすらできてないようだった。そのくせ、いつ漏らしてもおかしくない切迫感だけはあるし、相変わらず腹と肛門の痛みは耐えられるものではない。

人が来るかもしれない恐怖もあった。

どのくらいその状態が続いただろう。体感では1時間のような気もしたし、全てが終わった今では一瞬だった気もする。

突然、するする すぽん と。

鋼鉄のように硬く、拍子抜けするほど小さなうんちが、転がり落ちドバドバドバブビブビビビビビビチャブrrrrrrryyyyィィィィィィィィ!!!!ビチチチチチッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!ドバァッ!!!ブリブリィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 ブリブリブリッ

ビチャッ ビチャッ

 

ピチャ…ピチャ…

 

ポタ ポタ

 

 

あの時、燃えアナルと痺れた足先を見ながら放心していた私を包むあの感覚はなんだったんだろう。

安堵?それとも、内臓を失ったような喪失感

 

掃除用具入れを開けて飛び散った水滴を殺菌して、少しでもうんこ臭を消すためにリセッシュ自身にもトイレにも振り撒き、手を3回洗った。

そうして私は、今も生きている。

 

焼けた尻穴に当たる冷たいビデ水の心地よさを生涯忘れることはないだろう。

2025-10-30

ちょっと待って!?追放してくれないんだが!?

焼けた岩肌に、魔物の咆哮が反響した。

火球詠唱を終えた俺――レオンは、手を震わせながら呪文を放つ。

「――ファイア・スパーク!」

赤い光弾が放たれ、見事に的を外れた。

飛び散った火花が味方の後衛にかかる。悲鳴。俺のせいだ。

「ちょ、レオン!? なにやってんの!!」

弓使いティナの怒声。

「お前また外したのかよ、見えてんのか!」

戦士イオが盾で魔物の爪を受け止めながら叫ぶ。

「はあ……リリア回復頼む」

リーダーカイルは剣を収め、すでに諦めたような声だ。

「……はいはい、また火傷ね」

僧侶リリアが呆れ顔で回復魔法をかける。冷たい光が肌をなぞった。

俺は唇を噛んだ。何度目だ、この流れ。

足手まとい。邪魔者空気

誰も俺の目を見ようとしない。

この旅が終わる頃には、俺の居場所もきっと――

焚き火を囲んだ夜、カイルがため息をつく。

「このままだと、次の遠征は厳しいな」

レオンを置いていけばいいじゃん」ティナが笑う。

「本人もその方が楽だろ?」ライオ同意する。

「……ねえ、あんまりそういう言い方やめなよ」

ただ一人、リリアが言った。

その声もどこか、遠い。優しさではなく、哀れみの距離だ。

俺は薪を見つめてうつむいた。

――ああ、もうすぐだな。追放

そう思うと、胸の奥に何かが沈んでいく。

悔しさでも悲しみでもない。ただ、空っぽだ。

 

翌日、目的地のホーリィシティが見えた。

白い尖塔が空を突き、神聖鐘の音が響いている。

門の前で、カイルが振り返った。

「おい、レオン。お前は荷物番でいいな。中は聖堂関係者しか入れないんだとよ」

「……わかったよ」

言い返す力もなかった。

ただ、指先がじんじんと熱い。

焦燥、怒り、恥。いろんな感情がごちゃ混ぜになって血を焦がしていく。

見えない何かが、皮膚の下で暴れた。

視界が一瞬、真っ赤に染まった。

次の瞬間、背筋を貫く灼熱――。

「……あ、あああ……っ!!」

腕に浮かぶ赤い紋様。燃えるように明滅している。

体の奥から、脈動する力が溢れた。

鳥が羽ばたくように、鼓動が強くなる。

 

――フェニクスライン。

伝承にある、英雄の血の証。

隔世遺伝奇跡が、よりによって今、俺に降りた。

 

笑いがこみ上げた。

追放でも、蔑みでもいい。今に見てろ。

この力で俺は、全部の立場をひっくり返して――

レオン!」

リリアの声で我に返る。

振り向くと、仲間たちが戻ってきていた。

全員の表情が、違っていた。柔らかい。優しい。まるで別人。

「今まで、本当にごめんな」

カイルが膝をつく。

神父様に教えられたんだ。人を大事にすることを。お前は、俺たちの仲間だ」

「……レオン、ごめん。私、ひどいこと言った」ティナの声が震える。

イオも眉を下げてうなずいた。

リリアは静かに微笑んで、そして俺の近付き、ふいに俺の腕を取った。

驚いて顔を上げると、彼女は目を細めて言った。

「……あなたも、ちゃんと頑張ってたのね」

そのまま軽く抱き寄せられる。

香水でも花でもない、淡い祈り香り

心臓が跳ねた。

(え、なにこれ……? ちょ、ちょっと待て!?

頭の中が真っ白になる。

リリアの髪が頬をかすめ、熱が一気に耳まで駆け上がる。

数秒が永遠みたいに伸びて――

けれど、彼女は静かに囁いた。

「これでちゃんと、わたしたち家族だね」

そう言ってほほ笑み、離れていく手。

……今でも温もりが残ってる。

……ちくしょう、まだドキドキしてるじゃねーか。

 

ていうかこの流れ――

追放されなくね!?

トホホ~これじゃあ、追放されないよ~~!!

街の鐘が鳴った。

それは祝福の音にも、呪いの音にも聞こえたのだった。

2025-10-27

映画】霊薬を見た

ネットフリックスでなんか上位だったから見た。

う~~~ん。現代ゾンビ映画指標で見たら悪い部類に入るかもしれないけど将来性に期待して51点。

 

原題は「Abadi Nan Jaya」でインドネシア語永遠栄光というような意味

インドネシアの有名な愛国歌であるIndonesia Pusaka」の中の有名なフレーズでもあり、この楽曲は作中でも確か流れていたはず。

インドネシア映画の中である程度予算をかけて初めてつくられたゾンビ映画とのことで、過去ジャンル作品へのリスペクトが感じられきっちりゾンビ映画のツボは抑えながらも地域性が見られる点はなかなか興味深かった。

 

まず良かった点はゴア描写に手を抜いていないところ。

けっこう銃を撃つシーンがあるんだけど毎回ちゃんと当たると部位欠損していてGood。ここを手を抜く作品は信用できない。車で轢かれたゾンビの腸飛び出しもよき。ある程度リアリティのあるゴア表現が続き、"ちゃんと"ゾンビ映画しようという気概が感じられた。

今回のゾンビは目が完全に濁っていておそらく視力がない。なので音に反応する形になっている。

そんな中で警察署に立てこもった主人公たちが行き詰っているときに遠くから礼拝の声が聞こえ(インドネシアイスラム教圏)ゾンビがそちらに向かって走り出し、これが神の救いか!と思ったら礼拝の声が消え悲鳴が聞こえるという皮肉な展開もよい。

また、急に大雨が降りだし聴覚を奪われたゾンビたちが立ちすくむ中脱出するシークエンス中に急に雨が止み再び追いかけられるという展開になるのだが、俺たちからすれば都合のいい雨やなと思うんだろうけど、現地の人からすれば「スコールあるある」みたいな緊張感がおそらくあるんだろうと思う。

こういう地域性を活かした展開はよかった。

 

ほかは、まぁ悪かったかな。

ホラー映画あるあるバカで考え無しな登場人物たちが大集合してわっちわっちゃする。こいつらどうせ耳しか聞こえてないんだからずっと静か~~~に立てこもってればそのうちどっか行ったんちゃうんか?という疑念が絶えない。知り合いがゾンビになるんだけどいろいろあって殺さずにおいておいた結果、大ピンチになる。

わかったわかった、もうそれとっくに見たよ。という展開がほぼほぼを占めているので、それこそがゾンビ映画というのもわかるのだがどうしても得点は上がらないという形になってしまった。

 

今回の作品田舎漢方薬企業が作った新作漢方作品が原因でゾンビ化するというジェネリックバイオハザードみたいな感じだったんだけど、これも漢方ビジネス一般化していて民間療法日本の1000倍は信じられていて一種社会問題にもなっているインドネシアならではの切り口だなと。

最後最後でその試作品が実は大都会にも送られていて……という続編を期待させるオチで終わるのもテンプレでよい。

今作の経験を活かして大都会ならではの規模感で続編を取るならそれはそれで期待したい。

くらいには力が入った作品だったし、応援したいと思えるくらいには頑張ってた。なので51点デス!

2025-10-26

昭和教師の思い出

昭和には今考えるとあり得ないようなクレイジー教師が居たんだよ、ということを備忘録として記しておく。

増田スペック昭和53年生まれ四国県庁所在地育ち。

 

 

一番記憶に残っているクレイジー教師

生徒に「便所」「うんち」といったあだ名を付けて自分だけでなく生徒間でも呼ばせていた。

あだ名を付けられたのがひょうきん男子たちだったから事なきを得ていたけれど、あれはどう考えてもイジメだった。

それにKは簡単にキレるし、保護者からの評判も良くなかった。

 

 

重度のセクハラジジイ

体育は2クラス合同で、更衣室がない代わりに男女別の教室で着替えるんだけど、Hは堂々と女子生徒が着替え中の教室に入ってじっくりと女子生徒の着替えを観賞。

女子生徒に苦情を言われても「ここは俺が担任教室だ!」と開き直り居座った。

当然女子生徒からの評判は最悪だった。

 

 

男子生徒がつけたあだ名ジャイアン。もしくはバーコードハゲ。容赦ないよね…

今思うとそれほど悪い先生ではなかったとは思うんだけど、

女子体育教師がいる中で、女子生徒の体育担当になったのは悲鳴が上がるのも仕方ないとは思った。

 

 

元教え子と結婚してた教師

今考えると気持ち悪い。

でも当時は他にも何人かそういった教師は居た。

熱血漢ではあるのだが、できない生徒に約束という名の押し付けを迫り、それが破られるとキレるというマッチポンプ熱血漢でうざかった。

 

 

生徒の自主性をスポイルしまくってた。

予習をしてきた生徒が次々と課題をこなすのを叱ってたのは意味がわからなかった。

生徒を完全に自分コントロール下に置くのが至上命題だったっぽい?

 

 

自分が務めてる高校ではなく、母校であるもう一つの進学校賞賛し、勤務先の高校をけなしてばかりの人だった。

予習をしっかりして、授業中に眠るべきという、訳のわからない主張をしていた。

英文を読んで即座に和訳して問題を解け、という当時でも前時代的としか言い様がないやり方を押し付けてうざかった。

ちなみに生徒間で呼ばれていたあだ名はアイババ。

本名もじり+ババアサイババみたいな髪型だったからそう呼ばれていた。

さすがに進学校ともなるとあだ名センスも中々だな、と思った。

2025-10-24

冷笑を嫌がる奴ほど冷笑して心を折りたくなる

みんなで冷笑し囲んでネットリンチ

いい悲鳴上げてくれるんだろうなあ

2025-10-21

AIバイコーディングは、既に我々が10年以上前に通った道だ(オフショアリング昔話)

----

追記

「My Job Went To India」の改題改訂版が「情熱プログラマー」なんだ!ありがとう発注したわ。(たぶん達人プログラマー混同して読んだ気になって読んでないパターンだわ)

俺の悪文のせいで意図が伝わらなかったであろうブコメがあったので、要旨だけ書き直しておくな。

ただ忘れないで欲しいんだけど、TerraformメンテしてAWSとかGCPで立ち上げてサービス公開するまでの速度は、相見積取って稟議通して部材調達から入ってた時代に比べると爆速だけど、人間技術屋の需要は増えてる。

俺は、「マスタリングTCP/IP 入門編」を人間が読んで理解するのは古いよね、という時代にはならないと思ってる。

Slerが自前で手元で試すようになるから~ってのも懐疑的SIerメーカーが内製すると必ず子会社作って分離、ぼく発注者きみ受注者にしたがるので。これは技術じゃなくて感情とか経営問題

(ただし、Slerが7payみたいなことやらかすのでは?って疑問なら同意。たぶんそういう生成AIで俺たちでプロダクトなんか簡単に作れるじゃんよギークいらね(仕様バグあり)は一時は増えるだろうね)

追記ここまで

----

VibeCodingでIT技術者は不要になるのか?という話題が花盛りなのは理由があります

ギーク現場コードを書いていたい人)が分かる話からスーツ(人を集めたりお金を集めたり営業をする)が分かる話になってきたからです。

具体的に言うと、OpenAI社をはじめ続々とTDD(テスト駆動開発)でやってますみたいな、具体的な開発スタイルの話が出てきたから。

そうすると、現場の座組チョットワカルという強めの経営者が理解して判断し始めるんですね。

でもね、その道はもう15年も昔に我々は通り過ぎました。前回のブームと何が違うでしょうか?

オフショアリングは、ソフトウェア開発者インターンを全滅させる!

技術者なら電子機械も強電も弱電もお世話になったことのあるオーム社過去に出していた直球の本の話から

「My job went to India : オフショア時代ソフトウェア開発者サバイバルガイド」という書籍、何と発行年は2006年です。

かいつまんで話すと、インターネットが整備され、輸送コストほとんどかからないソフトウェア開発では、アメリカエンジニア給与の面でオフショアに歯が立たない、だって、1/10給与インドエンジニアは働くんだぜ?という本です。

そうした、価格競争力で負けるアメリカソフトウェアエンジニアは、如何にして今後サバイブすべきなのか、という本になっています

普通に面白いAIコーディング時代に通づるものがあるので復刊を希望したいところですが、まあ直球過ぎる題名を何とかしないと再販は無理でしょうな)

そして、JTCや外資わず過去オフショア開発経験された技術屋のみなさんははてブにも多く生息されているでしょう。

では、ジュニア開発者不要になりシニア開発者のみになって、いまのソフトウェア開発は主に安い給与で働いてくれるところに遠隔で作業してもらって、レビューだけすれば良い環境ですか?

そうはなっていません。なぜでしょうか。

コミュニケーションコストとは、数値化がしづらいだけで確かに存在しま

さて、今普通にXと連動する中古品売買プラットフォームを開発しようと思ったら、どうやってつくるでしょうか?

この文脈に埋め込まれたいくつもの情報「今」「普通」「連動」「中古品」「売買」「プラットフォーム」「開発」を解釈し、すり合わせ、未来運営者も含めた全員に伝えるためのコストが、コミュニケーションコストです。

そうなると、「ちょっと良い感じにラフでいいかプロトタイプ作って持ってきてよ」で話が通じるのは、受注者マインドがしっかりした日本受託開発現場の精鋭たちになるわけです。

テストケースだけを通過するように、内部テーブルを持たせた関数を大量に持ってこられてレビュー時に頭を抱えた経験が無いひとは、とても幸運なのです。

とは言え、これは何も文化の違いに起因するだけではありません。仕様とは、環境によって定まるものからです。

例えば、うるう年判定の関数は、1581年以前をエラーしますか?1873年以前をエラーしますか?(ヒント:明治六年)

そしてその仕様って、品質にどの程度影響しますか?

成功したすべてのプロダクトでは、最初テストケースを書くべきだった

テスト駆動開発、古い言い方で言えばテストファーストの考え方は、成功したすべてのプロダクトで例外なく、ただの一つの例外もなく、必ず最初から取り入れるべきだったものです。

品質最後に振りかける粉砂糖のようなフレーバーではなく、最初から設計に組み込むべきだからです。

ここに問題があります

ありとあらゆる趣味において、最初から良いものを使えば時間無駄にせずに済んだ、と言われるような初期投資の大切さが説かれます

果たして本当でしょうか?

そうです、その趣味にハマって生き残りサバイブした人から見れば、過去にその時点で投資をすべきだった、というのは正しいのです。

その趣味にハマれなかった人からすれば、少ない投資自分に合わないことが分かったという合理的選択であることと矛盾しません。

そのため、全ての失敗したプロダクトは、テストケースを書く時間プロダクトを作り上げて、さっさと世に問うべきだったわけです。

VibeCodingの境界線は、設計実装の不可分さに起因するが、それは組織構造に起因する

少し昔話をしますが、オフショア開発において重要なのはドキュメンテーションテストケース、それにレビューでした。

他の部署で失敗しつづけていたオフショア開発のやり方は、端的に言えば"教化"でした。

具体的には書けませんが、グッとお安い単価の国に出す仕事を、日本会社に出すのと同じようにすべく、相手会社メンバー教育して仕立て上げるブートキャンプの仕組みを作り上げていました。

発注側を変えずに済むように受注側を教育して、日本会社に出すのと同じように単価の安いところに出せたらお得ですよね?でもこれは必ず失敗します。

何故か。だって日本会社と同じように働けるようになったら、日本会社就職するじゃないですか。少なくとも価値は上がったんだから単価を上げるように交渉しますよね?

結局のところ、当初言われていたような劇的な節約にはつながらないわけです。それなら下手に転職されるよりも自前で現地工場でも立てて地元に貢献しつつ雇用を創出した方が喜ばれるし持続可能です。

小なりとも成果が上がった方法は、フィードバック相手ではなくドキュメントにした場合でした。

例えば先ほどの例で言えば、テストケースは通るが意図したコードにならなかったとき

普通はこういう意図コードを書くからテストケースを通るにしても、関数は次からこう書いて」というのが、相手に対するフィードバック

関数を書く前に、関数意図コメントで残して、レビュー時にはそれを見ましょう」というプロセスの修正が、ドキュメントへのフィードバック

こうすると、担当者退職していなくなっても、次の担当者はその方法を参考にすれば良いわけです。

これ、何かに似てませんか。現在AIコーディングベストプラクティスと呼ばれるものに非常によく似ているんです。

まりオフショア開発というのも、設計実装が分離できるという前提に立って動いていたんです。

そして、実装しながら設計しても問題ないとする場合、それは「技術的な問題」ではなく「組織構造」に起因します。

まりプロダクトの構造を分割して、オフショア開発側に設計実装とを委譲して、実装しながら設計を変えてもらうことが許容できるのは、契約責任分界点輸出入法規を含めた法務領域です。

我々が出来ることを相手が出来ないだろうと侮るのは傲慢です。

少なくとも当時、諸々をクリアにして相手側にプロダクトの一部を荒い設計と共に切り出して、コーディングしながら再設計してもらい、テストケースを完備したコードドキュメントを共に完成までもっていってもらったことは、大きな成果であったはずです。

(当時日本側と仕事をしたという実績があると大きな実力があるとみなされたと聞いたので、今はより良いところで良い仕事をされていると思います

なぜオフショア開発流行らなかったのか

ぼく発注あなた受注者という構造を変える気が無かったから。

(あと、コミュニケーションコスト輸出入の関連法規が複雑だから

少なくとも、納期までに契約たこれを納品してください、という枠組みの中では、実装作業だけ切り出すことはできない、というのが教訓として残ったはずです。

バイコーディングではなく)AIコーディングが主流になるとして起こること

少なくともあと数年、場合によっては10スパンで、日本ではほとんど変わらないと予想しています

これは技術の話ではなく組織構造や、もっと言えばお仕事の進め方と契約の話だからです。

そうは言ってもジュニアエンジニア簡単仕事が減って成長機会が失われているのは事実では?と思うかもしれませんが、そもそもの前提が誤っています

経験(弱経験)者を雇って戦力まで鍛え上げる必要があるなら、AI仕事渡してないでそのジュニアエンジニアやらせるべきなんです。

ジュニアエンジニアAIと両方にOJTさせて、その違いをレビューの場でフィードバックしてジュニアを育てるわけです。

もし、そんな時間は無いというなら、元々ジュニアエンジニアOJTで育てていたというのは幻想です。

(たまに、失敗が経験になるとして、会社に損害を与える方法ジュニアを"教育"しようとする人がいますが、商習慣的にも信義則違反ですし言語道断です)

シニアエンジニアだけで事足りるとしてジュニアエンジニアを雇わなかった企業は、シニアエンジニアが抜けてガタガタになります

これは中核エンジニアがゴッソリやめた会社が傾くなんて言う話で、昔からそうです。(たいてい、もっと人雇ってくれ待遇上げてくれみたいな悲鳴を圧殺した結果だったりします)

から、中堅がやれば手早い仕事新入社員やらせて鍛える、その代わり質は悪いし時間もかかるしフォロー必要だったわけでしょう。

AI時代が到来するとしても全く同じです。AIが出力するコードレビュー悲鳴上げてる場合じゃないんですよ。

レビューできるシニアエンジニアが足りなくなると予想されるなら、当然、ジュニアエンジニア雇ってレビューできるようにする必要があるんです。

そしてそれは、技術的な問題点ではなく、組織的・経営的な決断です。

最後に、なんで10年後は違うかもしれないのか

国産LLM開発の文脈でもそうなんですが、ハードウェア進歩無視して話をする方が多いのが気になります

現時点のコンピューターパワーは、10年後には手の届く価格になる可能性が十分高く、もっと言えば20年後には個人が所有する可能性すらあります

いまから20年前の2005年は、Youtube誕生した年です。その時に、誰もがいつも手元にビデオカメラを持ち、即座に動画世界に公開できるようになるとは思っていなかった頃です。

今もそうだと思いますが、ある分野で必要な性能にはもう十分という期待値があり、10年経てばある程度大きな会社部署単位現在最先端コーディングAIローカルで動くようになると想像するのは容易です。

そうなったときに、果たして営利企業が、エンジニアを育成するというコストを支払うかといわれると、疑問です。その時点で今後のリアルコスト比較対象可能になるので。

だって、筆耕担当者とか、清書担当者を雇わなくなった企業って、多いでしょう?

My job went to AI として、じゃあ残るものは何?というのはオーム社の本を読みましょう。再販しないかなあ。

蛇足

今後数年は変わらないでしょと書いたら今現在進行形で変わっとるわいと突っ込みが来そうなんで防衛的な意味で書いておくんですが、あなた過去数年間同じ仕事してたんすか?

仕事のやり方とか内容とか、言語とかライブラリとか、毎年のように変わってたでしょ。

レビュー比率が多くなったとか、コード書かなくなったとか、そういうの、たぶん管理職になった人が嘆いてたのと同じっすよね?

少なくとも、ジュニアエンジニアが低品質バイコーディング結果を寄越すようになってレビューが大変とか嘆くのなら、まともなコーディング規約一つ作れていない組織の脆弱さを嘆くのが先では?

手癖でバイコーディングしてヒットしたプロダクトに、あとから品質上げるように大工事するリファクタリングと言うよりリビルディング仕事って、別に今もありますよね?

散々テストケースを書かなくて良いプロダクトなんて無いという講演だけ聞きに行って、自分とこでテストケースが自動で走るようになって無いなら、そこが問題でしょ。

最先端企業が、ほとんど生成AIコーディングさせているから、あとは使う人間次第だって

身バレ怖がるやつほど身バレしてほしいんだよね

やべぇ界隈に目をつけられて、今までの発言辿られてモザイクアプローチを受けて特定!って展開を辿っていただきたい!

どんな悲鳴をあげるのか見たいなあ

anond:20251021014516

時間作ろうとすると体が悲鳴を上げ出す…

諦めてる

2025-10-18

AIに反対してたり、AIを嫌がって心を病んじゃうような奴らを中心に学習させてモデルを作り

無駄抵抗の末路」「(絵描き名前)不要宣言!お前はもう"いらない"よ😁」って感じのモデル名で無償公開(画風再現まで行えるプロンプト付きで!)してやりたいなって思ってる

ついでにそのリンクをその絵描きメアドツイッターDMにも送りつけたい、数時間の間隔で定期的に送りつつ、なにか言うたびにリプライも付けてやる感じで

なんでって?

楽しいからだけど?

楽しくて仕方がないし、嫌がる姿が滑稽で面白すぎるからだけど?

あんなに過敏に反応して嫌がってんだもん、じゃあきっと指向性を持った攻撃を受けた時、いい悲鳴を上げてくれるだろうから

anond:20251018104016

立憲と参政党がガチで組むわけがいからみんなはいはいスルーした

一方、高市なら参政党とガチで組みかねないからみんな悲鳴を上げた

という構図だよ

それだけ参政党という陰謀論トンデモ政党に対するアレルギーが強い

自民党支持者でも「参政党と組むのは勘弁」って人は多いんだよ

右翼インフルエンサーと見なされてるナザレンコ、KAZUYA竹田といった面々も

参政党はあり得ん」と言ってる

なんつっても代表が親露で嘘つきだしな

2025-10-16

資格取る過程で全員精神ボコられるはずなんだが

半年成長のない新卒資格持ちだが資格職は務まらないと一般職に応募してきた。

言われたことやるだけ。先輩がなんかしてても手伝いに来ないしそもそも知りません気づきませんて顔。

お偉いさんの荷物持ちで出張行くのに、免許持ってるけど運転できませんと答えてお偉いさんに往復10時間運転を押しつけて、しか日傘を持っていってもいいですかと平然と尋ねてたあたりで俺が代わりに悲鳴をあげそうになった。

半年経ってもあまりに周りを気遣わない動きに少し注意したら、いきなり泣き出して翌日まで仕事を休む。

二日後普通の顔して出てきたので、繁忙期に仕事休んだら全員に謝罪してこいってのが俺らも全員守らされてきた職場ルールなんでそれをさせ、あらかじめやらせる予定を組んでいた仕事も期日があるのに泣いて休んで放り出したわけだからもうさせられないと言ったら、翌日から来なくなった。

上席だけ呼ばれて会議してるからなんだったのか聞いたら、大変なことになったとしか言わない。

まあおおかた手首切ったとか入院したとかで親激怒ってあたりなんだろうが。

ここでようやく思い至った。ああこれ、精神疾患既往歴隠しだ、と。

前にもいた。うつ病隠して入ってきて、繁忙期前に遊び回って仕事舐めて、肝心の繁忙期のそれも仕事中にいきなり客前で硬直して無反応になって救急車呼ばれたやつ。

半年くらいそのまま休んで、しか診断書も出さずに病休扱いにしろって親ともども怒鳴り込んできて、何度もゴネて要求が通らないと知ると即退職したやつ。

繊細チンピラ当たり屋かよと。

周りは真面目に仕事してるんやぞと。

在学中にメンタルブレイクした奴で、それでも資格取得を諦められない奴は、楽な実習、楽な役のみ経験して資格取れる。

というか追い出される。職場に。

で、4月中にメンタルやられて実家帰ったり、一年経たずに自殺したりして親が写真探してたりとか、普通に聞く。

親が子を鍛えるのを怠って、学校が生徒鍛えるのを怠って、そのツケは職場が払わされるわけだ。爆発時に爆弾押しつけられてた奴が悪いってことにされる。みんな歯ぁ食いしばって同じ苦労して仕事し続けてんのになあ。

うつ病歴は隠すな。

仕事現場自分だけちやほや特別扱いされたいなら、ちゃん障害者手帳を取得して持ってこい。

anond:20251014225324

それ大昔から今に至るまでヤフコメ民がよく叫んでたけど

単に左系の憩いの場だったヤフーが左系の高齢化や世情の変化でそれを受け付けない一般層の書き込み比率が増えて叫んでた悲鳴のようなもんよ?

2025-10-13

苦手すぎる生物を克服したい

とある生物が苦手だ。

苦手というか、怖い。恐怖症に近いと思う。

その生物は街中でも田舎でもよく見かける生物なのだが、視界に入っただけで冷や汗が出てくる。

なんとか悲鳴を上げるのをこらえても、呼吸ができなくなるくらい心臓バクバクしたり、顔面蒼白になったり、気持ち悪くなって倒れたりと、日常生活に支障があるレベル

今は遠くから視界に入っただけなら心臓バクバクさせながらそっと離れることでなんとか生きてるが、一度車を運転中にその生物と遭遇して危うく事故りかけた。

なので、なんとかしてこの体質?恐怖心を克服できるならしたいのだが、恐怖症治療ググる接触を繰り返して慣れていく方法しか出てこない。

無理。マジ無理。ホント無理。

もっとこう劇的になんとかならんかね。

2025-10-08

別にあなたに向けて言ったわけじゃあないのに、勝手に傷ついて可哀想ですね

あなたに向けて言えばもっと傷ついてくれそうですね

どんな悲鳴を上げてくれるんですか?

2025-10-05

anond:20251005200844

ライフ削って頑張るは現実単純化しすぎている

何がボトルネックなのかは人によって違う

筋肉悲鳴を上げるのか、代謝、循環器系がイカれるのか、メンタルがやられるのか、何かに依存して財布が空になるのか、パートナーが部屋を出ていくのか、何が真っ先に削られるかは人それぞれだ

2025-10-04

anond:20251004115105

ステマがバレても辞任しなかったような責任取る気概が1mmもない進次郎じゃなくて日本寿命はまじで伸びた

利権でボロ儲けしようとしていた人たちだけが悲鳴をあげている

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん